説明

国際特許分類[B22D11/18]の内容

国際特許分類[B22D11/18]に分類される特許

1 - 10 / 122


【課題】バルジング周波数をリアルタイムで精度高く算出し、算出結果に基づいてモールド内の溶鋼の湯面レベルを精度高く制御すること。
【解決手段】外乱補償器83が、湯面レベル計によって測定された湯面レベルと周波数モデル831a〜831eの出力との偏差を各周波数モデルの入力に帰還することによって複数の特定周波数fにおける湯面レベルの変動成分を抽出し、抽出された湯面レベルの変動成分のうち、振幅が最も大きい湯面レベルの変動成分に対応する特定周波数fをバルジング周波数と判断し、特定周波数fの外乱を補償するように開度指令値に外乱補償値を加算する。これにより、FFTなどの周波数解析演算手法を用いることなくバルジング周波数近傍の帯域の周波数解析を行うことができるので、バルジング周波数をリアルタイムで精度高く算出し、算出結果に基づいてモールド内の溶鋼の湯面レベルを精度高く制御することができる。 (もっと読む)


【課題】ルツボ内の溶湯の状態を簡単に判断できる連続鋳造装置を提供する。
【解決手段】被溶解材料13が投入されるルツボ10と、被溶解材料13を投入する材料投入部63と、前記ルツボ10の外周に位置し、投入された被溶解材料13を加熱して溶湯14とする誘導加熱コイル18と、前記誘導加熱コイル18に電流を供給する溶解電源装置50と、前記溶湯14の一部が凝固して形成されたインゴットを下方に引き抜く底板昇降部Lと、前記ルツボ10内の溶湯14の表面位置を検知するために設けられた、前記誘導加熱コイル18への供給電流の周波数を検出する周波数検出部52と、周波数の検出値に基づいて鋳造の制御を行う制御部40とを備える連続鋳造装置である。 (もっと読む)


【課題】鋳造速度加速時に発生するバルジング性湯面変動を設備投資費用を上げることなくより早い段階で抑制する。
【解決手段】連続鋳造機のモールド内の湯面レベル計と、湯面レベル信号に基づいてタンディッシュに設けられたスライディングノズルの開度指令を出力するPI制御器と、開度指令を入力しスライディングノズルの開度を調整してタンディッシュからの溶融金属流入量を調整するスライディングノズル制御器と、湯面レベルと設定湯面レベルとの偏差信号から特定周期のバルジング性湯面変動を抽出し、その位相特性を90度進ませて出力する特性を有した外乱補償器とを備えた連続鋳造機モールド内湯面レベル制御装置を用いて湯面レベルを制御する際に、湯面レベル信号及び鋳造速度を一定時間記録し、連続鋳造機の2次冷却帯ロールピッチと鋳造速度により導かれる非定常バルジング変動の予想波形と実際の湯面変動波形を比較することで非定常バルジングの発生を判定し外乱補償器を起動させる。 (もっと読む)


【課題】 壁部と、壁部の上端部位に水平方向に突出した庇状部と、を有する堰を設置したタンディッシュを用いて、介在物の浮上分離を従来に比較して確実に且つ有効に行う。
【解決手段】 溶鋼注入部位5と溶鋼流出口6との間に、溶鋼注入部位を四方向から囲んで上方に伸びる壁部8と、壁部の上端部位に溶鋼注入部位側を向いて水平方向に突出した庇状部9と、を有する堰7を配置したタンディッシュ1を用い、堰の上部開口部からの溶鋼上昇流の流速uと、取鍋からタンディッシュへの溶鋼注入流量Q及び取鍋からタンディッシュへの溶鋼流出孔の開口面積Sとが、下記の(1)式の関係を満足するように、取鍋からタンディッシュへの溶鋼の注入を制御しながら鋼鋳片を連続鋳造する。但し、(1)式において、ρは溶鋼の密度である。
u/[Q/(S×ρ)]≦0.3 …(1) (もっと読む)


【課題】種々の外乱に対しても効果のあるモールド湯面制御方法及び装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るモールド湯面レベル制御方法は、連続鋳造機におけるモールド内湯面レベルを計測し、湯面目標値として予め設定された湯面設定値と前記計測値との偏差に基づいてモールドの振動基準位置を変更し、該振動基準位置が湯面変動に追従するようにしたことを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】鋳片の厚さに応じた幅を有する短辺に交換することで、共通の長辺を用いて厚さの異なる複数形状の鋳片の鋳造を行うことが可能な連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】対向配置された長辺11、12の間に、鋳造する鋳片の厚さに対応した幅を有するN種類の短辺13、14、13a、14a、13b、14bを交換可能に対向配置して、上下方向に貫通状態で形成される鋳型空間部Vに溶鋼を入れて、N種類の厚さの鋳片の鋳造が可能な連続鋳造方法であって、対向する長辺11、12に、最上部を除いて上から下に連通するN個の分割勾配領域L、L、Lを、順次幅を狭くした短辺13b、14b、13a、14a、13、14の幅によって決定される鋳片の凝固開始側の凝固収縮プロフィールにそれぞれ近似させて形成し、選択された短辺13、14、13a、14a、13b、14bによって決定される鋳片の幅に対応する分割勾配領域L、L、L内に、溶鋼の湯面高さ位置を設定する。 (もっと読む)


【課題】溶鋼の凝固温度を製造工程中に測定可能にすると共に測定精度を向上させて、溶鋼の目標鋳込温度の迅速且つ適正な設定を可能にすることによって、製造金属の品質の向上を図る連続鋳造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】ステンレス溶鋼2の精錬工程Cの後に、精錬したステンレス溶鋼2を連続鋳造する連続鋳造方法は、精錬工程C内で、成分調整を行った後のステンレス溶鋼2の凝固温度を測定する凝固温度測定ステップと、測定した凝固温度に所定の過熱度を加えた温度を、連続鋳造におけるステンレス溶鋼2の目標鋳込温度に設定する目標鋳込温度設定ステップと、目標鋳込温度に基づき、連続鋳造におけるステンレス溶鋼2の鋳込温度を調節する温度調節ステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】 鋳塊の品質を確保するとともに、早期に鋳塊品質を判断することが可能な金属鋳塊製造方法等を提供する。
【解決手段】 制御部は、測定された比抵抗から、溶湯情報である化学組成を算出し、これが基準値となるように制御を行うと同時に、本発明では、基準製造条件(ここでは成分範囲)と常に比較して、基準製造条件から外れることがないか連続して監視する。基準条件範囲から成分組成が外れると、制御部は、成分組成の測定位置(すなわち溶湯情報の取得位置)およびその時刻から、当該溶湯が凝固して鋳塊となる位置を算出する。この異常鋳塊位置が後方の各工程に送られて、後方において該当する位置の鋳塊を除去することができる。 (もっと読む)


【課題】浸漬ノズルに吹き込まれたアルゴンガスによるスリバーの発生を抑制することができる浸漬ノズル及びこれを用いた鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】メニスカスよりも上方位置にアルゴンガスの供給部5を備え、ノズルの断面形状がモールドの長手方向に長辺が位置する扁平形状であり、長辺方向のノズル内径幅Wが100mm以上である浸漬ノズルを用いる。これを連続鋳造設備のモールド6内に浸漬し、ノズルの内部空間7にアルゴンガスを供給するとともに、吐出孔10の近傍に電磁ブレーキを強く作用させながら溶鋼を供給し、連続鋳造する。 (もっと読む)


【課題】取鍋交換時において溶鋼の清浄化が促進され清浄度の高い連鋳鋳片を製造できる方法を提供する。
【解決手段】取鍋交換後、後鍋からタンディッシュ3への溶鋼2注入開始時のタンディッシュ内湯面高さ[m]が下式(1)を満たし、下記に示す取鍋1からタンディッシュへの溶鋼注入速度Sとタンディッシュから鋳型15への溶鋼注入速度Qとの関係が下式(2)を満たすことを特徴とする。H≧h×0.75・・・・・(1)、5.0≧S―Q≧3.0・・・・(2)。但し、H:後鍋注入開始時のタンディッシュ内湯面高さ、h:定常時におけるタンディッシュ内湯面高さ、S:後鍋注入開始からタンディッシュ内湯面高さがh×0.95[m]に回復する間の取鍋からタンディッシュへの溶鋼注入速度ton/min、Q:前鍋注入終了からタンディッシュ内湯面高さがh×0.95に回復するまでの間、タンディッシュから鋳型への溶鋼注入速度ton/min (もっと読む)


1 - 10 / 122