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【課題】基材上に均一な超電導膜を形成して超電導特性の優れた酸化物超電導線材を製造すること。
【解決手段】超電導原料溶液20が収容されたU字状管30内を、テープ状の基材10を移動させることにより、基材10の表面に超電導原料溶液20を付着させる工程において、U字状管30の内壁に、U字状管30の内壁と離間させつつ基材10の移動方向に案内するガイド部40を配置し、このガイド部40によって、基材10を、U字状管30中を基材10の移動方向に案内して移動させる。 (もっと読む)


【課題】本発明の技術的課題は、高度に制御された巨大な設備を必要とせず、短時間で超伝導結晶を高度に配向させることが可能な超伝導材料の製造方法を創案することである。
【解決手段】本発明の超伝導材料の製造方法は、超伝導結晶が集合した超伝導結晶集合体を用意する準備工程と、超伝導結晶集合体にレーザーを照射する照射工程と、レーザーの照射位置を走査する走査工程と、走査工程後に超伝導結晶集合体を熱処理する熱処理工程とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】はんだに含まれる成分(In,Bi,Sn,Pb)の超電導層への拡散が抑制される。
【解決手段】基板32と、基板32上に形成された中間層34と、中間層34上に形成された超電導層36と、超電導層36上の少なくとも一部に、金属微粒子を焼結することで形成された金属微粒子焼結層40と、金属微粒子焼結層40上に、In,Bi,Sn,およびPbから選ばれる少なくとも一種を含むはんだ42によって接合された電極44と、を有する超電導素子。 (もっと読む)


【課題】MOD溶液の塗布膜を仮焼するに際して、ボイドの発生が抑えられた緻密な仮焼膜を作製することにより、その後の本焼により充分に優れた超電導特性を有する酸化物超電導薄膜を作製することができる酸化物超電導薄膜の製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造に用いる酸化物超電導薄膜を金属有機化合物を原料として塗布熱分解法により製造する酸化物超電導薄膜の製造方法であって、基板上に有機金属化合物の溶液を塗布して塗布膜を作製する塗布膜作製工程と、塗布膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを備えており、仮焼熱処理工程は、基板を加熱し、加熱された基板から伝えられる熱により、有機成分を熱分解、除去する仮焼熱処理工程である酸化物超電導薄膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】塗布膜作製工程に先だつ配向金属基板の洗浄を短時間で行いながらも、高い洗浄効果を得ることができ、安定した超電導特性を有する酸化物超電導線材を生産性高く製造することができる酸化物超電導線材の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】金属有機化合物を原料とし、雰囲気炉を用いて塗布熱分解法により、酸化物超電導薄膜を形成して、酸化物超電導薄膜線材を製造する酸化物超電導薄膜線材の製造方法であって、UV照射により配向金属基板の表面を洗浄する基板洗浄工程と、基板洗浄工程により洗浄された配向金属基板上に、金属有機化合物の溶液を塗布して塗布膜を作製する塗布膜作製工程と、塗布膜の金属有機化合物に含有される有機成分を熱分解、除去して、仮焼膜を作製する仮焼熱処理工程と、仮焼膜を結晶化させて、酸化物超電導薄膜を作製する本焼熱処理工程とを有している酸化物超電導薄膜線材の製造方法および製造装置。 (もっと読む)


【課題】酸化物超電導薄膜に生じる引張応力を解消して超電導特性の劣化が抑制された高品質の酸化物超電導線材を製造することができる。
【解決手段】基板の表面に設けられた超電導材原料の塗膜を焼成して酸化物超電導薄膜を形成することにより、基板と酸化物超電導薄膜とが一体となった酸化物超電導線材を製造する超電導線材焼成炉であって、上方に向けて凸曲した断面円弧状の凸曲面を有する台座を備え、基板の酸化物超電導薄膜が形成される側の表面を上側にし、かつ基板を台座の凸曲面に沿って湾曲させた状態で焼成するように構成されている超電導線材焼成炉。また、基板の酸化物超電導薄膜が形成される側の表面を上側にし、かつ基板を上方に向けて凸曲するように断面円弧状に湾曲させた状態で焼成する酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】塗布熱分解法で希土類超電導性複合金属酸化物膜を製造する際、特に大面積基板上に希土類超電導膜を製造する際に超電導特性の面内特性分布の均一性を向上させるのに有効な熱処理工程を提供する。
【解決手段】各種支持体・基板上に塗布された金属含有化合物の薄膜を、酸素分圧が0.2〜0.8atmであり、露点が20℃以上の水蒸気をふくむ雰囲気中で、200〜650℃で仮焼成を行うことで、塗布膜に含有された有機成分を均一に除去することが可能となり、超電導特性の面内特性分布の均一性を向上させる熱処理工程。 (もっと読む)


【課題】RE−Ba−Cu系酸化物超電導厚膜をMOD法により製造するのに適し、高速で均一な成膜が可能なRE−Ba−Cu系酸化物超電導厚膜用組成物、並びにこの組成物を用いた厚膜テープ状酸化物超電導体の製造方法を提供すること。
【解決手段】RE−Ba−Cu系酸化物超電導厚膜を形成するための組成物であり、RE成分として炭素原子数4〜8のケト酸のRE塩、Ba成分としてトリフルオロ酢酸バリウム、Cu成分として炭素原子数6〜16の分岐飽和脂肪族カルボン酸の銅塩及び炭素原子数6〜16の脂環族カルボン酸の銅塩からなる群から選ばれる1種類以上の銅塩、並びにこれらの金属塩成分を溶解させる有機溶剤を必須成分として含有し、REとBaとCuのモル比が1:1.3〜2.2:2.4〜3.6であり、有機溶剤の含有量が25〜80重量%であることを特徴とする酸化物超電導厚膜用組成物。 (もっと読む)


【課題】 BaCeOの発生を抑え、高臨界電流値を有するRE123超電導薄膜線材の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 原料を基材に塗布して前駆体線材を形成する前駆体形成工程と前記前駆体線材を熱処理し、RE123超電導薄膜を形成する薄膜形成工程を備え、前記前駆体形成工程において、前記塗布する際の雰囲気に含まれる水蒸気量が13.6g/m以下(露点16℃以下)であることを特徴とするRE123超電導薄膜線材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】高い生産性を示し、効率的に製造可能な超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】超電導線材の製造方法は、準備工程と、溶液塗布工程と、前駆体膜を形成する工程としての仮焼成工程と、焼成前処理工程と、焼成工程とを備える。溶液塗布工程では、テープ状基材の表面に、超電導体を構成する元素を含む溶液を塗布し、溶液膜を形成する。仮焼成工程では熱処理することにより、テープ状基材の表面の溶液膜から超電導体の前駆体膜であるMOD膜を形成する。焼成前処理工程では、MOD膜が形成されたテープ状基材である線材20を巻回してパンケーキ状コイルを形成するとともに、パンケーキ状コイルにおける径方向に隣接するテープ状基材の部分の間に反応抑制層19を配置する。焼成工程では、パンケーキ状コイルに対して熱処理を行なうことにより、MOD膜から超電導層を形成する。 (もっと読む)


【課題】RE123超電導薄膜線材の製造方法として、厚膜のRE123超電導薄膜線材であっても、酸素導入後のRE123超電導薄膜にクラックが発生せず、その結果、高い臨界電流値を有するRE123超電導薄膜線材の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】原料を基材に塗布して前駆体線材を形成する前駆体形成工程と前記前駆体線材を酸素含有雰囲気で熱処理し、RE123超電導薄膜を形成する薄膜形成工程と、前記薄膜形成工程後、前記薄膜形成工程時より低い酸素濃度で熱処理する第一の熱処理工程と、前記第一の熱処理工程後、前記薄膜形成工程時より高い酸素濃度で熱処理する第二の熱処理工程を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】酸化物超電導線材において、臨界電流値をさらに向上させる必要があるが、超電導相の前駆体の結晶粒が小さいため、超電導線材の多芯線の圧延を行なった際に結晶粒の配向性が乱れることがある。この結晶粒の配向性の乱れは、臨界電流および臨界電流密度の向上を妨げる要因となりうるため、超電導相の前駆体の結晶粒を大きくする必要がある。
【解決手段】扁平加工を行ない、超電導相の前駆体の結晶粒の反応性を良好にする。その上で、本格的な圧延を行なう前に中間熱処理を行ない、反応性が良好となった超電導相の前駆体の結晶粒同士が反応により結合して大きな粒径をもつ結晶粒とする。 (もっと読む)


【課題】低磁化率で、しかも高いQ値を兼備した材料で形成されたNMRプローブ用アンテナコイル及びその材料を提供する。
【解決手段】磁性の異なる複数の材料を磁性が相殺し合うように組合せた母材部分と、母材部分の外周部に設けられた酸化物超電導体層とからアンテナコイルを構成し、母材部分をクラッド加工により一体化し、コイル断面形状を丸形状、平角形状、六角形状または四角形状の何れかとし、ソレノイドコイル状に巻回する。 (もっと読む)


【課題】クラックの発生及び結晶粒界の電気的結合性の低下の原因を抑制し、高いJc及びIc値を有するテープ状超電導体を得る。
【解決手段】MOD法により基板上にRe系(123)超電導体を製造する際に、Re、Ba及びCuのモル比をRe:Ba:Cu=1:X:3としたときにX<2の範囲内のBaモル比(好ましくは1.0≦X≦1.8、より好ましくは1.3≦X≦1.7)の原料溶液を用いることにより、Jc=3.20MA/cm、Ic=525A/cm(X=1.5)の超電導特性を有する厚膜のテープ状超電導体の製造が可能になる。 (もっと読む)


【課題】長尺の特性に優れたBi系酸化物超電導酸化物超電導線材あるいは撚線導体を歪を付加することなく、低コストで連続して製造する。
【解決手段】送出し装置3に巻回された成型加工後の線材または撚線導体9は、搬送装置5上に載置されて予備加熱室6、熱処理炉2のヒーターゾーン2a、2b、2cおよび徐冷室7を通過し、巻取り装置4に巻取られる。線材または撚線導体9は、酸化性雰囲気中で、部分溶解点から50℃低い温度から20℃高い温度未満まで、続く徐冷過程を凝固温度以下10℃まで確保するように温度および搬送速度が制御される。線材または撚線導体9への付加歪が0.1%以下で、かつ曲げ歪量が0.1%以下となるように、送出し装置3の送出し速度、巻取り装置4の巻取り速度および搬送装置5の搬送速度が制御装置8により制御される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、短い時間で結晶成長可能とし、捕捉磁場特性の優れた酸化物超電導バルク体を製造する技術の提供を目的とする。
【解決手段】本発明は、種結晶の結晶構造を基に半溶融状態の前駆体を結晶化して酸化物超電導バルク体とする方法であって、前駆体を包晶温度よりも低く、結晶化開始温度よりも低い温度域において、複数段のステップで徐々に温度降下させ、各ステップにおいては等温保持する予備的段階降温等温処理を施し、次いで、前駆体を包晶温度以上の温度に加熱し、結晶成長のための処理として複数段のステップで徐々に温度降下させ、各ステップにおいては等温保持する主体的段階降温等温処理を施して前駆体を結晶化することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
金属有機化合物の熱分解および超電導物質の熱処理形成を行うに際して、効率よく、性能が高い超電導性材料の製造方法を提供する。
【解決手段】
酸化物が超電導物質を形成する金属の有機化合物溶液を支持体上に塗布し、乾燥させる工程(1)、金属の有機化合物中の有機成分を熱分解させる仮焼成工程(2)、超電導物質への変換を行う本焼成工程(3)を経てエピタキシャル成長させた超電導コーティング材料を製造するに際し、工程(2)および工程(3)と並行してあるいは工程(2)の前に、紫外光(レーザ、ランプ光)を照射することを特徴とする超電導材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】製品が77 K、ゼロ磁場で約105 A/cm2より大きい、もしくはこれに等しい輸送臨界電流密度(Jc)を有する、基板上に沈着された0.8ミクロンより大きい厚さを有する酸化物超伝導体被膜を有する酸化物超伝導体製品を提供する。
【解決手段】酸化物超伝導体製品は、金属オキシフッ化物被膜が実質的に化学量論的比率で酸化物超伝導体の構成金属元素を含む、金属オキシフッ化物被膜を提供すること;および製品が77 K、ゼロ磁場で約105 A/cm2より大きい、もしくはこれに等しい輸送臨界電流密度を有する酸化物超伝導体被膜が得られるように、温度、PH2O、PO2、及びその組み合わせからなる群より選択される反応パラメータを調節することによって選択される変換速度で、金属オキシフッ化物を酸化物超伝導体に変換すること、によって調製される。 (もっと読む)


【課題】超電導特性を安定して備え、単芯又は多芯線材の素線として使用し得る長尺のRE123系酸化物超電導体、及び、その製造方法を提供する。
【解決手段】少なくともRE2BaO4とBax−Cuy−Oz系原料の混合原料を用いて形成したREBa2Cu37-δ系酸化物超電導体を含む導電層、及び、該導電層を保持する保持部材からなることを特徴とするRE123系酸化物超電導体。但し、REは、La、Nd、Sm、Eu、Gd、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu及びYから選択される1種又は2種以上の元素 (もっと読む)


【課題】電気抵抗に影響を与え、超伝導現象発現に寄与する線材に於いて、芯線の熱膨張を抑えられる程の厚みをもった被覆する物質を低温状態で被覆することにより、電気抵抗への影響及び及び超電導を発現する方法、装置及びそれを用いた線材を提供する。
【解決手段】芯線(MgB2)を冷却14し、420℃以上の融点を持つ被覆する物質(Fe)を溶融状態で偏心無きように被覆8し、芯線の内部まで温度上昇する前に急冷9し、芯線の温度上昇に伴う膨張と、被覆材の冷却による収縮とにより内圧力を生じさせ、また伸線方向にも圧力をかけることが出来る。用いる芯線を作る方法として、フィルムに散布し丸める手段4、また静電付着させる手段7、そのまま被覆材に押し出す手段が可能で、また線材に高周波、レーザーによる熱処理、表面処理を施すことができる。 (もっと読む)


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