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Fターム[5H026BB10]の内容

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Fターム[5H026BB10]に分類される特許

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【課題】燃料電池式自動車等に適する、600℃前後の中低温で作動するSOFCのためには、優れたカソード材料が必要であるが、そのために必要とされる電気抵抗の低い固体酸化物複合カソード材料を提供する。
【解決手段】プロトン伝導性とイオン伝導の両者をもち、組成がBaZr1−x−yPr2−δ(0.1<x<0.4、0<y≦0.2)である固体酸化物と、電気伝導をもち、組成がLa0.6Sr0.4CO0.2Fe0.83−δである固体酸化物の粉末を混合して、複合材料することによって、600℃前後の中低温で比表面積電気抵抗(ASR)が0.1Ωcmの材料が合成できる。これは従来の材料に比べ、4〜6倍高い電気伝導(低い電気抵抗)を持つ。 (もっと読む)


【課題】水素透過性金属であるPdからなる基板を酸化させることなく、高い結晶性を有するプロトン伝導体膜を形成する。
【解決手段】BaZr1-xYxO3(0.3≧x≧0)の組成であらわされるプロトン伝導体膜の形成方法であって、Ba2+,Zr4+Y3+を含む水溶液を調整する工程と、前記水溶性液にKOHを添加することによってpH調整し、前駆体溶液を調整する工程と、前記pH調整した前駆体溶液中に基板を保持し、水熱条件で膜形成を行う工程とからなることを特徴とする工程とからなることを特徴としている。特に基板上にNiO膜を形成した後形成を行うことで、良好な結晶性を有するプロトン伝導体膜が形成できることとなる。 (もっと読む)


【課題】高い導電性を有するとともに、その製造時における樹脂と導電性カーボンの混合やシート加工も容易であり、又可塑剤の電解液への溶出も抑制されたレドックスフロー電池用双極板、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂、導電性カーボン及び可塑剤を含有してなる複合導電材料のシートからなる双極板であって、前記シートに電離放射線を照射し前記熱可塑性樹脂と可塑剤が結合してなることを特徴とするレドックスフロー電池用双極板、及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】フッ素系高分子に比べて安価なプロトン伝導性、電気化学的安定性および機械的強度に優れ、燃料および酸素(空気)の透過性が低い高分子電解質膜としてフルオレン骨格を有するジアミン成分を含む新規なポリイミドと、当該ポリイミドを主成分として含み、当該ポリイミドに基づく特性(例えば、高い耐メタノール透過特性)を有するポリイミド系高分子電解質膜とを提供する。
【解決手段】以下の式(1)に示される構成単位(P)を含むポリイミドとする。
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【課題】積層して燃料電池スタックを構成した際に、全てのセルの性能を適正化することが可能であり、かつ、カソード側とアノード側との差圧による樹脂フレームと膜電極構造体との接合部の耐久性の低下を防止する燃料電池セルを提供する。
【解決手段】フレーム1を有する膜電極構造体2と、これらを挟持するセパレータ3を備え、フレーム1と各セパレータ3との間にディフューザ部Dを有する燃料電池セルCであって、カソード側及びアノード側のいずれか一方側のディフューザ部Dにおいて、フレーム1及びセパレータ3の一方の面に、相手側に接する突部10を設けると共に、相手側と突部10の先端とを接着し、他方側のディフューザ部Dにおいて、フレーム1とセパレータ3とを離間して配置したことにより、燃料電池スタックを構成した際の各セルCの性能の適正化と、フレーム1と膜電極構造体2との接合部の耐久性の向上を両立させた。 (もっと読む)


【課題】製品のコストアップを抑え、発電性能が高い燃料電池のスタック並びにその製造方法を提供する。
【解決手段】対の電極触媒層5A、5Cで電解質膜4を挟んで構成した電解質膜電極積層体3をさらにその両側からガス流路8A、8Cを画成する第一、第二セパレータ7A、7Cで挟むことによって燃料電池セル2を構成し、積層された複数の燃料電池セル2を挟持する対の集電板14を備え、この集電板14を介して燃料電池セル2の起電力を取り出す燃料電池スタック1において、第一、第二セパレータ7A、7Cと集電板14との接触部位の一部を互いに接合する。 (もっと読む)


【課題】膜電極接合体の耐久性および発電性能を向上させる技術を提供する。
【解決手段】(a)加水分解によりイオン伝導性を付与可能なフッ素系の電解質樹脂膜である電解質前駆膜を準備する(S10)。(b)電解質前駆膜に、フッ素系の溶媒を含浸させて膨潤させる(S20)。(c)電解質前駆膜を膨潤させたまま、その外表面に、触媒インクを塗布して電極前駆体を形成する(S30)。(d)電解質前駆膜の外周端の位置を固定した状態で、電解質前駆膜を乾燥させる(S40)。(e)加水分解によって電解質前駆膜にイオン伝導性を付与する(S50)。 (もっと読む)


【課題】優れたイオン伝導性を示すとともに、イオン液体を化学的ないし物理的に安定化し得るイオン伝導体を得る。
【解決手段】第1の高分子となる第1原材料とイオン液体とを含む第1混合溶液と、前記イオン液体に対して相分離を起こす溶媒とを混合して第2混合溶液とする。この第2混合液中に、前記第1原材料と前記イオン液体を含むエマルジョンを形成させ、次に、このエマルジョンに含まれる前記第1原材料から第1の高分子を得る。これに伴って該第1の高分子のネットワークに前記イオン液体が取り込まれた第1のイオンゲル粒子12が得られる。同様にして第2のイオンゲル粒子14を得た後、第1のイオンゲル粒子12の第1の高分子と、第2のイオンゲル粒子14の第2の高分子とを相互反応させて介在物16を形成する。 (もっと読む)


【課題】イオン液体を用い、優れたイオン伝導性を示すとともに、所望の形状・寸法の電解質等を形成することが容易であり、しかも、イオン液体を化学的ないし物理的に安定化し得るイオン伝導体を得る。
【解決手段】イオン液体12を、該イオン液体12の融点以上の温度で分散媒中に分散してエマルジョンを調製する。次に、エマルジョンを凝固させることにより、イオン液体12の固化物を粒子として得る。次に、該粒子の表面に、第1の高分子からなる被包材14を形成する。さらに、被包材14を構成する第1の高分子と、第2の高分子とを反応させることで、被包材14の表面に、反応生成物として高分子皮膜16を形成する。 (もっと読む)


【課題】プロトン伝導性が良好なプロトン伝導性材料、プロトン伝導性膜、膜−電極接合体及び燃料電池を提供する。
【解決手段】プロトン伝導性材料は、水と、オキソニウムイオンと、酸素原子を有する複数の酸性官能基とを有し、酸性官能基が有する酸素原子と、酸性官能基に最も隣接する酸素原子とが水素結合したときの酸素原子間の距離が2.7オングストローム以下となる確率が、水分子同士の酸素原子間の距離が2.7オングストローム以下となる確率よりも高い。これにより、プロトンホッピングするための活性化エネルギーが低下してプロトンホッピングが容易に起こるため、プロトン伝導性を良好にすることができる。 (もっと読む)


【課題】SOFCに用いられるCrを含有する合金等の表面に、製造工程中にたとえば、もっとも膜厚の厚くなる基材の圧延面ともっとも薄くなる角部との膜厚比が増加しにくく、均一な保護膜を形成することができる技術を提供すること。
【解決手段】SOFC用セルCに用いられるCrを含有する基材の表面に、保護膜を形成する保護膜形成方法であって、基材の表面に、金属酸化物微粒子と樹脂組成物との混合液を用いて、金属酸化物微粒子と樹脂からなる被膜を形成する被膜形成工程を行い、表面に被膜を形成してなる基材を樹脂が軟化流動化する上限温度よりも高く、樹脂を被膜から燃焼除去可能な樹脂焼失温度に保持された炉内に投入して被膜を焼成する焼成工程を行い、さらに焼成工程で得られた被膜を焼結させて金属酸化物からなる保護膜を形成する焼結工程を行う保護膜形成方法。 (もっと読む)


【課題】所望の形状・寸法の電解質等を形成することが可能であり、しかも、イオン液体を化学的ないし物理的に安定化し得る皮膜付イオンゲルを得る。
【解決手段】イオンゲルからなるコア12の表面に皮膜14を形成し、皮膜付イオンゲル10とする。コア12(イオンゲル)は、第1の高分子のネットワークにイオン液体が取り込まれて形成された、前記第1の高分子と前記イオン液体の相溶化合物である。一方、皮膜14は、コア12に含まれる前記第1の高分子と、第2の高分子とが相互反応することで得られた反応生成物(高分子)で形成される。 (もっと読む)


【課題】電極からの触媒の溶出による燃料電池の劣化を抑制する技術を提供する。
【解決手段】燃料電池用の膜電極接合体10は、プロトン伝導性を有する高分子膜である電解質膜1と、触媒が担持されたアノード2およびカソード3とを備える。また膜電極接合体10には、カソード3と電解質膜1との間に、触媒がイオン化した触媒イオンが電解質膜へと溶出することを抑制する触媒溶出抑制層5が設けられている。触媒溶出抑制層5は、イオン交換基としてスルホン酸基を担持しており、そのスルホン酸基が、プロトンの移動を許容しつつ触媒イオンの移動を制限するイオンの移動経路を形成する。 (もっと読む)


【課題】イオン交換容量を低下させずに電解質を架橋し、低加湿条件において高いプロトン伝導性を示し、耐水性に優れた電解質および該高分子電解質を用いた膜電極接合体ならびに燃料電池を低コストで提供すること。
【解決手段】下記式で示される構成単位を有するプロトン伝導性高分子と架橋剤とを反応させて得られる架橋高分子を主成分として形成された架橋高分子電解質。


(Yはスルホン酸基、ホスホン酸基、ヒドロキシル基、カルボキシル基から選択されるプロトン酸基であり、kは1〜4の整数である) (もっと読む)


【課題】初期だけでなく、燃料電池の作動環境で長時間使用しても、耐食性及び電気伝導性に優れた燃料電池用ステンレス分離版及びその製造方法が提供される。
【解決手段】本発明の燃料電池用分離版の製造方法は、ステンレス鋼板母材を用意する段階と、ステンレス鋼板母材の表面層の鉄(Fe)成分を低減させて、ステンレス鋼板の表面に、クロム(Cr)成分の相対的な量が増加されたCr−rich不動態被膜を形成する表面改質段階と、表面改質されたステンレス鋼板を、真空状態、大気中、又は不活性ガスの雰囲気で100〜300℃で熱処理する段階とを備える。 (もっと読む)


【課題】高電位域でも、セパレータの接触低抗が増加することを効果的に抑制する、燃料電池セパレータ用ステンレス鋼を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼の表面に、直径が0.1μm以上のラーベス相が10 4個/mm2以上の存在頻度で露出させ、かつ該ラーベス相の平均粒径をd(μm)、該ステンレス鋼の素地の算術平均粗さをRa(μm)とするとき、以下の式(1)の関係を満足させる。
d/2 > Ra/2 + 0.05 … (1) (もっと読む)


【課題】中温域、低加湿の条件で動作するPEFC用電解質膜として用いられるプロトン伝導性ポリマー、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ポリエーテルスルフォンまたはポリエーテルエーテルケトンなどのポリマー骨格に、スルフォン酸基とフォスフォン酸基の2種類の官能基を導入することで、ガスの加湿に依存した従来のPEFC動作条件よりもより高温・低加湿条件でも優れたプロトン伝導性能を示す電解質膜が得られることを見出した。 (もっと読む)


【課題】強度およびイオン伝導性および安定性に優れる燃料電池用固体高分子電解質膜を提供する。
【解決手段】高度ケン化ポリビニルアルコールおよびプロトン解離性基を有する高分子および/またはその前駆体およびジカルボン酸を用いるかあるいは使用せずに、これらを共に溶解する有機溶媒に均一に溶解する。この溶液を用いて製膜して固体高分子電解質膜の前駆体を製造する。この前駆体を加熱して、有機溶媒を除去するとともに、ジカルボン酸を用いた場合はジカルボン酸により高度ケン化ポリビニルアルコールを架橋し、ジカルボン酸により架橋された高度ケン化ポリビニルアルコール中にプロトン解離性基を有する高分子および/またはその前駆体が分散する固体高分子電解質膜を製造するか、ジカルボン酸を用いない場合は高度ケン化ポリビニルアルコール中にプロトン解離性基を有する高分子および/またはその前駆体が分散している固体高分子電解質膜を製造する。 (もっと読む)


【課題】 大掛かりな機構を要さずに必要量の水素を発生させる。
【解決手段】 巻取りロール6でシート材7が巻き取られることにより、シート材7が押圧ロール8側に移動し、水素発生体15が押し潰されて隔壁が破断し、金属水素化物に反応用溶液が接触して水素の発生反応が生じて水素が生成され、生成された水素が反応室2に放出される。 (もっと読む)


【課題】高い起電力及び十分な電流密度を得ることができる層状金属酸化物を含む電極を備える燃料電池を提供すること。
【解決手段】電極触媒と、第1の層状金属酸化物と、を含み、電極触媒100重量部に対して、第1の層状酸化物が50〜150重量部である、アノード電極と、カーボン材料と、第2の層状金属酸化物と、を含み、カーボン材料100重量部に対して、第2の層状酸化物が150〜250重量部である、カソード電極と、アノード電極とカソード電極との間に配置され、第3の層状金属酸化物を含む固体電解質層と、を備え、第1及び第3の層状金属酸化物は水蒸気処理が施されたものである、燃料電池。 (もっと読む)


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