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Fターム[5J097FF05]の内容

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Fターム[5J097FF05]に分類される特許

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【課題】電気機械結合係数の低下を防止して、挿入損失の改善を図った弾性表面波素子、かかる弾性表面波素子を備える電子デバイスおよび電子機器を提供すること。
【解決手段】本発明の弾性表面波素子1は、主として圧電材料で構成された圧電体層4と、この圧電体層4上に設けられ、バスバー(基部)52、62と、これに接続され、所定間隔で併設された複数の電極指51、61とを備える一対の櫛歯電極で構成されたIDT5、6と、バスバー52、62に接続された端子(電気接続部)81〜84と、圧電体層4のIDT5、6と反対側の面に接触して設けられ、主として導電性材料および/または半導体材料で構成された下地層3とを有する。この弾性表面波素子1では、下地層3が、平面視で少なくとも各電極指51、61と重なる領域と、端子81〜84と重なる領域とに分離して設けられている。 (もっと読む)


圧電基板(S)上に形成されるSAW素子に関して損失を低減するために、速いすべり波の伝播速度よりも表面波の伝播速度が低くなるまで、金属化部(M)により質量応力が高められる。その際、温度変動の上昇が限界を超えないようにする目的で、Alよりも著しく大きい固有層厚ないしは比層厚をもつ金属化部が用いられる。これと並行して、実質的に面全体にわたり被着された補償層(K)によって素子の温度変動が小さくされる。この補償層は、基板と金属化部の組み合わせによる弾性率に対し逆に作用する弾性係数の温度依存性をもつ材料から選択される。
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低減された温度推移を伴う、音響波によって作動する構成素子
音響波によって作動する構成素子を提案する。この構成素子は、殊に共振周波数の温度推移を低減させるために種々異なる手法を組み合わせている。この構成素子はピエゾ圧電基板(PS)を有している。このピエゾ圧電基板は、材料内を伝播する波長の5〜50倍の領域にある、比較敵薄い厚さ(d)を有している。上面には、導電性の構成素子構造体(BES)が設けられており、下面には、機械的緊締が生じるようにまたは、温度変化時に緊締が形成されるように補償層(KS)が機械的に固定して基板と結合されている。構成素子構造体(BES)上にはSiO層が、該SiO層内で伝播する音響波の5〜20%の厚さで配置されている。
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【課題】 優れた電気機械的及び電気光学的特性とともに高い誘電常数を有する強誘電性単結晶を用いて強誘電性膜構造物を製造する新規な方法を提供する。
【解決手段】 導電性接着剤又は金属層によって基板上に強誘電性単結晶板を接合(前記強誘電性単結晶薄板は前記基板に接合する前または後に研磨される)することによって、高性能の電気電子部品及び素子の製作に有用できる強誘電性単結晶膜構造物を製造できる。
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【課題】 小型化および低消費電力化を促進しつつ、外気温の変化に対する周波数安定性を向上させる。
【解決手段】 半導体チップ4には、弾性表面波装置11、弾性表面波装置11が組み込まれた発振ループを構成する発振回路12および弾性表面波装置11を含む発振回路12の温度を制御する温度制御回路13が設けられ、発振回路12の定常動作時において、発振回路12からの発熱量と容器1から放出される放熱量とが使用温度範囲内で平衡するように構成された容器1に半導体チップ4を封入するとともに、外気温が下がった時に、発振回路12が発生する発熱量の不足分が補われるようにヒータ13cを動作させることで、発振回路12の温度を一定に保つようにする。 (もっと読む)


【課題】 チップに保護膜を設けても、ワイヤボンディングの信頼性を確保しつつチップの小型化を図ることができる弾性表面波装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 基板12と、基板12上に形成されたIDT14,15と、IDT14,15に接続されたパッド13a,14a,14s,15a,15sと、を有するSAWチップ11と、ランド21a〜25aを有するパッケージ20と、SAWチップ11のパッド13a,14a,14s,15a,15sとパッケージ20のランド21a〜25aとを接続するボンディングワイヤ30と、パッド13a,14a,14s,15a,15sとボンディングワイヤ30との接続部分に塗布されて硬化した第1のシリコーン系樹脂40と、第1のシリコーン系樹脂40が硬化する際にSAWチップ表面に形成された厚さ100nm未満の第2のシリコーン系樹脂とを備える。 (もっと読む)


使用温度範囲において、十分な大きさの減衰量及び帯域幅を得ることを可能とする分波器を提供する。 通過帯域が相対的に低く、かつ第1の温度特性改善薄膜が設けられている第1のフィルタ11と、通過帯域が相対的に高く、第2の温度特性改善薄膜が設けられている第2のフィルタ12とを備え、第1のフィルタの周波数温度係数が第2のフィルタの周波数温度係数よりも大きくなるように第1,第2の温度特性改善薄膜の膜厚が異ならされている、分波器1。 (もっと読む)


表面弾性波センサは、a)その表面上に交叉指状電極を有する圧電結晶(ニオブ酸リチウム又はタンタル酸リチウムのようなもの)と交叉指状電極の上の第2の圧電層(酸化亜鉛のようなもの)とから成る第1の層状SAWデバイスと、b)その表面上に交叉指状電極を有する圧電結晶と、交叉指状電極の上の第2の圧電層と、第2の圧電層の上の検体感応表面(金のようなもの)とから成る第2の層状SAWデバイスとを備える。c)SAWデバイスの両方は、同じ基板上に製作される。表面弾性波センサは、d)SAWデバイスの帯域幅を低減するため各SAWデバイスの交叉指状電極に隣接して配置された反射器を更に備え、e)各SAWデバイスの共振器回路は、従属性の増幅器を組み込んでいる。
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圧電基板(12)上に櫛型電極およびグレーティング反射器で構成された弾性表面波共振子(15〜20)を複数接続して構成であって、上記弾性表面波共振子(15〜20
)のうち、少なくとも1つの弾性表面波共振子の表面には誘電体膜(14)が形成されており、少なくとも1つの弾性表面波共振子の表面には誘電体膜(14)が形成されていない構成からなる。これにより、帯域内挿入損失が小さく、また急峻性が良好で、かつ帯域の広いSAWフィルタを得ることができる。 (もっと読む)


所望でないスプリアスを効果的に抑圧することができ、良好な共振特性やフィルタ特性を得ることを可能とするSHタイプの弾性境界波を利用した弾性境界波装置を提供する。 第1の媒質層2と、第1の媒質層2に積層された第2の媒質層6との境界に、インターデジタル電極3、反射器4,5を含む電極が形成されており、第1の媒質層2及び/または第2の媒質層6の境界面とは反対側の面に吸音層7が設けられている、弾性境界波装置1。 (もっと読む)


フィルタ帯域の急峻化や、比帯域幅の異なる複数帯域のフィルタ、共振子を単一基板上に得ることで、小型で高性能な弾性境界波を用いた弾性境界波装置を提供する。
単結晶基板4上に固体層5が積層されており、単結晶基板4と固体層5との境界に電極が配置されている弾性境界波装置であって、カット角が同じ単結晶基板4を用いて構成された複数の弾性境界波素子2,3が備えられており、弾性境界波素子2の伝搬方位は、弾性境界波素子3の伝搬方位と異なっている、弾性境界波装置1。
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反射端面を高精度かつ容易に形成することができ、製造に際しての基板のチッピングが生じ難く、小型化及び低背化を進めることができる端面反射型弾性表面波装置を提供する。
基板2と、基板2上に形成された圧電薄膜3と、圧電薄膜3上に形成されたインターデジタル電極4〜7とを備え、インターデジタル電極4〜7の最外側の電極指の近傍に反射部10,11,14,15が設けられており、該反射部10,11,14,15が圧電薄膜3に凹部を形成することにより設けられている、端面反射型弾性表面波装置1。 (もっと読む)


良好な共振特性やフィルタ特性を得ることができ、かつ挿入損失を低減することができる弾性境界波装置を提供する。 第1の媒質層としてのLiNbO基板2と、第2の媒質層としてのSiO膜3との境界に、インターデジタル電極4及び/または反射器5,6が配置されている弾性境界波装置において、インターデジタル電極4及び/または反射器5,6のデューティ比をdとしたときに、0.54<d<0.89とされている、弾性境界波装置。
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