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Fターム[5J097DD10]の内容

弾性表面波素子とその回路網 (15,777) | 電極の形態サイズ (1,722) | 励振電極 (623) | ダミー又は浮遊電極 (71)

Fターム[5J097DD10]に分類される特許

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【課題】挿入損失が少なく、効率の高い弾性波装置を提供する。
【解決手段】弾性波の逆速度面が凹となる圧電基板12と、この圧電基板の表面に設けられた一対の櫛形電極15を有する弾性波共振器13とを備え、前記一対の櫛形電極は、対向する一対の共通電極16と、前記それぞれの共通電極から他方の共通電極側に交互に延出された複数の電極指17とを有し、前記電極指が交差する領域を交差領域とし、前記電極指の先端と対向する櫛形電極との間のギャップ19を結ぶ領域をギャップ領域としたとき、前記交差領域における圧電基板の表面の高さよりも圧電基板の表面の高さが低くなるように前記ギャップ領域に段差25を設けたものである。 (もっと読む)


【課題】IDT電極を圧電基板上に送信側電極及び受信側電極として弾性波の伝搬方向に並べた弾性波フィルタにおいて、フィルタの寸法を小さく抑えながらも、リプルの発生を抑制すると共に良好な減衰特性を持つ弾性波フィルタを得ること。
【解決手段】2つのフィルタ部11、12を送信ポート21と受信ポート22との間に並列に接続すると共に、各々のフィルタ部11、12で生じるリプル10の周期Tが互いに同じ寸法となるように、これらフィルタ部11、12において、中心間距離Lが互いに同じ寸法となり、且つ電極指8の対数が送信側電極2、2同士及び受信側電極3、3同士で各々同じ数量となるようにする。そして、各々のフィルタ部11、12で生じるリプル10が相殺されるように、各々の配列周期λ1、λ2を設定する。 (もっと読む)


【課題】好適にスプリアスを抑制できる弾性波素子を提供する。
【解決手段】SAW素子1は、基板3と、基板3の上面3aに位置するIDT電極5とを有する。IDT電極5は、互いに対向する第1バスバー21Aおよび第2バスバー21Bと、第1バスバー21Aから第2バスバー21B側へ延びる複数の第1電極指23Aと、第2バスバー21Bから第1バスバー21A側へ延び、複数の第1電極指23Aと交差する複数の第2電極指23Bとを有する。互いに隣接する第1電極指23Aと第2電極指23Bとの交差幅に関して、全ての交差幅の中での最大交差幅をa、最小交差幅をbとしたときに、0.01≦(a−b)/(a+b)≦0.066が満たされる。 (もっと読む)


【課題】弾性波の伝搬損失を低減できる弾性波素子を提供する。
【解決手段】圧電基板3と、圧電基板3の上面に位置した少なくとも1つのIDT電極5とを有する弾性波素子である。IDT電極5は、圧電基板3を伝搬する弾性波の伝搬方向に延びて互いに対向して配置された一対の第1バスバー21および第2バスバー22と、第1バスバー21から第2バスバー22に向かって延び、第2バスバー22に対して第1ギャップG1を有する位置に先端が位置している複数の第1電極指8と、第1電極指8に隣接して第2バスバー22から第1バスバー21に向かって延び、第1バスバー21に対して第2ギャップG2を有する位置に先端が位置している複数の第2電極指8とを有し、第1電極指7は、第1交差領域R1のみに位置する、伝搬方向に突出した第1凸部31を有している。 (もっと読む)


【課題】テーパー型の弾性波フィルタにおいて、入力側IDT電極及び出力側IDT電極を各々一つずつ配置した従来のフィルタよりもインピーダンスを高める。
【解決手段】入力側IDT電極12同士及び出力側IDT電極13同士が各々同じ構成のフィルタ部31、32を配置すると共に、入力側IDT電極12、12同士及び出力側IDT電極13、13同士が信号ポート20と接地ポート23との間に各々縦続に(直列に)接続されるように、第1のフィルタ部31を下側に配置し、第2のフィルタ部32を前記第1のフィルタ部31の上側に配置した時に、第1のフィルタ部31の各IDT電極12、13における上側バスバー14と第2のフィルタ部32の各IDT電極12、13における下側バスバー14とを各々互いに電気的に接続する。 (もっと読む)


【課題】圧電基板上に入力側IDT電極及び出力側IDT電極を各々テーパー型に配置した弾性波フィルタにおいて、ある帯域の周波数特性を他の帯域から独立して調整すること。
【解決手段】周期単位λが一方側のバスバー14a側から他方側のバスバー14b側に向かうにつれて広がるように形成されたテーパー型の入力側IDT電極12及び出力側IDT電極13を各々備えたフィルタ部31、32(フィルタ部31:λ1〜λ2(λ1<λ2)、フィルタ部32:λ3〜λ4(λ3<λ4))について、これらフィルタ部31、32を弾性波の伝搬方向に対して互いに直交する方向に配置すると共に、第1のフィルタ部31の周期単位λ2と第2のフィルタ部32の周期単位λ3とを同じ長さに設定する。 (もっと読む)


【課題】共振特性やフィルタ特性の劣化を招くことなく、サージ耐性を高めることができる弾性波素子を提供する。
【解決手段】圧電基板2上にIDT電極3が形成されており、IDT電極3が、ホット側電位に接続される複数本の第1の電極指8と、複数本の第1の電極指8の先端とギャップG1を隔てて対向された複数本の第1のダミー電極指10と、第2の電極指9と、第2の電極指9の先端とギャップG2を隔てて対向された第2のダミー電極指11とを有し、ギャップのうち最も狭いギャップにおいて、グラウンド電位に接続される電極指9,11の先端に電極指側縁から弾性波伝搬方向に突出する凸部13が形成されており、ホット側電位に接続される電極指8,10に該凸部が形成されていない、弾性波素子1。 (もっと読む)


【課題】弾性波素子10の電気特性の向上と歩留まり劣化を抑制すること。
【解決手段】本発明の弾性波素子10は、圧電基板15と、圧電基板15の上に設けられた2つの反射器電極と、2つの反射器電極12、13の間に設けられたインターディジタルトランスデューサ(IDT)電極11と、IDT電極11と反射器電極12または13との間のギャップからIDT電極11の電極指の伸延方向の延長線上に反射器電極12または13またはIDT電極11から所定距離をあけて設けられたダミー電極16A、16B、16C、16Dを備える。この構成によって、ドライエッチングを行う際、エッチングガスをダミー電極16A、16B、16C、16Dと反射器電極12または反射器電極13またはIDT電極11との間の隙間からギャップに充分にエッチングガスを供給でき、エッチングを安定的に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】通過周波数帯域における周波数特性の平坦性の劣化を抑えながら、ESD耐性に優れた弾性波デバイスを提供すること。
【解決手段】電極指12、12の交差領域からバスバー11側に離れた位置において、互いに隣接するIDT電極1、1間及び互いに隣接するIDT電極1とグレーティング反射器2との間に夫々第1のフロートダミー電極16、16及び第2のフロートダミー電極18を設けて、これらフロートダミー電極16、18を他の部位から電気的に浮いた状態にすると共に、これらフロートダミー電極16、18をIDT電極1における電極指12の配列パターンに対応するように形成する。 (もっと読む)


【課題】 低損失かつ小型化が可能な表面弾性波デバイスを提供する。
【解決手段】 基板11上に設けられ、入出力IDT12、13を備える表面弾性波デバイス1であって、入出力IDT12、13の少なくともいずれか一方は一方向性IDTから構成し、基板11上の入力IDT12の一側に、入力IDT12からの表面弾性波Wを反射させる反射器14を配置し、他側に、入力IDT12からの表面弾性波W11と反射器14によって反射される表面弾性波W22の双方が伝播される出力IDT13を設ける。また、入力IDT12から直接出力IDT13へ伝播される表面弾性波W11と、反射器14によって反射され出力IDT13へ伝播される表面弾性波W22とが同相となるように、入力IDT12と反射器14との距離L2が設定されている。 (もっと読む)


【課題】テーパー型のIDT電極を入力側電極及び出力側電極の少なくとも一方として用いたフィルタにおいて、通過周波数帯域よりも低域側及び高域側における減衰特性に優れたフィルタを提供すること。
【解決手段】2つのIDTブロック1を直列に接続して弾性波の伝搬方向に沿って順番に並べて、これらIDTブロック1からなる構造体2を2つ並列に接続してIDT電極12、13を構成すると共に、各々のIDTブロック1における容量値Ca〜Cfが揃うようにこれらIDTブロック1の電極指17を配置する。 (もっと読む)


【課題】 コモンモードアイソレーションの高減衰量が確保されて、コモンモードアイソレーション特性に優れたデュプレクサを提供する。
【解決手段】 デュプレクサ10は、第1SAWフィルタ部7を有し、且つアンテナ端子1と第1,第2平衡信号端子3a,3bとの間に配置される第2フィルタ6を備える。第1SAWフィルタ部7の中央IDT電極71は、基準接地端子4に接続される第1櫛歯状電極711と、第1平衡信号端子3aに接続される第2櫛歯状電極712と、第2平衡信号端子3bに接続される第3櫛歯状電極713とを含む。第1SAWフィルタ部7の中央IDT電極71は、基準接地端子4に接続されることにより接地されている。 (もっと読む)


【課題】ピストンモード音響波装置と高結合係数を提供する方法を提供する。
【解決手段】すだれ状電極26は、ギャップ34、36によってトンネル効果を抑制又は排除するために十分に拡張されたエッジギャップ長を、電極の端部と対向するバスバー16,18との間に含む。結果として、長手方向に延びるエッジ領域54,56内での音響波の波速度がトランスデューサ中央領域46での波速度より遅く、対向するギャップ領域38,40での波速度がトランスデューサ中央領域での速度より速くなり、トランスデューサ26の開口部では本質的に均一な伝搬モードが生じる。高結合基板上のSAWトランスデューサ又はSAW共振器では、アポディゼーションを必要とせずにトランスデューサ領域でエネルギーを誘導する。等価結合係数が大きくなり損失が減少する。 (もっと読む)


【課題】直列分割型のIDT電極を用いた弾性表面波装置におけるフィルタ特性の改善を図る。
【解決手段】SAW素子12,13がIDT電極1〜5を備えており、各IDT電極は、中心バスバー電極と、一方の長辺に対して一端が接続され互いに間隔を空けて配置される複数の第1浮き電極と、他方の長辺に対して一端が接続され互いに間隔を空けて配列される複数の第2浮き電極と、第1浮き電極の間に位置するように配置された第1電極と、第2浮き電極の間に位置するように配置された第2電極とを備える。中心バスバー電極の中心線を境に第1浮き電極及び第1電極が配置された領域と、第2浮き電極及び第2電極が配置された領域において、IDT電極の一方端から他方端にかけての電極指ピッチの変化の仕方を異ならせた構成とする。 (もっと読む)


【課題】広帯域・低損失・超角型で、位相特性に優れた弾性表面波機能素子を実現する。
【解決手段】圧電性基板1または/或いは圧電性薄膜基板表面上に、弾性表面波を励振または受信するすだれ状電極を有する弾性表面波機能素子において、伝搬方向に向かって徐々に電極幅及び周期が短くなる正負の電極を交互に配置した、ダウン方向に一方向性をもつ分散型すだれ状電極、あるいは伝搬方向に向かって徐々に電極幅及び周期が長くなる正負の電極を交互に配置した、アップ方向に一方向性をもつ分散型すだれ状電極を構成し、これらを相互に組み合わせることにより、その方向性を向かい合わせ、周波数の変化に対して遅延時間が変化しない非分散型遅延線及びフィルター、又は周波数の増加ともに遅延時間が長く/短かくなるアップ/ダウン型分散型遅延線及びフィルターを実現する。 (もっと読む)


【課題】本発明は1対の平衡端子を有する弾性波フィルタにおいて、平衡端子間の平衡度を改善することを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するために、本発明の弾性波フィルタ10は、不平衡端子17に接続された第1の信号電極指11aと第1のグランド電極指11bからなる第1のIDT電極11と、第1の平衡端子18aに接続された第2の信号電極指12aと第2のグランド電極指12bからなる第2のIDT電極12と、第2の平衡端子18bに接続された第3の信号電極指13aと第3のグランド電極指13bからなる第3のIDT電極13と、を備え、第1のIDT電極11における第2のIDT電極12側に、不平衡端子17及びグランドのいずれとも接続されない擬似電極指11eが設けられている。 (もっと読む)


【課題】弾性表面波の漏れを改善した弾性表面波共振器の提供。
【解決手段】圧電基板と、前記圧電基板の上面に設けられた櫛型電極102と、前記櫛型電極102を覆う誘電体薄膜とを備えた弾性表面波共振器であって、前記櫛型電極102は、バスバー電極領域105とダミー電極領域106と交差領域107とを含む構成であって、前記バスバー電極領域105の上部において、前記誘電体薄膜の厚みが前記交差領域上部の前記誘電体薄膜の厚みよりも薄い構成である。この構成で、弾性表面波の横方向の漏れを改善して、特性に優れた弾性表面波共振器を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】効率的に不要応答を抑え、かつ、低損失な弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】一対の反射器2と、該一対の反射器の間に配置され、交差部321及びダミー部322を有する交差電極32並びにダミー電極を有するすだれ変換子と、を備えた弾性表面波装置1であって、ダミー電極の長さと該ダミー電極が隣り合う前記交差電極のダミー部322の長さとが異なっていることを特徴とする弾性表面波装置。 (もっと読む)


【課題】 小型化が可能、または、設計の自由度を向上させることが可能なフィルタおよびアンテナ分波器を提供すること。
【解決手段】インダクタが並列に接続されていない第1の共振子と、該第1の共振子より励起効率を低減させた第2の共振子S31と、該第2の共振子と並列に接続されるインダクタL31と、を具備し、前記第2の共振子と前記インダクタとにより、一つの共振点と前記共振点の低域側および高域側にそれぞれ第1の反共振点および第2の反共振点とが形成され、前記第2の共振子の励振効率を前記第1の共振子より低減させることにより、前記第2の共振子の励起効率が前記第1の共振子と同じ場合の第1の反共振点と第2の反共振点との周波数の範囲内で任意に前記第1の反共振点および前記第2の反共振点を設定するフィルタ。 (もっと読む)


【課題】従来よりも微少な単位での共振周波数の設計が可能な構造とする。また、共振周波数を微小な単位で簡便に調整できるようにする。
【解決手段】圧電材料上に櫛歯電極3および反射器4が形成された弾性表面波素子において、反射器5、6に対して、複数本の電極5a、6a同士が短絡されていないオープンの領域7、8と、複数本の電極5a、6a同士が短絡されているショートの領域9、10とを設けることで、反射効率が最大となる周波数が異なる領域を形成する。このとき、オープンの領域7、8とショートの領域9、10との比率を変化させることで、従来よりも微小な単位で素子全体の共振周波数を設定もしくは調整することができる。 (もっと読む)


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