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国際特許分類[B01D9/04]の内容

処理操作;運輸 (1,245,546) | 物理的または化学的方法または装置一般 (124,790) | 分離 (62,952) | 晶析 (423) | 溶液からの晶析 (423) | 凍結した溶剤を除去することにより溶液を濃縮するもの (22)

国際特許分類[B01D9/04]に分類される特許

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【課題】省エネルギーでありながら溶質分を十分高度に分離できるとともに、処理速度の向上が可能な凍結濃縮方法および装置の提供。
【解決手段】被処理液を凍結することによって当該被処理液に含まれる溶質分を濃縮する凍結濃縮方法であって、伝熱面を有する製氷室42に被処理液を供給する供給工程と、製氷室内において被処理液を凍らせる凍結工程と、被処理液よりも溶質分の濃度が高い高濃度液と被処理液の氷体とを接触させて氷体の一部を融解させる第1融解工程と、第1融解工程において使用した高濃度液と氷体の融解液との混合液を回収する濃縮液回収工程と、濃縮液回収工程後、氷体を凍結した状態で又はこれを融解して液体の状態にして回収する分離液回収工程とを備える凍結濃縮方法。 (もっと読む)


【目的】
凍結濃縮により溶液たる被濃縮溶液を濃縮する際に、凍結濃縮装置の運転時間を短縮できて、生産面や経済面等の効率を大に向上でき、しかも環境保護にも優れる溶液の凍結濃縮方法を提供できるようにした。
【解決手段】
冷却により、被濃縮溶液3中に氷結晶を生成させて同溶液を固液混合物化する際に、被濃縮溶液3中に氷結晶が発生するタイミングに合わせて同被濃縮溶液を加熱手段によって加熱し、同加熱により、被濃縮溶液3中に生じた比較的小なる粒径の氷結晶(氷結晶(小)8a)を融解させてから同被濃縮溶液3中に残留する氷結晶(氷結晶(大)8)を成長させて被濃縮溶3液を固液混合物化する。 (もっと読む)


【課題】 第三成分を添加または使用することなく、共沸組成よりも含水率が低い高純度の有機溶剤を回収する。
【解決手段】 有機溶剤を含有するガス1を、ガス吸収塔20にて水と気液接触させて、水に有機溶剤を吸収させる。これより得られる有機溶剤の水溶液2を、脱水蒸留塔30で蒸留して、有機溶剤の水溶液中の含水率を、有機溶剤と水との共沸組成である含水率またはそれ以上にまで下げる。これにより得られる有機溶剤水溶液を、凍結脱水装置40にて冷却して、この液中に含まれる水分を氷結分離し、有機溶剤中の水分を、有機溶剤と水との共沸組成である含水率よりも更に下げる。 (もっと読む)


【課題】 脱水籠内における原氷の偏在を防止することにより、安定した運転を継続することのできる新規な融解分離装置の開発を技術課題とした。
【解決手段】 被処理液を凍結させて得られた原氷Cを融解させ、融解初期に生成される高濃度の融解液Lを回収することにより被処理液の濃縮処理を行う際に用いられる分離装置において、この装置は、前記原氷Cから融解液Lを遠心脱水するための脱水籠13を、回転軸が鉛直になるように具えて成るものであり、この脱水籠13内には分散盤15が具えられ、この分散盤15上に供給された原氷Cを脱水籠13の周壁13bに向けて分散させるように構成されていることを特徴として成り、分散盤15によって原氷Cに遠心力を作用させることができ、原氷Cを脱水籠13内全域に均等に分散させて、脱水籠13の回転を安定させることができる。 (もっと読む)


【課題】より溶質の取り込みが少ない氷結晶を形成する凍結濃縮装置を提供すること。
【解決手段】凍結濃縮装置100は、被濃縮液を冷却し被濃縮液中の水分を凍結させて当該被濃縮液を濃縮する凍結器1と、微細気泡を発生し被濃縮液に供給する微細気泡発生手段2と、を備える。微細気泡発生手段2により被濃縮液に供給された微細気泡が、被濃縮液中の水分が氷結晶を形成する際の核となることにより、過冷却状態の発生を抑制することができる。したがって、過冷却状態からの解放時の急速凍結の発生を抑制できることから、溶質の取り込みが少ない氷結晶を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】より溶質の取り込みが少ない氷結晶を形成することができる界面前進凍結濃縮装置を提供すること。
【解決手段】凍結濃縮装置100は、所定方向に移動する被処理液を、冷ブラインによって冷却される凍結板16に接触させることで冷却し被処理液中の水分を凍結させて当該被処理液を濃縮する凍結タンク10と、凍結タンク10内の被処理液を一定方向に移動させる移動手段である撹拌機13と、撹拌機13による被処理液の移動方向を変更する変更手段である制御部20と、を備える。凍結タンク10内を移動する被処理液の移動方向を制御部20に従い撹拌機13によって変更することにより、被処理液中に含まれる溶質の移動方向が変更され、この結果、デンドライト氷同士の間の溶質の滞留を減少させることができ、氷結晶中への溶質の取り込みを減少させることができる。 (もっと読む)


【課題】より溶質の取り込みが少ない氷結晶の形成を効率よく行う。
【解決手段】被処理液にその表面が接触する凍結板11のその裏面側に対して被処理液を冷却する冷ブラインを流し、この冷ブラインを循環流路によって循環させ、凍結板11の表面に被処理液の氷結晶Sを形成して被処理液を濃縮する界面前進凍結濃縮方法において、冷ブラインを循環させながら凍結板11の表面に氷結晶を成長させる凍結工程と、循環流路から冷ブラインを排除し氷結晶の成長を停止して熟成させる熟成工程と、を交互に行う。熟成工程で、氷結晶S中のデンドライト氷の枝部の先端が丸みを帯びた形状に変化することで、溶質が洗い出され、氷結晶Sに取り込まれる溶質を低減させることができる。また、冷ブラインを凍結板11の裏面側から排除するため、エネルギーロスが少なく、凍結濃縮を効率よく行うことができる。 (もっと読む)


【課題】過冷却状態の発生の抑制を低コストで実現することのできる界面前進凍結濃縮装置を提供すること。
【解決手段】被処理液を循環させる循環流路と、循環流路内に配置され、被処理液にその表面が接触すると共に裏面側が冷ブラインにより冷却される凍結板21と、を備える凍結濃縮装置において、凍結板21に、当該凍結板を折り曲げることにより裏面側へ凹む凹部21aを複数個離間して形成する。この凹部21aに進入した被処理液は、折り曲げていない部分と比較して凍結速度が速いため、早期に氷結晶が形成されて被処理液の凍結時の種氷となることから、過冷却の発生を抑制することができる。また、複数の凹部21aを板を折り曲げることにより形成しているため、凍結板21に分厚い板を用いる必要がなくコストを低下させることができると同時に、薄い板であっても十分な強度を持つ凍結板21を容易に得ることができる。 (もっと読む)


【課題】凍結融解濃縮法において融解速度を向上させ、かつ、高濃度の濃縮液を簡便に収量良く抽出する技術を提供すること。
【解決手段】 水溶液を凍結させて得た、重さは3kg以上厚みは2cm以上とした板状または柱状の氷を縦に置き、雰囲気温度を3.5℃以下として融解して濃縮液を得ることを特徴とする濃縮液抽出方法である。また、水溶液を凍結させるにあたり、水溶液の中心部分の温度が、濃縮前の水溶液の凝固点よりも所定温度低い状態で凍結工程を終了し、次いで、水溶液の入った容器を縦に置いて融解することを特徴とする濃縮液抽出方法である。 (もっと読む)


本発明は希薄溶液を濃縮するための方法および装置を提供する。 (もっと読む)


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