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国際特許分類[B23K11/20]の内容

国際特許分類[B23K11/20]に分類される特許

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【課題】接合界面に金属間化合物層を有しながら、高い継手強度を備えた異種金属接合部材を効率的に製作することができる異種金属接合方法を提供すること。
【解決手段】接合部における拡散層の一部に少なくとも1種の金属間化合物を含む化合物層を形成して異種金属材料の接合するに際して、急熱過程とこれに続く急冷過程を有する接合を実施した後、低融点側金属材料の主成分金属が接合部の急冷組織の原子空孔が集合してできた転位ループやボイドを消失させる温度以上、かつ生成する金属間化合物のうち融点が最も低い金属間化合物の絶対温度で表された融点の1/2以下の温度範囲で熱処理を行う。 (もっと読む)


【課題】重ね合わせた2枚以上の厚板の、外側の少なくとも一方に、さらに薄板を重ね合わせた板厚比の大きな板組みにおいて、板と板の間に板隙があった場合でも、薄板−厚板間に健全な接合部を得ることができる抵抗スポット溶接方法を提供する。
【解決手段】重ね合わせた2枚の厚板12、13の上面に薄板11を重ね合わせた板組み10を一対の電極16、17によって挟み、加圧力を加えながら抵抗スポット溶接を行なうにあたり、厚板12と厚板13の間(板隙22)に導電性を持つ樹脂26を介在させ、さらに、溶接工程を前期と後期に分け、溶接前期には、加圧力PがP≦3kNを満足する低い加圧力で溶接を行ない、その後、溶接後期には、高加圧下で通電して溶接を行なう。 (もっと読む)


【課題】接合強度のバラツキを抑制することができるとともに高強度であるアルミ合金板材とめっき鋼板材との接合体を提供する。
【解決手段】アルミ合金板材1とめっき鋼板材2との接合体において、前記めっき鋼板材は、少なくとも前記アルミ合金板材との対向面に、亜鉛を少なくとも10質量%以上含有するとともに融点が亜鉛の融点以下であり、且つ目付け量が30g/m以下である亜鉛含有めっき層を有し、前記アルミ合金板材と前記めっき鋼板材とがスポット溶接されている、ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】立体的な中空形状であるアルミニウム合金押出中空形材であっても鋼製ピアスメタルを用いてスポット溶接によって鋼材とアルミニウム合金材との異材接合を行うことを可能とする。
【解決手段】異材接合用アルミニウム合金部材1を、作業用開口部7が予め設けられた7000系アルミニウム合金押出中空形材6として、鋼製ピアスメタル20を予めかしめておき、鋼製部材との異材接合の際に、鋼製ピアスメタル20と鋼製部材とを鋼−鋼同士でスポット溶接して接合する。 (もっと読む)


【課題】複数枚の厚板の外側に薄板が重ね合わされて形成された接合部が折れ曲がっていても各板材間に十分なナゲットを形成して溶接品質を向上する。
【解決手段】複数枚の厚板P1、P2と薄板P3とからなる接合部Qがスポット溶接される。スポット溶接装置10は、相互に対向する第1と第2の溶接電極12,15と、溶接電極15を軸方向に駆動する電極駆動アクチュエータ13とが設けられた溶接ガン本体11を有している。加圧アクチュエータ16により軸方向に駆動される支持板18には加圧アーム22が揺動自在に装着され、加圧アームには薄板P3のうち溶接電極15に隣接した部位に接触する加圧ピース25が設けられている。加圧アーム22を揺動させて加圧ピース25の接合部に対する姿勢を変位させることにより、加圧ピース25や加圧アーム22とワークWとの干渉が避けられる。 (もっと読む)


【課題】スポット溶接の適用条件などの制約が少なく、汎用性に優れると共に、接合の信頼性を阻害することがなく、高い継手強度を有する溶接継手を提供する。
【解決手段】Al板1と鋼板2とが電気抵抗溶接によって溶接された溶接継手であって、Al板1と鋼板2との間に、Vを0.1〜5質量%の割合で含有し、更にFeとAlを含む反応層5が形成されてなる溶接継手を採用する。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れ、充分な接合強度を確保でき、効率よく接合できる異種金属接合継手および異種金属の接合方法を提供する。
【解決手段】一方の面または両面に亜鉛系めっき層2aが形成されている亜鉛系めっき鋼板2と、一方の面の少なくとも一部が亜鉛系めっき層2aに対向して配置されたアルミニウム合金板3と、亜鉛系めっき鋼板2とアルミニウム合金板3とがスポット溶接されてなる溶接部と、亜鉛系めっき鋼板2とアルミニウム合金板3との間の一部に配置された接着層4とを有し、接着層4が、エポキシ樹脂5と、Mg、Ni、Cr、Co、Alから選ばれる一種または二種以上の元素を合計で1質量%以上40質量%以下含有し、残部がZnおよび不可避不純物からなる一種または二種以上のZn合金粒子6とを含有し、Zn合金粒子6を体積分率で1%以上40%以下含有する異種金属接合継手1とする。 (もっと読む)


【課題】接合界面に金属間化合物が生成するのを抑制でき、継手強度、疲労強度および耐食性を向上させることが可能な、鋼板とアルミニウム合金板との異種金属接合方法および異種金属接合継手を提供する。
【解決手段】
鋼板1とアルミニウム合金板2とを抵抗スポット溶接する際、通電時間Bt(ms)、休止時間Rt(ms)を、次式{2≦Bt≦10}、{1≦Rt≦5}を満たす条件とし、加圧力EF(kN)でのパルセーション通電を2〜8回の範囲で行い、休止時間Rt(ms)での最後の通電休止が完了した後、直ちに加圧力を次式{1.2×EF≦FF≦2.0×EF}を満たす通電完了後の加圧力FF(kN)まで増加させ、その後、次式{50≦Ht≦300}を満足する保持時間Ht(ms)で加圧保持した後、加圧力を除荷する方法とする。 (もっと読む)


【課題】軽合金製板材と鋼板材との接合部に水分が進入することに起因した電食の発生を容易かつ効果的に防止できるようにする。
【解決手段】腐食電位の異なる2種の金属材が接着剤を介して接合されることにより形成される異種金属材の接合端部構造であって、上記両金属材の接合部間に設置された接着剤層13と、上記両金属材の接合端部に沿って設置された上記接着剤の膨出部14,15と、上記両金属材の接着面および接着剤の膨出部表面以外に形成された電着塗膜16とを有し、上記両金属材のうち、少なくとも卑の腐食電位を有する金属材の接合端部近傍に位置する電着塗膜16の表面が上記接着剤の膨出部14,15により覆われたことを特徴とする異種金属材の接合端部構造およびその製造方法。 (もっと読む)


【課題】抵抗溶接により溶接される金属部材の溶接部および溶接用電極の損傷を防止する
【解決手段】一方の金属部材110には、一面側に突起部112が形成され、他面側に突起部112に対応する形状の陥没部が形成されている。他方の金属部材120には、突起部112に対応して、突起部112側の面と反対面側に凹部121が形成されている。可動電極57に加圧P3を与えながら抵抗溶接する際、予め凹部121が形成されているので、固定電極58と他方の金属部材120の接触面積の低減を抑制することができ、発熱を抑えることができる。 (もっと読む)


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