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Fターム[5G321DA05]の内容

超電導導体及びその製造方法 (9,304) | 共通する製造方法 (382) | 機械的加工方法 (206) | 押出、縮径、伸線方法 (156) | 押出ビレット (30)

Fターム[5G321DA05]に分類される特許

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【課題】突き合わせ部の金属パイプと金属プラグとの仮止め部の隙間を経由して水分が侵入するのを抑制することで、真空引時間の大幅な短縮及び品質向上の可能な真空溶接部の仮止め方法及び仮止め構造体を提供する。
【解決手段】超電導材1が収容された金属パイプ2の両端に金属プラグ3,4を突き合わせて突き合わせ部5,6を形成し、真空チャンバ内で金属パイプ2内を真空引すると共に突き合わせ部5,6を高エネルギ密度溶接により接合することで、金属パイプ2の両端を金属プラグ3,4により真空封止して超電導ビレットを形成するに際し、高エネルギ密度溶接に先立って突き合わせ部5,6の金属パイプ2と金属プラグ3,4とを仮止めする真空溶接部の仮止め方法において、突き合わせ部5,6に、水分透過率が10g/(m2・24hr・0.1mm)以下の樹脂テープ7を包帯巻きして、金属パイプ2と金属プラグ3,4とを仮止めする方法である。 (もっと読む)


【課題】製造時間の低減と縮径加工伸線中の断線頻度を低減する超電導多芯ビレットの構造及び超電導多芯線材の製造方法を提供する。
【解決手段】多芯ビレットは、銅または銅合金からなる断面円形のビレット2に複数個の縦孔3を穿ち、この縦孔にNbTiからなる超電導素材4を充填した構成であり、銅または銅合金/NbTiの体積銅比が4以上で、前記縦孔がビレットの中心に対して、外層と内層からなる2層の同心円の各同心円上に等間隔に穿たれており、外層の同心円上の縦孔数N1が16以上、38以下の偶数で、内層の同心円上の縦孔数N2がN1/2、N1/4またはN1/8であり、内層に穿つ縦孔の配置が外層に穿つ隣接する縦孔の配置角度の中間であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】内部スズ法によるNb3Sn超電導線材の作製において、伸線加工時のSn単芯線の変形に伴うNb単芯線の配置の乱れ、熱処理のSnの溶融によるNb単芯線の配置の乱れ、熱処理によりSn単芯線に発生するボイドのサイズ、を低減できるNb3Sn超電導線材の前駆体を提供する。
【解決手段】Ta、Ta合金、Nb、Nb合金のいずれかからなるバリア層13が内面に形成されたCu管12と、Cu管12内に配置され、Sn若しくはSn合金14、あるいはSn若しくはSn合金14をCu15で被覆してなる複数のSn単芯線16と、Cu管12内に配置され、Nb若しくはNb合金17、あるいはNb若しくはNb合金17をCu18で被覆してなる複数のNb単芯線19と、からなり、Sn単芯線16とNb単芯線19とが、Sn単芯線16同士が隣接しないようにCu管12内に配置した前駆体11である。 (もっと読む)


【課題】良好な加工性を確保できると共に、Nb3Sn超電導線材の高強度および優れた超電導特性を発揮できるような前駆体(Nb3Sn超電導線材製造用前駆体)の構成、およびNb3Sn超電導線材を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体は、Cu−Sn基合金中に、複数本のNbまたはNb基合金からなるNb基フィラメントが配置された超電導マトリックス部と、その外周に拡散障壁層および安定化銅層を有する超電導線材製造用前駆体において、前記超電導マトリックス部には、純Nbからなる補強部材が配置されると共に、当該補強部材の外周面にTa層が形成されたものであり、且つ補強部材の前駆体横断面に占める面積率が8〜30%である。 (もっと読む)


【課題】Snの過不足による特性の低下を抑制することのできるNbSn超電導線材の製造方法、及びNbSn超電導線材を提供する。
【解決手段】本発明に係るNbSn超電導線材の製造方法は、Nb、Sn、及びCuを含む金属材料を準備する材料準備工程と、Nb、Sn、及びCuを含み、Nbのモル数とCuのモル数との合計に対するNbのモル比率をx(ただし、0.25≦x≦0.8)、Cuのモル比率を1−xと規定した場合に、Snのモル比率がax+b(1−x)(ただし、0.3≦a≦0.4、0.02≦b≦0.1)で表される線材を形成する線材形成工程と、線材に熱処理を施し、SnとNbとからNbSnを生成させる熱処理工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】小径の超電導素線材を作業効率よく製造することができる超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る超電導線材の製造方法は、第1の金属材料からなるコア材10に、第2の金属材料を圧延し、焼鈍熱処理を施して形成された金属薄膜テープを所定の巻き数で巻き合わせて、コア材10の長手方向にロールフォーミング成形可能な径を有する第1の線材を作製する線材作製工程と、第1の線材を切断して、複数本の第2の線材を形成する切断工程と、複数本の第2の線材をマルチ用ビレット70に充填してマルチビレット65を作製する充填工程と、マルチビレット65を押出して押出材を作製する押出工程と、押出材を引抜加工して引抜材を作製する引抜工程と、引抜材に熱処理を施して超電導線材を作製する熱処理工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】高n値を確保することができる太径のNbTi系合金フィラメントを備えたもので、しかも高いJcを有するNbTi系超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】NbTi系超電導線材は、銅マトリクス中に複数のNbTi合金フィラメントが埋設されたものである。その銅比(銅マトリクスの横断面積/全てのNbTi合金フィラメントの総断面積)は0.7〜3.5であり、前記NbTi合金フィラメントの平均直径dは100〜150μmである。さらに、前記NbTi合金フィラメントの横断面における層状のα−Ti相の面積率が15〜25%で、かつ前記横断面のd/4部のα−Ti相の層間隔の平均が10〜20nmである。 (もっと読む)


【課題】高磁界特性向上に有効な添加元素を含んだNbAl化合物超電導線材を生産性よく製造することを可能とする。
【解決手段】Nbシート及びAlシートをジェリーロール状に巻いて形成した線材を急熱急冷処理した後、再度加熱処理してNbAl化合物超電導線材を製造する方法であって、前記Nbシートを前記ジェリーロール状に巻く前に、前記Nbシート上にTi層又はTa層からなる金属薄膜層を1層、又は間にNb層を挟んで複数層積層形成する。 (もっと読む)


【課題】Nb3Sn超電導線材を製造するときに用いるNbまたはNb基合金における加工性(特に、押出し比)を高めることのできるようなNbまたはNb基合金棒、およびこのようなNbまたはNb基合金棒を用いて良好な超電導特性(特に、臨界電流およびn値)を発揮する超電導線材、およびそのための前駆体とその製造方法を提供する。
【解決手段】Nb3Sn超電導線材製造用NbまたはNb基合金棒は、ブロンズ法によってNb3Sn超電導線材を製造するために用いられるNbまたはNb基合金棒であって、横断面中心点を通り長手方向に平行な縦断面における結晶組織の再結晶率が78%以上であり、且つ室温における0.2%耐力の値が220MPa以下である。 (もっと読む)


【課題】ブロンズ法Nb3Sn超電導線材における機械的強度の強化を図ると共に、超電導特性にも優れたブロンズ法Nb3Sn超電導線材、およびこうした超電導線材を実現するための超電導線材製造用前駆体を加工上の問題を生じさせることなく簡便に得るための構成の提供。
【解決手段】本発明のブロンズ法Nb3Sn超電導線材前駆体は、Cu−Sn基合金中に(A)NbまたはNb基合金フィラメントが配置された超電導複合エレメント3と、(B)TaまたはTa基合金フィラメントが配置された補強用複合エレメント7とを夫々多数本束ねて集合体とすると共に、外周に拡散障壁、安定化銅6が配置された前駆体であって、前記補強用複合エレメント内に配置されるTaまたはTa基合金フィラメントは、前駆体の線材断面内に占める面積割合を2〜15%とすると共に、線材の外径をDとしたとき、補強用複合エレメントの存在位置が0.7D〜0.9Dの範囲内である。 (もっと読む)


【課題】超電導特性を劣化させないようなブロンズ法Nb3Sn超電導線材、およびこうした超電導線材を実現するための前駆体(超電導線材製造用前駆体)を提供する。
【解決手段】Cu−Sn基合金中に複数本のNbまたはNb基合金フィラメントが配置された超電導マトリックス部を備えると共に、その外周に安定化銅が配置された前駆体であって、前記超電導マトリックス部と安定化銅の間には、TaまたはTa基合金からなる補強層が介在されると共に、前駆体の横断面中心から外表面までの距離をR、横断面中心から補強層内面までの距離をr1、横断面中心から補強層外面までの距離をr2としたとき、下記(1)〜(3)の関係を満足するものである。 0.4≦r1/R≦0.8 …(1) 0.55≦r2/R≦0.95 …(2) 0.05≦(r2−r1)/R≦0.22 …(3) (もっと読む)


【課題】内部拡散法Nb3Sn超電導線材が備えている優れた超電導特性を十分に発揮させるべく、内部拡散法Nb3Sn超電導線材における機械的強度の強化を図り、従来のブロンズ法Nb3Sn超電導線材を超電導特性および強度の両面で凌駕することのできる内部拡散法Nb3Sn超電導線材、およびそのための前駆体を提供する。
【解決手段】中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金マトリクスと、複数本のNbまたはNb基合金フィラメントが配置されたモノエレメント線を複数本束ねて配置して構成されるマルチエレメント線であって、Nb,Ta,Ti,W,MoおよびHfよりなる群から選ばれる1種以上の金属または合金からなる棒状の補強部材をCuまたはCu基合金に埋設した補強用エレメント線によって、前記モノエレメント線の一部を置き換えて配置したものであり、且つ前記棒状の補強部材の断面積の割合は、線材の全断面積に対して2〜25%である。 (もっと読む)


【課題】全長にわたり均一かつ高い臨界電流を得ることが可能な酸化物超電導線材の製造方法および酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】酸化物超電導線材の製造方法は、酸化物超電導材料の前駆体粉末が金属で被覆された形態の線材が伸線される1次伸線加工工程と、1次伸線加工工程において伸線された当該線材が複数本束ねられることにより多芯化される多芯化工程とを備えている。多芯化工程は、複数の上記線材が金属管内に挿入される挿入工程と、線材が挿入された金属管が密封される密封工程とを含んでいる。そして、密封工程では、圧力10Pa以下、温度80℃以上250℃以下の条件下で、線材が挿入された金属管が封止される。 (もっと読む)


【課題】拡散障壁層の素材としてNbを用いて減面加工時における加工性を良好に維持すると共に、前駆体の断面構成の適正化を図ることによって、交流損失の低減を図り、且つ良好な超電導特性を発揮できるようなNb3Sn超電導線材製造用前駆体の構成、およびこうした前駆体によって製造されるNb3Sn超電導線材を提供する。
【解決手段】Cu−Sn基合金中に、複数本のNbまたはNb基合金からなるNb基フィラメントが配置された超電導マトリックス部と、その外周にNbまたはNb基合金からなる拡散障壁層および安定化銅層を有する超電導線材製造用前駆体において、前記拡散障壁層と超電導マトリックス部の間には、Zn,Al,Mn,PbおよびPよりなる群から選ばれる1種以上を合計で0.1%(質量%の意味、以下同じ)以上、10%以下で含有するCu基合金からなり、減面加工後の最終形状での平均厚さdが3μm以上、20μm以下となるCu基合金層を介在させたものである。 (もっと読む)


【課題】バインダの熱分解による問題点の解決を図り、交流損失を低減することができる、酸化物超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】この酸化物超電導線材120は、複数の酸化物超電導体117を備える。また、複数の酸化物超電導体117のそれぞれの外周を被覆する、銀または銀合金からなる第1の被覆層110を備える。また、複数の酸化物超電導体117が埋め込まれ、第1の被覆層110の外周を被覆する、銀化合物を含む絶縁層112を備える。また、絶縁層112の外周を被覆する、銀または銀合金からなる第2の被覆層114を備える。絶縁層112によって複数の酸化物超電導体117のそれぞれを確実に分離することができるので、交流損失を低減できる。また絶縁層112は銀化合物を含むものであって、バインダを使用しない。 (もっと読む)


【課題】押出機コンテナー及び押出ダイスに挿入される超電導線用の押出ビレット及びこれを用いた超電導線の製造方法に関し、押出開始時にビレットの中心軸と押出ダイスの中心軸がずれて、押出ビレット内の超電導材の配置に偏芯が生じる問題点を解決し、押出加工時に押出ビレット内の超電導材料の偏芯を抑制することができる超電導線製造用の押出ビレット及びこの押出ビレットを用いた加工精度が高く、良好な超電導特性を有する超電導線の製造方法を提供する。
【解決手段】押出ビレット1は先端部に押出ダイスの貫通孔の内面に支持される突起部5aを有している。押出ビレット1の中心軸1aと突起部5aの中心軸5bとが同心状であることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】通電安定性、低交流損失、高臨界電流密度を実現した製造コストが低いパルス用NbTi超電導多芯線およびパルス用NbTi超電導成形撚線を提供する。
【解決手段】パルス用NbTi超電導多芯線10は安定化材からなる断面略円状の芯部16と、前記芯部の外周にNbTiフィラメント13が銅合金層12に埋設された複数の1次素線14がマトリクス状に形成されたフィラメント集合体15と、フィラメント集合体15の外周に配置された芯部16と同じ安定化材からなる安定化層17からなり、銅合金層12は、Ni、MnおよびSiのうち1種類以上を含む銅合金であり、かつ銅合金層12はフィラメント集合体15中のNbTiフィラメント13に対する体積比が0.3〜0.6である。 (もっと読む)


【課題】高い銅比であっても、高い電界電流密度Jc、および高いフィラメント健全性(n値)を発揮できるようなNbTi系超電導線材を、軸直角断面形状に応じてその適切な構造を提供する。
【解決手段】NbTi系超電導線材として、Cuマトリクス中に複数本のNbTi合金フィラメントが配置され、軸直角断面が略円形状であるNbTi系超電導線材において、前記Cuマトリクスの断面積とNbTi合金フィラメントの総断面積の比(Cuマトリクスの断面積/NbTi合金フィラメントの総断面積)が5.0〜15.0未満の範囲であると共に、NbTi合金フィラメントの平均径dが30〜200μmであり、且つこのNbTiフィラメント平均径dに対するNbTi合金フィラメント相互の平均間隔Sの割合(S/d)が0.10〜0.40の範囲にあるものが例示される。 (もっと読む)


【課題】線材単重の増大が図れる共に、最終線径への多様化への対応を可能にでき、NMR分析装置等で用いる超電導マグネットへの用途適用に最適なNb3Sn超電導線材、およびこうしたNb3Sn超電導線材を内部拡散法によって製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】中央にSn又はSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCu又はCu基合金マトリクス5と、複数本のNb又はNb基合金からなるフィラメントが配置され、更にその外周に安定化銅層4bを有するモノエレメント線材を複数束ね、更にその外周に安定化銅を配置したマルチエレメント線材11を用い、減面加工する途中で、前記Sn又はSn基合金芯の直径が0.5mm以下となった段階で、100〜300℃の温度範囲で焼鈍を行い、引き続き減面加工を終了し、次いで減面加工後のマルチエレメント線材に対して拡散熱処理を施すことによって、線材内にNb3Sn超電導相を形成する。 (もっと読む)


【課題】交流損失が低く、低コストで、長尺のNb3Sn超電導線及びその製造方法を提供するものである。
【解決手段】本発明に係るNb3Sn超電導線は、ブロンズ法により作製され、Nb/ブロンズ1の周りにSn拡散防止用のNbバリア3を、さらにその外周に安定化銅部4を備えたNb3Sn超電導線であり、Nb/ブロンズ1とNbバリア3との間にCu層2を介在させたものである。 (もっと読む)


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