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Fターム[5J097FF03]の内容

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【課題】複数の導体層を積層している電極指でありながら、これらの導体層の破断や剥離等の発生を抑制できるIDT電極を備えることで、耐久性を高めることができる弾性表面波素子及びそれを搭載した弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】弾性表面波素子1は、圧電基板10上に電極指11aを有するIDT電極11を備えている。電極指11aは、中間層12と、中間層12に比べて大きな熱膨張係数を有する電極層13が積層されてなる。電極指11aは、圧電基板10に近づく方向に広がる台形形状となる断面形状を有している。中間層12の側面1の成す角度αは、電極層13の側面との成す角度βよりも大きく形成されている。 (もっと読む)


【課題】寄生容量や寄生インダクタンスを低減しながら初期周波数調整を行なうことを可能とし、安定した特性を有する小型の弾性表面波デバイス、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】SAW発振器10は、回路定数の異なる複数の発振回路14〜16を有する半導体回路領域13と、IDT電極4を有する弾性表面波素子領域12とを有している。そして、IDT電極4のIDT接続パッド5a,5bと、複数の発振回路14〜16のうち選択された一つの発振回路15の回路接続パッド15a,15bのそれぞれとが、液滴吐出用導電材料からなる回路接続配線9により接続され、SAW発振器10の一つの回路が形成されている。回路接続配線9は液滴吐出用導電材料からなり、液滴吐出法により形成されているので、マスクが不要で工程の簡略化も可能となり、寄生容量や寄生インダクタンスを低減できる。 (もっと読む)


【課題】 SAWデバイスにおいて温度特性のばらつきを抑制しかつ量産に適した小型化を可能にする。
【解決手段】 オイラー角表示で(0°,θ,0°<|ψ|<90°)、好ましくは(0°,θ,9°<|ψ|<46°)、より好ましくは(0°,95°<θ<155°,33°<|ψ|<46°)の面内回転STカット水晶板からなる水晶基板11の主面に、SAWの波長λに対してH/λ≦0.085となる厚さHの交差指電極12a,12bからなるシングル型のIDT13を形成する。これにより、ストップバンドの上限モードで励振させ、製造上のばらつきを含めて、使用温度範囲(0〜70℃)で周波数変動幅Δfabを25ppm以下に抑えた良好な温度特性が得られる。 (もっと読む)


【課題】二次実装時において、配線基板上にフリップチップ実装され封止樹脂で被覆された弾性表面波素子と配線基板との間の気密破壊を抑制した高周波モジュールを提供する。
【解決手段】本発明の高周波モジュールは、圧電基板21の一方主面上外周に沿って環状封止電極24が設けられ、環状封止電極24の内側領域にIDT電極22とこのIDT電極22に接続する入出力電極23とが設けられた弾性表面波素子2が、複数の誘電体層11および複数の導体層12からなる積層構造を有する配線基板1の表面にフリップチップ実装されるとともに、その他の表面実装部品が配線基板1の表面に実装され、弾性表面波素子2およびその他の表面実装部品を封止するように配線基板1の表面が封止樹脂層4で被覆された高周波モジュールにおいて、封止樹脂層4には、配線基板1における積層方向から見て封止樹脂層4を分割するように弾性表面波素子2に沿って溝状空隙部41が形成されていることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】SH波利用で、レイリー波スプリアスの影響を抑圧する弾性表面波装置の提供。
【解決手段】(0°±5°,θ,ψ)のLiNbO基板2上にCuを主体で、IDT電極3を含む電極形成領域を除く領域に、第1の酸化ケイ素膜6が形成され、電極及び第1の酸化ケイ素膜6を覆う様に、第2の酸化ケイ素膜7が形成され、電極密度が、第1の酸化ケイ素膜の密度の1.5倍以上で、かつオイラー角(0°±5°,θ,ψ)のψが、10°〜30°の範囲内で、θ及びψは、IDT電極膜厚が0.05λの時、ハッチング付与領域範囲内にあり、0.05λ以外の時、前記領域を、下記式で表われるθに変換して得られた領域内にある、弾性表面波装置。
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【課題】電子部品のチッピングを低減し、熱工程における損傷を抑制する。
【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、実装基板11上に配置された外部電極21を介して実装された電子部品12をモールド樹脂14で被覆した電子部品パッケージにおいて、電子部品12は、圧電体からなる部品基板15の下面に配置したIDT電極17を部品カバー18で覆った構造であり、部品基板15の上面全体にフィラを含有する樹脂製の保護体16を配置した。 (もっと読む)


【課題】櫛型電極や弾性表面波の伝搬領域が確実に保護された弾性表面波素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】圧電基板10上に形成された櫛形電極及び弾性表面波の伝搬領域12を有する弾性表面波素子において、櫛形電極及び弾性表面波の伝搬領域12が収容される空間を形成して、櫛形電極及び弾性表面波の伝搬領域12を覆う蓋体を圧電基板10上に設けた。蓋体は、例えば、櫛形電極及び弾性表面波の伝搬領域12が収容される空間を形成して、櫛形電極及び弾性表面波の伝搬領域12を覆うように跨ぐブリッジ状の第一の蓋体部14と、第一の蓋体部14を封止する封止膜16と、第一の蓋体部14を覆う第二の蓋体部18と、からなる二重構造となっている。 (もっと読む)


【課題】電力投入直後の共振周波数もしくは中心周波数のシフトが生じ難く、経時による周波数特性の劣化が生じ難い、弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】圧電基板2上に、少なくとも1つのIDT電極3が形成されており、IDT電極3が、圧電基板2側に配置された密着層3aと、主電極層とを有し、主電極層として、CuまたはCuを主体とする合金からなる複数の主電極層3b,3cを有し、主電極層3b,3cがCuもしくはCuを主体とする合金以外の金属材料からなる中間層3dを介して積層されている、弾性表面波装置1。 (もっと読む)


【課題】強い反射を利用するトランスバーサル型SAWフィルタにおいて、低リップルな特性を備えたトランスバーサル型SAWフィルタを提供することにある。
【解決手段】トランスバーサル型SAWフィルタ3の入力側の特性インピーダンスを1/Grfout、出力側の特性インピーダンスを1/Gifinとして、トランスバーサル型SAWフィルタ3の電極を形成した。その特性インピーダンスを持つ入出力終端とトランスバーサル型SAWフィルタ3との間に、各々1個のインダクタと2個のコンデンサとを含む入力側整合回路2及び出力側整合回路4を設けた。 (もっと読む)


【課題】弾性波素子の特性を向上させ、また、弾性波素子の歩留まりを向上させる。
【解決手段】基板10上に圧電膜13を形成し、この圧電膜13上に導電性膜17を形成し、さらに、圧電膜13上に弾性波発生用の櫛歯型電極19aを形成するとともに、導電性膜17上に位置し、櫛歯型電極19aと電気的に接続される導電性膜19bを形成した後、櫛歯型電極19aを覆い、導電性膜19b上に開口部OA2を有する保護膜21を形成する。その結果、開口部OA2の形成、即ち、保護膜21のエッチングの際、開口部OA2底部にエッチング残渣が生じていてもワイヤボンディング時に貫通することが可能なため、接続不良を低減できる。 (もっと読む)


単結晶のLiNbO3からなる基板を有する電子音響部材が提案される。この第2オイラー角μに関しては以下のことが該当する。−74°≦μ≦−52°または23°≦μ≦36°。第1オイラー角λに関しては、
【数1】


が、また第3オイラー角θに関しては
【数2】


が該当する。
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【課題】 平衡度を劣化させることなく、挿入損失とVSWRが改善された弾性表面波素子を提供すること。
【解決手段】 弾性表面波素子1は、圧電基板19と、前記圧電基板19上を伝搬する弾性表面波の伝搬方向に沿って形成された3個以上の奇数個のIDT電極3,4,5とを有し、前記奇数個のIDT電極3,4,5,のうち、中央に形成されたIDT電極4の両側に配設されたIDT電極3,5には、第1及び第2の基準電位用端子14,15がそれぞれ接続されており、前記第1及び第2の基準電位用端子14,15は、前記中央に形成されたIDT電極3の中心を通り、前記伝搬方向に直交する方向に設けた仮想中心軸Aに対して、非対称に形成されている。 (もっと読む)


ここに記載されているのは、障害となる横モードを抑圧するSAW変換器である。ここでこれは、音波の横方向励起プロフィールと、音響トラックおよびこれに隣接する外部領域(AU1,AU2)によって形成される導波体の横方向基本モードとを互いに適合させることによって達成される。この適合化は、上記の音響トラックを励起領域(MB)と縁部領域(RB1,RB2)とに分けることによって行われる。この縁部領域および外部領域は、縁部領域における音波の縦方向の位相速度が、励起領域よりも大きくなるように構成されており、この外部領域における縦方向の位相速度は、励起領域よりも小さい。またkは縁部領域において実数であり、外部領域において虚数である。上記の縁部領域(RB1,RB2)の幅を調整して、上記の励起領域においてkが実質的に一定であり、また実質的にゼロに等しいようにする。
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【課題】安価で、かつ、良好な振動特性をもって様々な電子機器に使用することができる弾性表面波素子、および弾性表面波デバイスを提供すること。
【解決手段】圧電基板34の中央付近に、一対の櫛歯電極40a,40bからなるIDT40が設けられており、このIDT40が設けられた面と反対側の面を接着剤32でパッケージ20に接合するようにした弾性表面波素子30であって、IDT40と電気的に接続された対となる一方の端子44と他方の端子46の端子対44,46が、圧電基板34の中央領域Mと端部領域Eの各領域に設けられている。 (もっと読む)


【課題】高温環境下でも、弾性表面波の励振が可能な弾性表面波デバイスとその製造方法を提供することにある。
【解決手段】サファイア基板11上に形成される伝搬層12と、伝搬層12上に形成される櫛形電極15および16を備えるトランスバーサルフィルタ10において、圧電性を有し積極的に不純物を含まないGaNから伝搬層12を形成し、GaNと比較して狭いバンドギャップを有し積極的にn型不純物を含むInGaNから櫛形電極15および16を形成した。 (もっと読む)


【課題】優れた耐電力性を有し、製造容易でかつ、再現性良く成長させることができる擬似単結晶Al電極膜を備えた弾性表面波素子を提供する。
【解決手段】タンタル酸リチウムあるいはニオブ酸リチウムである圧電基板2上にTi下地膜4とAlあるいはAl系合金膜よりなる電極膜5とを積層する。電極膜5は、2つの(111)ドメインより成る擬似単結晶膜より構成され、2つの(111)ドメインの<111>方向が、それぞれ、基板表面に対し0〜10度の範囲内で傾き、かつ、それぞれの(111)ドメイン面内の<11−2>方向が互いに1〜15度離れている。 (もっと読む)


【課題】水晶基板を用いた表面波デバイスであり、小型で、Q値が大きく、周波数エージング特性の優れたSH波型SAWデバイスを得る。
【解決手段】圧電基板と、該圧電基板上に形成されAlを主成分とする合金からなるIDT電極とを備え、励振波をSH波とした弾性表面波デバイスであって、前記圧電基板は、回転Yカット水晶基板のカット角θを−64.0°<θ<−49.3°の範囲に設定し、且つ、弾性表面波の伝搬方向を結晶X軸に対し90°±5°とした水晶平板であり、励振する弾性表面波の波長をλとした時、前記IDT電極の波長で基準化した電極膜厚H/λを0.04<H/λ<0.12としたSH波型弾性表面波デバイスにおいて、前記水晶基板を0.002μm以上の厚さでエッチングしてSH波型弾性表面波デバイスを構成する。 (もっと読む)


【課題】 SAWの伝搬損失を無くしかつ電気機械結合係数K を大きくし、より一層低損失化が可能なSAWデバイスを提供する。
【解決手段】 カット面及びSAWの伝搬方向がオイラー角表示で(90±10°,90±10°,ψ°)かつψ=148〜180°のLiTaO 基板からなる圧電基板2の表面に、伝搬損失が0dB/λでありかつ電気機械結合係数K が0.015以上となるように、その膜厚H/λを設定してIDTを形成する。 (もっと読む)


【課題】IDT上にSiO膜を形成することにより周波数温度特性が改善されているだけでなく、SiO膜表面におけるクラックが発生し難く、所望とする特性を確実に得ることができ、かつ電気機械結合係数及び反射係数が大きな弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】25°〜55°回転Y板X伝搬のLiTaO基板12上に、Alと比べて密度が高い金属もしくは合金からなる少なくとも1つのIDT13a,13bが形成されており、IDT13a,13bを覆うようにLiTaO基板12上に周波数温度特性を改善するためのSiO膜15が形成されている、弾性表面波装置11。 (もっと読む)


【課題】共振子であればQ値の低下、フィルタであれば挿入損失の増加を生じさせないSAWデバイスを提供する。
【解決手段】SAWの伝搬方向に対する逆速度面が進行方向に対して凹となる圧電基板10を用いて形成されるSAWデバイスにおいて、IDT電極11a、11bを有する交差電極部2と、交差電極2より交差長方向外側に配置され、グレーティング電極12a、12bを有するグレーティング部3a、3bとを備え、グレーティング電極3a、3bの膜厚をIDT電極11a、11bの膜厚より厚くした。 (もっと読む)


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