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国際特許分類[B23K103/18]の内容

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【課題】局部加熱を容易に実施でき、樹脂材にダメージを与えることなく金属材と樹脂材の接合体を得ることができる金属材と樹脂材の接合方法、及びそれにより接合された金属材と樹脂材の接合体を提供すること。
【解決手段】厚さ0.1mm以上の金属材1であって、その一方の面に熱可塑性樹脂よりなる膜厚0.1〜50μmの塗膜11を形成してなる当該金属材1と、塗膜11の熱可塑性樹脂と相溶可能な熱可塑性樹脂よりなり、厚みが0.1mm以上である樹脂材2とを接合する方法である。金属材1を塗膜11が形成されている面を樹脂材2側にして樹脂材2と重ね合わせ、金属材1側から円柱状の回転工具3を押し当てて回転させることにより摩擦熱を発生させ、塗膜11と樹脂材2との界面を加熱して両者を相溶させ、その後冷却し両者を一体化することにより金属材1と樹脂材2とを接合する。 (もっと読む)


【課題】Fe−Mg系合金状態図が二相分離型を示し、冶金的な接合が直接的には困難なマグネシウム合金材と鋼材との組合せにも拘わらず、強固な接合が可能なマグネシウム合金と鋼との異種金属接合方法と、このような方法による異種金属接合構造を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金材1と鋼材2を接合するに際して、接合界面にAlを介在させた状態、例えばマグネシウム合金にAlを添加したり、鋼材にAl含有亜鉛めっきを施したりした状態で両材料1,2を重ね合わせ、高エネルギービームBを鋼材2の表面に照射しつつ両材料を加圧して、鋼材側からの伝熱によりマグネシウム合金材1を加熱し、接合界面にAlMgとFeAlとが混在する複合組織を有する化合物層Lを介して両材料1,2を接合する。 (もっと読む)


【課題】冶金的な接合が直接には困難なマグネシウム合金材と鋼材の組合せであっても、強固に接合することができる異種金属の接合方法と、このような方法によって得ることができる異種金属接合構造を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金材1(第1の材料)と鋼材(第2の材料)を接合するに当たり、亜鉛(金属C)めっきを施した亜鉛めっき鋼板2を鋼材として使用すると共に、マグネシウム合金材1にはAl(金属D)を含有させておき、接合に際してMgとZnの共晶溶融を生じさせて、酸化皮膜1fや不純物などと共に接合界面から排出すると共に、AlMgのようなAl−Mg系金属間化合物や、FeAlのようなFe−Al系金属間化合物を生成させ、これら金属間化合物を含有する化合物層3を介して両材料1及び2の新生面同士を接合する。 (もっと読む)


【課題】Fe−Mg二元状態図が二相分離型を示し、直接的な接合が冶金的なには困難なマグネシウム合金と鋼との組合せにおいても、強固な接合が可能な異種金属接合方法を提供すること。
【解決手段】マグネシウム合金材と鋼材を接合するに当たり、鋼材として亜鉛(金属M)めっきを施した亜鉛めっき鋼板2を、マグネシウム合金材としてAl含有マグネシウム合金材1を使用すると共に、接合に際して、MgとZnの共晶溶融を生じさせて酸化皮膜1fや不純物などを接合界面から排出すると共に、Al−Mg系とFe−Al系の金属間化合物を生成させ、AlMgとFeAlとが混在する複合組織を備えた化合物層3を介して両材料1,2の新生面同士を接合する。 (もっと読む)


【課題】接点と台金との接合強度の安定性が高く、きれいな接合面を有する、電気接触子の製造方法を提供する。
【解決手段】 Cu、Cu合金から選ばれた材料で形成された台金と、Ag系、Ag−酸化系、W系及びCd系から選ばれた材料で形成された接点とを用い、接点3と台金1の間に、ろう材、めっき層、Ag又はAg合金板から選ばれた少なくとも1種のインサート金属を介在させ、回転ツール22を回転させながら台金1に押し込んで、回転ツール22と台金1との摩擦熱により、接点3と台金1とをインサート金属を介して固相拡散接合又は固液拡散接合させ、次いで回転ツール22を台金1から後退させる。 (もっと読む)


【課題】融点が互いに異なる金属部材どうしを接合する場合であっても、十分な接合強度を得ることができる摩擦攪拌接合方法を提供する。
【解決手段】融点が互いに異なる材料どうしを接合すべく、円柱形のツール本体10と、ツール本体10よりも小径かつツール本体10と同軸芯状にツール本体10の一端に突出形成されてツール本体10と一体回転するプローブ20とを備えた回転ツールXを用い、所定の融点を有する第1材料Aと、第1材料Aよりも低い融点を有する第2材料Bとを突合わせると共に、第2材料Bの表面高さH2を第1材料Aの表面高さH1よりも高く設定し、回転ツールXを、第1材料Aと第2材料Bとの突合せ部Rに対して、プローブ20が第2材料Bに埋没すると共にツール本体10の下面の一部が第2材料Bの表面に接触する状態で回転させ、第2材料Bを軟化・固化して第1材料Aに接合する摩擦攪拌接合方法。 (もっと読む)


【課題】気体のリークを防止できるほど良好な気密性を有し、かつ、接合部の強度が高いAl合金-セラミックス複合材料接合体を提供する。
【解決手段】Mgを0.5〜5質量%含んだAl合金をマトリックスとしたAl合金-セラミックス複合材料同士が、その組成がAl、Znおよび、その他不純物成分からなり、AlとZnの質量比Al/Znが0.85〜2.33である接合材を用いてなる接合層を介して接合された接合体であって、前記接合層に接したAl合金−セラミックス複合材料のマトリックスのAl合金中に前記接合材のZnが拡散した拡散層を有する。 (もっと読む)


【課題】金属製の第1および第2の部材を重ね合わせ第1の部材の表面側よりレーザを照射して、両部材を接合するレーザ溶接方法において、低いレーザエネルギーで溶接可能としつつ、レーザの熱による第1の部材に施したメッキの爆飛やスパッタを抑制するのに適したレーザ溶接方法を提供する。
【解決手段】金属製の第1および第2の部材11、12を重ね合わせ第1の部材11の表面側よりレーザLを照射して、両部材11、12を接合するレーザ溶接方法において、両部材11、12の重ね合わせを行う前に、第1の部材11、第2の部材12にそれぞれ第1のメッキ21、第2のメッキ22を施すとともに、第1のメッキ21は、第2のメッキ22よりもレーザの吸収率が高く且つ第2のメッキ22よりも融点が同等かそれよりも高いものとする。 (もっと読む)


【課題】接合面における非接合領域と接合領域とが複雑に入り組んだ精密な異種材料接合体を高い精度で得ることが可能な異種材料接合体の製造方法を提供する。
【解決手段】一方の板状部材2は、側面から接合面に沿った複数の溝部が設けられ、側面に複数の開口部11と、接合面上に溝部に対応した形状の間隙となる非接合領域と、非接合領域で区画され、二つの板状部材2、3間を接合する複数の接合領域と、が形成されてなり、一対の押型5で板状部材積層体4をシート状の離型材8を介して挟持した状態で、開口部11に近い離型材8のシート状の縁部分を押型5に設けられた固定部6に固定しながら、ろう材が融解する温度以上に加熱するとともに、加熱雰囲気の圧力をろう材の蒸気圧よりも低い圧力まで減圧して、非接合領域で余剰となるろう材を開口部11より蒸気として排出する。 (もっと読む)


【課題】融点が互いに異なる金属部材同士の接合強度を向上させることができる摩擦攪拌接合用の回転ツールを提供する。
【解決手段】融点が互いに異なる金属部材A,B同士を接合すべく、金属部材A,Bに摩擦熱を供給する摩擦攪拌接合用の回転ツールXであって、円柱形のツール本体10と、ツール本体10よりも小径かつツール本体10と同軸芯状にツール本体10の一端に突出形成され、ツール本体10と一体回転するプローブ20とを備え、プローブ20の周面に複数の切削刃21を突出形成すると共に、これら複数の切削刃21を、プローブ20における高さの異なる位置に、かつ、プローブ20の周方向に分散配置してある。 (もっと読む)


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