説明

国際特許分類[B23K9/08]の内容

国際特許分類[B23K9/08]に分類される特許

11 - 20 / 27


【課題】酸素を含有する金属部材を母材に用いるとき、アークを発生を抑制し、かつ溶接部位の溶け落ちを防止し、溶接部位の接合形状を従来よりも均一にする。
【解決手段】母材50には酸素含有率が10ppm以上の金属部材を用い、予熱工程と波形制御工程とを有する。予熱工程は、母材50の全部または一部を予熱する。波形制御工程は、母材50と電極30との間に流す電流Iの波形を、片極側であってピーク電流値Ipとゼロ値を含まないベース電流値Ibとの間で変化させ、電流値比(=電流振幅値Iw/電流平均値Iv)を0.5から2.0までの範囲とし、周波数を500Hz以上として、アークを発生させる。母材50を予熱するので、アークの発生時間を短く抑制できる。片極側で電流Iを変化させるので、アーク力で押しのけられた溶融金属は、アーク力が弱まった際に復元し、溶接部位の溶け落ちを防止できる。 (もっと読む)


【課題】 アークによる開先幅方向の溶接範囲が広いプラズマアーク溶接を行う。融合不良等の溶接欠陥を生じない厚板狭開先多層盛溶接を行う。
【解決手段】 プラズマトーチのプラズマアークによって被加工材を溶接するプラズマアーク溶接において、電磁コイルが発生する磁界を、プラズマトーチのノズル近傍に配置した磁性体を介して、プラズマトーチと被加工材との間のプラズマアークに印加し、前記電磁コイルに流す電流によって前記被加工材に対するプラズマアークの指向方向を制御する、ことを特徴とする。電磁コイルの通電を間断して、あるいは通電極性を交互に切換えて、プラズマアークの指向方向を開先幅方向にオシレートする。 (もっと読む)


【課題】溶接用フラックスは低温から高温(アーク温度約4000℃)までの広範囲の温度領域で機能を発揮することが求められるが、接種剤は溶接時のアーク熱で溶融・溶解するので、max4000℃までの幅広い温度領域に耐えるような複数の接種剤を溶融金属プール中に均一に入いれることができなかった。
【解決手段】ゲル状フラックスを溶接母材に塗布した後にゲル状フラックスの溶媒を乾燥もしくは燃焼させて固形フラックスとして、固形フラックスの上から溶接母材に肉盛する溶接肉盛方法であり、さらに溶接トーチにネオジ磁石を配設し、磁界をかけながら溶接する溶接肉盛方法である。 (もっと読む)


【課題】 高温割れやアンダーカットのない高速溶接を実現することができるインサートチップ,これを用いるプラズマトーチおよびプラズマ加工装置を提供。
【解決手段】 2個の電極配置空間1a,1bと、同一直径線上に分布し各電極配置空間1a,1bにそれぞれが連通し前記直径線と平行な溶接線に対向して開いた2個のノズル4a,4bと、を備えるインサートチップ1。各電極配置空間1a,1bにそれぞれの先端部を挿入した2電極2a,2bを備えるプラズマトーチ。第1電極2aに溶接又は予熱電力を給電する第1電源18ap,18awと、第2電極2bになめ付け溶接又は本溶接電力を給電する第2電源18bp,18bwと、を備えるプラズマ溶接装置。 (もっと読む)


溶接装置は、被加工物の表面にクラッディング材料を同時に溶着するために、離間した構成の関連する複数の連続送給溶接棒のアレイを同時に収容するように適合された溶接棒ヘッドを有する。溶接棒ヘッドは、溶接軌跡を通って作動可能であり得る。溶接装置は、複数の連続送給溶接棒それぞれと被加工物との間に溶接アークを同時に作るために電力を供給するように適合された溶接電源を有し得る。
(もっと読む)


【課題】強度低下を防止することができ、かつ接合部の厳しい品質管理を不要とするのはもちろんのこと、マグネットアーク溶接に適用可能な組立クランクシャフトおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】シャフト本体部110の外周部の突起部121には中空状の凹部121Aが形成され、凹部121Aの開口縁部は扁平円形状をなす接合面131である。カウンタウェイト部102Aには中空状の凹部122Aが形成され、凹部122Aの開口縁部は扁平円形状をなす接合面132である。接合面131,132は接合部104を構成している。凹部121A,122Aにより中空部が構成されている。マグネットアーク溶接により接合部104を溶接する。マグネットアーク溶接では、コイル200に電流を流すことによりコイル200内に磁場を発生させ、その磁場によりアークCを回転させる。 (もっと読む)


【課題】2ワイヤ溶接方法において、磁気吹きの発生によるアーク切れを抑制すること。
【解決手段】消耗電極と母材との間にピーク電圧Vpの印加とベース電圧Vbの印加とを1周期として繰り返すことによって溶接電流Iwを通電してアークを発生させて溶融池を形成すると共に、フィラーワイヤを前記溶融池に送給しながら溶接を行う2ワイヤ溶接制御方法において、前記ベース電圧Vbの上昇によって前記アークに磁気吹きが発生していることを判別(時刻t42)し、前記磁気吹きの発生を判別したときは前記フィラーワイヤに前記溶接電流Iwと同一方向の電流Ifを通電することによって磁気吹きを解消(時刻t43)させる。溶接ワイヤ及びフィラーワイヤに同一方向の電流が通電するために、磁気吹きによって偏向したアークに吸引力が作用して、アークの偏向を正常化する。 (もっと読む)


【課題】圧力容器に設けられる複数のノズルの溶接継手部を短期間で保全できる溶接継手部の保全装置及び保全方法を提供する。
【解決手段】原子炉の圧力容器1に複数設けられたノズル3と配管4との間に形成される溶接継手部5の内面に肉盛溶接をする溶接継手部5の保全装置6において、圧力容器1の上方に圧力容器1の中心軸回りに回転可能な構造体7を配置し、構造体7に圧力容器1内に上下に離間して配置される一対の基部9、10を吊設し、これら基部9、10に、ノズル3内に挿入されると共に溶接継手部5の内面に開先加工し、かつ、肉盛溶接するノズルプラグ装置13、14をレール部材11、12を介して径方向に移動可能に、かつ、基部9、10間に位置するように設けると共に、一方のノズルプラグ装置13が圧力容器1の中心部にあるとき他方のノズルプラグ装置14を圧力容器1の外周部に退避させるように他方のレール部材12が一方のノズルプラグ装置13の移動方向と交差する方向に移動可能に設けられたものである。 (もっと読む)


【課題】簡単な方法で磁気ぶきの影響を軽減することができるアーク加工方法を提供する。
【解決手段】加工工具となる電極4aと、磁化し易い鋼材又は残留磁気が存在する鋼材からなる被加工材Bと、電極4aと被加工材Bを接続する電源12と、を有し、電極4aと被加工材Bとの間にアークを形成して所定の加工を行う際に、アーク加工を行う部位の周囲の被加工材Bを冷却することによって該被加工材Bに於ける磁化される磁力を低減させる。 (もっと読む)


【課題】溶接品質の調整が極めて簡単で、任意に調整された溶接品質を安定に得ることができ、また、箱型形状の被溶接物の表面側の溶接も簡単に行うことのできるアーク溶接におけるプラズマ制御方法を提供する。
【解決手段】溶接トーチ1内に、そのトーチ先端方向に延出する通電路3を配置し、この通電路3に電流Iを流して磁界を発生させ、溶接トーチ1の先端側に発生するプラズマ5を軸芯方向に集中させる。このプラズマ5の集中の度合いは通電路3に流す電流Iの大小で簡単に調整でき、また、被溶接物の背面側に磁石を置く必要もなく、上記課題を容易に達成させ得る。 (もっと読む)


11 - 20 / 27