Fターム[5J070AD01]の内容
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レーダ装置、レーダ信号処理方法及びレーダ信号処理プログラム
【課題】パルスレーダで目標の速度を正確に検出しようとする場合、複数のPRFのパルス信号から位相回転量を算出し、PRFごとの位相回転量の組み合わせから速度検出を行う。このような関連技術のレーダでは、PRFごとにドップラ周波数分解能が異なるため、何度も折り返るような高速目標の場合は速度検出精度の差に依存する誤差が無視できなくなり、速度の検出を誤ってしまうという課題がある。
【解決手段】本発明は、前記課題を解決するために、利用する複数のPRF間で等間隔なドップラ周波数分解能を得ることのできるようPRFを制御するPRF制御器11と、PRFを等間隔なドップラ周波数分解能ごとの受信信号に分離する等間隔ドップラ周波数分離器16とを備えることにより、誤差のない速度検出を行うことを可能とする。
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パルスレーダ装置
【課題】送信系統とサンプリング系統とを1系統に統合し、安定した温度特性を確保しながら回路部品の低減によるコスト低減を図る。
【解決手段】掃引波発生器11及びVCO12を用いた周波数変調により、フレーム内で時間経過と共にパルス間隔が変化するタイミングパルスを発生させる。そして、タイミングパルスからインパルスを発生させて、送信アンテナ2からパルスを繰り返し送信すると共に、1個以上前の送信パルスによる受信パルスを、現在の送信パルス(現在のインパルスによるサンプリングパルス)のタイミングでサンプリングすることで、等価的に時間軸を伸張して受信パルスをサンプリングする。これにより、送信系統とサンプリング系統とを1系統に統合して、安定した温度特性を確保しながら回路部品の低減によるコスト低減を図ることができる。
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信号処理装置、レーダ装置、信号処理方法、および信号処理プログラム
【課題】コヒーレント積分を行う場合において、干渉成分による影響を軽減した信号処理装置を提供する。
【解決手段】ソート処理部153は、振幅値に応じてデータ列を並び替える処理を行う。閾値検出部154は、ソート処理部153によって並び替えられたデータ列の中から、振幅値の小さい順に複数点のデータを選択する。そして、閾値検出部154は、選択したデータの平均値を算出し、この平均値に所定の係数αを掛けた値を閾値として算出する。ゼロ置換処理部151は、閾値検出部154から入力された閾値と、各データの振幅値とを比較する。閾値以上の振幅値を示すデータが存在した場合、そのデータ(スイープメモリ13から入力した複素信号)を0に置換し、コヒーレント積分処理部161に出力する。閾値未満の振幅値を示すデータは、スイープメモリ13から入力した複素信号をそのままコヒーレント積分処理部161に出力する。
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追尾装置、追尾方法、及びコンピュータプログラム
【課題】飛翔体のトランスポンダーから送信されてきた応答信号を受信し、その電波強度を基に、アンテナ角を飛翔体に追尾させる追尾装置で、サンプリングレートを高速化させることなく、高精度追尾が可能にする。
【解決手段】制御装置21の座標演算器22で現時刻の飛翔体の位置座標を算出し、位置推定器23で次時刻の飛翔体の位置座標を推定し、角度算出器24で次時刻のアンテナの角度の推定値を算出している。そして、推定された次時刻でのアンテナの角度を目標値として、アンテナ31の向きを制御している。このように、本発明の第1の実施形態では、次時刻でのアンテナの角度の推定値を目標値として、アンテナ31の向きを制御しているため、サンプリングレートを高速化させることなく、高精度追尾が可能になる。
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低電力空間結合フェーズドアレイレーダー
【課題】低電力空間結合フェーズドアレイレーダーを提供する。
【解決手段】レーダーシステムが取り付けられるか、又は組み込まれる構造にレーダーシステムを適合させることができるようにする複数の小型レーダーである。レーダーシステムは、クロックと、クロックと通信する複数の周波数変調/持続波(FM/CW)又はパルス圧縮レーダーユニットと、複数のFM/CWレーダーユニットと通信するプロセッサとを備える。複数のFM/CWレーダーユニットはそれぞれ一列のアンテナ素子を含む。
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レーダ画像処理装置
【課題】本発明の課題は、2重パルス式レーダの2次エコーの除去をデジタルデータで行うことにより、部品点数を少なく、小型で安価なレーダ画像処理装置を提供することにある。
【解決手段】本発明は、1繰り返しの間に長パルスと短パルスの電波を送信すると共に反射波を受信するアンテナ11及びレーダ装置12と、レーダ装置12から出力された受信信号をデジタルデータに変換するAD変換器13と、数値制御発信機14で生成した受信したいパルスの周波数に応じた信号とAD変換器13から出力されたデジタルデータの受信信号とが混合され、受信したい信号をベースバンドに変換するミキサ15と、ミキサ15からの出力信号が入力され、2次エコーを除去して受信したい信号を指示器へ出力するフィルタ16とを具備することを特徴とする。
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ダイオードリミッタ装置及びレーダ
【課題】調整機構等を精密な部品を用いることなく、低背化できる簡素な構成の、導波管を入出力とするダイオードリミッタ装置を提供する。
【解決手段】導波管下板30は所定深さの溝が形成されたアルミニウム板である。導波管上板31は所定厚さの単純なアルミニウム板である。導波管下板30に形成されている溝と導波管上板31とで囲まれた空間によって導波路及び共振器が構成されている。導波管共振器34と導波管32,36との境界部分には、幅方向を狭めた窓33,35が形成されている。同軸共振器37は、中心導体38とその周囲の部分円柱状の空間とで第2の共振器を構成している。中心導体38の先端と導波管上板31との間には間隙が生じていて、その間隙にPINダイオード41が接続されている。これにより、導波管を入出力とし、途中に同軸共振器37と導波管共振器34が挿入された回路が構成される。
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偽像低減装置、レーダ装置、偽像低減方法、および偽像低減プログラム
【課題】画像処理を行うことによりビームサブ偽像を低減する偽像低減装置を提供する。
【解決手段】ビームサブ偽像検出部154は、各距離における極座標画像データについて、所定レベル以上の値を示す画素がスイープ方向に連続する数を算出し、連続スイープ数が閾値Th以上であれば、偽像候補として抽出する。また、ビームサブ偽像検出部154は、偽像候補の方位方向の幅と、距離方向の幅とに基づいて、ビームサブ偽像を検出する。
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車輪位置検出装置
【課題】簡易な構成で、車輪の数だけアンテナを設置する必要なく、車輪の取付位置を検出することが可能な車輪位置検出装置を提供する。
【解決手段】第1車体側通信機を、車輪側通信機からの応答信号のうち、1つの応答信号の受信強度が予め定められた第1受信強度閾値を上回る第1受信強度帯域に含まれ、かつ残余の応答信号のうち2つの受信強度が第1受信強度閾値を下回る第2受信強度帯域に含まれる位置に取り付け、第1受信強度帯域に含まれる応答信号を送信した車輪側通信機に第1車輪取付位置IDを付与し、第2受信強度帯域に含まれる応答信号を送信した2つの車輪側通信機のそれぞれに第2車輪取付位置IDを付与し、これら2つの車輪側通信機のいずれか一方の応答信号の受信強度が第1受信強度帯域に含まれ、かつ第1車輪取付位置IDを付与した車輪側通信機の応答信号の受信強度が第2受信強度帯域に含まれる位置に第2車体側通信機を取り付ける。
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電波探知装置及びそれに用いるレーダ数判定方法
【課題】 同一方位の目標が単一のレーダから発射された電波であるか、複数のレーダから発射されたされた電波であるかを判定可能な電波探知装置を提供する。
【解決手段】 電波探知装置は、PRIフィルタ(14)を用いてレーダ波の分離を行い、周波数、方位、受信電力、パルス幅、PRIの情報を持つ目標データを作成して目標データ管理テーブル(18)に記録する。電波探知装置は、PRIフィルタ(14)後のTOAのうちの最も早い時刻のTOAと最も遅い時刻のTOAとを抽出して目標データに付加する付加手段(TOA情報付加回路16)を有し、付加手段(TOA情報付加回路16)にて最も早い時刻のTOAと最も遅い時刻のTOAとが付加された目標データを目標データ管理テーブル(18)に記録している。
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目標検出方法、パッシブレーダ装置及びレーダ装置
【課題】 信号帯域幅が広帯域或いは観測時間が大きくなる場合に、長時間積分を可能として、目標検出が可能である新規な目標検出方法、パッシブレーダ装置及びレーダ装置を提供すること。
【解決手段】 目標からの反射波の信号のドップラー周波数を補償して所定の間隔で分割し、その分割されたブロックごとに、前記送信波の複素振幅データを所定の間隔で分割したブロックを用いて、前記ドップラー周波数の補償に用いた周波数に基づき、遅延を周波数領域で補償して遅延が補償されたブロックごとの反射波の信号を加算したものを時間領域に戻して得られる相互相関関数のピークから目標を検出する。
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レーダ装置、物体検知システム、および、物体検知方法
【課題】レーダ装置で異なる物体情報を一つの物体と誤判定することを防止する技術を提供する。
【解決手段】第1の走査の代表検知点が第2の走査において存在しない場合、第1の走査において検知された代表検知点の次に車両に近い検知点を第2の走査における代表検知点に設定する。この第2の代表検知点が、第1の走査の代表検知点の位置から遠方側に所定距離以上に離れた位置に存在する場合は、第1の代表検知点と第2の代表検知点とを異なる物体の情報と判定する。これにより、異なる物体を一つの物体と誤判定することに起因する物体の移動方向の誤った判定を防止できる。
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無線センサ装置
【課題】受信信号と同一周波帯の妨害波をキャンセルして誤判定を防止すること。
【解決手段】無線センサ装置10は、所定周波数の信号を発振する発振回路11と、発振回路11からの信号を対象物Oへ放射する送信アンテナANTと、対象物Oからの反射波を受信する受信アンテナANTと、送信アンテナANTへ供給される信号と受信アンテナANTで受信した反射波とが入力されるミキサ回路16と、ミキサ回路16から出力される信号を処理する信号処理回路19と、送信アンテナANTへ供給される信号を変調コードにしたがって位相変調する位相変調手段14,15と、を備えた。
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エコー信号処理装置、レーダ装置、エコー信号処理方法、およびエコー信号処理プログラム
【課題】送信パルスの条件に起因するぼやけを解消し、物標を明りょうに表示することができる画像処理方法を提供する。
【解決手段】測定データのうち、サンプル間の値の変化度合いが相対的に大きいサンプルの測定データを強調するエッジ強調処理を行い、エッジ強調処理後の測定データを用いてスキャン相関処理を行う。物標の輪郭のうち、自船に近い箇所は、サンプル間の値の変化度合いが相対的に大きい箇所である(エコーレベルが急激に立ち上がる箇所である)。この立ち上がり部分の測定データは、パルス長等の送信パルス条件が変化しても大きく変動しない情報である。したがって、エッジ強調処理を行ってからスキャン相関を行うことにより、送信パルスの条件に起因するぼやけ等を解消し、物標の輪郭を明りょうに表示することができる。
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気象レーダ信号処理装置及びそのグランドクラッタ除去方法
【課題】MTIと速度幅フィルタについて有効なパラメータを自動的に求める。
【解決手段】予め設定されたMTIパラメータに基づいて目標反射波の受信信号からグランドクラッタ成分を演算し除去するMTI処理器A1と、前記グランドクラッタが除去されたMTI処理後の信号を予め設定された速度幅パラメータを基づく閾値と比較して、MTI処理後の信号に含まれる気象エコー成分を抽出する速度幅フィルタA2と、前記速度幅フィルタの出力から気象情報を得る気象情報演算部A3とを備え、レーダ設置地点での観測データ及び模擬気象エコーを用いて前記MTIパラメータ及び速度幅パラメータの最適値を自動探索し、自動探索されたMTIパラメータ及び速度幅パラメータを事前にMTI処理器A1及び速度幅フィルタA2に設定することで、オフラインでのシミュレーションによるパラメータ調整を自動化する。
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物体検知装置および物体検知方法
【課題】相互に属性が異なる複数の物体の存否、位置、変位または属性の検知ないし測定を簡単な構造により高精度に行うと共に、相互に属性が異なる複数の物体を確実に識別する。
【解決手段】発振器11から発せられる基本送信信号から相互に周波数が異なる複数の単位送信信号を生成し、これらの単位送信信号を合成して合成送信波として送信する。そして、検知対象物に反射した合成送信波の反射波を受信し、この反射波を周波数ごとに分離して複数の単位受信信号を生成し、複数の単位送信信号と複数の単位受信信号とを周波数ごとにそれぞれ重畳することにより形成される複数の定在波のそれぞれの振幅値に基づいて検知対象物の存否、位置、変位および属性を検知する。
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気象レーダの方位角と仰角補正手段
【課題】
気象レーダを運用するには、水平を保つためのアウトリガーや、正確な方角を知るための専用の装置が必要であった。
【解決手段】
傾斜角を取得する傾斜計および空中線の機械軸と電機軸のずれから仰角傾斜補正テーブルを作成する仰角傾斜補正テーブル作成手段と、磁気コンパスによる磁気方位および周辺装置からの磁気影響であるところの自差情報から真方位初期値を算出する真方位初期値算出手段と、GPS受信機から得られる位置と時刻情報から太陽の方位角と仰角を算出する太陽方位角算出手段および太陽仰角算出手段と、走査範囲を決められた空中線によって太陽ノイズを測定し真方位補正値を算出する真方位補正値算出手段と、前記真方位補正値算出手段から得られる真方位補正値と前記真方位初期値の差分を前記自差情報として更新する自差情報更新手段から成ることを特徴とする、気象レーダの方位角と仰角補正手段。
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目標物探知装置および目標物探知方法
【課題】目標物が停止したのか失探したのかを判別して、追尾の誤りを削減することを目的とする。
【解決手段】ドップラ効果を利用して目標物が探知するレーダ装置の監視領域を分割した複数の分割範囲ごとに、電波到達可能であるか否かを示す電波到達可否情報と、ドップラ効果が有るか無いかを示すドップラ情報を関連付けて記録し、最後に探知された目標物の追尾結果を示す追尾情報と今回探知した目標物の探知結果を示す探知情報を用いて、最後に探知した目標物と今回探知した目標物とを関連付け、追尾処理が中止された対象の最後に探知された目標物の追尾情報に含まれる位置情報を参照して、最後に探知された目標物が含まれる分割範囲を検知し、該分割範囲において電波到達可能か否かとドップラ効果の有無を判定して、最後に探知された目標物が停止したかを判定する目標物探知装置および目標物探知方法である。
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リミッタ回路
【課題】高いリーケージ抑圧特性およびフィルタ特性を有するレーダ装置用のリミッタ回路を提供する。
【解決手段】マイクロ波帯で使用するPINダイオードを用いたリミッタ回路であって、一端がRF主線路に接続されて寄生成分を打消すキャパシタ(6aまたは6b)と、このキャパシタ(6aまたは6b)の他端に接続されたアンチパラレル接続のPINダイオード接続体(7aと8aの接続体、または7bと8bの接続体)を備え、このキャパシタとPINダイオード接続体は、RF主線路とグランド間で直列に接続されている。
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送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、物標探知装置、および物標探知方法
【課題】2次エコーや干渉を抑圧し、物標による真の像のみを正確に探知できる物標探知装置を実現する。
【解決手段】送信部12は、短パルス信号PSと中パルス信号PMとを含むパルス列PGを、所定のパルス列繰り返し周期PRIで繰り返しながら送信する。少なくとも1つのパルス列PGでは、それぞれのパルス列PGの開始タイミングを基準にしてパルス列PG内での短パルス信号PSおよび中パルス信号PMの送信タイミングとが異なるように設定されている。受信信号処理部14は、このようなパルス列PGの各パルス状信号の受信データを取得し、それぞれのパルス列PGの開始タイミングを基準にした各パルス状信号の時間的位置が一致するように、受信データを置き換える。そして、受信信号処理部14は、置き換えた受信データをパルス列PG間で比較し、パルス列PG間での再現性等を得ることで、2次エコーや干渉と真の像とを識別する。
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