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Fターム[5J070AD17]の内容

レーダ方式及びその細部 (42,132) | アンテナ及び偏波 (3,612) | 偏波 (219) | 偏波切替又は併用 (44)

Fターム[5J070AD17]に分類される特許

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【課題】レンジ方向の観測幅やオフナディア角が制約され広観測幅の観測ができなくなる問題、及び受信信号の同士の重なりが大きくなるため、レンジ・アンビギュイティが増加する問題がある。
【解決手段】本発明のSAR装置は、H偏波に対し偏波面が+45度または−45度傾いた送信波の反射波に対するH偏波受信とV偏波受信の受信データを各々、H偏波送信に対する第一の偏波成分(HH偏波成分又はHV偏波成分)とV偏波に対する第二の偏波成分(VH偏波成分又はVV偏波成分)とに、合計4種類の偏波成分(HH、HV、VH、VV)のデータとして分離し、第一又は第二の偏波成分データの位相を送信パルス毎に交互に0度と180度に反転する補正移相器と、を有する。 (もっと読む)


【課題】フルポラリメトリSARにおいて、受信した反射波の交差偏波成分(HV成分、VH成分)のレンジS/A(信号対虚像比)が悪くなるという課題があった。
【解決手段】本発明のSAR装置は、H偏波を受信する第一の受信機と、V偏波を受信する第二の受信機と、周波数変調されたパルス信号を生成し、パルス信号を出力する送信機と、パルス信号が入力される度に、入力されたパルス信号の位相を180度毎に切り替え、出力する移相器と、送信機または移相器から出力されたパルス信号をH偏波で送信し、H偏波の受信信号を受信し、受信したH偏波の受信信号を第一の受信機に出力するH偏波アンテナと、送信機または移相器から出力されたパルス信号をV偏波で送信し、V偏波の受信信号を受信し、受信したV偏波の受信信号を第二の受信機に出力するV偏波アンテナと、を有する。 (もっと読む)


【課題】 類別するクラス(トラック、戦車、小型機 等)が増えるに従って類別処理が複雑化するため類別確率(類別結果が正しい確率)が低下する。
【解決手段】 目標が存在する地形の種類毎に当該地形に存在する目標の目標データを予め格納した参照データベースとを備える。目標の存在する地形に応じて、この参照データベース内の目標データを変更することで類別を行う。これにより、クラス(戦車、トラック、小型船 等)が増えても類別処理が複雑化することを避け、類別確率の低下を防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】受信信号における偏波チャネル間のコヒーレンスが低下した場合であっても、低い演算負荷で高精度に目標を検出することができるレーダ装置を得る。
【解決手段】異なる偏波特性を有する2つのアンテナ4、5と、パルス信号をアンテナ4、5の一方に複数回連続して出力した後、他方に複数回連続して出力する偏波切り換え器2と、受信信号のドップラースペクトルを算出するドップラー処理手段10と、平均電力レンジ・ドップラーマップを生成する平均電力算出手段11と、平均全電力レンジ・ドップラーマップを生成する平均全電力算出手段12と、各注目セルの電力値を参照セルの平均電力で正規化するCFAR手段13と、電力値が閾値を超えるセルを検出する閾値処理手段14と、検出されたセルについての電力比を算出する電力比算出手段15と、電力比に基づいて、クラッタと目標との判別処理を実行する判別処理手段16とを備える。 (もっと読む)


【課題】路面マルチパスフェージングによる影響を抑制し、これを要因とする測定障害を大幅に低減する。
【解決手段】スイッチ回路23は、比較器36からの指示に従って、送信側垂直偏波用アンテナ24、または送信側水平偏波用アンテナ25のいずれか一方に交互に切り替えて、垂直偏波、または水平偏波された高周波信号を掃射する。斜めor円偏波用アンテナ30−1〜30−nは、対象物から反射してきた垂直偏波、及び水平偏波を受信する。比較器36は、メモリ35に記憶されている受信信号の受信信号と送信アンテナ切替後に受信した反射波の受信信号とを比較し、受信レベルが大である方の反射波に対応する偏波の受信信号を採用すべく、A/D34に指示するとともに、スイッチ回路23に送信アンテナの切り替えを指示する。 (もっと読む)


【課題】高分解能かつ高精度な降水強度の算出を可能とする。
【解決手段】水平偏波と垂直偏波のレーダ波を同時に送信し、その反射波を受信する送受信装置(11〜16)と、前記送受信装置の受信信号から二重偏波観測を行って偏波毎の受信電力を算出する信号処理装置(17)とを備える気象レーダシステムにおいて、データ変換装置(19)は、前記受信電力をもとに前記レーダ波のビーム幅及びパルス幅に基づく第1空間分解能でレーダ反射因子(Z)を算出し、前記受信電力の偏波間位相差(φDP)をもとに前記第1空間分解能より低い第2空間分解能で比偏波間位相差(KDP)を算出し、前記比偏波間位相差(KDP)を前記レーダ反射因子(Z)に基づいて前記第1空間分解能に変換し、前記変換手段で変換された比偏波間位相差(KDP)から前記第1空間分解能の降水強度(R(KDP)[mm/h])を算出する。 (もっと読む)


【課題】簡素化・小型化しても高精度で距離を計測できる対象物の位置測定装置を提供する。
【解決手段】送信信号が反射器により反射され、直接波及び反射面で反射する反射波で伝搬し、合成波を離隔して設けられた2つの受信アンテナで受信し、2つの受信信号のうち大きな信号強度を有する受信信号を選択し利得制御部を介して出力する。位置演算回路300は、利得制御部の利得量に対する位相量が測定されてなる補正テーブルを用いて、受信信号から直交検波してなる直交ベースバンド信号に対して、利得量及び当該利得量に対応する位相量を補正し、これに基づいて距離を演算し、演算された距離及び選択された受信アンテナの情報に基づいて、2つの受信アンテナに対応して距離に対する合成波の受信位相を計算されてなる補正テーブルを用いて合成波の受信位相を得て補正された直交ベースバンド信号を再補正し、これに基づいて距離を再計算する。 (もっと読む)


【課題】 従来の偏波のレーダは偏波を時分割で切替えて送受信するため、偏波信号処理に必要な偏波データが揃うのに時間を要し、数フレームに一回しか処理結果が得られなかった。このため終末誘導時の誘導信号の出力レートが低く、機体の誘導精度が低下するという課題があった。
【解決手段】 終末誘導時には送信偏波(V送信)を固定し、受信した片偏波(例えばVV、HV)のビデオ信号から特徴量を抽出する。抽出した特徴量と、初中期誘導時にメモリしたビデオデータベースから偏波信号処理に必要な他の片偏波(HH、VH)のビデオ信号を推定し、受信したビデオ信号(VV、HV)と推定したビデオ信号(HH、VH)で偏波信号処理を実施する。これにより1フレームのビデオ信号から偏波信号処理が実施可能になるため、従来と比べて2倍の更新レートが得られ機体の誘導精度が向上する。 (もっと読む)


【課題】地物の向き及び撮像方向による影響を軽減させながら、撮像された地物を任意の形状のものと定量的に同定する。
【解決手段】提供されるポラリメトリSAR装置は、第1の基底変換処理部19が撮像された地物のフルポラリメトリデータに基づいて第1のフルポラリメトリ複素画像を算出し、第2の基底変換処理部20が既知の地物のフルポラリメトリデータに基づいて第2のフルポラリメトリ複素画像を算出する。強度変換処理部23とフィルタ処理部27を経由した第1のフルポラリメトリ複素画像と、強度変換処理部24とフィルタ処理部28を経由した第2のフルポラリメトリ複素画像は、類似度算出処理部31によって類似度が算出される。類似度算出処理部31は、算出された類似度rの値が所定値より高いときに撮像された地物を既知の地物によって定量的に同定する。 (もっと読む)


【課題】災害等の現象が発生した領域を特定することを目的とする。
【解決手段】測定データ入力部110は、観測エリアに対して、偏波特性の異なる複数の電波が反射して得られる散乱波の少なくとも2種類の偏波成分を測定した結果であって、A時点において測定した結果である測定データAと、A時点と異なるB時点において測定した結果である測定データBとから抽出された散乱成分を、それぞれ散乱成分Aと散乱成分Bとして入力する。散乱波差計算部140は、観測エリアにおける所定の領域毎に、散乱成分Aと散乱成分Bとの差を示す散乱成分差を計算する。領域特定部150は、観測エリアのうち、散乱成分差が閾値よりも大きい領域を、所定の現象が発生した領域として特定する。 (もっと読む)


【課題】目標検出精度を向上させることができる目標検出装置を得る。
【解決手段】赤外線カメラ8の画像データを温度領域毎に分割し、レーザ測距器9の距離から各温度領域の角度と距離を求める画像処理器10と、互いに直交する偏波特性を有する二つのアンテナ1、2のうち、送信ではいずれか一方、受信では双方を駆動させ、観測対象のレーダ信号を収集する偏波切替器3と、レーダ信号を分解能セル毎に散乱ベクトルとして格納する観測散乱ベクトル蓄積器7と、求めた温度領域毎の角度と距離を用いて、対応する散乱ベクトルの分解能セルを抽出し、散乱ベクトルを温度領域毎に分割するレーダ信号分割器11と、温度領域毎に分割された散乱ベクトルからフィルタの生成を行い、フィルタを温度領域内の各分解能セルに適用処理を行い、温度領域毎に電力を出力するノッチフィルタ回路12と、電力を閾値と比較して目標とクラッタの判別を行う閾値回路13とを設けた。 (もっと読む)


【課題】複数のパルスを送受信して、検出された信号の偏波特性の時間変化を観測し、その変化量に基づいてマルチパス波と直接波を判定する。
【解決手段】互いに直交する偏波特性を有する二つのアンテナ10、11と、二つのアンテナのうち、送信においてはいずれか一方を駆動させ、受信においては双方を駆動させて、観測対象の散乱ベクトルを収集する偏波切替器9と、複数のパルスの送受信によって得られた受信信号を一時的に蓄積するメモリ13と、メモリから読み出した受信信号に対して目標検出処理を適用して目標信号を検出する目標検出部14と、検出された目標信号の偏波度を算出する偏波度算出部15と、算出された偏波度の値を用いて検出された目標信号がマルチパス波によるものか直接波によるものかを判定する偏波度利用マルチパス判定部16とを備える。 (もっと読む)


【課題】PRFの倍増を防ぎ、クロストラック方向の観測幅の減少を防ぐことのできる画像レーダ装置を得る。
【解決手段】送信方向を制御可能な互いに異なる第1および第2の偏波面を有する2つの送受信用のアンテナサブアレイ8a、9aと、送受信アンテナサブアレイに給電する送信手段1、3a、3bと、送受信アンテナサブアレイについて2本以上の受信ビームを形成しながら、送受信アンテナサブアレイで同時に受信する受信手段2、3a、3b、6a、7aと、受信手段で得られた受信信号に対してそれぞれ合成開口レーダ画像を再生する合成開口レーダ画像再生手段11a、11bとを備えている。送信手段は、送信開始から所定時間にわたって連続的に第1の偏波によるパルスを繰り返し送信し、所定時間を越えた後は、連続的に第2の偏波によるパルスを繰り返し送信し、受信手段は、常に第1および第2の両方の偏波でパルス信号を受信する。 (もっと読む)


【課題】クロスレンジ方向の観測幅を減少させずに、ポラリメトリの観測を可能とする画像レーダ装置を得る。
【解決手段】送受信用第1偏波アンテナ4aと送受信用第2偏波アンテナ5aとが接続され、いずれか一方からパルスを出力する送信機1と、送受信用第1偏波アンテナ4aに接続され第1デジタル受信信号を出力する第1偏波受信機6と、送受信用第2偏波アンテナ5aに接続され第2デジタル受信信号を出力する第2偏波受信機7と、受信用第1偏波アンテナ4bと受信用第2偏波アンテナ5bとに接続され、いずれか一方の受信信号を入力し第3デジタル受信信号を出力する兼用受信機8と、送受信切り換えを行う偏波切換器2a、2bと、第1〜第3デジタル受信信号を用いて、第1偏波成分、第2偏波成分、および交差偏波成分の合成開口レーダ画像を生成する複数ビーム合成開口レーダ画像再生手段9とを備える。 (もっと読む)


【課題】1偏波送信・2偏波受信の信号から2偏波送信・2偏波受信の信号を推定する際の適切な反復処理を可能にした画像レーダ装置を提供する。
【解決手段】受信した1偏波送信・2偏波受信の信号の反復処理により2偏波送信・2偏波受信で得られる信号の共分散行列を推定する成立性・収束判定型偏波特性2次統計量推定手段が、1偏波送信・2偏波受信の信号の反復処理により非線形の方程式を解き共分散行列を推定する手段10,11,12,13,13a、反復処理される共分散行列の推定値から2偏波送信・2偏波受信の信号の共分散行列推定不可能領域を判定する手段16、共分散行列推定可能領域で共分散行列の連続する2回の反復推定結果を比較する共分散行列の同一性を検定する手段17、前記比較結果を受けて、反復処理される共分散行列推定値が収束していることに基づき反復処理の終了を判定する手段18を含む。 (もっと読む)


【課題】効率的な偏波レーダ装置を提供する。
【解決手段】垂直送信アンテナ16から送信する垂直偏波または水平送信アンテナ20から送信する水平偏波の中の一方を他方に比べて遅延させる。この遅延を対象物の位置の移動が無視できる範囲内とする。垂直受信アンテナ22、水平受信アンテナ24で受信され乗算器28,30で得られたビート信号が信号処理部34で周波数解析され、遅延情報に基づいてビート信号周波数が異なることを利用して4つの偏波成分が分離して取得される。 (もっと読む)


マイクロ波および/またはミリ波イメージングのために、複数の変調されたスロットを有するセンサアレイを提供する。アレイ内のスロットの位置は、オブジェクトからの電界を検出するために、空間ドメインをオブジェクトから離して規定する。該スロットはそれぞれ、測定された電界および該スロットの位置を表す信号を出力する。プロセッサは、該信号を復号化し、前記オブジェクトのイメージを生成する。
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本発明の実施形態では、二重偏波レーダシステムにおける環境パラメータの改良された推定を提供する。いくつかの実施形態では、環境パラメータは、2つの直交する偏波状態において受信されたデータの線形結合を用いて推定されうる。特に、発明の実施形態は、二重偏波レーダシステムにおける地上反射波及びノイズの低減を改良する。さらに、発明の実施形態はまた、二重偏波レーダシステムにおける、反射率の差及び/または同極の相関係数の大きさの少なくともいずれか、及び位相差を決定するためのシステムを提供する。
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【課題】汎用型の垂直・水平偏波共用フェーズドアレイアンテナを利用して、コンパクト・ポラリメトリSARを簡単に実現する合成開口レーダを提供する。
【解決手段】アンテナ部が、送受信モジュール毎に送信偏波を水平偏波又は垂直偏波に切替可能であって、水平偏波と垂直偏波の2つの偏波で同時に受信可能な垂直・水平偏波共用フェーズドアレイアンテナである。制御系が、送信時に前記フェーズドアレイアンテナをエレベーション方向に電気的に分割して、その一方を水平偏波送信、残りを垂直偏波送信に設定し、受信時に水平偏波と垂直偏波の2偏波同時受信に設定する。SAR処理装置が、複素データである水平偏波受信データと垂直偏波受信データとをターゲットベクトルとして取扱い、フルポラリメトリのターゲットベクトルの共分散行列に相当する演算結果を得ることでポラリメトリSAR処理を行う。 (もっと読む)


【課題】受信信号の損失の低減及び部品の削減によって信頼性を向上させるようにする。
【解決手段】空中線装置1から出力されたハイ信号、ロー信号、ウェザ信号は、周波数変換回路21,22,23によりIF周波数に変換された後、AD回路31,32,33によりそれぞれデジタル信号に変換される。デジタル変換後にロー信号は分配回路4により分配され、ハイ/ロー切換回路51とウェザ/ロー切換回路52とにそれぞれ入力される。ハイ/ロー切換回路51は、ハイ/ロー切換制御回路61からの制御信号に従い、ハイ信号とロー信号のいずれかを選択してハイ/ロー信号処理回路71に出力する。ウェザ/ロー切換回路52は、ウェザ/ロー切換制御回路62からの制御信号に従い、ウェザ信号とロー信号のいずれかを選択してウェザ/ロー信号処理回路72に出力する。 (もっと読む)


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