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国際特許分類[B01D3/18]の内容

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【課題】省エネルギー化を図り、高能率で蒸留原料の精製を行う。
【解決手段】蒸留原料の蒸留が行われる蒸留塔1と、蒸留原料が貯留される蒸留原料貯留槽22と、蒸留塔1の底部側に供給された蒸留原料を加熱し気相状態にするリボイラー23と、蒸留塔1の中途部から取り出した気相状態の蒸留原料を加圧圧縮して蒸留塔3に還流する圧縮機28と、蒸留塔1の塔頂部6から流出する塔頂蒸気を凝縮して外部に取り出す凝縮器24を備える。圧縮機28により加圧圧縮された気相状態の蒸留原料が供給される蒸留室4を含む上部側の蒸留室4を高圧部20とし、高圧部20の下部側を低圧部21とし、高圧部20と低圧部21との間で熱交換を行い、低圧部21側での蒸留原料の蒸発を促進する。 (もっと読む)


【課題】運転条件が変更されてガスの供給量が増えたときにも、設計通りのガス吸収性が得られように安定して運転を行うことのできる、棚段塔を提供する。
【解決手段】棚板3と液供給部4と気体供給部とを備え、棚板3上で気液接触させる棚段塔である。液供給部4は棚板3の一方の側に液を供給し、棚板3には他方の側に液を流出させる流出部6が設けられている。棚板3上には流出部6より一方の側に堰7が設けられ、堰7より一方の側には気体供給部からの気体を棚板3上に案内する案内部10が設けられている。棚板3上には案内部10に連通する気体の流路9を形成し、流路9から気体を上方に流出させる多孔板8が設けられている。多孔板8には最も堰7側に位置する案内部10Aから堰7側に延出する堰側延出部13が設けられている。堰側延出部13にはその位置より堰7側から気体が流出するのを遮る、気体遮断部14が設けられている。 (もっと読む)


【課題】発酵残渣、繊維状の物質などの固形の夾雑物が混入しているスラリーを、蒸留などの精製処理に供する場合であっても、効率よく処理することができ、安定して装置を運転し得るバッフルトレイを提供すること。
【解決手段】本発明のバッフルトレイは、棚段塔の内部に配置された第1の無孔板および第2の無孔板でなり、該第1の無孔板および該第2の無孔板が、いずれも該棚段塔の内壁面に配置され、かつ交互に段構造を構成するように配置されているか、あるいは該第1の無孔板が該棚段塔の内壁面に配置され、該第2の無孔板が該棚段塔の中心部に配置されており、そして該第1の無孔板および該第2の無孔板の少なくとも一方が、該棚段塔の上下方向に昇降し得るように構成されている。 (もっと読む)


【課題】蒸発器で蒸発される被処理液中に不純物が含まれている場合でも、分離膜に不純物が付着・堆積するのを防止することができ、さらに、不純物の蓄積、変質、高分子化を抑えることができ、これらによって脱水濃縮性能を良好に維持することのできる有機物脱水濃縮装置および有機物脱水濃縮方法を提供する。
【解決手段】水溶性有機物と水を含む被処理液を蒸発させて被処理液蒸気を発生させる蒸発器2と、水蒸気を選択的に透過させる分離膜3を有してなる膜分離装置4とを備えて構成される有機物脱水濃縮装置1において、蒸発器2から膜分離装置4に向けて送り出される被処理液蒸気の一部を凝縮して凝縮液を生成する被処理液蒸気凝縮器23と、蒸発器2の内部における被処理液蒸気の流れ経路途中に設けられ、被処理液蒸気が潜り抜けて通過できるように、被処理液蒸気凝縮器23からの凝縮液を滞留させる各バブルキャップトレイ15,16とを備え、好ましくは蒸発器2底部に滞留物排出用の流量調整弁10を備える構成とする。 (もっと読む)


【課題】挿入作業がより簡単に、より支障なく実行できるトレー・バルブを提供すること。
【解決手段】トレー・コラム用のトレー・バルブは、蒸気通過用のトレーの開口、及びトレー開口のリムに適合するように作られた弁体を備える。弁体は、上板及びこの板の縁部に配置された垂直下方に向けられた案内脚からなる。案内脚は、開口のリムのところで弁体を定着させるためのかかりを有する。弁体用の材料及び形状は、トレー開口への弁体の挿入に関して、弁体の弾性変形、及び任意で、部分的な塑性変形が挿入時に起こり、それが上向きのアーチの形で主に上板に限られるように選択される。挿入された弁体のいかなる変形も上板に力を加えることによってわずかな残留変形を除いて戻すことができる。弱められた部分が上板に配設可能であり、上向きのアーチの形成を促進する。 (もっと読む)


本発明は、分留や処理液でガス・ストリームから化合物を分離するなど蒸気−液体接触プロセス用の並流多重降流トレイ(100)における降流管(20)の多重構成を内容としている。1つの実施の形態で、側方降流管(104)が並流多重降流トレイ(100)に組み込まれている。別の実施の形態で、降流管(202)は液体の流れをデッキ(206)から降流管の方向に向ける傾斜側壁(220)を有している。この傾斜側壁(220)は次の降流管の流入口上方に追加的な体積をもたらし、減勢デッキ(114)を用いなくてもこの流出口でのピンチングを減少させる。
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本発明は、分留や処理液でガス・ストリームから化合物を分離するなど蒸気−液体接触プロセス用の並流多重降流トレイ(100)における降流管(20)の多重構成を内容としている。1つの実施の形態で、側方降流管(104)が並流多重降流トレイ(100)に組み込まれている。別の実施の形態で、降流管(202)は液体の流れをデッキ(206)から降流管の方向に向ける傾斜側壁(220)を有している。この傾斜側壁(220)は次の降流管の流入口上方に追加的な体積をもたらし、減勢デッキ(114)を用いなくてもこの流出口でのピンチングを減少させる。
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【解決手段】コレクタ(20)は、例えば分留製品を得るために流体ストリームを処理する物質移動カラム内の上の区域からの液体を集めて混ぜ合わせるのに使用される。コレクタ(20)は、2つ又はそれ以上の液体回収領域(38、40、42)と、液体回収領域の周辺回りに配置されている2つ又はそれ以上のサンプ(28、30、33)を有している。複数のチャネルとデフレクタは、各液体回収領域(38、40、42)内に間隔を空けて配置されており、蒸気経路は、隣接するチャネルの間の空間に形成されている。デフレクタは、降下する液体をチャネルに導き、且つ蒸気経路を降下する液体から遮蔽する。各液体回収領域(38、40、42)内のチャネルは、各組が相互挿入されるように配置されており、一組のチャネルが、集められた液体を優先的に1つのサンプに送り、別の組のチャネルが、集められた液体を優先的に別のサンプに送る。サンプ内の液体の濃度と組成がより均一になるように、各液体回収領域からほぼ等量の液体が2つのサンプに送られるのが望ましい。サンプ(28、30、33)の1つ又はそれ以上は、液体をサンプ(28、30、33)から下の区域へ送るために、溢流管(34、36)を含んでいる。コレクタ(20)内の液体を混ぜ合わせることによって、別体の混合装置を使用しなくて済む。その結果、通常は混合装置が占めているカラム内の垂直方向空間を、パッキング又は他の内部構造物で満たすことができるので、カラムの効率が上がる。
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垂直カラムに装填される分離トレイであり、この分離トレイは、内側ペース12をそれらの間に画定する水平の上側壁面4および下側壁面2、ならびに、流体を1次ガスと液体リッチな流体とに分離するための少なくとも1つの1次分離装置を備え、1次分離装置は、垂直管状導管25a、b、c;渦生成手段36a(この渦生成手段の下流で、導管の内側表面に隣接する環状領域に液体リッチな流体の層が形成されるように、導管内に配置されている)を備え、前記分離トレイは、さらに、同伴される液体を2次ガスから取り除くための2次分離手段へ、液体リッチな流体を1次分離装置から取り出し誘導する手段40、45を備え、2次分離手段は上側および下側壁面の間の内側フリースペースにより形作られる。
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トレイ表面に位置決めされ、少なくとも50体積%の開放空間、好ましくは少なくとも70体積%の開放空間を有する弾性成分と密接に関連した粒子状材料を収容した多孔質容器の充填材を有するトレイを収容した蒸留塔の稼働において、充填材の無いトレイと比較して改良されたHETPが得られる。充填材は触媒粒子状材料を含んでよく、蒸留は反応生成物の反応及び蒸留を含んでよい。粒子状材料は不活性としてよく、蒸留は、反応無しで蒸留混合物中の諸成分を分離するための従来のタイプの蒸留としてよい。
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