説明

Fターム[5H105EE07]の内容

Fターム[5H105EE07]に分類される特許

1 - 20 / 34


【課題】常に架線とすり板の接触を水平状態に保つ機構を有する鉄道車両用パンタグラフを提供する。
【解決手段】鉄道車両用シングルアーム形パンタグラフの枠組を構成する上枠の頂部と舟支え4の平衡状態を保持する平衡リンク7との間に、舟支え回転自在部5を設ける。また、パンタグラフの舟支え部に、回転作用を働かせるねじりゴムばね機構5−cを取り付けることで、舟体3が傾いた場合でも、動作に対する緩衝作用を有しつつ復元力を発生させ、架線1とすり板2の接触状態を水平な状態に戻す。さらに復元力による過剰な動作を制限するために、舟支え部にストッパ5−eを設ける。 (もっと読む)


【課題】トロリー線の結合区間があっても、トロリー走行中のドライバの操作負担を軽減し安定したトロリー走行を行うことができる電気駆動ダンプトラックを提供する。
【解決手段】車両制御装置50と、コントローラ100と、インバータ制御装置30と、操舵制御装置32とで構成される制御装置200は、車両本体1が、トロリー線結合区間Cに至る前の第1走行区間では第1トロリー線3L,3Rに、トロリー線結合区間を過ぎた後の第2走行区間では第2トロリー線3L,3Rに追従して走行するよう車両本体1にヨーモーメントを与える制御を行い、トロリー線結合区間では代表点から第2目標点に向かって所定の経路が設定され、この所定の経路に沿って、いずれは第2トロリー線3L,3Rに追従して走行するよう車両本体1にヨーモーメントを与える制御を行う。 (もっと読む)


【課題】低コストで調整の容易で良好な押上力の水平特性が得られる車両用パンタグラフの押上力発生機構を提供する事である
【解決手段】主軸に複数のばねでリンクを介してモーメントを与えて押上力を発生させる車両用パンタグラフ集電装置において、該複数のばねがそれぞれ異なった位相、寸法の1つ又は複数の該リンクを介して該主軸と結合されることを特徴とする。良好な押上力の水平特性が得られることを最も主要な特徴とする。この押上力発生機構は、リンク数×ばね数の段階分モーメント半径を調整することが可能となり、良好な押上力の水平特性が得られる。 (もっと読む)


【課題】簡単な加工によってすり板片と電車線とが衝突したときに発生する衝撃を容易に緩和することができるすり板片の衝撃緩和構造を提供する。
【解決手段】隣接するすり板片12aの衝撃緩和部12kの傾斜面上にスライダS1の両側面が接触した状態でスライダS1がL1方向に僅かに移動する。このため、スライダS1が接近する側のすり板片12aの衝撃緩和部12kの傾斜面がこのスライダS1の一方の側面に対して相対的に下方に摺動する。また、スライダS1が遠ざかる側のすり板片12aの衝撃緩和部12kの傾斜面がこのスライダS1の他方の側面に対して相対的に上方に摺動する。その結果、隣接するすり板片12a間の段差部にスライダS1が嵌り込まず、すり板片12aとスライダS1との間に発生する衝撃を衝撃緩和部12kが緩和するため、隣接する一方のすり板片12aから他方のすり板片12aにスライダS1がスムーズに乗り移る。 (もっと読む)


【課題】 高周波成分を比較的含まない信号を使用してアクティブ制御を行うパンタグラフの接触力低減方法を提供する。
【解決手段】 本発明のパンタグラフ1は、架線Tと摺り板10との間の上下方向接触力を動的に制御するアクチュエータ50を備える。さらに、枠組み20の変位を計測する変位計55を備える。アクチュエータ50は、インピーダンス制御によって制御される。インピーダンス制御は、アクチュエータ50によって仮想的なばね要素と減衰要素を付加してパンタグラフの接触力変動を低減させるように制御する。この制御に最低限必要な信号は、枠組み20の変位のみである。この変位には高周波数成分があまり含まれていないので、高周波数域においても、安定にゲインを調整可能であり、1〜2Hz程度の周波数域での接触力変動を低減できる。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフが通過するときのトロリ線の計測を介して、パンタグラフにおける摺り板の損傷凹部を検知する局所的凹部検知方法及び装置を提供する。
【解決手段】 トロリ線1をジグザグに支持する支柱2の近傍または支柱径間に設けた変位測定装置30により、パンタグラフ23が通過するときのトロリ線1の測定位置における線路に垂直な水平方向の変位、さらに正確には線路に垂直な面内における線路面に平行な方向の変位を測定し、測定された変位に基づく値が所定の閾値を超えたことをもって前記トロリ線1の下の軌道を通過した電車のパンタグラフ23の摺り板25に損傷凹部などの局所的凹部が生じていると判定する。 (もっと読む)


連結式または連結式ではない陸上車両を駆動補助する集電構造であって、この車両の走行路に沿って設置されている支柱(17)に取り付ける集電装置タイプの給電装置の近辺を移動し、この走行路に沿って往復してこの車両を集電装置(16)によって駆動補助する電力を供給する集電構造において、支点(34)を介して車両に設置した絶縁支柱(11)に取り付ける少なくとも1つの導電レールで形成し、それぞれの支点に弾性サスペンション手段(30)およびアクティブ、空圧または油圧などのサスペンション手段(33)を設けることを特徴とする集電構造。連結車両の場合、集電構造は給電部材(14)に分割し、この部材をそれぞれ車両の連結装置の付近で導電連結部(19)を介して分離する。本発明は、電気推進系の公共輸送車両の製造者に関わるものである。 (もっと読む)


【課題】より高精度にパンタグラフの接触力を算出することが可能なパンタグラフの接触力算出方法を提供する。
【解決手段】走行区間における車両速度v、内力F、舟体慣性力Fineを検出し、車両速度vと予め取得した枠体の速度-揚力特性から枠体の揚力の理論値FL2cを算出し、内力Fから枠体の揚力の実測値FL2rを抽出し、枠体の揚力の実測値FL2r及び理論値FL2cとの比である揚力比Cを算出し、該揚力比Cの平方根を車両速度vに乗算してパンタグラフ周りの流速vを算出し、該流速vと予め取得した舟体の速度‐揚力特性とから枠体の揚力FL1を算出し、該枠体の揚力FL1と舟体の慣性力Fineと内力Fとを加算することにより舟体の接触力Fを算出する。 (もっと読む)


【課題】 アクティブ方式のパンタグラフにおいて、アクチュエータに著大な出力が働いたような場合でもトロリ線を保護できる対策を備えたパンタグラフを提供する。
【解決手段】 パンタグラフは、トロリ線に押し当てられる舟体を支持する枠組と、枠組を付勢して舟体を上昇させる主バネと、枠組を回転駆動させて、舟体のトロリ線に対する押上力を制御するアクチュエータ50と、を具備する。アクチュエータ50の先端51は、枠組に接続する連結部材53の基端が接続するブラケット60に、ピン61で回転可能に接続されている。ピン61の外周面には複数のノッチ61aが形成されており、所定の荷重を受けると破断する。アクチュエータ50の著大な出力が働くとピン61が破断し、アクチュエータ50は台枠3に設置された受部54に落下して、アクチュエータ50の作動を停止する。これにより、舟体は主バネのみで支持される。 (もっと読む)


【課題】ばね機構Sにおいて横向きのスライダを用いず、従来よりも摩擦抵抗を減らしながら、コストの上昇を招くこともなく、良好な等反発力特性を実現する。
【解決手段】上端部が被支持側に軸支され(A)、そこから斜め下向きに延びている第1リンク1と、上端部が第1リンク1の下端部に軸支され(B,C)、そこから斜め下向きに延びて第1リンク1と「く」字状をなし、下端部(D)が支持側部材5に軸支されている第2リンク2と、上端部が第1及び第2リンク1,2を繋ぐピン4に連結され、そこから斜め下向きに延びて、下端部(E,F)が支持側部材5に連結されている圧縮コイルばね3と、を備える。圧縮コイルばね3は予圧縮状態とされ、被支持体の荷重を受ける第1リンク1の上端部(A)が下方へ変位するに連れて、更に圧縮されつつ起き上がる。 (もっと読む)


【課題】車両停車時に架線からパンタグラフを介し、電力を電力貯蔵媒体に貯蔵する架線レス車両システムに使用することを特徴とする車両用パンタグラフにおいて、駅停車から出発時にパンタグラフを下降させ、その後駅停車到着時にパンタグラフを再度上昇する方式ではパンタグラフの上昇および下降動作頻度が大幅に増し消耗部品の急速劣化を招くことになり、また集電舟がバウンドするため、適時適切に電力を供給することができない。
【解決手段】車両停車時に架線からパンタグラフを介し、電力を電池およびコンデンサ等の電力貯蔵媒体に貯蔵する架線レス車両システムに使用する車両用パンタグラフにおいて、架線が無い場所でもパンタグラフ集電舟の上昇を維持するため突放ストッパに緩衝機構を備えたことを特徴とする車両用パンタグラフ。 (もっと読む)


【課題】シングルアーム等のバネが少ないパンタグラフとバネが多い多分割すり板付パンタグラフの両方を精度良く接触力を測定することができる接触力測定装置及び接触力測定方法を提供する。
【解決手段】パンタグラフ4のバネ6の画像を撮影範囲を部分的に指定して時間分解能を向上させて撮影するエリアカメラ2等からなる撮影手段と、前記画像中の前記バネ6を画像処理により検出する処理用PC8からなる画像処理手段と、前記画像処理手段により検出した前記バネ6のバネ反力と慣性力とを加算することにより接触力を求める処理用PC8からなる接触力計算手段とを備えた。 (もっと読む)


【課題】本発明は、安価にてすり板の正確な摩耗量や荒損位置を測定できるパンタグラフ型集電装置の検査装置を提供することにある。
【解決手段】本発明は、停止中の電車1のすり板4の表面に、ビームを連続的に照射してすり板4の表面形状データ33を取得し、この取得された表面形状データ33と予め取得しておいた設計データとを比較してすり板4の摩耗量を求めるようにしたのである。
このようにビームをすり板4の表面に連続的に照射して測定することで、正確な摩耗量や荒損位置を測定することが可能となり、しかも高価なビームセンサ10を複数用いる必要がなくなるので、すり板4の正確な荒損や荒損位置を安価に測定できるパンタグラフ型集電装置の検査装置を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 従来からのパンタグラフ用のすり板は、すり板の消耗が中央部で多く発生し、すり板両端の未使用部分の使用状況の改善が問題である。そこで本発明は、パンタグラフ用のすり板の全面使用ならびに全面が消耗するまで使用ができることを課題とする。
【解決手段】 本発明のパンタグラフ用の円形すり板1は、取付金物3およびボルト4により、集電舟5に取付固定する。本発明のパンタグラフ用の円形すり板1においては、すり板の形状を円形にすることにより、すり板の位置を360度平面回動させるこが可能となるため、未使用部分の使用ならびに、すり板の全面が消耗するまで使用ができるため、課題の解決手段となる。 (もっと読む)


【課題】集電子を交換する際の作業効率に優れた移動装置および移動式ロボットを提供する。
【解決手段】押しネジ60/引きネジ62にてプレートB56を集電子72から遠ざかる方向に移動させることにより集電子72の中央であるC72は車輪13の車軸位置C13から外れ、集電子72全体が車輪13からオフセットした位置となる。さらにプレートB56を移動させると、ボルト65がダルマ長孔59の大径部59Aと重なることでプレートA58は回動方向にフリーとなり、パンタグラフ70の反発力でトロリー線19から離間する方向に回動する。プレートA58を作業者が更に手前に引くことで、蝶番64の許容する角度まで手前側に回動し、パンタグラフ70および集電子72が作業者の正面に移動する。この状態であれば手前側に車輪13は存在せず、またパンタグラフ70の反発力も作用していないので作業者は容易に集電子72の交換を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】可動ストローク端部でのストッパ当たりを低減して集電摺動部のトロリ線への追随特性を向上したパンタグラフを提供する。
【解決手段】トロリ線Tに接触する集電摺動部10と、集電摺動部を所定の可動ストローク範囲内で上下方向に相対変位可能に支持する支持体20と、集電摺動部と支持体との間に設けられ、集電摺動部の支持体に対する変位に応じた復元力を発生する弾性体110,120,130を有する弾性支持機構100と、を備えるパンタグラフを、弾性支持機構は、可動ストロークの上端部、下端部の少なくとも一方の端部近傍において、可動ストロークの中間領域に対してバネ定数が増大する構成とする。 (もっと読む)


【課題】集電子が複数の絶縁トロリー線間を移る際、その集電子片が乗り移る先の絶縁トロリー線の溝内に確実に安定して収容することが可能な絶縁トロリー線集電装置を提供する。
【解決手段】移動する負荷Fに取付けられる集電子1を造営材Zに取付けられる絶縁トロリー線2に摺接させて前記移動する負荷Fに電気を供給する絶縁トロリー線集電装置である。集電子1は、絶縁トロリー線2に摺接する集電子片11と、集電子片11に設けられる軸30を受ける集電子1側の回転座3と、負荷Fに設けられる軸40を受ける負荷F側の回転座4と、両端部が前記集電子1側の回転座3と負荷F側の回転座4とにそれぞれ回動可能に連結されるアーム5と、を備え、アーム5の側面の両側から弾性的に当接して該アーム5および負荷F側の回転座4が前記負荷Fに設けられる軸40の回りに回転するのを抑えるばね片60を有する回転抑制部6を設けた。 (もっと読む)


【課題】パンタグラフの複雑化を引き起こすことなく広範な車両走行速度域において集電摺動部のトロリ線への追随特性を向上したパンタグラフ等を提供する。
【解決手段】パンタグラフ1を、トロリ線Tに接触する集電摺動部10と、集電摺動部10を車体に対し変位可能に支持する支持機構30と、両端部を集電摺動部10側及び支持機構30側にそれぞれ接続された梁部130、及び、梁部130の支持条件を変更する支持条件変更手段140とを有する可変バネ要素100と、車両の走行時にトロリ線が集電摺動部を加振する卓越周波数に応じて梁部の支持条件を変更して可変バネ要素のバネ定数を変更する制御手段と、を備える構成とする。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフのすり板と架線との接触力の変動を低減できるようにする。
【解決手段】 架線に接触して架線より強制変位yを受けるパンタグラフのすり板を含む接触マス49の質量mを、所要のばね機構50を介して支持し、更に、アクティブ制御用のアクチュエータ51にて制御力fを加えることができるようにしてある制御対象マス48の質量mについての運動方程式をたてる(S1)。この運動方程式における制御対象マス48の慣性項、減衰項、ばね項のうち、慣性項が小さくなるような制御力fを求める(S2)。求められた制御力fにより、制御対象マス48の質量mを制御する(S3)。これにより、制御対象マス48の質量mの変位yaを、すり板を含む接触マス49の質量mが架線より受ける強制変位yと振幅、位相共に等しくなるようにさせる。 (もっと読む)


【課題】 車両の走行時に架線を摺動するパンタグラフの揚力を推定する。
【解決手段】 揚力推定システムは、測定区間(−ε<x<ε)の間に存在する、トロリ線と連結されたハンガのハンガ軸力h(i=1,2,・・・,n)および測定区間の両端における傾斜(∂y/∂xx=+ε、∂y/∂xx=−ε)をそれぞれ示すデータを記憶した記憶装置22と、ハンガ軸力、傾斜を示すデータから接触力f(t)を算出する接触力演算部28と、接触力f(t)の時間平均値M(f(t))を算出し、接触力の時間平均値M(f(t))に基づいて、f=M(f(t))−f(f:パンタグラフの静押上力)により、揚力fを算出する揚力演算部30と、を備える。 (もっと読む)


1 - 20 / 34