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国際特許分類[B01J29/74]の内容

国際特許分類[B01J29/74]に分類される特許

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【課題】芳香族ハロゲン化合物あるいは芳香族ケトン化合物中のハロゲン原子やアシル基を、分解あるいは水素化など変換することなく、効率良く、保護基であるベンジル基を水素化し、脱ベンジルする技術の提供。
【解決手段】式(I)で表されるカルボン酸ベンジルエステルに、エステル系溶媒中、パラジウム成分を担持したβ型ゼオライトの存在下で水素ガスを作用させ、式(II)で表されるカルボン酸化合物とすることを特徴とする脱ベンジル化方法。


(式中、Arは、1またはそれ以上の水素化される可能性のある置換基有する芳香環式基または複素環式基を、Zは、単結合、−CHCH−または−CH=CH−を、Zは、単結合または−CHCH−をそれぞれ示し、Bnはベンジル基を示す) (もっと読む)


【課題】白金族元素を使用しない又は白金族元素の使用量を大幅に削減した場合であっても、リッチ雰囲気での一酸化炭素や炭化水素などの浄化性能及びストイキ雰囲気での低温域から高温域における窒素酸化物の浄化性能に優れた排気ガス浄化システムを提供する。
【解決手段】排気ガス浄化システムは、内燃機関の排気ガス流路に配置された担体にコート層が形成された排気ガス浄化システムであって、該コート層に炭化水素を吸着・脱離及び/又は改質する材料と、遷移金属元素(白金族元素を除く。)含有触媒とを含み、該炭化水素を吸着・脱離及び/又は改質する材料から脱離又は改質された炭化水素及び/又はその改質ガスと、窒素酸化物とを該遷移金属元素(白金族元素を除く。)含有触媒上で反応させて浄化する。 (もっと読む)


【課題】排ガスの低温域から高温域までの幅広い温度域にわたってNOxを低減する。
【解決手段】銀系触媒からなる第1選択還元型触媒21がエンジン11の排気管16に設けられ、銅系触媒等からなる第2選択還元型触媒22が第1選択還元型触媒より排ガス下流側の排気管に設けられる。第1選択還元型触媒より排ガス上流側の排気管に排ガス中のNOxをNO又はNO2の状態で吸着するNOx吸着触媒18が設けられる。NOx吸着触媒に向けて炭化水素系液体24を噴射可能な液体噴射ノズル26がNOx吸着触媒より排ガス上流側の排気管に設けられ、炭化水素系液体供給手段27が液体噴射ノズルに液体噴射量調整弁31を介して上記液体を供給する。NOx吸着触媒に関係する排ガスの温度を検出する第1温度センサの検出出力に基づいてコントローラ38が液体噴射量調整弁を制御する。 (もっと読む)


【課題】排ガス中の一酸化炭素、炭化水素の低減効果に優れ、低速走行時における炭化水素吸着量の低下が生じにくく、触媒の硫黄被毒からの回復に優れた排ガス酸化触媒を提供する。
【解決手段】本発明の排ガス酸化触媒は、複数の排ガス流路が形成された触媒基材と、触媒基材の排ガス流路表面に形成された触媒層とを有する排ガス酸化触媒であって、最下面触媒層と、排ガス流路内に露出した最上面触媒層と、最下面触媒層と最上面触媒層との間に位置して設けられた中間触媒層とからなる触媒層が、排ガス流路表面の25%以上を被覆するように設けられ、最下面触媒層は触媒成分として、少なくとも酸素吸蔵剤を含有するが、炭化水素吸着剤は含有しておらず、中間触媒層は触媒成分として、少なくとも金属酸化物担体に担持された触媒金属と、炭化水素吸着剤とを含有し、最上面触媒層は触媒成分として少なくとも酸素吸蔵剤と炭化水素吸着剤とを含有していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】触媒中の貴金属に対してS被毒再生処理を施した後において酸化性能に優れる排ガス浄化用触媒を提供する。
【解決手段】基材60と、該基材の表面に形成された触媒コート層62と、を備える排ガス浄化用触媒であって、上記触媒コート層は、上記基材表面に近い方を下層64とし相対的に遠い方を上層66とする上下層を有する積層構造に形成されている。上記上層は、担体と、該担体に担持された貴金属70と、炭化水素吸着材68とを含んでおり、上記下層は、担体と、該担体に担持された貴金属とを含んでいる。ここで上記下層は、上記貴金属として白金72及びパラジウム74を含んでおり、該下層に含まれる白金とパラジウムとの合計量を100質量%としたときの白金の含有率が70質量%以上95質量%以下である。 (もっと読む)


【課題】エンジン始動時等の低温条件下においても、排ガスに対する一酸化炭素浄化性能を向上し得る排ガス浄化触媒を提供する。
【解決手段】本発明の排ガス浄化触媒は、基材(10)、基材上に配置されている酸化触媒層(20)、及び酸化触媒層上に配置されている吸着層(30)を有する。ここで、酸化触媒層は、担体粒子、及び担体粒子に担持されている貴金属を有し、かつ酸化触媒層における貴金属の担持密度が、吸着層における貴金属の担持密度よりも大きい。また、吸着層は、炭化水素吸着材粒子を有し、かつ吸着層における炭化水素吸着材粒子の含有率が、酸化触媒層における炭化水素吸着材粒子の含有率よも大きい。 (もっと読む)


【課題】排ガスの高温域においてNOxの低減効率を向上する。
【解決手段】銅系触媒等からなる第1選択還元型触媒21がエンジン11の排気管16に設けられ、銀系触媒からなる第2選択還元型触媒22が第1選択還元型触媒より排ガス下流側の排気管に設けられ、銅系触媒等からなる第3選択還元型触媒23が第2選択還元型触媒より排ガス下流側の排気管に設けられる。第1選択還元型触媒に向けて炭化水素系液体25を噴射可能な液体噴射ノズル26が第1選択還元型触媒より排ガス上流側の排気管に設けられ、炭化水素系液体供給手段27が液体噴射ノズルに液体噴射量調整弁31を介して上記液体を供給する。第1選択還元型触媒に関係する排ガスの温度を検出する第1温度センサ41と第2選択還元型触媒に関係する排ガスの温度を検出する第2温度センサ42との各検出出力に基づいてコントローラ38が液体噴射量調整弁を制御する。 (もっと読む)


【課題】ディーゼル排ガスの酸化浄化用触媒において、触媒コート層の厚さを最適化して利用効率を高めた排ガス浄化触媒を提供する。
【解決手段】触媒単位体積当たりの触媒貴金属量の増加に対して、排ガス浄化率の増加が急激に頭打ちになるときの触媒貴金属量を適正貴金属量Aとし、
触媒担体の単位重量当たりの触媒貴金属の重量である触媒担持密度の増加に対して、加熱による触媒貴金属の粒径が急激に増加するときの触媒担持密度を適正担持密度Bとし、
触媒単位体積当たりの触媒コート量Xと、触媒コート厚Yとの単調増加の関係式を用いて、上記適正貴金属量A/上記適正担持密度Bの比A/Bである触媒コート量X1から求めた触媒コート厚Y1を最小厚さとし、
触媒コート厚の増加に対して、排ガス浄化性能が急激に低下するときの触媒コート厚を最大厚さとし、
触媒コート層の厚さが上記最小厚さから上記最大厚さまでの範囲内である排ガス浄化触媒。 (もっと読む)


【課題】100℃未満の低温域を含む温度範囲で高いCO酸化活性を示す排気浄化触媒を提供する。
【解決手段】触媒層が、下層としての担体基材21に貴金属を担持した貴金属コート層3と、上層としての担体基材31に貴金属を担持したHC(炭化水素)吸着材層4とからなり、上層のHC吸着材層の厚みが30〜80μmである排気浄化触媒。 (もっと読む)


【課題】 ノルマルパラフィンを含む炭化水素原料油から、潤滑油基油に適した炭化水素及び/又は燃料基油に適した炭化水素を高収率で得ることを可能とする、異性化活性が十分高く分解活性は十分に抑制された水素化異性化触媒を提供すること。
【解決手段】 本発明の水素化異性化触媒は、炭化水素の水素化異性化に用いられる触媒であって、Na、K、Cs、Mg、Ca、Ba及びKからなる群より選択される少なくとも一種の金属で変性され且つ350℃以上の加熱を含む熱履歴を受けて焼成されたゼオライトと、アルミナ、シリカ、チタニア、ボリア、ジルコニア、マグネシア、セリア、酸化亜鉛及び酸化リン並びにこれらのうちの2種以上の組み合わせからなる複合酸化物からなる群より選択される少なくとも一種の無機酸化物と、が含まれる担体と、該担体に担持された、周期表第8〜10族に属する元素、モリブデン及びタングステンからなる群より選択される少なくとも一種の金属と、を含有し、上記ゼオライトが、有機テンプレートを含有し10員環一次元状細孔構造を有する有機テンプレート含有ゼオライトをアンモニウムイオン及び/又はプロトンを含む溶液中でイオン交換して得られたイオン交換ゼオライトから調製されたものであり、且つ、上記ゼオライトが受けた上記熱履歴における350℃以上の加熱のうちの最初の加熱が350℃〜450℃の範囲内であることを特徴とする。 (もっと読む)


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