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国際特許分類[B23K9/23]の内容

国際特許分類[B23K9/23]に分類される特許

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【課題】高強度であっても、耐水素脆化感受性に優れたものとし、低温割れの生じないようにした溶接金属、必要によって低温靭性にも優れた溶接金属を提供する。
【解決手段】フラックス入りワイヤを用い、ガスシールドアーク溶接によって形成される溶接金属であって、所定の化学成分組成を有し、残留オーステナイト粒子が2500個/mm2以上存在すると共に、残留オーステナイト粒子の合計体積分率が4.0%以上である。 (もっと読む)


【課題】熱影響部に生じる応力を緩和する。
【解決手段】
高クロム鋼材の母材2,3の間を開先溶接して余盛部5を形成すると共に、余盛部5を両方の母材2,3側に拡張して開先溶接による熱影響部2a,3aとその近傍を覆うようにビードを盛って拡張部6を形成する。 (もっと読む)


【課題】引張強度が780乃至980MPa級の中厚の高張力鋼板をレーザ・アークハイブリッド溶接する際に、鋼板の組成により最適な溶接材料を選択して溶接し、高い引張強度及び高い靱性を有する溶接金属が得られる高張力鋼板のレーザ・アークハイブリッド溶接方法及びこれにより得られる高張力鋼板溶接金属を提供する。
【解決手段】高張力鋼板のレーザ・アークハイブリッド溶接において、Tiの含有量が0.03質量%以下の高張力鋼板をTiの含有量が0.06質量%以下の溶接材料を使用してレーザ・アークハイブリッド溶接する。溶接材料は、その組成から算出される炭素当量Ceqが、高張力鋼板の炭素当量Ceqに対して所定の範囲を満足するものを選択することにより、高い引張強度及び靱性を両立させた溶接金属が得られる。 (もっと読む)


【課題】優れた耐HIC性を有する高強度鋼管用鋼板及び高強度鋼管を提供する。
【解決手段】本発明による高強度鋼管は、質量%で、C:0.020〜0.070%、Si:0.05〜0.50%、Mn:1.10〜1.60%、P:0.008%以下、S:0.0006%以下、Cu:0.05〜0.50%、Cr:0.05〜0.50%、Ni:0.05〜1.00%、Mo0.50%以下、Nb:0.005〜0.080%、V:0.005〜0.080%、Ti:0.005〜0.030%、N:0.0015〜0.0070%、Al:0.005〜0.060%及びCa:0.0005〜0.0060%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、式(1)を満たす。
0.6<Cu+Cr+Ni+Mo<1.5 (1)
ここで、式(1)中の各元素記号には、各元素の含有量(質量%)が代入される。 (もっと読む)


【課題】優れたクリープ特性を発揮すると共に、靭性、耐SR割れ性、強度等の特性において優れた溶接金属、およびこのような溶接金属を備えた溶接構造体を提供する。
【解決手段】所定の化学成分組成を有し、下記(1)式によって規定されるA値が200以上であり、且つ円相当直径で0.40μm以上の炭化物の平均円相当直径が0.85μm未満であると共に、溶接金属中に存在する粒界のうち炭化物が存在する長さの割合が25%以上である。
A値=([V]/51+[Nb]/93)/{[V]×([Cr]/5+[Mo]/2)}×104 …(1)
但し、[V],[Nb],[Cr]および[Mo]は、夫々溶接金属中のV,Nb,CrおよびMoの含有量(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】圧力容器ノズルと配管の突き合わせ溶接する場合に、溶接継手部の応力腐食割れとその溶接部に対する超音波探傷検査特性の低下を防止できる工法を提供すること。
【解決手段】圧力容器のノズル2と配管3との突き合わせ面が、両者2,3の材料に溶接馴染みのよい溶接材料で溶接され、溶接されたノズル2と配管3の端部は、開先加工されて肉盛り溶接されることで溶接継手部5が形成され、溶接継手部5の外周面にウェルドオーバーレイ溶接4を実施することで、溶接継手部5の内面を圧縮応力に移行させるように作用させて溶接継手部5の応力腐食割れを抑制し、ウェルドオーバーレイ溶接4を実施する際、溶接継手部5の内周側にあるウォータージェットノズル7からのウォータージェット噴射6による流体振動を溶接部位に与えることでウェルドオーバーレイ溶接部並びに溶接継手部における組織の肥大化を回避して超音波探傷検査の特性低下を防止すること。 (もっと読む)


【課題】特別な設計および施工を行うことなく溶接部の疲労き裂発生特性を改善できかつ疲労き裂が母材部に進入したときには母材部で疲労き裂進展抵抗特性を発揮する溶接継手を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01〜0.10%、Si:0.04〜0.60%、Mn:0.50〜2.00%、P:0.025%以下、S:0.020%以下、Al:0.003〜0.060%、Ti:0.001〜0.100%、N:0.0020〜0.0120%、Mo:0.04〜0.50%を含有し、残部はFeと不純物からなる化学組成を有し、硬質部の素地とこの素地中に分散した軟質部からなる複合組織を有し、硬質部と軟質部の硬度差がビッカース硬度で150以上である母材を溶接してなる溶接継手であって、
溶接熱影響部の硬度が、母材、溶接金属の各々の硬度と下記の不等式(1)の関係を満たすと共に、溶接熱影響部における[回転曲げ疲労強度/引張強度]の比が0.45以上であることを特徴とする溶接継手。
{Min(母材硬度、溶接金属硬度)}×1.5≧(HAZ硬度の最大値) ・・・式(1)ただし、Min(母材硬度、溶接金属硬度)とは、母材の硬度および溶接金属の硬度のうちの低い方の値を意味する。HAZ硬度の最大値とは、溶接熱影響部における硬度の最大値を意味する。 (もっと読む)


【課題】接合強度に優れ、信頼性の高い接合体、接合体の製造方法及び電池パックを提供すること。
【解決手段】実施形態に係る接合体10は、第1金属部材1と、第2金属部材2と、接合部3とを含む。第1金属部材1は、Alを含み、Cuの含有量が5.7重量%未満である。第2金属部材2は、Cuを含み、Alの含有量が9.4重量%未満である。接合部3は、第1金属部材1と第2金属部材2とを接合する。また、接合部3は、Si、Ni、Mn、Co、Zn、Ge、Au、AgおよびPdからなる群より選択される少なくとも1種の元素を含む。 (もっと読む)


【課題】ミグ溶接時に、冷却後の接合界面に生成する脆弱なAl−Fe二元合金層の生成を適性範囲に抑制し、高い接合強度及び剥離強度を有する鋼/アルミニウムの接合構造体を提供する。
【解決手段】異材接合構造体は、溶融亜鉛めっきされた鋼材1にアルミニウム又はアルミニウム合金材2をミグ溶接にて少なくとも前記溶融亜鉛めっきの層を接合界面に配置して重ね隅肉溶接したものである。亜鉛めっき鋼材1とアルミニウム又はアルミニウム合金材2との間に生成する金属間化合物は、平均厚さHが3乃至5μmであり、亜鉛めっき鋼材1とアルミニウム又はアルミニウム合金材2との溶接部3は、ビッカース硬さHvが40乃至60である。 (もっと読む)


【課題】原油タンクに発生する全面腐食や局部腐食を大幅に軽減できる原油タンク用鋼材と、溶接継手および原油タンクを提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.03〜0.16%、Si:0.05〜1.50%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Al:0.005〜0.10%、N:0.008%以下、Ge:0.001〜0.5%、Cu:0.03〜0.4%を含有し、かつ、W:0.01〜1.0%、Mo:0.01〜0.5%、Sn:0.005〜0.2%およびSb:0.005〜0.4%のうちから選ばれる1種または2種以上を含有する鋼材を溶接して原油タンクを製造するに際して、溶接金属部が、1<(溶接金属中のCu含有量/母材中のCu含有量)≦50、および、0.25≦(溶接金属中のCu含有量/溶接金属中のMo,Wの合計含有量)≦3、の関係を満たす溶接継手を形成する。 (もっと読む)


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