説明

Fターム[5H031HH03]の内容

Fターム[5H031HH03]の下位に属するFターム

Fターム[5H031HH03]に分類される特許

1 - 20 / 66


【課題】不純物、特にMg品位の低い高純度な硫酸ニッケルを得るための溶媒抽出方法の提供。
【解決手段】NiとCoを含有する硫化物を酸で浸出して得た溶液を、抽出剤濃度が15〜30体積%で含む抽出溶媒と、粗硫酸ニッケル溶液とをpH6.0〜7.0で接触させ、Niを抽出してニッケル保持有機相を得る第1工程、そのニッケル保持有機相と、Niを含む洗浄液とを混合し、保持有機相に含有されるNa、NHイオンを洗浄液に分離し、洗浄後ニッケル保持有機相を得る第2工程、その洗浄後ニッケル保持有機相と、MgとNiの濃度比Mg/Niが0.001〜0.004の範囲にある組成の硫酸ニッケル溶液とを反応させ、ニッケル保持有機相中のNiと硫酸ニッケル溶液に含有する不純物とを置換させ、逆抽出後有機相と不純物分離後の硫酸ニッケル溶液を得る工程の3工程で構成された溶媒抽出工程で処理する硫酸ニッケルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】リチウム含有固体からリチウムのみを選択的に高収率で、更に廃棄物を最小限に抑えることにより、高い経済性で回収する方法を提供する。
【解決手段】酸に2価以上の金属の塩が溶解している酸性浸出液でリチウム含有固体からリチウムを浸出して、リチウム回収溶液を得る工程を含む、リチウムイオン電池に由来するリチウム含有固体からリチウムを回収する方法。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン電池等の廃電池を乾式処理する際に、コバルト等の有価金属の回収率を向上し、かつ回収コストを低減できる方法を提供する。
【解決手段】アルミニウムと鉄を含む廃電池を焙焼して予備酸化処理を行う予備酸化工程ST20と、予備酸化工程ST20後の廃電池を熔融して熔融物を得る熔融工程ST21と、熔融物から、酸化アルミニウムを含む第1のスラグを分離して回収する第1のスラグ分離工程ST22と、第1のスラグ分離工程後の熔融物である第1の合金に酸化処理を行う第2酸化工程ST23と、第2酸化工程ST23後の第1の合金から、鉄を含む第2のスラグを分離して回収する第2のスラグ分離工程ST24とを経て、鉄とコバルトの分離性能に優れ、鉄の含有量が少ない第2の合金を得る方法において、第2のスラグを2回目以降の熔融工程ST21bを促進するために添加するフラックスとして再利用する。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン電池等の廃電池を乾式処理する際にスラグの粘度を下げて有価金属の回収率を向上する方法を提供する。
【解決手段】乾式工程S20において、アルミニウムと鉄を含む廃電池を熔融して熔融物を得る熔融工程ST21と、熔融物からスラグを分離するスラグ分離工程ST22と、熔融物から有価金属の合金を分離する合金分離工程ST23とを備え、スラグ中の酸化アルミニウムの含量が5質量%以上20質量%未満であり、かつ、金属鉄換算の鉄含量が20質量%以上40質量%以下であり、更に、スラグの融点が1400℃以下となるように、熔融工程ST21において、フラックスとして酸化珪素及び酸化カルシウムを添加し、熔融工程ST21を1400℃以下で行う有価金属回収方法である。これによりスラグの粘度を低下して合金と分離し易くなるので合金の回収率を向上できるとともに、1400℃以下の低温操業が可能となる。 (もっと読む)


【課題】電極板を効果的に冷却する。
【解決手段】二次電池1は、電解質を貯蔵する電池容器2と、電池容器2に収容され、互いに積層された複数の電極板3、4と、複数の電極板3、4を積層方向に貫通して複数の電極板3、4と接触しているとともに積層方向の端が電池容器2の内壁と接触しており、電極板3、4と接触する接触部が絶縁性とされ、電解質よりも熱伝導率が高い放熱部材6と、を備える。 (もっと読む)


【課題】活物質の原料から活物質を製造するのに必要な製造コストや製造エネルギーを必要とせずに、かつ電池廃材からの活物質の回収に有機溶剤を使用せずに、電池廃材から活物質を直接回収する方法を提供する。
【解決手段】
下記工程を含む、電池廃材からの活物質の回収方法。
(1)電池廃材から電極を分離し、該電極から活物質、導電材および結着材を含む電極合材を回収する電極合材回収工程
(2)回収した電極合材に、1種又は2種以上のアルカリ金属化合物を含有する活性化処理剤を混合する活性化処理剤混合工程
(3)得られた混合物を前記活性化処理剤の溶融開始温度以上の保持温度に加熱して、該混合物中に含まれる活物質を活性化する活性化処理工程
(4)活性化処理工程後、冷却して得られる混合物から活性化した活物質を回収する活物質回収工程 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン電池等の廃電池を乾式処理する際に、コバルト等の有価金属の回収率を向上する方法を提供する。
【解決手段】アルミニウムと鉄を含む廃電池を焙焼して予備酸化処理を行う予備酸化工程ST20と、予備酸化工程ST20後の廃電池を熔融して熔融物を得る熔融工程ST21と、熔融物から、酸化アルミニウムを含む第1のスラグを分離して回収する第1のスラグ分離工程ST22と、第1のスラグ分離工程後の熔融物である第1の合金に酸化処理を行う第2酸化工程ST23と、第2酸化工程ST23後の第2の合金から、鉄を含む第2のスラグを分離して回収する第2のスラグ分離工程ST24とを経て、鉄とコバルトの分離性能に優れ、鉄の含有量が少ない第2の合金を得る。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成によって単電池セル間の温度バラツキが低減された、組電池装置を提供する。
【解決手段】本発明の組電池装置1は、互いに電気的に接続され、且つ、列設された複数の単電池セル11と、複数の単電池セル11に含まれる互いに隣接する単電池セル(A)と単電池セル(B)との間に配置された熱放射テープとを備える。複数の単電池セル11は、それぞれ、電池要素と、電池要素を収容する金属製の容器12とを含んでいる。熱放射テープは、単電池セル(A)の容器の外壁のうち単電池セル(B)と対向する面の少なくとも一部、および/または、単電池セル(B)の容器の外壁のうち単電池セル(A)と対向する面の少なくとも一部に貼り付けられている。熱放射テープは、波長2μm〜14μmにおいて0.7以上の全放射率を有する。 (もっと読む)


【課題】 組電池を構成する電池が膨張して冷却風通路の幅が変化しようとも、電池を効果的に冷却し、組電池の電池温度を均一化できる電池冷却構造を提供する。
【解決手段】 平板状の電池2,2が所定間隔を隔てた積層状に並べられた組電池1を電池ケース6内に収容し、冷却風を、電池間の隙間を通過するように送って電池を冷却する電池冷却構造において、組電池1の上流側または下流側には、冷却風の通路を遮断するように流れ制御板5が配置され、流れ制御板5には、電池間の隙間に沿う方向に延在するスリット51,51が設けられて、該スリット51を通じて流れ制御板の上流側から下流側に冷却風が流れるようにされ、スリット51と電池間隙間がそれぞれ独立し並列配置された複数の流路となるようにして、電池間の冷却風流れ方向に沿って見て、該スリットの幅Sを、電池間の隙間dの幅以下(S≦d)とする。 (もっと読む)


【課題】二次電池を提供する。
【解決手段】第1電極物質でコーティングされた第1コーティング部と第1無地部とを備える第1極板と、第2電極物質でコーティングされた第2コーティング部と第2無地部とを備える第2極板と、第1極板と第2極板との間に備えられるセパレータと、を備え、第1無地部と第1コーティング部との間の第1長さは、第2無地部と第2コーティング部との間の第2長さより長い電極組立体及びその製造方法である。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池からコバルトなどの有価物を高い回収率で回収でき、かつ有価物を含有する回収物への鉄などの不純物の混入量が少なく、更に工程が簡単な有価物の回収方法などの提供。
【解決手段】金属製の電池ケース内に有価物を含むリチウムイオン二次電池を焙焼して焙焼物を得る焙焼工程と、前記焙焼物を液体とともに撹拌して前記金属製の電池ケース内部から前記有価物を含有する内容物を分離する分離工程と、前記分離工程により分離された前記内容物と前記金属製の電池ケースとを選別し、前記有価物を含有する回収物を得る選別工程とを含むリチウムイオン二次電池からの有価物の回収方法。 (もっと読む)


【課題】 正極活物質の凝集を抑制して効果的に正極材から正極活物質を分離し、正極活物質の回収率を向上させるとともに有価金属の回収ロスを防止することができる正極活物質の分離方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 リチウムイオン電池を解体して得られる電池解体物の正極材に、アルカリ溶液を添加して正極活物質が固着した正極基板を溶解して、正極活物質を含有するスラリーを生成し、生成したスラリーに界面活性剤溶液を添加してスラリー中の正極活物質を分散させ、正極活物質とアルカリ溶液とを分離することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン電池等の廃電池を乾式処理する際にスラグの粘度を下げて有価金属の回収率を向上する方法を提供する。
【解決手段】乾式工程S20において、アルミニウムと鉄を含む廃電池を熔融して熔融物を得る熔融工程ST21と、熔融物からスラグを分離するスラグ分離工程ST22と、熔融物から有価金属の合金を分離する合金分離工程ST23とを備え、スラグ中の酸化アルミニウムの含量が20質量%以上75質量%未満であり、かつ、金属鉄換算の鉄含量が5質量%以上40質量%以下であり、更に、スラグの融点が1500℃以上、好ましくは1650℃以下となるように、熔融工程ST21において、フラックスとして酸化珪素及び酸化カルシウムを添加し、熔融工程ST21を1500℃以上、好ましくは1650℃以下で行う有価金属回収方法である。これによりスラグの粘度を低下して合金と分離し易くなるので合金の回収率を向上できる。 (もっと読む)


【課題】通常のアルカリ金属イオンに対して、リチウムイオンなどの希少アルカリ金属塩イオンの選択的分離を達成する回収方法を提供する。
【解決手段】リチウムイオンなどの希少アルカリ金属塩イオンと、ナトリウムイオンなどのアルカリ金属塩イオンとを含むアルカリ金属イオン混合物水溶液と、リン酸ジアルキルからなるアルカリ金属イオン抽出剤とを、炭化水素の存在下に接触させ、水相と油相を形成させる工程Aと、水相と油相とを分離する工程Bと、工程Bで分離された油相を、水の存在下に、酸と接触させることにより、水相と油相を形成させる工程Cと、水相と油相とを分離する工程Dと、水相から希少アルカリ金属塩イオンを回収する工程Eより、希少アルカリ金属イオンを回収する。 (もっと読む)


【課題】
煩雑な工程を使用せず、かつ、比較的簡便な設備によって、リチウムイオン電池からリチウムを回収する方法を提供する。
【解決手段】
リチウムとコバルトを含むリチウムイオン電池の正極材からリチウムを抽出するリチウム抽出方法において、正極材を酸性溶液に50℃以下で浸漬して、酸性溶液中にコバルトイオンの滲出を抑えながらリチウムイオンを選択的に滲出させ、正極材のリチウムの含有量が十分なうちにリチウムイオンの滲出を止めることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電池モジュールが、複数の角型セルを積層して構成されている場合に、スペース効率を低下させることなく、積層体の内部の温度のばらつきを抑制する。
【解決手段】電池モジュール10は、n個(n≧2)のセル12と、(n+1)個の断熱材(スペーサ30、エンドプレート22)と、を交互に積層したセル群14を備えている。断熱材は、それぞれが冷媒流路を有するとともに、セル群14の積層方向の中央から両端に向かうにつれて、熱伝導性が小さくなっている。セル群14の両端に配された断熱材の、JIS A 1412により測定した熱伝導率は、0.01〜10W/mKである。 (もっと読む)


【課題】氷点下の状況においても電池ユニットを所定温度に素早く加熱することができる小型軽量の電池ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】二次電池の電極構成体が封入されて正極端子(8)と負極端子(9)が突設され、熱伝導性を有する金属で形成された二次電池ケース(11)の外面の少なくとも一部に、炭素系物質を含む材料によりフィルムシート状に形成された発熱体(13)を有する発熱シート(4)が密着して取り付けられており、発熱シート(4)における二次電池ケース(11)に対向する面の裏面を覆うように断熱ユニット(5)が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 ヒータを用いることにより、蓄電素子を温めるだけではなく、蓄電素子の状態も判別することができる状態判別システムを提供する。
【解決手段】 一方向に並んで配置された複数の蓄電素子(10)と、複数の蓄電素子の配列方向に作用する荷重を加えて複数の蓄電素子を拘束する拘束機構(41,42,43)と、蓄電素子のうち配列方向と直交する面に接触し、温度変化に応じて電気抵抗が変化するヒータ(50)と、蓄電素子の状態を判別するためのコントローラ(105)と、を有する。コントローラは、ヒータへの通電によってヒータの抵抗測定値(Ra)を算出し、ヒータに対する荷重およびヒータの抵抗値の対応関係を示す情報を用いて、抵抗測定値に対応した荷重を特定して、蓄電素子の拘束状態を判別する。 (もっと読む)


【課題】長手方向の両端に端子を有する電池セルを用いた組電池において、複数の電池セルの冷却効率のばらつきを解消する。
【解決手段】長手方向の両端に端子を有する電池セルと、電池セルの外周表面に被覆され電気絶縁性と熱伝導性を備えた樹脂カバー層とからなり、樹脂カバー層は、隣接する他の電池モジュールの樹脂カバー層と面接触して当接する当接面と、当接面に連続して延びる凹溝と、を有し、組電池とされたときに複数の凹溝からトンネル状の冷却通路が形成される。 (もっと読む)


【課題】過酸化水素、排水処理の必要な鉱酸を必要とせず、また、作業環境が悪く、安全管理が困難な溶媒抽出法を用いることなく、リチウムイオン二次電池の正極材料であるマンガン酸リチウムから、リチウムを効率よく回収することができ、リチウムイオン二次電池の再利用を行うことができるリチウムの回収方法を提供する。
【解決手段】マンガン酸リチウム100質量部に対し、1質量部以上の炭素を混合した混合物を、大気雰囲気下、酸化雰囲気下、不活性雰囲気下、及び還元性雰囲気下のいずれかで焙焼してなる焙焼物を水で浸出する。マンガン酸リチウム100質量部に1質量部〜50質量部の炭素を混合する態様などが好ましい。 (もっと読む)


1 - 20 / 66