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国際特許分類[B23K9/00]の内容

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【要 約】
【課 題】 耐粒界応力腐食割れ性に優れた溶接熱影響部を有する鋼管円周溶接継手の製造方法を提案する。
【解決手段】 マルテンサイト系ステンレス鋼管の端部同士を突き合わせ、円周方向に複数の溶接パスからなる溶接を施して円周溶接部を形成するに際し、少なくとも1回の溶接パスによる溶接熱サイクルにより鋼管内表層のピーク温度Tpで950℃以上に加熱されたHAZに、耐粒界応力腐食割れ性を向上させる熱サイクルが付与されるように、その後の溶接パスを調整して溶接する。具体的には、最終層の溶接パスを、1体積%以上のオーステナイト相が生成される下限の温度であるA1点超えとなる溶接パスとする。また、その後の溶接パスのうち少なくとも1回の溶接パスを、TpがA1点超えでかつ950℃以下の温度となる溶接パスとし、続く溶接パスをTpがA1点以下となる溶接パスとする。また、その後の溶接パスを、TpがA1点以下となる溶接パスとし、かつ該その後の溶接パスの総入熱パラメータPtotalが12500以下又は14500以上となる溶接パスとする。 (もっと読む)


【課題】水深の深い狭隘領域に構造物の対象溶接施工部があっても容易にアクセスできるようにするとともに、溶接施工前の段取準備を少なくさせ、しかも溶接施工中の電圧降下を大幅に低減させて精度の高い溶接部を施工する水中溶接装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る水中溶接装置は、水深深く、かつ狭隘領域に設置、収容された構造物を溶接施工する際、前記構造物の対象溶接位置にセットする溶接トーチヘッド部14をX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向のそれぞれに進退自在に移動させるとともに、回転自在に駆動する駆動力伝達部15と、前記溶接トーチヘッド部14に組み込んだ溶接機本体と、この溶接機本体に近接する位置に配置したアース部とを備えた。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼配管における接合部の内面にデッドスペースが生じることがなく、しかもヒュームに基づく金属微粒子による汚染が極めて少く、供給するガスが不純物で汚染されることがなく、接合部の耐食性が極めて良好なステンレス鋼配管を得る。
【解決手段】接合すべきステンレス鋼管の端部を突合わせて、管内をバックシールドガス雰囲気下、又は真空環境下として溶接して接合する際、管の壁の外側部分のみを溶融して溶融接合部Wを形成して接合する。バックシールドガス雰囲気下、又は真空環境下での酸化性ガスの含有量が10ppm以下とし、鋼管の端部の表面粗さを30μm以下とすることが好ましい。鋼管の肉厚tが1mmを越える場合、溶融接合部の溶け込み深さtwを、t−0.7≦tw<t(mm)とし、肉厚tが1mm以下の場合、溶融接合部の溶け込み深さtwを、t>tw≧0.3t(mm)とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】TIG溶接においてアークスタート時に発生する高圧高周波電圧に阻害されない手段で非溶接状態の電極と母材の短絡を検出する。
【解決手段】溶接機の起動において高周波を伴う起動と高周波を伴わない起動の2モードの起動方式を設け電極短絡の検出を行う際には高周波を伴わずに起動し、その際に電流検知されるか否かで短絡の有無を判定することにより、リレー接点等で結合、切り離しを行う短絡検出回路を設けずに電極と母材の短絡判定を行うことができる短絡検出機能を付加した自動TIG溶接システムを安価に提供できる。 (もっと読む)


【課題】 従来のH型鋼溶接継手構造で連結したH型鋼は、もとのH型鋼より強度が劣っていた。
【解決手段】 端部同士を突き合わせた2本のH型鋼1a、1bのフランジ部3及びウェブ部4の突合せ部5の内側と外側のいずれか一方又は双方に、鋼材による補強材2a、2b、2c、2dを両H型鋼に跨がせて宛がい、その突合せ部分同士の一部又は全部を溶接し、補強材の外周縁と補強材を宛がったフランジ部とウェブ部の一方又は双方とを溶接した。補強材は、H型鋼の突合せ部分の全長又は一部に宛がわれるようにしてある。補強材をH型鋼の突合せ部分のフランジ部とウェブ部との双方に宛がうこともでき、宛がう補強材を、突き当て部分の溶接用裏当て材と兼用とすることもできる。連結して形成した1本のH型鋼の強度が、もとのH型鋼の強度と同じかそれ以上となるようにした。 (もっと読む)


【課題】耐食性や防汚性を有する薄金属シートを金属基材表面に被覆する方法および装置であって、被覆した薄金属シートの端部に形成される隙間をなくして耐食性を向上すること。
【解決手段】厚金属基材1の表面に薄金属シート2の端部を重ねて配置し、重ね合わせ部の薄金属シートを厚金属基材に抵抗シーム溶接3により接合した後、重ね合わせ部の上側薄金属シートの端部を溶融溶接法4によって下側薄金属シートに溶融接合し、金属基材の表面に薄金属シートを密着被覆するとともに、上側薄金属シート端部の隙間をなくす。
【効果】十分な接合強度が確保できた上で、薄金属シートへの溶接入熱を抑制することができるため、薄金属シート厚さを小さくでき、材料費が低減できるとともに、隙間構造を無くすことにより耐食性も向上しメンテナンス費用も低減できる。 (もっと読む)


【課題】 安価に製作可能で、しかも脱落等の問題も発生しないコラム溶接用裏当て金を提供する。
【解決手段】 コラム1の端部をダイヤフラム4に溶接接合するときに、コラム1の端部内面に固定されて、コラム1とダイヤフラム4間に形成される開先隙間をコラム1の内側から閉鎖する裏当て金本体11と、前記裏当て金本体11に設定間隔おきに取り付けた仮止め具13であって、前記裏当て金本体11の後面に溶接固定される固定部15と、裏当て金本体11の外側面の途中部においてコラム1の先端部に係止される係止突部16と、固定部15と係止突部16とを連結する連結部17とを有し、金属板をプレス成形してなる仮止め具13とを備えた。 (もっと読む)


【課題】 電源が遮断されたことによって溶接ロボットが停止した後、再起動させる場合に、復旧に要する時間を短縮することができる溶接ロボットの制御方法を提供する。
【解決手段】 ロボット制御装置から溶接ロボットに対して溶接プログラムを送信し、この溶接プログラムに従って溶接ロボットに多重盛溶接を行わせる溶接ロボットの制御方法において、溶接プログラムとして軌跡データとしての教示プログラムに1溶接パスごとの溶接条件を切替える溶接条件テーブルを組み込んだ実行プログラムを各溶接パスごとに送信する。これによって、トラブル等によってロボットが停止した時、停止した溶接パスに相当するプログラムから再開させることができるので、ロボット復旧時間を短縮することができる。 (もっと読む)


タイロッドヘッド(1)と、該タイロッドヘッドに固定されるシャフトエレメント(2)とから成るタイロッドケーシングを製造するための方法であって、シャフトエレメント(2)とタイロッドヘッド(1)とから成るタイロッドケーシング素材部分を製造した後に、タイロッドヘッド(1)に機械的な切削プロセスにより最終構成形状を与える方法において、
シャフトエレメント(2)を、抵抗圧接溶接過程によってタイロッドヘッド(1)に結合し、次いで、タイロッドヘッド(1)の外周面とシャフトエレメント(2)の外周面との間に、両構成部分を結合する、溶接過程により生ぜしめられる少なくとも2つの材料集積部(8,9)を形成する。
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【課題】溶接部疲労強度に優れる建設機械のブーム・アーム部材およびその疲労強度向上方法を提供する。
【解決手段】建設機械のブーム・アーム部材であって、前記ブーム・アーム部材の完全溶け込み溶接部の止端部に加振打撃痕を有することを特徴とする溶接部疲労強度に優れる建設機械のブーム・アーム部材およびその疲労強度向上方法。好ましくは、前記加振打撃痕の底部表面の残留応力が10MPa以上の圧縮残留応力である。 (もっと読む)


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