説明

Fターム[5H026EE05]の内容

燃料電池(本体) (95,789) | 構成物質 (18,438) | 元素、単体 (6,083) | 炭素、カーボン (2,425)

Fターム[5H026EE05]の下位に属するFターム

Fターム[5H026EE05]に分類される特許

101 - 120 / 1,960


【課題】シート強度が大きく、製造コストが低く、かつ十分なガス透気度および導電性を持った多孔質電極基材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】炭素短繊維(A)と、1種類以上の酸化繊維前駆体短繊維(b)および/または1種類以上のフィブリル状酸化繊維前駆体繊維(b’)とを2次元平面内において分散させた前駆体シートを製造し、交絡処理して3次元交絡構造を形成した後、炭素粉とフッ素系樹脂とを含浸させて、さらに加熱加圧成型し、熱処理することで、多孔質電極基材を製造する。この多孔質電極基材は、3次元構造体中に分散された炭素短繊維(A)同士が、酸化繊維(B)によって接合され、さらに前記炭素短繊維(A)と前記酸化繊維(B)とが炭素粉とフッ素系樹脂とにより接合された3次元交絡構造体からなる。 (もっと読む)


【課題】優れた導電性を有する導電性構造体の製造方法を提供する。また、寸法精度が高く導電性に優れた燃料電池用セパレータの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の導電性構造体の製造方法は、結晶性熱可塑性樹脂と導電性充填材を少なくとも含有する結晶性熱可塑性樹脂複合材料からなる導電性構造体のモールド成形において、溶融した該複合材料が金型内で賦形された後、該複合材料の結晶化温度をTと規定したときに、(T±20)℃の温度範囲において、30℃/分以下の冷却速度で該複合材料を冷却することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】燃料を効率的に電解質膜に供給することが可能であり、優れた電池性能を備えた触媒層−電解質膜積層体の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の触媒層−電解質膜積層体の製造方法は、クラックを有する触媒層が電解質膜の片面又は両面に2層以上積層されてなり、かつ触媒層の少なくとも一部が電解質膜に埋没されている触媒層−電解質膜積層体の製造方法であって、(1)触媒担持炭素粒子の水分散液、(2)水素イオン伝導性高分子電解質及び(3)粘度調整用の溶剤を含む触媒層形成用ペースト組成物を用いて転写基材上に触媒層を形成させて触媒層転写シートを得る第1工程、第1工程で得られた触媒層転写シートを電解質膜に熱プレスすることにより触媒層を電解質膜に積層させる第2工程、及び第2工程で得られた積層体の触媒層上に、さらに上記触媒層転写シートを熱プレスすることにより触媒層を積層させる第3工程、を備えている。 (もっと読む)


【課題】白金系触媒を有する燃料電池において、触媒の利用率を向上させる。
【解決手段】燃料電池10は、セパレータ34とセパレータ36との間に狭持された平板状の膜電極接合体50を備える。膜電極接合体50は、固体高分子電解質膜20、アノード22、およびカソード24を有する。カソード24は、カソード触媒層30とカソードガス拡散層32とからなる積層体を有する。イオノマーと、担体粒子と、白金系触媒金属と、SiO成分とから構成される。SiO成分は、触媒金属および担体粒子の周囲の少なくとも一部を被覆する。SiO成分の含有量は、基準質量(担体粒子、触媒金属およびSiO成分各質量を合計した質量)に対して1〜15質量%であり、かつ、カソード触媒層30の体積抵抗率は1〜100Ω・cm以下である。 (もっと読む)


【課題】多品種のシール材を用いることなく密着性を向上させ、コストを低減可能なシール構造および該シール構造を備えた燃料電池を提供すること。
【解決手段】対峙する面にシール面8,9を有する構成部品と、シール面8,9の間に介在して、シール面8,9を密着させるシール材3と、を備え、シール面8,9の一方または両方に、硬質炭素皮膜6,7と、該硬質炭素皮膜6,7と構成部品の基材4,5との間に介在する中間層と、が形成されており、中間層の結晶間には隙間が形成されており、該隙間にシール材3が入り込んでいることを特徴とするシール構造。 (もっと読む)


【課題】シート強度が大きく,製造コストが低く,かつ十分なガス透気度および導電性を持った多孔質電極基材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】炭素短繊維(A)と,1種類以上の酸化繊維前駆体短繊維(b)および/または1種類以上のフィブリル状酸化繊維前駆体繊維(b’)とを2次元平面内において分散させた前駆体シートを製造し,交絡処理して3次元交絡構造を形成した後,炭素粉を含浸させて,続いてフッ素系樹脂とを含浸させて,さらに200℃未満の温度で加熱加圧成型し,150℃以上400℃未満の温度で熱処理することで,多孔質電極基材を製造する。この多孔質電極基材は,3次元構造体中に分散された炭素短繊維(A)と炭素粉が,酸化繊維(B)によって接合され,さらに前記炭素短繊維(A)と炭素粉と前記酸化繊維(B)とがフッ素系樹脂により被覆された3次元交絡構造体からなる。 (もっと読む)


【課題】熱硬化性樹脂の炭素化物が炭素短繊維に隙間や亀裂なく結着した多孔質炭素電極基材であって、ナトリウム、カリウム、カルシウム及び鉄の含有量が著しく少ない多孔質炭素電極基材を提供する。
【解決手段】(a)ナトリウム、カリウム、カルシウム及び鉄からなる群から選択される少なくとも1種の元素を含む熱硬化性樹脂を水溶性有機溶剤に溶解した熱硬化性樹脂溶液に対し、塩基性水溶液を添加し攪拌した後に静置する工程;(b)前記熱硬化性樹脂溶液から沈殿物を分離して熱硬化性樹脂組成物を得る工程;(c)前記熱硬化性樹脂組成物を、炭素短繊維が平面内に分散した炭素短繊維集合体に含浸させて中間基材を得る工程;(d)前記中間基材を加熱して前記熱硬化性樹脂組成物を炭素化する工程;を有する多孔質炭素電極基材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】導電性物質の充填量が比較的少なくても、その成形体が導電性に優れ、特に接触抵抗、貫通抵抗が低く、燃料電池用のセパレーター等の高導電性材料に好適な導電性樹脂組成物およびその成形体を提供する。
【解決手段】分散相と連続相とを含み、分散相の数平均粒子径が0.001〜2μmである高分子多成分系の樹脂バインダー(A)と、粉末状および/または繊維状の導電性物質とを少なくとも含む導電性樹脂組成物(B)とその成形体である。分散相と連続相の海−島構造のミクロ相分離形態を有する高分子多成分系において、島相の数平均粒子径が、導電性物質の数平均粒子径よりも小さく、島相の数平均粒子径が0.001〜2μmであるバインダーを用いることによって、高い導電性を発現でき、更には、そのバインダー成分の1成分がエラストマーであることによって、接触抵抗、貫通抵抗を更に低減できる。 (もっと読む)


【課題】固体高分子形燃料電池や電気分解、ガスセンサーなどの電気化学反応を伴う用途での電気化学装置のガス拡散層として使用できる、カーボンブラック(CB)/PTFE複合化多孔質シートは、その柔軟性ゆえにシワまたは折れが発生することがあり、取り扱いが難しい。このシートを、シワまたは折れを生じることなく、容易に取り扱う方法を提供する。
【解決手段】膜電極接合体(MEA)を用意し;
機能性粉体およびポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を含んでなる複合化シートを用意し;
離型フィルムを用意し;
該複合化シートを該離型フィルムに重ねて常温でプレス処理し;
該離型フィルムに常温でプレス処理された該複合化シートを、該MEAに重ねて熱プレス処理し;そして
該離型フィルムを該複合化シートから剥離すること、
を含んでなる、該MEAに、該複合化シートを積層する方法。 (もっと読む)


【課題】広範囲な加湿条件において、安定した発電を行うことが可能となる燃料電池用膜電極積層体を提供する。
【解決手段】電解質膜10と、電解質膜10の両面を挟持する酸化極32および燃料極34を備え、酸化極32は、電解質膜10側から順に酸化極触媒層12と、酸化極拡散層16と、を含み、燃料極34は、電解質膜10側から順に燃料極触媒層14と、燃料極保水層36と、燃料極拡散層38と、を含み、燃料極保水層36が、繊維状導電材と、吸水性を有する高分子電解質とを含み、該燃料極保水層の目付量が1.6〜3.0mg/cmであって、その厚さが50〜150μmである。 (もっと読む)


【課題】各層間の界面形成が防止された一体的な構造の膜電極拡散層接合体を実現する。
【解決手段】電解質前駆体膜の一方の面に触媒層部材を塗工して第1の触媒前駆体層を形成し、触媒層部材に含まれるフッ素溶媒により電解質前駆体膜の表面を溶融させて、電解質前駆体膜と第1の触媒前駆体層とを一体化する。フッ素溶媒が乾燥する前に、第1の触媒前駆体層上面に拡散層部材を貼り合わせて、触媒層部材の一部を拡散層部材内に浸透さて、第1の触媒前駆体層と拡散層部材とを一体化する。電解質前駆体膜の他方の面に触媒層部材を塗工して第2の触媒前駆体層を形成し、触媒層部材に含まれるフッ素溶媒により電解質前駆体膜の表面を溶融させて、電解質前駆体膜と第2の触媒前駆体層とを一体化する。第2の触媒前駆体層側から加水分解処理して、第1の触媒前駆体層、第2の触媒前駆体層、電解質前駆体膜、および拡散層部材内に浸透したアイオノマをスルホン化させる。 (もっと読む)


【課題】高い起電力を有しながら、析出物の析出を抑制できるレドックスフロー電池を提供する。
【解決手段】レドックスフロー電池100は、正極電極104と、負極電極105と、両電極104,105間に介在される隔膜101とを具える電池セルに正極電解液及び負極電解液を供給して充放電を行う。正極電解液は、マンガンイオン、或いはマンガンイオン及びチタンイオンの双方を含む。負極電解液は、チタンイオン、バナジウムイオン、クロムイオン、亜鉛イオン、及びスズイオンから選択される少なくとも一種の金属イオンを含む。レドックスフロー電池100は、正極電解液にチタンイオンを含んだり、正極電解液の充電深度が90%以下となるように運転されたりすることで、MnO2といった析出物の析出を抑制し、良好に充放電を行える。また、このレドックスフロー電池100は、従来のバナジウム系レドックスフロー電池と同等、又は同等以上の高い起電力を有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、燃料電池の製造方法に関し、カーボンナノチューブ触媒層が傾斜したMEAであってもスタック内部の面圧の分布の不均一化を低減可能な燃料電池の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】第1の基板上に、前記基板の厚み方向に対して傾斜した第1のカーボンナノチューブ触媒層を形成する工程と、第2の基板上に、前記基板の厚み方向に対して傾斜した第2のカーボンナノチューブ触媒層を形成する工程と、前記第1の基板の触媒層形成面と電解質膜の一面とを接合する工程と、前記第2の基板を、前記第1の基板の表面に対して前記第2の基板の表面が平行で、かつ、前記第1の基板の触媒層形成面に対して前記第2の基板の触媒層形成面が平行となるように配置して、前記第2の基板の触媒層形成面と、前記電解質膜の他面とを接合する工程と、前記第1の基板と前記第2の基板とをそれぞれ除去する工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】新規の電子・イオン混合伝導性膜等を用いた酸化・還元反応用の膜触媒ユニット、およびそれを用いた化合物の製造方法、特に高効率で経済的な過酸化水素の製造方法を提供する。
【解決手段】膜触媒ユニット7は、電子・イオン混合伝導性膜等の一方の面に酸化触媒膜、他方の面に還元触媒膜を積層させ、触媒膜の一部が開口していることが特徴であり、該触媒膜ユニットにより、酸素から純粋な過酸化水素の水溶液13を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】高い発電効率および出力を安定して維持できる信頼性に優れた燃料電池が得られる、高活性で優れた安定性を有する燃料電池用電極触媒およびその製造方法、ならびに固体高分子形燃料電池用膜電極接合体を提供する。
【解決手段】チタン元素を含む金属酸化物粒子とカーボン担体との混合物が窒化された触媒担体に、貴金属を含む触媒粒子が担持された燃料電池用電極触媒およびその製造方法。また、触媒層11を有するカソード14と、触媒層11を有するアノード13と、カソード14とアノード13との間に配置される電極質膜15とを具備し、カソード14のアノード13の少なくとも一方の触媒層11が前記燃料電池用電極触媒である固体高分子形燃料電池用膜電極接合体10。 (もっと読む)


【課題】燃料電池用ガス拡散膜として、撥水処理を必要とせず、かつ編み加工が容易で、量産可能な編物カーボンクロスを提供する。
【解決手段】炭素繊維からなる糸とフッ素繊維からなる糸を合わせた糸を用いることにより、炭素繊維からなる糸を含む編物の編み加工が容易かつ量産が可能になった。炭素繊維からなる糸とフッ素繊維からなる糸を合わせた糸は、フッ素繊維からなる糸が強い撥水性を示すため、撥水処理を必要としない。 (もっと読む)


【課題】最小の堆積量で触媒を含み、最大の触媒活性を有する燃料電池電極およびこのような燃料電池電極の製造方法を提供すること。
【解決手段】好ましい方法は、真空中で、触媒、好ましくはプラチナを気化させて、触媒蒸気を生成する工程を含む。触媒的に有効な量の触媒蒸気を、該燃料電池電極上の、炭素触媒支持体に堆積する。この電極は、好ましくは炭素布である。この方法は、高性能燃料電池電極に必要とされる触媒の量を、約0.3 mg/cm2またはそれ以下、好ましくは約0.1 mg/cm2に減じる。形成されたこの電極触媒層は、固有のロッド-状の構造を含む。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、製造プロセスの簡易化、高精度化、及び、流路設計の自由度の向上を目的とし、粉末多孔体の部分を別に製造し、後から、導電性の基材に、接合、または組み付けによる接触等によって製造することを特徴とする燃料電池セパレータの製造方法を提供する。
【解決手段】 互いに金属結合によって結合した金属粉末からなる多孔体部材を、接合、接触、または接合と接触の両方によって、導電性を有する他の部材に組み合わせることを特徴とする燃料電池用セパレータの製造方法。また、上記接合は、溶接による融接、焼結による拡散接合、ろう材を用いたろう接、導電性ペースト、または導電性樹脂のいずれかを用いた接着である燃料電池用セパレータの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 低温かつ短時間で架橋することができ、所望の強度や伸びを有する燃料電池用接着性シール部材を提供する。
【解決手段】 燃料電池用接着性シール部材は、以下の(A)〜(E)を含むゴム組成物の架橋物からなる。(A)エチレン−プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、水素添加アクリロニトリル−ブタジエンゴムから選ばれる一種以上のゴム成分、(B)エチレン・α−オレフィン共重合体、(C)1時間半減期温度が130℃以下の有機過酸化物から選ばれる架橋剤、(D)架橋助剤、(E)レゾルシノール系化合物およびメラミン系化合物と、アルミネート系カップリング剤と、シランカップリング剤と、から選ばれる一種以上の接着成分。 (もっと読む)


【課題】切削加工やプレス加工による流路フリーで、ミクロンオーダーの流路が内在し、従来に比べて厚さを薄くすることが可能なセパレータを備えた出力密度を向上した直接メタノール型燃料電池を提供する。
【解決手段】メタノール水溶液が燃料として供給されるアノードと、酸化性ガスが供給されるカソードと、アノードとカソードの間に介在される電解質膜と、電解質膜と反対側のアノード面に配置された第1セパレータと、前記電解質膜と反対側の前記カソード面に配置された第2セパレータとを備え、前記第1、第2のセパレータはカルボニル基が結合された環状官能基を有する第1ビニルモノマーとカルボキシル基を有する第2ビニルモノマーと芳香族基を有する第3ビニルモノマーとの共重合体、およびこの共重合体に分散された炭素粉末を含む膜である直接メタノール型燃料電池。 (もっと読む)


101 - 120 / 1,960