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Fターム[5G321DC13]の内容

超電導導体及びその製造方法 (9,304) | A3B型超電導導体の製造方法 (200) | 複合加工法 (102) | ニオブ・チューブ法 (11)

Fターム[5G321DC13]に分類される特許

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【課題】良好な加工性を有し、Nb3Sn相の生成を促進し、超伝導特性に優れたNb3Sn超伝導線材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】SnとBとCuを含む第1の基材と、前記第1の基材に隣接して配置されたNbを含む第2の基材と、NbとSnとの拡散反応により前記第1の基材と前記第2の基材との間に生成されたNb3Sn化合物層とを有する。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度Jを実質的に増加させる超伝導線材を作製する方法を提供する。
【解決手段】超伝導線材を作製する方法であって、延伸中間要素が、変形ステップで初期要素から形成され、最終反応熱処理により、超伝導フィラメントが形成される方法は、最後の反応熱処理に先立って、変形ステップに続く1つ以上の高圧高密度化ステップにおいて中間要素中のフィラメントの密度が高められ、前記高密度化ステップでは、軸長Lを有する中間要素の一部分上に高圧P≧100MPaがつくり出され、延伸中間要素の軸に対して垂直な少なくとも4つの硬表面へ同時に作用されることを特徴とする。このことが、臨界電流密度Jを実質的に増加させ、これによって、異方性因子Γはほとんど影響を受けることなく、ほぼ等方性の線材またはテープの生産が可能になる。 (もっと読む)


【課題】超電導線材における強度向上を図って、長手方向および径方向の耐歪み性に優れると共に、前駆体製造時における加工性をも良好であり、優れた超電導特性を発揮できるようなNb3Sn超電導線材を製造するための前駆体の構成、およびこうした前駆体を用いて良好な超電導特性を発揮できるようなNb3Sn超電導線材を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体は、ブロンズ法や内部Sn法に適用される基本的構成を有する前駆体であって、Ta,Nb,VおよびHfよりなる群から選ばれる異なる2種以上の金属を積層してなる積層構造物が、線材断面の半径方向に複数回繰り返して配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】中間焼鈍を必要とすること無く、高い臨界電流密度で電力損失の小さい化合物超電導体及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】熱処理によりSnとNbは反応してNbSnの超電導層が生成されるが、その層は熱処理時間が長い程その超電導層が厚くなってくる。この場合Sn−Nb管のNbの周りはNbSnの超電導層がNb管の肉厚まで生成される。すると、Nb管の中のSnはNbSnの超電導層を拡散し、Cuマトリックスの方へも拡散してくるため、必然的にはCuマトリックスのSn濃度が高くなる。Cu中のNbはさらに反応が進み、NbSnの超電導層を増加させる。このため、NbSnの超電導層が増加することになるので、従来のブロンズ法による臨界電流密度(A/mm)の上昇が起こる。 (もっと読む)


【課題】600〜750℃程度の比較的低い実用温度範囲であっても、Nb3Snの生成反応効率を向上させ、優れた超電導特性を発揮することのできる粉末法Nb3Sn超電導線材を製造するための有用な方法およびそのための前駆体を提供する。
【解決手段】本発明の前駆体は、少なくともNbを含むシース内に、少なくともSnを含む原料粉末が充填され、これを縮径加工して線材化した後熱処理することによって、シースと粉末の界面に超電導層を形成する粉末法NbSn超電導線材の前駆体であって、前記原料粉末は、Cu成分を含有すると共に、前記シースは、NbまたはNb基合金部とCuまたはCu基合金部を複合化して構成されたものである。 (もっと読む)


【課題】低コストで製造可能で、高い臨界電流密度を達成でき、歪みにも強く、機械的強度にも優れたNbSn超電導線用芯線、NbSn超電導線及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Nb管1の内側に、Cu被覆2を有するSn−Zn合金棒3を収容する一方、Nb管1の外側に、Cu層4を形成して単芯線を作製し、単芯線を細線化して定尺に切り分けた後、Cu管とCu芯との間に、単芯線の複数本を分散させ複合化して多芯線とし、細線化後、熱処理を施してSnとNbを反応させNbSnを生成させる。 (もっと読む)


【課題】NbSn超電導線材を製造するときに用いるNbまたはNb基合金における加工性を良好にすることのできるNbまたはNb基合金棒、およびこのようなNbまたはNb基合金棒を用いて良好な超電導特性を発揮する超電導線材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】超電導線材製造用NbまたはNb基合金棒は、超電導線材を製造するために用いられるNbまたはNb基合金棒であって、断面が円形若しくは略円形である鋳型にて鋳造した後、断面形状が円形若しくは略円形である加工装置によって熱間加工または冷間加工し、円柱若しくは略円柱状に形成されたものである。 (もっと読む)


【課題】 粉末法によってNbSn超電導線材を製造するに際して、優れた超電導特性を発揮することができると共に、押し出し、伸線加工時等における加工性の問題も発生することのないようなNbSn超電導線材製造用前駆体、および上記のような超電導線材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】 本発明のNbSn超電導線材製造用前駆体は、NbまたはNb合金からなるシース内に、少なくともSnを含む原料粉末を充填した複合部材を、銅マトリクス部に複数本埋設して構成されるNbSn超電導線材製造用前駆体であって、長手方向に垂直な方向の断面における銅部の断面積と非銅部の断面積の比(銅部の断面積/非銅部の断面積)で表わされる銅比が0.3以上、1.8以下である。 (もっと読む)


【課題】 製造時に断線などを発生させることなく均一加工ができ、比較的低温で熱処理した場合であっても優れた超電導特性を発揮することのできる粉末法Nb3Sn超電導線材を製造するための有用な方法を提供する。
【解決手段】 NbまたはNb合金からなるシース内に、少なくともSnを含む原料粉末を充填し、これを縮径加工して線材化した後熱処理することによって、シースの内面側に超電導層を形成する粉末法Nb3Sn超電導線材の製造方法であって、前記原料粉末として、CuとSnの合金粉末または金属間化合物粉末に、更にSn粉末を添加混合したものを用いると共に、この原料粉末に対して等方圧による圧粉処理を施す。 (もっと読む)


【課題】 シートを重ね巻きして管状体としたものをシース材として用いた場合であっても、原料粉末のシースへの充填率を高めることができ、押出し、伸線加工時に断線などを発生させることなく均一加工ができ、優れた超電導特性を発揮することのできる粉末法Nb3Sn超電導線材を製造するための有用な方法、およびこうしたNb3Sn超電導線材を製造するために構成される複合部材を提供する。
【解決手段】 NbまたはNb合金からなるシース内に、少なくともSnを含む原料粉末を充填した複合部材を縮径加工した後熱処理することによって、シースと粉末の界面に超電導層を形成する粉末法Nb3Sn超電導線材の製造方法であって、前記原料粉末として、等方圧による圧粉処理を施して圧粉体としたものを用いると共に、この圧粉体の外周をNbまたはNb合金からなるシートを重ね巻きしてシースとしたものを用いる。 (もっと読む)


【課題】 焼鈍と伸線加工を行うに際して不均一変形や断線などを発生させることなく効果的に伸線を行うことができるNb3Sn超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 NbまたはNb基合金とCuからなる複合材中に、Sn芯またはSn基合金芯を配置して構成される複合線材を、焼鈍を行いつつ伸線加工した後、熱処理することによってSnを拡散させ、複合材中のNbまたはNb基合金表面近傍にNb3Sn系超電導層を形成するNb3Sn超電導線材の製造方法であって、前記複合線材は、Sn芯またはSn基合金芯とCuの間に、NbまたはNb基合金からなるSn拡散緩和層を介在させたものを用いる。 (もっと読む)


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