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国際特許分類[B23K35/22]の内容

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【課題】Mgを心材に添加した場合であっても、ろう付後強度、ろう付性、成形性、耐食性等を維持しつつ、耐エロージョン性を向上させることができるアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金ブレージングシートは、心材の少なくとも一方の面に、Al−Si系もしくはAl−Si−Zn系ろう材をクラッドしたアルミニウム合金ブレージングシートであって、前記心材は、Si:0.3〜1.0質量%、Mn:0.6〜2.0質量%、Cu:0.3〜1.0質量%、Mg:0.15〜0.5質量%、Ti:0.05〜0.25質量%を含有し、残部がAlと不可避的不純物からなり、前記心材内部における粒径1.0μm以上のMg−Si系、Al−Mg−Cu系、Al−Cu−Mg−Si系金属間化合物の密度が5000個/mm未満であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ろう付後強度、および耐食性に優れると共に、電縫溶接性にも優れた熱交換器用のアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金ブレージングシートは、Si、Cu、Mnを所定量含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなる心材と、前記心材の一面側に配置され、Si、Zn、Mgを所定量含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなる犠牲材と、前記心材の他面側に配置され、アルミニウム合金からなるろう材と、を備えたアルミニウム合金ブレージングシートであって、前記犠牲材表面における粒径2.0μm以上のZn−Mg系金属間化合物の面積占有率が1.0%以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Mgを心材に添加した場合であっても、ろう付後強度、ろう付性、成形性、耐食性等を維持しつつ、耐エロージョン性を向上させることができるアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金ブレージングシートは、心材の少なくとも一方の面に、Al−Si系もしくはAl−Si−Zn系ろう材をクラッドしたアルミニウム合金ブレージングシートであって、前記心材は、Si:0.3〜1.0質量%、Mn:0.6〜2.0質量%、Cu:0.3〜1.0質量%、Mg:0.15〜0.5質量%、Ti:0.05〜0.25質量%を含有し、残部がAlと不可避的不純物からなり、前記心材内部における粒径0.5μm未満のMg−Si系、Al−Mg−Cu系、Al−Cu−Mg−Si系金属間化合物の密度が10000個/mm以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低融点化を図ることにより、大気中でもフラックスを用いないで接合温度を低く設定することができる大気接合用ろう材、そのろう材を用いることにより接合され、良好な気密性や接合強度を有することができる接合体および集電材料を供給する。
【解決手段】大気接合用ろう材は、AgとBを必須成分とし、体積比でAgが50%以上92%未満の範囲内、Bが8%超50%以下の範囲内とし、これらの合計が不可避不純物を含めて100%となるように調整されている。Bは約300℃以上で酸化し、その酸化物の融点も比較的低い温度(約577℃)である低融点材料である。Bを必須成分として含有することにより、ろう材の低融点化を図ることができる。たとえば図4から判るように、接合試験片の接合層13には、B粉末(符号14)および溶融Ag(符号15)が観察され、大気接合用ろう材が溶融したことを確認した。 (もっと読む)


【課題】フラックスを使用しない不活性ガス中でのろう付けにおいて、接合部の隙間のろう材充填性を改善し、密閉性の高いろう付け方法提供する。
【解決手段】アルミニウム合金製ブレージングシートから構成される第1の部材とアルミニウムあるいはアルミニウム合金から構成される第2の部材とをろう付けする方法であって、前記アルミニウム合金製ブレージングシートを構成する少なくとも一つの部位にMgを含有し、前記第1の部材と第2の部材との隙間に、Al−Si系アルミニウム合金の置きろうを配置し、フラックスを塗布しないで不活性ガス中において加熱して両部材をろう付けし、ろう付後において隙間に充填されるろう材のMg含有量が隙間以外のろう材のMg含有量の75%以下となることを特徴とするアルミニウム部材のろう付方法。 (もっと読む)


【課題】熱交換器の、特にチューブ材に適用されて、ろう付け性および耐エロージョン性に優れるアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】Al−Mn系合金からなる心材と、その片面または両面にFeの含有量が0.45質量%以下のAl−Si系合金からなるろう材とを備えるアルミニウム合金ブレージングシートであって、600℃で3分間のろう付け処理後において、凝固したろうの断面におけるろう流動通路である共晶Siの面積率が35%以下であり、かつ前記心材の板厚方向中心部の結晶粒径が圧延方向で80μm以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Znを添加しないろう材を用い、ろう付け性及び耐食性に優れたアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】心材の一方の主面にろう材をクラッドしたアルミニウム合金ブレージングシートであって、前記心材は、Si:0.02〜0.3%(質量%、以下同じ)、Fe:0.02〜0.3%、Cu:0.3〜1.0%、Mn:0.6〜1.8、Ti:0.05〜0.25%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金からなり、前記ろう材は、Si:3.0〜9.4%、Fe:0.1〜1.5%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金からなり、前記アルミニウム合金ブレージングシートの全板厚をt(μm)、前記のろう材の厚さをa(μm)、及び前記のろう材中のSi量をb(%)とする場合において、
50<a≦−34×b+42.5
0.03×t≦a≦0.30×t
なる関係を満足する。 (もっと読む)


【課題】
パワーモジュールの大容量化に伴う素子接続部の温度上昇に伴い、濡れ性がよく、高耐熱な鉛フリーの接続材料が必要となっていた。
【解決手段】
Sn11bとAl12を主成分とする合金箔13でありAl含有率が40mass%以下の合金箔13の最表層にSn系層11aをクラッドまたは加圧成形して、合金表層の酸化膜を除去する。このときに、合金箔のAl含有率を40mass%以下とする。これにより、SnとAlの分離を抑えて、濡れ性が確保でき、耐熱性が高く、軽量な接続材料および接続ができる。 (もっと読む)


【目的】高サイクル疲労強度とともに、特に低サイクル疲労強度に優れ、耐食性も良好な熱交換器用アルミニウム合金偏平管を提供する。
【構成】質量%で、Si:0.3〜1.2%、Fe:0.05〜0.7%、Cu:0.3〜1.0%、Mn:0.6〜1.8%、Ti:0.05〜0.3%を含有し、不純物としてのMgを0.1%未満に制限し、残部Alおよび不可避不純物からなる芯材の片面に、Zn:0.5〜5%を含有し、不純物としてのMgを0.5%以下に制限し、残部Alおよび不可避不純物からなる内皮材をクラッドしてなり、ろう付け加熱(600℃(材料温度)に加熱して3分間保持)後の引張強さが140MPa以上であり、前記ろう付け加熱後の表面および裏面の中心線平均粗さをそれぞれRa1およびRa2、前記ろう付け加熱後の表面および裏面のビッカース硬さをそれぞれHv1およびHv2としたとき、表面および裏面について、{1/(10^Ra1)}×{1/(10^(Hv1/100))}×20000≧1000、および{1/(10^Ra2)}×{1/(10^(Hv2/100))}×20000≧1000の関係式(但し、「^」はべき乗を示す)を満足する2層クラッド材を曲げ成形して端部を高周波溶接してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ろう付後の強度、加工性、耐食性等を所定以上に維持しつつ、従来よりもろう付性を向上させたアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】心材2の一方の面にろう材3を設けた2層構造のアルミニウム合金ブレージングシート1であって、心材2は、Si:0.6〜1.0質量%、Cu:0.6〜1.0質量%、Mn:0.7〜1.8質量%、Mg:0.1〜0.7質量%、Ti:0.06〜0.20質量%を含有し、残部がAlおよび不可避不純物からなり、ろう材3は、Si:3.0〜12.0質量%を含有するアルミニウム合金からなり、アルミニウム合金ブレージングシート1の板厚が0.6〜1.4mmであり、心材2表面における{001}面の面積率が0.3以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


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