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Fターム[5J097AA01]の内容

弾性表面波素子とその回路網 (15,777) | 目的又は効果 (3,383) | 損失低減(利得向上等) (481)

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【課題】 周波数温度特性に優れた薄膜構造の高結合擬似弾性表面波基板および高周波帯の挿入損失を低下させる弾性表面波機能素子を提供する。
【解決手段】 LiNbO3基板上にSiO2膜の薄膜層を形成するとともに、前記LiNbO3基板の回転Y板のカット角度を−10度から+30度とし、前記薄膜層の膜厚寸法をH、前記弾性表面波の動作中心周波数の波長をλとしたときに、H/λの値を0.115から0.31とした。その結果、レーレー型の弾性表面波よりも早い速度の擬似弾性表面波に対する電気機械結合係数kを0.20以上にでき、かつ周波数温度特性を−30から+30ppm/℃の各範囲とすることができ、電気機械結合係数kが大きく、周波数温度特性の優れた機能素子を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】周波数温度特性が良好であり、電気機械結合係数が大きく、かつ伝搬損失が小さい表面波装置を提供する。
【解決手段】20°〜48°回転Y板X伝搬LiTaOからなる圧電基板2と、圧電基板2上に形成されており、タングステンからなり、かつ膜厚をH、表面波の波長をλとしたときに、規格化膜厚H/λが0.0025〜0.06の範囲にあるIDT3と、IDT3を覆うように圧電基板2上に形成されており、かつ規格化膜厚Hs/λが0.10〜0.40の範囲にあるSiO膜とを備える表面波装置1。 (もっと読む)


【課題】 通過帯域内の微小リップルを抑制し、挿入損失が向上する弾性表面波装置を提供すること。
【解決手段】 弾性表面波素子14は、中央のIDT電極3の両端の信号用電極指と、IDT電極2,4のIDT電極3側の端の信号用電極指との間の接地用電極指がn本であり、IDT電極間で隣接する電極指の極性がIDT電極3を中心に対称である。弾性表面波素子15は、中央のIDT電極6の一端の信号用電極指と、IDT電極5の一端側の端の信号用電極指との間の接地用電極指の本数がn−1本で、IDT電極6の他端の信号用電極指と、IDT電極7の他端側の端の信号用電極指との間の接地用電極指の本数がn+1本であり、IDT電極間で隣接する電極指の極性がIDT電極間の電極指間ギャップの中心C,Dに対称である。IDT電極の電極指ピッチがIDT電極6の中心の電極指間ギャップの中心Eに対称である。 (もっと読む)


【課題】周波数温度特性が良好であり、電気機械結合係数が大きく、かつ伝搬損失が小さい表面波装置を提供する。
【解決手段】オイラー角(0±2°,104〜141°,0±2°)のLiTaO3からなる圧電基板2と、圧電基板2上に形成されており、密度8700〜10300kg/m3、ヤング率1.8×1011〜4×1011N/m2あるいは横波音速が3170〜3290m/秒である、NiやMoなどで代表される金属もしくは該金属を主体とする合金または前記金属もしくは合金からなり、かつ膜厚をH、表面波の波長をλとしたときに、規格化膜厚H/λが0.008〜0.06の範囲にあるIDT3と、IDT3を覆うように圧電基板2上に形成されており、かつ規格化膜厚Hs/λが0.10〜0.40の範囲にあるSiO2膜とを備える表面波装置1。 (もっと読む)


【課題】圧電基板上にSAWの伝搬方向に沿って第1、第2IDTとその両側に反射器とを備える縦2重モードSAWフィルタにおいて、十分な挿入損失及び減衰率と同時に小型化を実現する。
【解決手段】第1及び第2IDT3,4を構成する交差指電極の対数Nidt1,Nidt2及び各反射器5,6を構成する反射器電極の対数Nr は、それらの総対数Nに対して0.11≦Nr /N≦0.20となるように選択する。更にSAW伝搬方向と交差する圧電基板12の各端辺12aをSAW伝搬方向と直交する向きに関して4°以上の角度で傾斜させると、その端面から反射されるSAWの影響が抑制される。 (もっと読む)


【課題】ほう酸リチウム単結晶基板を用いたSAW素子の特性劣化を最小に留め、かつ基板の耐湿信頼性を確保し得るように絶縁膜で基板表面を被覆する。
【解決手段】SAW素子10は、四ほう酸リチウム単結晶の圧電基板11に電極膜16を形成し、その上に形成したレジストパターン17を用いて電極膜をエッチングしてIDT12を形成し、露出した基板表面をオーバエッチングしかつ残存するレジスト材料を除去した後、IDTを含む基板上にSiOの絶縁膜を形成する。オーバエッチングの深さdを0.005〜0.035μmとし、絶縁膜の厚さtをt>dかつ350Å<t<900Åに設定する。更に絶縁膜の厚さtを電極膜の厚さTに関して0.18T<t<0.42Tを満足するように設定する。 (もっと読む)


【課題】高次横モードに基づく中心周波数の近傍におけるディップを低減する。
【解決手段】弾性表面波素子片40は、圧電基板12に一対のすだれ状電極部であるIDT42、44と、一対の反射器56(56a、56b)が設けてある。IDT42、44と反射器56とは、圧電基板12に励振された弾性表面波の導波路を形成している。IDT42のIDT導波路部の中心線64と、IDT44のIDT導波路部の中心線66とは、弾性表面波の伝播方向と直交した方向において相互にずれている。反射器56の反射器導波路部の中心線68、70は、隣接するIDT導波路部の中心線に対して弾性表面波の伝播方向と直交した方向にずれている。IDT42、44のIDT導波路部の中心線64、66と反射器56の反射器導波路部の中心線68、70とは、千鳥に位置する。したがって、IDT42、44と反射器56とが形成する導波路は、ほぼ蛇行した形状に形成される。 (もっと読む)


【課題】従来の弾性表面波フィルタでは電極指対数を数百対程度に増やすと逆に特性が劣化するという問題があった。
【解決手段】弾性表面波フィルタ10は、ランガサイト単結晶基板18上に入力側斜め電極指11,12と、出力側斜め電極指13,14と、を有している。入力側斜め電極指11,12は、それぞれの幅がλ/4の正電極指及び負電極指をλ/4のエッジ間隔をおいて交互に配置したシングル電極指であり、出力側斜め電極指13,14は、それぞれの電極指の幅がλ/8の正電極指及び負電極指を二本づつエッジ間隔がλ/8となるように交互にすだれ状に配置した斜め電極指を形成するダブル電極指である。さらに、入出力の電極指構造の違いにより生じる平均音速の違いをそれぞれの電極指のピッチを変化させて補正する。 (もっと読む)


【課題】中心周波数近傍におけるディップを低減しつつ小型化を図れるようにする。
【解決手段】弾性表面波素子片52は、圧電基板12の弾性表面波の伝播方向に沿って形成した2つのIDT54、56が配置してある。IDT54、56の外側には、IDT54、56を挟んで反射器64a、64bを備えている。IDT54、56を構成する一対の櫛型電極58a、58bは、電極交差部30、32を形成している複数の電極指20a、20bの長手方向側方にグレーティング部50(50a、50b)を有する。グレーティング部50には、ボンディングワイヤ34を接合するワイヤボンディング部68が設けてある。 (もっと読む)


【課題】高Q,低挿入損失で電極へのダメージに対する耐性の高いSAWフィルタ及びSAW共振器を得る。
【解決手段】弾性表面波の伝搬方向に配列させた複数の交差電極指及びこれら交差電極指を接続するバスバーを有する櫛形電極を対向させかつ交差電極指同士を互いに交差させてなるIDTを圧電基板上に備えたSAWフィルタで、前記IDTは、交差電極指から分岐し、かつ交差電極指同士が交差する交差部とバスバーとの間の非交差部内に位置する、1つ以上の分岐電極指を備え、当該分岐電極指は、弾性表面波の伝搬方向に略直交する方向に延びる分岐電極指本体部を含む。縦結合多重モード型フィルタ、ラダー型フィルタ、共振器、縦結合多重モード型フィルタに共振器を直列に接続したフィルタ等の何れにも適用可能である。 (もっと読む)


【課題】通過帯域を選択するためのスイッチ数を削減できると共に所要周波数帯域の信号を取り出す際の損失を低減すること。
【解決手段】1.4GHz帯の通過帯域を有する第1のSAWフィルタ3と、1.6GHz帯の通過帯域を有する第2のSAWフィルタ4とが並列に配置された二周波数帯域フィルタにおいて、第1のSAWフィルタ3と出力端6a,6bとの間に位相回路5を設ける。そして、第2のSAWフィルタ4の通過帯域である1.6GHz帯では、第1のSAWフィルタ3をコンデンサとして機能させて位相回路5を並列共振させてオープンインピーダンスとし、また一方で第1のSAWフィルタ3の通過帯域である1.4GHz帯では、第2のSAWフィルタ4をコンデンサとして機能させて位相回路5にローパスフィルタが接続された構成となるようにした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、スプリアスを抑え、かつ、Q値が高く、さらに減衰量も大きい弾性表面波共振器およびこれを用いた弾性表面波フィルタ、アンテナ共用器を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明の弾性表面波共振器は、ニオブ酸リチウムからなる基板1と、この基板1の上面に設けられアルミニウムまたはアルミニウム合金で構成された少なくとも1つの櫛型電極2と、この櫛型電極2を覆うとともに表面に凹凸形状を有する保護膜4とを備え、前記基板1の回転Y板のカット角を0〜+25度とし、かつ、前記櫛型電極2の膜厚をh、波長をλとしたときに、規格化電極膜厚(h/λ)を7.8〜9.8%としたものである。 (もっと読む)


【課題】高いQ値を得るSAWデバイスおよび電子機器を提供する。
【解決手段】SAWデバイス10は、すだれ状電極20と、このすだれ状電極20を挟み込む位置に配置した反射器30とを圧電板12上に設けた共振子型である。この圧電板12には、オイラー角が(0°、113°〜135°、±(40°〜49°))の水晶板14を用いている。そしてSAWデバイス10は、高いQ値を得るために、すだれ状電極20の電極線幅Lと電極間ピッチPとの比η(η=電極線幅L/電極間ピッチP)を0.14以上、0.22未満にしている。 (もっと読む)


【課題】周波数温度係数(TCF)をおよび損失を抑制することが可能な弾性波デバイス、共振器およびフィルタを提供すること。
【解決手段】本発明は、圧電材料(10)上に設けられた櫛形電極(12)と、櫛型電極の電極指(12)上に設けられた空隙(20a)を有し、電極指(12)を被覆するように設けられた第1誘電体膜(14)と、を具備する弾性波デバイス、共振器およびフィルタである。本発明によれば、櫛型電極の電極指を被覆するように第1誘電体膜が設けられることにより、TCFを改善することができる。さらに、第1誘電体膜が櫛型電極の電極指上に空隙を有することにより、挿入損失を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】耐電力性の向上および例えば実装後におけるトータルでのバランス調整の簡便性の向上が図られ、良好な通過特性を有するバランスフィルタおよび分波器を提供すること。
【解決手段】本発明は、第1多重モード弾性表面波フィルタが2つ以上並列に接続されている第1フィルタ(40)と、第1フィルタに直列に接続され、第2多重モード弾性表面波フィルタからなる第2フィルタ(60)と、第1フィルタに接続され入力端子および出力端子のいずれか一方である第1端子(42)と、第2フィルタに接続され前記入力端子および出力端子の他方である第2端子(44)と、を具備し、第1フィルタから第2フィルタもしくは第2フィルタから第1フィルタに入る2つの電気信号が互いに逆位相であり、第2端子から電気信号が互いに逆位相で入力または出力されることを特徴とするバランスフィルタおよび分波器である。 (もっと読む)


【課題】 挿入損失劣化を低減し、肩特性を向上できる優れた弾性表面波装置及びそれを用いた通信装置を提供すること。
【解決手段】 圧電基板1上に、一対の平行な共通電極4及び各共通電極4から互いに噛み合うように延びた複数の電極指からなるIDT電極3が形成されており、IDT電極3は、電極指の根元に弾性表面波の伝搬方向に突出した突起部5が形成されていることにより、フィルタ特性における挿入損失劣化を低減し、肩特性を向上させた弾性表面波装置を提供できる。 (もっと読む)


【課題】表面弾性波フィルタが並列接続されたフィルタにおいて、低損失でかつ高減衰なフィルタを提供すること。
【解決手段】本発明は、入力ノード(Nin)と出力ノード(Nout)との間に接続された弾性表面波フィルタである第1フィルタ(10)と、入力ノード(Nin)と出力ノード(Nout)との間に第1フィルタ(10)と並列に接続された弾性表面波フィルタである第2フィルタ(20)と、を具備し、第1フィルタ(10)の総対数をN1、第2フィルタ(20)の総対数をN2としたとき、N2<N1であることを特徴とするフィルタである。 (もっと読む)


【課題】 通過帯域幅を広く保ちつつ挿入損失の劣化を低減し、かつ通過帯域の微小リップルの発生を抑制できる弾性表面波素子、弾性表面波装置及び通信装置を提供すること。
【解決手段】 弾性表面波素子は、圧電基板1上の5個又は6個のIDT電極2〜6のうち隣り合う2つのIDT電極3,5がそれぞれ、相手側の端部から一部分で電極指ピッチが残りの部分の電極指ピッチと異なる第1の部分と、その残りの部分で電極指ピッチが一定な第2の部分とで構成され、第1の部分の電極指ピッチの平均値が第2の部分の電極指ピッチより短く、第1の部分の電極指ピッチが隣り合う2つのIDT電極の境界に向かって短くなっており、5個又は6個のIDT電極2〜6のうち端から2個目のIDT電極3,5の両隣りのIDT電極2,4,6の第1の部分の電極指ピッチが、2個目のIDT電極3,5の中心を通って伝搬方向に直交する方向に設けた仮想軸に対して対称である。 (もっと読む)


【課題】複数の通過帯域を備えたSAWフィルタを提供する。また、このSAWフィルタを備えたFSK受信機を提供する。
【解決手段】SAWフィルタ10は、複数の電極指の基端を接続した第1櫛部161と第2櫛部162を有し、第1櫛部161の電極指間に第2櫛部162の電極指を配設した第1IDT14と、この第1IDT14を挟み込む位置に配設した第1反射器24と、バスバー403の両辺403a,403bに複数の電極指を接続した第3櫛部343と、複数の電極指の基端を接続した複数の第4櫛部344(344a,344b)とを有し、このバスバー403の一方の辺403aと他方の辺403bのそれぞれに第4櫛部344を対向させ、第3櫛部343の電極指間に第4櫛部344の電極指を配設した第2IDT32と、この第2IDT32を挟み込む位置に配設した第2反射器42とを圧電基板11に設けた構成である。 (もっと読む)


【課題】 通過帯域内でのリップル発生を低減させ、また通過帯域の平衡度を向上できる優れた特性の弾性表面波装置及びそれを用いた通信装置を提供すること。
【解決手段】 弾性表面波素子31,32が複数段、縦続接続されており、初段の素子31の中央のIDT電極3は不平衡信号端子12に接続され、最終段の素子32の中央のIDT電極6は櫛歯状電極の一方が2分割されてそれぞれに平衡信号端子13,14が接続されており、素子31,32のIDT電極の段間側のバスバー電極に接続された接地用引き出し配線27,28と、素子31,32同士を縦続接続した全ての信号用引き出し配線20,21とが、絶縁体16〜19を介して交差して配設された交差配線部23〜26を形成しており、交差配線部23〜26はIDT電極2〜4及び5〜7のIDT電極3,6を中心に対称的に形成され、各交差配線部23〜26によって生じる抵抗が略同じである。 (もっと読む)


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