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国際特許分類[B23K11/34]の内容

国際特許分類[B23K11/34]に分類される特許

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【課題】焼き戻しができない様態の抵抗溶接において、溶接対象物が焼き入れ状態にならない溶接方法を提供するものである。
【解決手段】本溶接を行う前に、溶接対象物(上部棒鋼1、下部棒鋼2)は、前余熱を用いて、予め所定の温度まで上昇することによって、溶接対象物(上部棒鋼1、下部棒鋼2)全体の熱量が増加し、冷めにくくなり、「焼き入れ状態」が少ない溶接方法となる。
また、径の異なる鋼棒(熱し易く冷めやすい鋼棒と、熱しにくく冷めにくい鋼棒)であると、前余熱によって双方の温度がほぼ同程度となり(均熱が取れ)、高強度の溶接が可能となる。
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【課題】品質の安定を図った非磁性改質相を備える鋼材の製造方法を提供すること。
【解決手段】複数の鋼材1を重ね合わせによって内部に空間20を形成し、その空間20内に改質金属30を入れ、重ね合わせた鋼材1を改質金属30の存在する位置で重ね合わせ方向に挟み込んだ一対の電極5により通電加圧することによって、改質金属30を周囲の鋼材1の一部とともに溶融して非磁性改質相11を形成するものであり、改質金属30は、電極5による加圧方向の両面にそれぞれ複数の突起32が形成されたものであって、電極5による通電加圧の前に、空間20に改質金属30を入れて重ね合わせた鋼材1を加圧装置で加圧し、突起32を鋼材1に食い込ませる改質前加圧工程を有する非磁性改質相を備える鋼材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】液体フラックスや気化フラックスで溶接部の空気を遮断して溶融部の表面を空気酸化から保護するだけでなく、フラックスの成分が溶接熱で溶融部と反応して溶融部表面を保護するとともに流動性を向上させて秀麗な溶接部を得る。
【解決手段】液体フラックスを溶接面に塗布したり、液体フラックスを気化装置にて気化させて複合シールドガスガスを生成して溶接部に吹き付けたりすることで溶接面を空気から遮断し溶融部の酸化を防止し、強度が高く秀麗な溶接部を得る。 (もっと読む)


【課題】導体抵抗の増加による製品機能の低下を招くことなく、低コストにてバスバーへ導体を安定して溶接し、溶接品質を高めることが可能なバスバーへの溶接方法を提供すること。
【解決手段】電流が流される金属板からなるバスバー11に対して電線21の芯線23を溶接するバスバー11への溶接方法であって、バスバー11に、通電方向に沿うスリット31を形成して細片部32を形成する切断工程と、細片部32を、バスバー11の上面11a側へ打ち出して被溶接部12を形成する打ち出し工程と、被溶接部12に芯線23を配置させ、これら被溶接部12と芯線23との接触個所を加熱して溶接する溶接工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】FeとAlとの脆弱な金属間化合物層が形成されることなく、高強度の異材接合が可能であり、しかも、スポット溶接電極によりリベットをアルミニウム合金材に押し込み、アルミニウム合金材を貫通させる必要がなく、また、リベットに通電してアルミニウム合金材を発熱溶融させて孔を開ける必要がなく、鋼材と軽合金材とを異材接合する。
【解決手段】鋼材とアルミニウム合金材とを接合する鋼製の異材接合用リベット30は、アルミニウム合金材を貫通する軸部32と、アルミニウム合金材の表面に残る頭部31とを有する。軸部32はその頭部側の基端から先端側に向けて横断面積が大きくなっており、その先端面34は周縁部よりも内側部分が盛り上がっている。また、頭部31はその下面、軸部32を取り囲むように溝35が形成されている。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム箔の接合方法を提供する。
【解決手段】複数枚のアルミニウム箔1a,1a…を積層して超音波ヘッドH,Hにより超音波を当てて、アルミニウム箔1a,1a…の酸化被膜を破壊して仮付けする超音波仮付工程と、一対の電極にて、超音波仮付工程にて形成された仮付部3を挟圧しつつ、電極に通電して積層したアルミニウム箔1a,1a…を溶着する抵抗溶接工程と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】予熱を適切に行うことにより、棒鋼の溶接部を焼き入れ状態に移行させずに、焼き戻し工程を必要とすることなく硬度および靭性に優れた溶接部を形成可能な棒鋼の抵抗溶接方法を提案すること。
【解決手段】棒鋼の抵抗溶接方法は、予熱装置を用いて、溶接対象の棒鋼の溶接部を約200℃に予熱する予熱工程と、スポット溶接機を用いて、予熱後の溶接部をスポット溶接する溶接工程とを備えている。予熱温度を200℃程度にすることにより、スポット溶接後の溶接部の冷却時間を長くでき、硬度が400Hv以下で靭性に優れたスポット溶接部が得られる。焼き戻し制御、溶接電流制御などが不要となり、生産管理が容易で生産性良くスポット溶接を行なうことが可能になる。 (もっと読む)


【課題】スポット溶接への適用条件の制約や問題が無く、鉄−鉄の同種材同士のスポット溶接とでき、しかも、軽合金材と前記鉄系リベットとのかしめ接合も加えた相乗効果によって、高い接合強度を得ることができる、鋼材と軽合金材との新規な異材接合方法を提供することにある。
【解決手段】鋼材10と軽合金材20との異材同士を接合する方法であって、軽合金材20と鉄系リベット1とをスポット溶接の前工程にて予め接合しておき、その後、リベット1と鋼材10とをスポット溶接することからなり、リベット1にかしめ用の凹部5を形成し、リベット軸部3を軽合金材20に埋め込み、貫通させる際に、軽合金材料23を前記凹部5内に塑性流動させて、軽合金材20をこのリベット1にかしめておき、その上で、リベット軸部3と鋼材10との界面範囲内のみで溶接ナゲット12を形成させるスポット溶接を行って、異材接合体を製作することである。 (もっと読む)


【課題】表面に樹脂皮膜をそなえる鋼板からなる金属缶の天板部に手環取り付け用座金を溶接するに先立ち、簡便かつ安価に溶接予定領域の樹脂皮膜を完全に天板から除去する。
【解決手段】溶接予定領域の長さをLとするとき、この領域の一端を起点として他端に向かって、先端を該樹脂皮膜の表面から押し込み鋼板地肌表面に当接させた樹脂皮膜除去刃具をL1(<L)の距離だけ移動させ、ついで、他端を起点として一端に向かって該樹脂皮膜除去刃具を上記と同様状態でL2(>L−L1)の距離を移動させると共に、該樹脂皮膜除去刃具の移動により除去された樹脂皮膜屑を吸引回収する。 (もっと読む)


【課題】亜鉛メッキ鋼板の端末から亜鉛メッキを化学的に溶解除去し、且つ、溶解除去後の端末を赤錆の発生から効果的に保護することができる化学的端末処理方法及び装置を提供する。
【解決手段】化学的端末処理方法は、亜鉛メッキ鋼板の端末を塩酸液中に浸漬して、端末から亜鉛メッキを溶解除去した後、亜鉛メッキが除去された端末にアルカリ液を供給して、その端末に残留する塩酸液を中和し、この後、浄水又は純水からなる中性液を端末の表面に供給しながら端末表面を研削し、研削後に残存する水を抜水油により完全に油に置換し、最後に、端末の表面に防錆油の油膜を形成する。 (もっと読む)


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