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Fターム[5H031RR01]の内容

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【課題】廃電池の解体前の放電処理において、負極集電体等の溶出による他の電池構成要素の汚染や、電極活物質を初めとする電池構成要素の劣化を抑制し、有効に電池構成要素を再利用することが可能な廃棄電池の処理方法を提供する。
【解決手段】廃棄電池の残存電力を放電させる廃棄電池の処理方法において、廃棄電池における正極−負極間の電圧を、負極電位が該負極に含まれる集電体および/または該負極と電気的に接続している金属部の溶出電位より卑な電位となるように制御して、該廃棄電池の残存電力の一部または全部を放電させる廃棄電池の処理方法。解体された電池から回収された電極活物質を初めとする電池構成要素は、劣化が少ないため、新たな電池の電池構成要素として再使用することができる。 (もっと読む)


【課題】硫化物への不純物金属の混入を低減できる金属の硫化物沈殿方法を提供する。
【解決手段】目的金属を含む酸性の処理液に硫化剤を添加し、目的金属を硫化物として沈殿させる方法であって、処理液を希釈した後に、処理液にアルカリを添加してpHを調整し、処理液に含まれる不純物金属のアルカリ塩が再溶解した後に、処理液に硫化剤を添加する。アルカリ塩の周囲に不溶性の硫化物が生成されることがなく、硫化物への不純物金属の混入を低減できる。硫化物のスラリー濃度が低くなり不純物金属の共沈が低減され、硫化物への不純物金属の混入を低減できる。 (もっと読む)


【課題】 コバルト、ニッケル及びリチウムの少なくとも1種と、アルミニウム及びマンガンとを含む溶液からコバルト、ニッケル及びリチウムの少なくとも1種のロスを抑えつつアルミニウムとマンガンを効率良く回収する方法を提供する。
【解決手段】 アルミニウム及びマンガンの分離方法は、コバルト、ニッケル及びリチウムの少なくとも1種と、アルミニウム及びマンガンとを含む硫酸酸性溶液を溶媒抽出することで、アルミニウム及びマンガンを同時に溶媒へ抽出して分離する。 (もっと読む)


【課題】鉄とアルミニウム、マンガンを含む溶液から、良好な処理効率で鉄及びアルミニウムを分離し、且つ、その他の金属を効率良く回収する方法を提供する。
【解決手段】鉄及びアルミニウムの分離方法は、アルミニウム、鉄、及び、マンガンを含む硫酸酸性溶液から、中和によって、アルミニウムの一部、及び、鉄を分離する工程1と、工程1で得られた中和後液からアルミニウムを分離してマンガンを回収する工程2とを備える。 (もっと読む)


【課題】電池の内部短絡安全性評価を行うためには、充電された電池の外装体を切断して内部の正極、負極、絶縁層を損傷なく取り出す必要がある。従来は手作業にて電池の外装体を切り開き内部の電極群を取り出すことが通例であった。この方法で解体するためには、作業者の熟練を要し、また分解時に正負極間を誤って短絡させてしまうと、電池が発煙、発火を起こすため、安全性に問題があった。
【解決手段】正極板と負極板と、正負極板を電気的に絶縁する絶縁層とを捲回、または積層した電極群4と、電解液と、これらを内包する外装体1と、電極群4と外装体1とを電気的に接続する正極集電板5c、負極集電板6cとを含む電池の分解方法であって、外装体を切削工具にて分割し、電極群に傷を発生させず、安全に、精度良く取り出すことを可能とした電池の分解方法と、その装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】より容易に低コストで、リチウム含有金属酸化物からリチウムを浸出できるようにする。
【解決手段】遷移金属の酸化物とリチウムとが化合しているリチウム含有金属酸化物を含む粉末と炭素材料の粉末とを混合して混合粉末を作製する。次に、作製した混合粉末を粉砕処理する。例えば、ボールミルを用いて粉砕処理を行えばよい。この粉砕処理により、混合粉末中のリチウム含有金属酸化物と炭素とが、メカノケミカル反応により固相で反応し、リチウム含有金属酸化物が還元される。この還元により、リチウム含有金属酸化物よりリチウムを含む金属の還元体が生成される。次に、粉砕処理した混合粉末と水とを混合してリチウムを水に浸出する。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池の正極から、コバルト、ニッケルなどの有価物を含む再利用原料を簡単かつ効率的に回収することができるリチウムイオン二次電池の正極からの有価物の回収方法の提供。
【解決手段】集電体と有価物とを含有するリチウムイオン二次電池の正極を、500℃〜650℃で加熱する加熱工程と、加熱工程後の前記正極を篩分けして、前記有価物を含有しかつ前記集電体の含有量が2質量%以下の回収物を得る篩選別工程とを含むことを特徴とするリチウムイオン二次電池の正極からの有価物の回収方法である。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン及び炭酸イオンを含有する溶液から高純度の炭酸リチウムを効率よく製造でき、特に、リチウムイオン二次電池の正極材料を含む焼成物を水に浸出させて得たリチウムと、フッ素、硫酸等の不純物を含有する溶液から、炭酸リチウムを高収率かつ高純度で製造できる炭酸リチウムの製造方法及び炭酸リチウムの製造装置を提供する。
【解決手段】電源5を作動させ、陽極1と陰極2間に通電することにより、リチウムイオン及び炭酸イオンを含有する溶液中のリチウムイオンが陰極2側に移動し、陰極近傍ではリチウムイオン濃度が上昇すると共に、加熱手段3によりリチウムイオン及び炭酸イオンを含有する溶液が加熱され、炭酸リチウムの溶解度が低下するので、陰極及び陰極近傍に炭酸リチウムが析出する。 (もっと読む)


【課題】使用済みリチウムイオン電池類から、その中に含まれる有価物を、各々分別して回収する方法を提供する。
【解決手段】電解質等の有機物を除去した後、解体して、活物質から成る粉状品と鉄、銅、アルミから成る塊状品に分け、粉状品は、酸化焙焼及び還元焙焼により、グラファィトの除去、及び、リチウム複合酸化物の結晶を分解して、その中に含まれるリチウム分を、いったん水酸化リチウムにしてから、最終的に炭酸リチウムとして回収し、さらに、コバルトとニッケルは、磁選にて磁着物として回収し、マンガン及び鉄などの酸化物や水酸化物は非磁着物として回収する。 (もっと読む)


【課題】アルミニウムを含む溶液中からアルミニウムを高効率で分離回収可能なアルミニウムの溶媒抽出方法を提供する。
【解決手段】アルミニウムを含む硫酸酸性溶液において、2−エチルヘキシルホスホン酸モノ−2−エチルヘキシルを含む有機溶媒を用いて、アルミニウムを抽出分離する。また、前記硫酸酸性溶液が、リチウムイオン電池リサイクルによって得られたアルミニウム含有の浸出液である。さらに、前記抽出工程を、平衡pH1.8以上3以下の条件にて行う。 (もっと読む)


【課題】電池を破砕処理するにあたり、電池内に含まれる電解液を分離し回収するとともに、フッ素やリン、ホウ素が含有された排水を少なくできる電池処理装置を提供する。
【解決手段】電池破砕物B1が投入される電解液分離槽20と、電解液分離槽20で電解液が分離された電池破砕物B2が投入される洗浄槽30とを備え、電解液分離槽20には電池破砕物B1から分離し洗浄水の液面に浮上した電解液を回収する電解液回収手段22が設けられ、洗浄槽30には洗浄水を攪拌する攪拌手段31が設けられている。洗浄水に溶け込む電解液の量が少なくなり、洗浄水に溶け込んだ電解液を処理する薬剤や熱源の量を少なくでき、排水処理負荷を低減できる。攪拌された洗浄水により電池破砕物B2を洗浄でき、電池破砕物B2に残留する電解液をさらに分離できる。 (もっと読む)


【課題】 リチウムイオン電池のリサイクルにおいて、リチウムを選択的に吸着する吸着剤を製造する方法及びリチウム吸着剤を提供する。
【解決手段】 リチウム−アルミニウム複合水酸化物を加熱して得られたリチウム吸着剤。 (もっと読む)


【課題】発火を防止することができ、かつ、腐食しにくくメンテナンスが容易な電池破砕装置および破砕方法を提供する。
【解決手段】単電池cと筐体bとからなる電池パックPを、放電液に浸漬させて放電させるための処理装置Aであって、冷却液を保持し、電池パックPが没入される冷却槽10と、冷却液に没入された電池パックPの筐体bに内部に放電液が流入できる開口部を形成する開口機20とを備える。単電池cを個々に放電液に浸漬したのと同じ状態にでき、短時間で放電を行うことができる。単電池cが潰れて短絡することにより発熱しても冷却液で単電池cを冷やすことで発火を抑制することができ、発火したとしても直ぐに消火されるため火災となることがなく安全である。開口機20は大気中に設置できるので、装置が腐食しにくく、装置のメンテナンスが容易である。 (もっと読む)


【課題】水素吸蔵合金組成物の酸素濃度を低くすることができ、その結果、負極活物質構成元素からなる合金溶湯に投入して加熱溶解させる際の回収率を高めることができる、廃ニッケル水素電池から回収される新たな水素吸蔵合金組成物の製造方法を提案する。
【解決手段】廃ニッケル水素電池から負極主体回収物を選別する負極回収工程と、該負極主体回収物を加熱処理する還元・脱炭素工程とを備えた水素吸蔵合金組成物の製造方法において、還元・脱炭素工程では、還元雰囲気下、750〜1050℃まで昇温する昇温過程において、少なくとも330℃±15℃の範囲、すなわち315℃〜345℃間での昇温速度を5.0℃/min以下とし、還元・脱炭素工程終了後から降温過程の途中段階の間で還元雰囲気から不活性雰囲気に切り替え、その後の降温過程における40〜70℃の温度領域で不活性雰囲気から空気雰囲気に切り替えることを提案する。 (もっと読む)


【課題】二次電池の内圧上昇を簡易に検出する。
【解決手段】二次電池10の蓋部14に、複数の薄肉部16a、16b、16cを設ける。それぞれの薄肉部16a、16b、16cは、初期状態では凹状態であり、二次電池10の内圧上昇に伴ってそれぞれ異なるしきい値で凹状態から凸状態に変化する。いずれの薄肉部16a、16b、16cが凸状態にあるかで、二次電池10を分解することなく内圧を評価する。 (もっと読む)


【課題】 廃電池をその所定の形状や大きさごとに分別できるとともに、大量処理も可能で、安全、かつ、効率的な廃電池処理方法と、小型でコンパクトな廃電池分別機と、大量の廃電池をリサイクル処理や廃棄処理することが可能な廃電池処理装置を提案する。
【解決手段】 廃電池分別機S1は、水平姿勢にて内側から外側に向かって順に配された複数の筒状体110a,110b,110cを備え、前記複数の筒状体の胴壁には廃電池を通過させるか通過させないかで分別する通過孔113a,113b,113cがそれぞれ寸法を異ならせて形成され、内側に配された筒状体の通過孔が外側に配された筒状体の通過孔よりも広く設定されており、前記複数の筒状体が回転することで前記廃電池をその形状や大きさごとに分別し、それぞれの排出口117a,117b,117cから排出する。 (もっと読む)


【課題】放電液に浸漬させて電池パックを放電するにあたり、短時間で放電を行うことが可能な電池パック処理装置および処理方法を提供する。
【解決手段】単電池cと筐体bとからなる電池パックPを、放電液に浸漬させて放電させるための処理装置Aであって、電池パックPを加圧して、筐体bに内部に放電液が流入できる開口部を形成する開口機20を備える。筐体bに収納された単電池cを個々に放電液に浸漬したのと同じ状態にできる。過放電を防止する保護回路fによって電池パックPからの放電電流が抑制されることを回避し、短時間で放電を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 電池材料として直接利用することができる酸化リチウムの製造方法を提供する。
【解決手段】 炭酸リチウムと炭素とを混合して500℃以上に加熱し、酸化リチウムを得る。これにより、炭酸リチウムから酸化リチウムへの反応が完全に進行して、炭酸リチウムが酸化リチウム中に残留しないため、酸化リチウムを電池材料として直接利用することができる。 (もっと読む)


【課題】 水酸化リチウムの結晶水の組成ずれを防止する。
【解決手段】 炭酸リチウムを溶解した溶液に水酸化アルカリを添加し、次いで固液分離して得た水酸化リチウムを、温度20〜40℃、かつ、相対湿度60〜80%の範囲で乾燥させる。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン電池等の廃電池を乾式処理する際にスラグの粘度を下げて有価金属の回収率を向上する方法を提供する。
【解決手段】乾式工程S20において、アルミニウムと鉄を含む廃電池を熔融して熔融物を得る熔融工程ST21と、熔融物からスラグを分離するスラグ分離工程ST22と、熔融物から有価金属の合金を分離する合金分離工程ST23とを備え、スラグ中の酸化アルミニウムの含量が20質量%以上75質量%未満であり、かつ、金属鉄換算の鉄含量が5質量%以上40質量%以下であり、更に、スラグの融点が1500℃以上、好ましくは1650℃以下となるように、熔融工程ST21において、フラックスとして酸化珪素及び酸化カルシウムを添加し、熔融工程ST21を1500℃以上、好ましくは1650℃以下で行う有価金属回収方法である。これによりスラグの粘度を低下して合金と分離し易くなるので合金の回収率を向上できる。 (もっと読む)


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