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国際特許分類[B21B45/08]の内容

国際特許分類[B21B45/08]に分類される特許

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【課題】材質均一性に優れた高強度高靭性厚肉鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.04〜0.12%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.5〜2.5%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、かつ式(1)で示す炭素当量Ceqが0.49以下であり、金属組織がフェライトとベイナイトとマルテンサイトからなる組織であり、鋼板表層部分のマルテンサイトが体積分率で20%以下であり、板厚方向の硬さのばらつきがビッカース硬さでΔHV100以下であることを特徴とする材質均一性に優れた高強度高靭性厚肉鋼板。
【数1】
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【課題】デスケーリング用ヘッダーにおいて、隣接するノズル用連通孔間の壁部の強度を確保したまま、隣接するノズル用連通孔間の距離を小さくすることができるデスケーリング装置を提供する。
【解決手段】デスケーリング装置1は、デスケーリング用ヘッダー10の内径面と外壁面との間に形成され、水供給用通路11と、複数のデスケーリングノズル20の各々に設けられたノズル孔との間を連通させる複数のノズル用連通孔12を備える。各ノズル用連通孔12は、ヘッダー10の内径側を、水供給用通路11の中心軸CLが延びる方向を短径とするとともに水供給用通路11の円周方向を長径とした楕円形状12aとし、ヘッダー10の外壁側を、真円形状12bとし、ヘッダー10の内径側から外壁側に向けて楕円形状から真円形状に連続的に変化する形状で形成されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、生産性の低下および製造コストの増大を引き起こすことなく、スケールの密着性に優れ、かつ、地鉄の凹凸の少ない鋼板を提供することを目的とする。
【解決手段】鋼材の成分が、質量%で、C:0.05〜0.20%、Si:0.01〜0.40%、Mn:0.1〜1.6%、P、S、Cu、Ni、Al、Nを含有し、表面から板厚方向にスケール層と、サブスケール層と、CuおよびNiの濃化層が存在する鋼板であって、前記スケール層の平均厚さが1〜15μmであり、前記サブスケール層の平均厚さが0.2〜3μmで、前記CuおよびNiの濃化層において、CuおよびNiの各々元素の最大の濃度の合計をM(質量%)としたとき下記式を具備することを特徴とする表面性状に優れた鋼板。
1.2<M/(Cu+Ni)<2.0
ただし、Cu、Niは鋼材の成分の含有量(質量%)である。 (もっと読む)


【課題】表面疵の発生を有効に防止できるローラレベラーによる厚鋼板の矯正方法を提供する。
【解決手段】熱間圧延後の厚鋼板Sを、デスケーリング装置2が備えられた側からローラレベラ1に通板するパスを矯正パスとし、デスケーリング装置の備えがない側から通板するパスを矯正を行わない非矯正パスとして、矯正パスを少なくとも3回行う。これにより、平坦度等の形状不良が改善され、さらに、内部応力の開放が十分になされ、かつ表面疵の発生がない厚鋼板とすることができる。また、ローラレベラ内に水スプレー噴射手段4を配設し、ローラレベラのレベリングロール1aおよび通板する厚鋼板に、水スプレーを吹き付けることにより、表面疵の発生をさらに抑制できる。また、デスケーリング装置の備えがない側に、水噴射装置3を設けて、通板前の厚鋼板に水を噴射してもよい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、パイプ形状の弁ハウジング、遮断ボディおよび弁座を有し、その場合に遮断ボディが少なくともパイプ形状の弁ハウジングの長手方向に移動可能に配置されている、スプレーノズル用の逆止め弁、及びノズルパイプに関する。
【解決手段】本発明によれば、遮断ボディが、長手方向に対して平行に配置された波形パイプを用いて弁ハウジングと結合されており、その場合に遮断ボディは、波形パイプのばね作用によって弁座上の方向に付勢されている。たとえば、スケール除去ノズルのための使用。 (もっと読む)


【課題】熱間圧延後の厚鋼板のデスケーリングを行うに際して、厚鋼板の幅方向全面にわたりデスケーリングを行うことができ、均一な冷却を行って材質ばらつきの小さい厚鋼板を製造可能にする厚鋼板のデスケーリング設備およびデスケーリング方法を提供する。
【解決手段】2列目のデスケーリングヘッダ11bに取り付けられたデスケーリングノズル12bは、1列目のデスケーリングヘッダ11aに取り付けられたデスケーリングノズル12aに対して幅方向に半ピッチずれて設置され、鋼板10のデスケーリング衝突領域12A、12Bが搬送方向に対してなす角度θが、以下の(1)式を満たしている。
tan−1(8Lh/5Lp)≦θ≦tan−1(8Lh/3Lp)・・・(1)
ここで、Lh:各デスケーリングヘッダから噴射したデスケーリング水の鋼板への衝突位置の間隔(ヘッダ間隔)、Lp:1本のデスケーリングヘッダのノズルピッチである。 (もっと読む)


【課題】効率的且つ省エネな帯鋼連続鋳造及び連続圧延プロセスを提供する。
【解決手段】連続鋳造工程に少なくとも二つのカストストランドが設けられ、鋳造ビレットを加熱するために少なくとも二台の加熱炉が設けられ、圧延ライン14を中心線としてずれて配置される。圧延ライン設備配置の最適化により、連続鋳造スラブの潜熱を最大限に利用して、ホットチャージング温度が最も高くなり、工程のエネルギー消費が比較的低くなり、生産ラインを柔軟化させ、薄いスラブ連続鋳造及び連続圧延によっては実現できなかった四つのストランドを一つのラインに合流して同じ温度の高温で直接入れて連続圧延することが実現され、連続鋳造機とロール機との生産能力は高く合わされ、圧延機の生産能力が最大限に発揮でき、単位コストが低くなり、生産ラインが短くなり、敷地も少なくなり、投資が低くなる。 (もっと読む)


【課題】圧延材投入スケジュール等に応じて圧力が変動するような場合においても、当該変動に追随して品質や生産性に影響を与えずに、最大限の時間で省エネを実施することができるデスケーリングシステムを提供する。
【解決手段】圧延材の表面に高圧水を噴射してスケールを除去するデスケーリングシステムであって、主配管7に水を供給する複数のポンプ5−1〜5−4と、主配管7に設けられ、複数のポンプ5−1〜5−4により供給された水を噴射する複数のバルブ6−1〜6−8と、複数のバルブ6−1〜6−8の開閉スケジュール情報を収集する情報収集部(レベル2制御装置1、レベル1制御装置2)と、情報収集部により収集された開閉スケジュール情報に基づいて、複数のポンプ5−1〜5−4のうち制御対象となる1以上のポンプ(ポンプ5−1)のモータ回転数を算出する省エネ制御装置3と、省エネ制御装置3により算出されたモータ回転数に基づいて、制御対象となる1以上のポンプ(ポンプ5−1)のモータ回転数を制御するインバータ4とを備える。 (もっと読む)


【課題】加熱時に生成されたスケールを除去し、材料の表面及び裏面を的確な温度差として圧延機で圧延することで上反りを確実に防止する。
【解決手段】加熱炉1の加熱により高Si鋼材料7の表層に生成され、ファイアライトを含んで地鉄中にくさび状に食い込んでいるスケール21は、サイジングプレス3において高Si鋼材料7に30mm以上の幅圧下を行なうことで亀裂22が生じ、高Si鋼材料7の表層から除去しやすくなる。そして、デスケーリング装置4において高圧水を噴射することで、スケール21は小さな塊に分割されて高Si鋼材料7の表層から外部に飛散していく。 (もっと読む)


【課題】簡便な方法で、周囲の空気との干渉による水流の微粒化を抑制でき、高いデスケーリング又は洗浄能力を発現できる噴射ノズル装置を提供する。
【解決手段】フラットパターンの主水流50を噴射可能な主吐出口15と、主水流の厚み方向の両側から、それぞれ第1の被覆気流51及び第2の被覆気流52を噴射可能であり、主水流を第1及び第2の被覆気流のサンドイッチ状に被覆して噴射するための第1の補助吐出口及び第2の補助吐出口とを備えた噴射ノズルを用いて鋼板表面のスケールを除去する。前記主水流の噴射圧力は、被覆気流の噴射圧力の70倍以上に調整する。補助吐出口の噴射出口は、主吐出口の噴射出口よりも5〜100mm上流側に位置させてもよい。主水流の噴射方向に向かって5〜35°の角度で被覆気流を噴射してもよい。 (もっと読む)


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