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Fターム[5H604DA15]の内容

Fターム[5H604DA15]に分類される特許

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【課題】複数の導体セグメントの端部同士の接合部が露出したり接合部間の絶縁性が低下したりするのをより抑制する。
【解決手段】複数の導体セグメント30の端部36同士による複数の接合部38がキャップ40の複数の収容部42のそれぞれに収容されていると共に、それぞれの収容部42に、キャップ40とは異なる材料の充填材44が充填されている。これにより、充填材44にクラック(ひび割れ・裂け目)が生じたときに、接合部38が露出したり接合部38間の絶縁性が低下したりするのをより抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】モータの小型化や軽量化を図りながら、モータの温度上昇を効果的に抑制することのできるステータコアとコイルを固定するワニスとこれを具備するモータを提供する。
【解決手段】モータを構成するステータコアとコイルを固定するワニスであって、該ワニスには潜熱蓄熱剤が配合されており、モータ駆動時のコイルで発熱した熱を潜熱蓄熱剤の融解潜熱で吸収するようになっている。 (もっと読む)


【課題】ロータの作動不良を回避しながら、著しいコストの上昇を伴うことなく前記コイルを有効に冷却することが可能な電動機を提供する。
【解決手段】電動機は、ロータ10と、ステータコア22及びコイル24を有するステータ20と、ステータフレーム30と、エンドカバー40と、ステータフレーム30内に配設される放熱用樹脂60と、を備える。コイル24は軸方向両側に突出する第1及び第2端部27,28を有する。放熱用樹脂60は、第1端部27を覆ってステータフレーム30の内側面に密着する第1樹脂部分61と、第2端部28を覆って第2ボス部46の外周面46aから離間する第2樹脂部分62とを有する。第1樹脂部分61のうち第1端部27と第1ボス部36の間に介在する部分64の厚みは放熱用樹脂60の他の部分の厚みよりも大きい。 (もっと読む)


【課題】高圧蒸気滅菌処理によっても性能劣化が起きにくい歯科ハンドピース用発電機を提供する。
【解決手段】歯科用のハンドピースに組み込まれた状態で、高圧蒸気滅菌処理(例えば、135℃、蒸気圧2atm)の対象となる。この高圧蒸気滅菌処理に対応するため、本実施形態の発電機では、コイル被覆AIW(ポリアミドイミド銅線)を使用することで耐食性の向上を実現し、また、熱可塑性部材で形成する円筒胴部との密着性が高いシリコーン系樹脂を充填して該樹脂と円筒胴部とでコイルを包みこむことで耐食性の向上を実現する。 (もっと読む)


【課題】回転電機の効率を向上させるために、電機子コイルエンドの電線重なりによる凹凸をなくして風損を低減する方法が提案されているが、生産タクトの低下や整流子側のコイルエンドの風損を低減できないなどの課題があった。
【解決手段】電機子巻線固着用に用いる塗布材として、無機充填材を添加した低粘度樹脂液を用いることにより、スロット内電線固着とコイルエンド凹凸を滑らかにできるほど厚く塗布することを両立でき、高効率化した回転電機を提供できる。積層コア1に形成されたスロット内部に、絶縁紙をはさんで、電線がコイル状に巻回してある。その電線はファン側コイルエンド2と整流子側コイルエンド3で重なり合い、その表面は電線による凹凸が存在している。その凹凸を覆ってコイルエンドを滑らかにするように塗布材4が塗布されている。 (もっと読む)


【課題】ステータコアとコイルの接着性に優れ、ティース周りにコイルを配設する際に絶縁シートやコイルの絶縁被膜が破損するといった課題も解消でき、ワニスを滴下する際の大掛かりな設備も不要とすることのできる絶縁シートと、この絶縁シートを使用してなるステータコアにコイルを固定する方法を提供する。
【解決手段】絶縁シート10は、液状の接着剤3を内包したマイクロカプセル2が絶縁紙1の表面に分散固着されてなるものである。ステータコアにコイルを固定する方法は、絶縁シート10を用意し、モータを構成するステータコア4のスロット42内に絶縁シート10を配し、コイル5をティース41に配する際にコイル5でマイクロカプセル2を壊して内包されている液状の接着剤3で絶縁シート10をステータコア4とコイル5の双方に接着するものである。 (もっと読む)


【課題】同相間絶縁性能を確保でき、高電圧化に対応し、小型にして高出力化を図ることができる回転電機の固定子を提供する。
【解決手段】本実施形態の回転電機の固定子は、複数の単位コイルが連結されてなる複数相の固定子コイルが固定子鉄心に巻装されるものにおいて、前記各相の固定子コイルは、複数の単位コイルを直列に接続してなるコイル列の一端が、インバータ装置より供給される交流電力が入力される電源入力端子に接続され、前記各相の電源入力端子に接続される入力側単位コイルは、絶縁皮膜の膜厚が他の単位コイルよりも厚く設定され、且つ導体部分の断面積が他の単位コイルよりも小さく設定されている。 (もっと読む)


【課題】
電気機械モジュールにおいて、導体44及びその周りの第1の絶縁部に生じる損傷を、絶縁バンド51を必要とすることなしに、少なくとも部分的に低減させる。
【解決手段】
本発明による電気機械モジュール(10)は、ハウジング(12)を有し、ハウジングは、機械キャビティ(22)と、冷却液ジャケット(62)と、冷却液開口(68)を含む。冷却液開口は、冷却液ジャケットを機械キャビティに流体連通させるようにハウジングの一部分を貫通する。電気機械は、機械キャビティ内に配置されるステータ組立体(26)を有する。ステータ組立体は、スロット(42)を有するステータコア(28)を含む。導体(44)が、スロット内に配置され、導体の一部分は、ステータコアの溶着側(52)及び挿入側(50)から軸線方向に延びる。導体は、ステータコアの溶着側において、導体と導体の間に半径方向に広がる開口(70)を定めるように構成され且つ配置される。 (もっと読む)


【課題】コイル挿入時における絶縁部材の接着層剥がれを抑制してコイルに対する絶縁部材の接着力を確保するとともに接着材料屑の発生を防止できる、回転電機用絶縁紙を提供する。
【解決手段】絶縁紙50は、シート状の絶縁基材60と、絶縁基材60の一方表面に設けられた接着材料層62とを備える。接着材料層62は、絶縁紙50の一方表面上に出現していない状態で絶縁基材60に担持されている。具体例としては、絶縁基材60の一方表面は凹凸形状に形成されており、接着材料層62は一方表面上の凸部66高さよりも薄く形成されていて凸部66の先端が接着材料層62から突出している。 (もっと読む)


【課題】 液化ガスに浸漬された状態でのサブマージドモータの特性が液化ガスから取り出した後の検査において高い信頼性をもって評価することが可能なコイル補助部材及びそれを備えたサブマージドモータを提供する。
【解決手段】 液化ガスに浸漬されるサブマージドモータに備えられたコイルを補助するように構成されたコイル補助部材であって、熱硬化性樹脂が含有されてなることを特徴とするコイル補助部材。 (もっと読む)


【課題】強度と絶縁性を両立した回転電機およびその製造方法を提供する。
【解決手段】固定子鉄心412のスロット411とコイルの間に含浸される第1のワニス415と、スロット411の軸方向外側において、コイルのエナメル皮膜に直接に付着された第2のワニス416と、を有し、第1のワニス415は、平角線におけるコイルとワニスのせん断接着強度が第2のワニス416より大きい熱硬化性のワニスであり、第2のワニス416は、ガラス転移温度が約104℃以下の熱硬化性のワニスであるとともに、第2のワニス416のDMA法におけるガラス転移温度が第1のワニス415のガラス転移温度より低い回転電機。 (もっと読む)


【課題】絶縁層の厚さを必要以上に厚くすることなく耐電圧特性を向上させ且つ放熱性にも優れた絶縁コイルを提供すること。
【解決手段】コイル導体と、マイカ層シートを補強材にバインダ樹脂で接着させた絶縁テープをコイル導体に巻回し熱硬化性樹脂を含浸して硬化した絶縁層とを備える絶縁コイルであって、補強材が、特定の範囲の平均二次粒子径を有する凝集無機充填剤を、絶縁層中の樹脂成分に対して8重量%以上70重量%以下の量で含有するものである。 (もっと読む)


【課題】ティース周りに巻線からなるコイルを形成した際に当該巻線の絶縁被膜にクラックが生じた際にこのクラックを容易かつ迅速に修復することのできる巻線と、この巻線を用いたコイルの形成方法、さらには、このコイルを具備するモータ供用後に巻線を構成する絶縁被膜にクラックが生じた際にこれを修復するコイルの破損修復方法を提供する。
【解決手段】導線1aと、導線1aの周りに形成された絶縁被膜1dからなり、この絶縁被膜1dは、導線側に配された内被膜1bとその周りに配された外被膜1cからなり、外被膜1cは熱硬化性樹脂からなり、内被膜1bは熱可塑性樹脂とその内部に該熱可塑性樹脂の軟化点よりも発泡温度の高い発泡剤B’が含有されている素材からなる巻線1A,1Bである。 (もっと読む)


【課題】電磁コイルと他の部材との間の耐電圧の向上を図るとともに、モーターの高性能化や小型化を実現する。
【解決手段】電気機械装置10であって、第1の絶縁材料100ACで被覆された電線100ALを複数回輪状に巻いてなる電磁コイル100Aと、前記電磁コイルの少なくとも一部を覆うように設けられた第2の絶縁材料で形成された絶縁部702と、を備え、前記絶縁部を挟んだ外部と前記電磁コイルとの間の耐電圧が、前記電磁コイル内で隣接する電線間の耐電圧よりも大きい、電気機械装置。 (もっと読む)


【課題】簡便な手法によって信頼性の高い相間絶縁を実施すること。
【解決手段】積層構造を有し、モータ/ジェネレータのステータのコイルエンド部において隣接する相の異なるコイル間に介装されて用いられる相間絶縁シートであって、加熱されることによって発泡を生じ、その厚みを増大させる感熱発泡層が2つのフィルム層の間に備えられているとともに該フィルム層の外側にそれぞれ熱硬化型接着剤層が備えられていることを特徴とする相間絶縁シートを提供する。 (もっと読む)


【課題】高いカバーエッジ性の確保とピンホールの抑制の両立を図り得るようにした回転電機の固定子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】固定子3は、周方向に複数のスロットを有する円環状の固定子コア32と、スロットに挿入配置された複数のセグメント導体33の端末部同士が溶接により接続されて固定子コア32に巻装された固定子巻線31と、を備える。セグメント導体33の接続された端末部が、端末部の表面に塗布した樹脂を硬化させることにより形成された絶縁皮膜36で覆われている。絶縁皮膜36は、粉体樹脂又は粘性の高い樹脂により形成されて端末部先端にある接合部33eの表面を覆う第1絶縁皮膜36aと、第1絶縁皮膜36aの樹脂よりも粘性の低い樹脂により形成されて第1絶縁皮膜36aの表面を覆う第2絶縁皮膜36bとからなる。 (もっと読む)


【課題】 従来のモータの絶縁構造の問題点であった、鉄心とインシュレータ間、及び、インシュレータとコイル間の隙間に空気層が存在する点を解決し、モータ運転時にコイルで発生する熱を効率よく鉄心に逃がすことが可能なモータの絶縁構造を得る。
【解決手段】 モータの絶縁構造は、板状の電磁鋼板を複数枚重ね合わせた鉄心1と、鉄心1のティース部2と、ティース部2にはめ込み、鉄心1のティース部2の側面の大半を露出させることが可能な樹脂製のインシュレータ21と、露出したティース部2に絶縁被覆電線3aを巻回して構成されたコイル3と、ティース部2間に充填された主絶縁材料4と、露出したティース部2とコイル3間に充填され、熱硬化性の液状樹脂5bに鉄心1とコイル3の間に必要な絶縁距離に相当する粒子直径を持つ絶縁性の充填剤5aを配合した副絶縁材料5を備える。 (もっと読む)


【課題】 高電圧の回転電機に必要な絶縁の信頼性を維持したままで、巻線の占積率を向上させた高効率の回転電機を提供する。
【解決手段】 極歯単位で円周方向に分割され電磁鋼板を積層した固定子ピースに、それぞれ電線を巻装して巻線を形成した複数の固定子分割体を、所定数環状に接合した固定子を有する回転電機であって、固定子ピースの少なくとも電線が巻装される面に、膜厚Dに対する表面の最大凹凸高さ率αが60%以下の絶縁被覆を有する。 (もっと読む)


【課題】複数本の導体の端部が接合された矩形の断面を有する接合部が有機絶縁被膜で覆われた絶縁構造における絶縁性を向上し、信頼性の高い電気機器を提供する。
【解決手段】複数本の導体134の端部が接合された矩形の断面を有する導体接合部131が有機絶縁被膜133で覆われた絶縁構造を形成する。有機絶縁被膜133は、ボイドレスとし、導体接合部131における膜厚を50〜1000μmとする。有機絶縁被膜133のエッジカバー率は20%以上とする。 (もっと読む)


【課題】端末線を確実に固着し得るようにしつつ、不要な部位への含浸材塗布を抑えることで低コスト化を実現できる回転電機の固定子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の固定子10は、周方向に複数のスロット21を有する円環状の固定子コア20と、固定子コア20のスロット21に巻装された複数の線材30により形成され、スロット21内でコア径方向に複数本並んだ線材30の最外層に出力線または中性点接合線となる端末線が存在する固定子巻線40と、を備える。スロット21内に設置された線材30のうち少なくとも端末線となる線材30aは、固定子コア20との間に配設された固着材シート55により固定子コア20に固着されている。固着材シート55により固着された線材30a以外の線材30は、固定子コア20の内周側からスロット開口部に滴下された含浸材50により固着されている。 (もっと読む)


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