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国際特許分類[B23K11/11]の内容

国際特許分類[B23K11/11]に分類される特許

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【課題】複数個のワークが積層されて形成された積層体に対してスポット溶接を施す際、ワーク同士の接触面にナゲットを十分に成長し得る間接給電式溶接装置30を提供する。
【解決手段】間接給電式溶接装置30は、第1溶接ガン32及び第2溶接ガン36を有する。第2溶接ガン36を構成するガンアーム62には、積層体34aの最上に位置する金属板104aに当接する上チップ68及び補助電極76a、76bと、積層体34aの最下に位置する金属板100aに当接する下チップ70が設けられる。積層体34aに対して溶接を行うとき、初期段階では、上チップ68から下チップ70へ向かう電流i1が流れるとともに、上チップ68から補助電極76a、76bへ向かう分岐電流i2が流れる。上チップ68及び補助電極76a、76bの積層体34aに対する加圧力F1、F2、F3は、下チップ70の積層体34aに対する加圧力F4と均衡するように制御される。 (もっと読む)


【課題】複数個のワークが積層されて形成された積層体に対してスポット溶接を施す際、ワーク同士の接触面にナゲットを十分に成長し得るスポット溶接装置を提供する。
【解決手段】スポット溶接装置を構成する溶接ガン14は、例えば、溶接チップとしての下チップ20及び上チップ22と、上チップ22を変位させる変位軸にブラケットを介して設けられた補助電極34a、34bとを具備する。これら補助電極34a、34bは、アクチュエータの作用下に、下チップ20に対して接近又は離間する方向に変位する。補助電極34a、34bは、下チップ20と上チップ22が積層体40aを挟持するとき、積層体40aの最外に配置された金属板46aに当接する。上チップ22から下チップ20へ向かう電流i1が流れる際、上チップ22から補助電極34a、34bへ向かう分岐電流i2が流れる。 (もっと読む)


【課題】3個以上のワークが積層されて形成された積層体に対してスポット溶接を施す際、ワーク同士の接触面にナゲットを十分に成長させる。
【解決手段】例えば、高抵抗な金属板18、20、低抵抗な金属板22を下方からこの順序で積層した積層体16aに対してスポット溶接を行う場合、正の極性である第1溶接チップ10、負の極性である第2溶接チップ12で積層体16aを挟持する。同時に、負の極性である補助電極14を、接触面近傍の接触抵抗が大きい金属板18、20の中、積層体16aの内方に臨む金属板20に当接させる。溶接の初期段階では、第1溶接チップ10及び第2溶接チップ12による積層体16aに対する加圧力を比較的小さくし、その後、加圧力を上昇させて通電を続行する。 (もっと読む)


【課題】複数個のワークが積層されて形成された積層体に対してスポット溶接を施す際、ワーク同士の接触面にナゲットを十分に成長させる。
【解決手段】スポット溶接装置を構成する溶接ガン14は、溶接チップとしての下チップ32及び上チップ38と、加圧部材としての加圧ロッド46a、46bとを具備する。この中の上チップ38及び加圧ロッド46a、46bは、溶接対象である積層体48aを、該積層体48aの最外に配置された金属板54a側から加圧力F1、F2、F3でそれぞれ加圧し、一方、下チップ32は、前記積層体48aを金属板50a側から加圧力F4で加圧する。F1+F2+F3は、F4と均衡するように制御される。この状態で、上チップ38から下チップ32への通電がなされる。 (もっと読む)


【課題】被溶接部材の冷却を緩やかにして、クラックを抑制するスポット溶接方法を提供すること。
【解決手段】スポット溶接方法は、ワークW1,W2に溶接電流を流すスポット溶接方法において、ワークW1,W2の被溶接部Wに当てて、ワークW1,W2に電流を流す電極チップ22,32と、被溶接部Wから一定距離はなれた位置において、ワークW1,W2の被溶接部Wが互いに離れないように保持する補助クランプ23及び補助クランプ33とを備えた電動式スポット溶接装置1を用いて、電極チップ22,32並びに補助クランプ23,33をワークW1,W2に当てて加圧し、電極チップ22,32からワークW1,W2に溶接電流を通電後、被溶接部Wの硬度を得るための冷却時間経過後に、電極チップ22,32をワークW1,W2から離し、所定時間経過後に、補助クランプ23,33をワークW1,W2から離す。 (もっと読む)


【課題】複数個のワークが積層されて形成された積層体に対して抵抗溶接を施す際、前記積層体の最外に位置するワークと、これに隣接するワークとの間にナゲットを十分に成長させる。
【解決手段】抵抗溶接システムを構成する溶接ガンは、積層体を挟持する第1溶接チップ及び第2溶接チップと、第1溶接チップとともに前記積層体の最外に配置されたワークに当接する補助電極を具備する。第1溶接チップから第2溶接チップへの通電がなされた際、第1溶接チップから補助電極に流れる分岐電流が同時に発生し、最外のワークの温度が大きな昇温速度で上昇する。この昇温速度が小さくなるように変化する時点で、分岐電流i2を停止させる。 (もっと読む)


【課題】鋼板表面からのチリ発生を抑制するとともに、溶接電流もできるだけ小さくでき、高い接合強度を有する異材接合部が得られる、スポット溶接方法を提供することにある。
【解決手段】冷延鋼板とアルミニウム合金板とをスポット溶接する際に、接合する冷延鋼板の板厚tsやアルミニウム合金板の板厚taを特定の範囲とするとともに、鋼板と電極間でチリを発生させず、かつアルミニウム合金板側を溶融させない条件にて予め前通電を行い、その後スポット本溶接を行い、かつ、これらスポット本溶接と前通電との溶接条件が、各通電条件と各板厚とで決まる関係式を更に満足するようにする。 (もっと読む)


【課題】2枚の厚板に薄板を重ねた被溶接部材をスポット溶接にあたり、安定した溶接品質が得られるスポット溶接方法及びスポット溶接装置を提供する。
【解決手段】薄板101、第1厚板102、第2厚板103が順に重ね合わせた被溶接部材100をスポット溶接するにあたり、第2厚板102に当接する固定側電極104と薄板101に当接する可動側電極17及び可動側電極17に隣接して薄板101に当接する制御加圧手段20とによって被溶接部材100を挟持加圧する。第2厚板103に固定側電極14による加圧力が付与され、薄板101側に可動側電極17による加圧力と制御加圧付与手段20による制御加圧力が付与され、可動側電極17による加圧力より固定側電極14による加圧力が小さく制御される。薄板101と第1厚板102間の電流密度が高くなり、薄板101から第2厚板103に亘って良好なナゲットが形成され、溶接品質が向上する。 (もっと読む)


【課題】複数個のワークが積層されて形成された積層体に対して抵抗溶接を施す際、前記積層体の最外に位置するワークと、これに隣接するワークとの間にナゲットを十分に成長させる。
【解決手段】抵抗溶接システムを構成する溶接ガンは、積層体を挟持する第1溶接チップ及び第2溶接チップと、第1溶接チップとともに前記積層体の最外に配置されたワークに当接する補助電極を具備する。溶接タイマ30の作用下に第1溶接チップから第2溶接チップへの通電がなされた際、第1溶接チップから補助電極に流れる分岐電流が同時に発生する。分岐電流i2を停止させるための分流OFFタイマ32には、前記の通電がなされると同時に、溶接タイマ30から通電開始信号が発信される。 (もっと読む)


【課題】モータ駆動ユニットの全長(軸方向長さ)を短縮することのできる溶接ガンを提供すること。
【解決手段】サーボモータ30と、サーボモータのロータ33の回転角度を検出するエンコーダ50とを備え、電動式スポット溶接を行う溶接ガン10において、ロータの回転軸とエンコーダの回転軸54とが互いに軸線をずらして配置され、ロータの回転軸の回転をエンコーダの回転軸に伝えるように両回転軸が連結される。 (もっと読む)


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