歯の舌側に固定するようにされた基部（２）と、歯列の弧を縛る装置（９）と係合しかつ保持するようにされた３個の係合タブ（４，５，６）と、歯列の弧に沿って延在する歯列矯正用ワイヤ（８）のためのハウジング（３）と、前記ハウジング（３）内で歯列矯正用ワイヤを保持する部材（７）であって、前記ハウジングの限定された区分に沿ってのみ延在し、前記ハウジング（３）に受け入れられた歯列矯正用ワイヤ（８）と当接するように前記ハウジング（３）に面している保持部材（７）とを含む舌側の歯列矯正用ブラケットである。
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【課題】 従来の歯科矯正用アタッチメントで、その基部と本体部を別個に作り、で組合せる型式のものの製造に伴なう短所と、単部品に作られる型式のものの歯への固定に伴なう短所とを改良するために、アタッチメントを単部品に作り、且つその基部に接着剤用の細孔を備えて歯への固定をよくする。
【解決手段】 歯科矯正用アタッチメントは、歯科矯正治療される歯列弓の歯（Ｄ）にアタッチメントを係留する基部と、この基部から延出する、歯科矯正ワイヤアーチを受け入れる外部スリット（Ｆ）を有する本体部とを備える。本発明の歯科矯正用アタッチメントは、その基部と本体部とが単部品を成すように作られる。そしてその基部には、基部全体に分布し且つ基部の厚さ（ｐ）の少なくとも一部分に延在する複数個の接着剤用の相互連結細孔が設けられる。 （もっと読む）