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国際特許分類[B01D7/00]の内容

処理操作;運輸 (1,245,546) | 物理的または化学的方法または装置一般 (124,790) | 分離 (62,952) | 昇華 (44)

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【課題】昇華性物質を含有する個体混合物から、昇華速度を速めて、昇華性物質を収率よく、かつ、純度を高めて得られる昇華性物質の精製装置を提供する。
【解決手段】マイクロ波加熱装置を使用して、昇華槽10内の固体混合物を先端が分岐したガス吸入管12で不活性ガスを吸入しながら加熱し、昇華性物質の昇華速度を速め、昇華蒸気を隣接する結晶析出槽20に導入し、析出槽内に設置され、冷媒で冷却された結晶析出管21の外壁面に結晶として付着させる。付着した結晶を自然剥離及び析出管内の冷媒を熱媒に交換して熱剥離させ、析出槽の下端部に設けた結晶受器に落下させて精製された結晶を得る。析出管は先細のテーパー状に形成されている。析出管内に冷媒及び熱媒を導入する導入管は、管の先端を検出管内の上部側に位置させて配置する。結晶受器は熱媒を循環させるジャケットを備える。結晶析出槽のユニットを複数基設置して、結晶純度を高める。 (もっと読む)


【課題】精製対象物を劣化させず、また、使用効率が高い精製装置を提供する。
【構成】精製対象物16を供給室10から少量ずつ気化室20に供給し、気化室20で昇華させる。気化室20には複数の凝縮室50a、50bが接続されており、導入バルブ51を開けて所望の凝縮室50a、50bに気化室20で生成された生成気体を導入し、凝縮室50a、50b内に配置された凝縮器52に接触させ、析出させる。凝縮室50a、50b内に導入した生成気体は、温度が順番に低くなる複数の凝縮器52に、高温から低温の順序で接触し、精製対象物の昇華温度よりも低温の凝縮器52に析出させる。析出後、冷却して凝縮器52を取り出すときに、他の凝縮室50a、50b内で凝縮器に析出させれば、気化室20内での精製対象物の昇華を停止させる必要が無く、装置の使用効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】昇華した昇華性物質と、この昇華性物質を凝結させる冷却析出面との接触時間を十分に確保することができ、かつ、析出する前の昇華性物質が真空ポンプに吸引されることによるロスを防止することができる昇華性物質の分離精製装置を提供する。
【解決手段】分離精製装置は、容器5内に、昇華性物質を含む固体混合物を加熱して昇華性物質を昇華させる加熱蒸発部1を備えている。容器5内には、加熱蒸発部1より上に、昇華した昇華性物質を析出させる冷却析出部3が設けられている。容器5には、真空ポンプ7が接続され、かつ、キャリアガスを導入するためのガス導入部9が設けられている。冷却析出部3は、互いに間隔をあけて平行に設けられる一対の平板33を備え、一対の平板33の間に冷却水を流せるようになっている。一対の平板33のそれぞれ外側となる面には、昇華した昇華性物質が析出されるフッ素樹脂シートが着脱自在に貼り付けられている。 (もっと読む)


昇華可能な有価生成物、それに比べてより昇華し易い成分とより昇華し難い成分とを含有する固体混合物を高温壁管状炉(1)内での分別昇華/逆昇華によって連続的に精製する方法であって、高温壁管状炉(1)の一方の端部で、固体混合物を不活性ガス流と一緒に、該不活性ガス流中に固体混合物を分散機(2)によって分散させて供給し、− 分散された固体混合物を、高温壁管状炉(1)内で、有価生成物が昇華する温度で加熱して、有価生成物より昇華し難い成分を固体粒子として含有するガス混合物を得て、− 有価生成物より昇華し難い成分を固体粒子として含有するガス混合物を、有価生成物より昇華し難い固体粒子を回収するために、適した孔径を有する高温ガスフィルター(3)に通し、− 有価生成物より昇華し難い成分が分離されたガス混合物を、有価生成物が逆昇華し、かつ有価生成物より昇華し易い成分が依然として逆昇華しない温度に冷却して、粒状の有価生成物を含有するガス混合物を得て、かつ− 精製された粒状の有価生成物を、冷却されたガス混合物から分離することによる、固体混合物を高温壁管状炉(1)内での分別昇華/逆昇華によって連続的に精製する方法が提案される。
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原材料として、1μm〜10mmの範囲内の平均粒径を有する粒子の形の、対応する昇華可能な有機固体から出発し、この粒子をキャリアガス中に分散させて分散体を得て、この分散体を膨張室が後続する収縮するノズル中で放圧し、生成物出口開口部を有するこの膨張室の壁部中に、この膨張室の中心軸を中心として回転対称に開口部が設けられていて、この開口部を通して、不活性ガスキャリアと、その中に分子分散された、原材料とは異なり、かつ生成物の平均粒径よりも小さい平均粒径を有する分子、イオン又はナノスケールの粒子を含む二次ガス流が吹き込まれる、ナノスケールの有機固体粒子の製造方法が提案される。
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【課題】 本発明は、昇華性の目的物質を含有する原料固体混合物から、昇華性目的物の特性(昇華性)を利用して、連続または半連続的に比較的大量に無塵的に昇華処理し、目的とする昇華性物質のみを純度良く、収率良く得るための分離精製装置を提供する。
【解決手段】 昇華性の目的物質を含有する固体混合物を昇華槽に仕込み、真空ポンプを用いて全系内を減圧にして、昇華槽ジャケット10に熱媒を流して加熱し、昇華槽で発生した昇華蒸気を、外部から吸引した不活性ガスと共に導入管18を経由して、析出槽に導き、析出槽内にあって内部に冷媒が循環した析出管の外壁周囲に結晶を析出させて、付着した結晶を自然剥離、または析出管内の冷媒を熱媒に交換することにより溶融剥離させて、直下の結晶回収受器20に回収する。
回収した結晶は、結晶状態のままで、または結晶回収受器のジャケット29に熱媒を流して結晶を溶解して液体状態にし、連続的または半連続的に排出する。 (もっと読む)


【課題】より高純度な物質を高収率で生産性よく精製することの出来る精製装置、及び精製方法を提供することを目的とする。
【解決手段】物質を精製する精製部において系内を流れるキャリアガスを精製部に供給する前に加熱し、より高い温度に加熱された気体をキャリアガスとして精製部の気体供給部より供給する。予め加熱されることによってキャリアガスの温度と、精製部の温度との温度差を小さい状態とすることができる。精製部に供給されたキャリアガスは精製部に設けられた気体排出部より排出される。 (もっと読む)


【課題】有機物を含有する天然かん水等の原水においても、有機物の除去を可能とし、ヨウ素採取の向上を図ることができるヨウ素採取方法及びその装置の提供をすることを目的とするものである。
【解決手段】天然かん水等の原水1からヨウ素を採取するヨウ素採取方法において、上記原水を原水酸化処理手段に導入するとともに、上記原水酸化処理手段にオゾン化ガスを添加して、上記原水のヨウ素酸化を行うことを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】チャンバーが損傷した場合にその補修作業又は取替え作業等が容易な昇華精製装置の提供。
【解決手段】昇華精製装置を装置本体12とハウジング14とにより構成し、装置本体12をチャンバー20とシール継手手段22と3方向継手24とにより構成し、チャンバー20をチャンバー加熱包囲体によって包囲し、チャンバー20と3方向継手24とをシール継手手段22によってシール連結し、シール継手手段22をスプール部材46、中央環状部材50と押え環状部材52とシールリング54と第1の締結部材58と第2の締結部材60とによってチャンバーの一端部へ密閉封止連結され、シール継手手段のスプール部材がシールリングを介してその端部に形成したフェルールF1と3方向継手に形成したフェルールF2とを強圧連結するクランプ締具76によって3方向継手へ密閉封止され、3方向継手に、チャンバーへ試料を供給するための密閉開閉手段78を設けた。 (もっと読む)


本方法によって、室の中に置かれた固形または半固形の出発有機組成物が精製される。本方法は、ある有機分子種の分子が組成物から昇華し、所望の有機分子種の分子が組成物の中に残るように、出発固形または半固形有機組成物を加熱することを含む。本方法は、加熱工程中に室をポンピングして、昇華した有機分子を除去することを含む。本方法は次に、所望の有機分子種の分子が組成物の残り部分から昇華するように、1つまたは複数のより高い温度で組成物の残り部分を加熱することを含む。前記室の個別領域が、残り部分の加熱中に、室内の所望の種の昇華した分子の堆積を起こさせる条件の下に維持される。
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