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国際特許分類[B23K11/25]の内容

国際特許分類[B23K11/25]に分類される特許

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【課題】簡易な構成で溶接品質を容易に管理しつつ良好に溶接可能な片側スポット溶接装置及び片側スポット溶接方法を提供する。
【解決手段】ワークWに片側からのみ電極を当接させて溶接する片側スポット溶接装置1であって、溶接電極11と、アース電極12と、溶接電極11をワークWに向かって加圧するサーボモータ21と、溶接電極11及びアース電極12を経由するように通電させる電源回路31と、ワークWに対する溶接電極11の沈み込み量である変位量を検出する変位量センサ16と、制御部51と、溶接電極11の変位量と溶接後のワークWに形成されるナゲット径Dとが、予め関連付けられたマップと、を備え、制御部51は、目標ナゲット径とマップとに基づいて、目標変位量を算出し、変位量センサ16の検出する実測変位量が目標変位量となるように、サーボモータ21及び電源回路31を制御する。 (もっと読む)


【課題】電極の温度を検出することなく電極の蓄熱状態や電極の先端部の状態に応じた適切な溶接を実現する。
【解決手段】抵抗溶接装置は、望ましい溶接条件として電極(80a,80b)への望ましい通電の波形と被接合物に印加すべき望ましい圧力とを、電極(80a,80b)のドレッシング回数毎および打点回数毎に記憶する記憶部(18)と、現在のドレッシング回数と打点回数とに対応する溶接条件を記憶部(18)から取得して、溶接中に通電波形検出手段(9〜12)によって検出される通電波形が溶接条件で規定されている通電波形と一致するように溶接電源(2〜7)から電極(80a,80b)への通電量および通電時間を制御すると共に、溶接中に圧力検出部(14)によって検出される圧力が溶接条件で規定されている圧力と一致するように加圧機構を制御する制御部(15)を備える。 (もっと読む)


【課題】電極の状態によらず正確に溶接状態の検査を行うことができる抵抗溶接の品質管理方法及び抵抗溶接装置を提供する。
【解決手段】電圧測定センサ6が、溶接電流Iを通電したときに一対の電極5a、5b間に生じる電圧を測定する。制御装置9は、測定した一対の電極間電圧である測定電圧Vと、上限電圧VU及び下限電圧VLと、の比較に基づいて溶接状態を検査する。このとき、制御装置9は、予め設定、記憶された仮上限電圧(=上限熱量QU/(通電時間T×溶接電流I))及び仮下限電圧(=下限熱量QU/(通電時間T×溶接電流I))に一対の電極5a、5b各々の抵抗成分により生じる測定電圧Vの変動分(Ra+Rb)×Iを加算した値を、上限電圧VU及び下限電圧VLとする。 (もっと読む)


【課題】抵抗溶接においてワーク同士の間に生成する溶融部の成長の度合いを、高精度に評価する。
【解決手段】ワークW1、W2を挟持した第1電極チップ12と第2電極チップの14間に通電を行って抵抗溶接を行う最中、第1電極チップ12から第2電極チップ14に至るまでのチップ間抵抗R、第1電極チップ12の抵抗r1、第1電極チップ12とワークW1との接触抵抗r2、ワークW1の抵抗r3、ワークW2の抵抗r5、第2電極チップ14とワークW2との接触抵抗r6、第2電極チップ14の抵抗r7を求める。チップ間抵抗Rの値から抵抗r1〜r3、r5〜r7を差し引くと、ワークW1、W2同士の接触抵抗r4が得られる。この接触抵抗r4に基づき、溶融部30の径を求めることができる。抵抗r1〜r3、r5〜r7は、抵抗溶接を行う最中に変化するので、超音波を用いてリアルタイムに求める。 (もっと読む)


【課題】一対の電極の最適な交換時期を判定することができる抵抗溶接装置を提供する。
【解決手段】複数の被溶接材の溶接部分を加圧し溶接電流を通電して溶接させる一対の電極11,13と、溶接前の一対の電極11,13間の溶接前長さH1と溶接後の一対の電極11,13間の溶接後長さH2とを測定する測定手段15と、この測定手段15が測定した溶接前長さH1と溶接後長さH2とから一対の電極11,13の沈込量Hを演算する演算手段17とを備えた抵抗溶接装置1において、演算手段17が演算した沈込量Hを蓄積した過去沈込量Hnと、演算手段17が演算した直近の沈込量Hとから一対の電極11,13の交換を判定する電極交換判定手段19を有した。 (もっと読む)


【課題】適正なナゲットを形成することができる抵抗溶接制御装置を提供する。
【解決手段】本発明の抵抗溶接制御装置は、加圧力差値算出回路EPが加圧力検出値Pdと加圧力設定値Prの差値を算出し、電流補正値算出回路GDが電流設定補正値Gi及び電流通電時間設定補正値Gtを算出する。電流設定値補正回路IRRが電流設定値Irに補正値Giを加算し、電流通電時間設定値補正回路ITRRが電流通電時間設定値ITrに補正値Gtを加算する。電流誤差増幅回路EIが電流検出値Idと電流補正設定値Irrとの誤差を算出して電流誤差増幅値Eiを出力し、インバータ駆動回路DVが電流誤差増幅値Eiと電流通電時間補正設定値ITrrとを入力してインバータ回路INVを制御する。この結果、適正なナゲットを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】抵抗溶接の品質評価を、設備の肥大化を生じることなく実現する。
【解決手段】溶接時の電極間抵抗値の変化態様から品質を判定するステップ(S120)において、抵抗溶接装置の制御パラメータである、溶接ガンに通電する電流値と、測定値である溶接ガンの電極間電圧とから、溶接ガンの電極間抵抗を示す抵抗波形を把握し、溶接品質を判定する。又、溶接前の電極間距離から溶接品質を判定するステップ(S130)では、溶接直前の電極間距離に基づいて、溶接前の板隙の有無を把握し、板隙無しと判断される場合には、溶接時の電極間抵抗値の変化態様から品質を判定するステップ(S120)における良品判定を、最終的な品質評価として採用する。なお、溶接前の電極間距離から溶接品質を判定するステップ(S130)で、板隙有りと判断される場合には、判定結果の正確性を欠くとして、最終的な品質評価を不良品と判定する(S160)。 (もっと読む)


【課題】種々の外乱が存在する場合でも、抵抗溶接の品質の安定化を図る。
【解決手段】本発明の抵抗溶接方法は、圧接された電極(11)から投入される電力により被溶接物(W)の溶接部(Y)の少なくとも一部がジュール加熱されて溶融を開始する時である溶融開始時を、溶接部へ発信された超音波の変化を検出することにより特定する溶融開始時特定工程と、溶融開始時から電極を介して被溶接物へ投入された電力の積算値である第1電力量を算出する第1電力量算出工程と、第1電力量が第1設定値に到達したか否かを判定する第1判定工程と、溶融開始時から第1電力量第1設定値に到達するまでジュール加熱を行う加熱工程とを備えることを特徴とする。超音波の振幅変化を検出することにより溶融開始時を的確に特定し、その溶融開始時以降の電力量を制御することにより、外乱が存在する場合でも溶接品質の安定化を図れる。 (もっと読む)


【課題】溶接トランスと二次電流検出器との間で二次電流の分流回路が発生することを判別することができる抵抗溶接制御装置を提供する。
【解決手段】本発明の抵抗溶接制御装置1は、二次電流検出器21の検出値に基づいて電流フィードバック制御を行う。データベース28に二次電流と、一次電流と二次電流との基準電流比との関係が保存され、電流比算出回路32が電流比を算出する。判別回路30が二次電流検出器21の検出値と算出電流比とを入力して、データベース28から基準電流比を抽出して比較して、溶接トランス6と二次電流検出器21との間で分流回路が発生したことを判別する。この結果、分流回路が発生したことを判別することができるので、溶接トランス6やインバータ回路4を壊すことが無い。 (もっと読む)


【課題】確実に短絡発生を防止できる抵抗溶接装置を提供する。
【解決手段】ワークW・Wに圧力をかけながら溶接電流を流す溶接ガン30と、溶接ガン30と一体的に形成され、溶接ガン30に溶接電流を流す溶接トランス20と、溶接トランス20へ電力を供給する溶接タイマ10と、溶接タイマ10から溶接トランス20へ電力を供給可能となるように、溶接トランス20と溶接タイマ10とを接続する給電ケーブル50と、給電ケーブル50での漏電を監視する漏電ブレーカ40と、を具備し、給電ケーブル50は、導体51a・52aおよび導体51a・52aを被覆する絶縁体51b・52bを有するとともに、給電ケーブル50内で互いに所定の間隔を空けた状態で配置され、溶接トランス20へ電力を供給するためのパワー線51・52と、パワー線51・52の間に配置されるとともに接地される第一編組導体53・54と、を備える。 (もっと読む)


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