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国際特許分類[B29C55/14]の内容

国際特許分類[B29C55/14]に分類される特許

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【課題】縦延伸工程でフィルム表面にキズが発生することが抑制される二軸配向した厚手の熱可塑性樹脂フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】ガラス転移温度がTg(℃)である未延伸の熱可塑性樹脂シート11を加熱ロール24から第1冷却ロール26に搬送するとともに加熱ロールと第1冷却ロールとの間で搬送方向に延伸することにより、厚みが500μm以上2000μm以下であるフィルム13Aにする。搬送方向に延伸した後のフィルムを第1冷却ロール26から第2冷却ロール28に搬送するとともに第1冷却ロールと接触した直後から第2冷却ロールと接触するまでの区間で30℃/s以上100℃/s以下の冷却速度で急冷することにより、該フィルムが第2冷却ロールと接触するまでに該フィルムの厚み方向の平均温度を(Tg−5)℃以下にする。第2冷却ロールを通過した後のフィルムを幅方向に延伸する。 (もっと読む)


【課題】延伸過程での掴み装置の位置変化を防止し、掴み装置の配置間隔を縮小化した延伸機を提供する。
【解決手段】シート状物の端部を把持する複数の掴み装置を前記シート状物の両側端に具備した無端リンク装置を設け、入口側スプロケットから送り出され平行状態と末広がり状態に配置されたガイドレールに案内されてシート状物を延伸させ、延伸後にシート状物を外して出口側スプロケットを介して前記入口側スプロケットに戻るように構成されたシート状物の延伸機において、リンク装置の折尺部を構成するリンクプレートを回転自在に接続するリンク軸の下方に、ガイドレールに接触して案内されるリンク軸ホルダを設け、このリンク軸ホルダにガイドレールの両側面を挟んで転動する少なくとも1対の横ローラを設けると共に、リンク軸ホルダのシート状物に対向する側に掴み装置を一体的に設けた。 (もっと読む)


【課題】長手方向の遅相軸のばらつきを抑える。
【解決手段】クリップテンタはレールとクリップとを備える。対となるレールはフィルムの搬送路20rの両側に設置される。クリップ22はレールに沿って移動自在となる。各レール23に沿って、クリップ22の移動経路22rが形成される。それぞれの移動経路22rのZ2方向中央側には、対となる仕切板40が配される。対となる仕切板40の内側には、フィルム12に加熱風をあてる加熱風ヘッドが設けられ、対となる仕切板40の外側には、フィルム12に冷却風をあてる冷却風ヘッドが設けられる。 (もっと読む)


【課題】把持部材を確実に冷却する。
【解決手段】各レール11,12の各往路部11d,12dに沿って移動するクリップ5は、往路室45内に収納され、各復路部11e,12eに沿って移動するクリップ5は、復路室46内に収納される。往路室45と復路室46とは、通気しないように設けられる。冷風器57から送風された冷却風は、ダクト54の給気口54bから復路室46内に入り、復路室46内を復路部12eに沿って移動するクリップ5が冷却される。復路室46内に入ってクリップ5を冷却した冷却風は、ダクト54に形成された排気口54cからダクト54の側方に排気される。上カバー61aと往路室45及び復路室46との間には、往路室45内の空気をカバー61の側方に排気する上排気通路62が設けられる。下カバー61bと往路室45及び復路室46との間には、往路室45内の空気をカバー61の側方に排気する下排気通路63が設けられる。 (もっと読む)


【課題】フィルムの搬送を阻害する異物を除去してフィルムの搬送を安定させる。
【解決手段】ピンテンタ内のフィルムは、両側端部がピン72及びピンプレート73に担持された状態で搬送される。ピン72及びピンプレート73は、フィルムの担持が解放されると、ジェット風洗浄エリア83に送られる。ジェット風洗浄エリア83では、ピン72及びピンプレート73はチャンバ202内で覆われる。チャンバ202内では、ピン72及びピンプレート73に対してジェット風が吹き付けられる。このジェット風の吹き付けによって、フィルムの添加剤が液化又は固化したものやピン72をフィルムに差し込んだときに出る打ち抜きカスなどを含む異物がピン72及びピンプレート73から除去される。異物は吸引ノズルを介してチャンバ202外に排出される。 (もっと読む)


【課題】特にフレキシブルデバイス用基材フィルムとして使用した際に、各種工程での寸法変化が小さくすることができ、カールが小さく加工適性の優れた基材フィルムとして好適な二軸配向ポリエステルフィルムを提供する。
【解決手段】二軸配向ポリエステルフィルムは、少なくともポリエチレンテレフタレート(樹脂A)とポリエーテルイミド(樹脂B)からなる海島構造を有し、島部分の平均分散径が30〜500nmであり、フィルムの長手方向または幅方向の少なくとも一方向の熱膨張係数(50〜150℃)が0〜25ppm/℃のフィルムである。 (もっと読む)


【課題】 LCDの部材、特に熱硬化型の拡散シートにおいて、一次加工である拡散加工後の反対面側のバックコート加工時において、加工特性が良好で、加工速度や歩留りの低下を発生させることなく、また、高い輝度を維持して鮮明で高品質な画像を安定的に与えることができる、光学的性能に優れたポリエステルフィルムを提供する。
【解決手段】 両面に塗布層を有する、厚みが180〜260μmの二軸延伸ポリエステルフィルムであり、フィルムの両端とそれ以外の等間隔8点の計10点における長手方向の150℃で5分間処理後の熱収縮率の平均値が1.5%以下でかつ振れ幅が0.16%以下であり、同測定条件におけるフィルム幅方向の熱収縮率の平均値が0.7%以下であり、総厚みが900〜1040μmの範囲となるように複数枚重ね合わして測定した色調y値が0.3230以下であることを特徴とする熱硬化型拡散シート用二軸延伸ポリエステルフィルム。 (もっと読む)


【課題】ポリプロピレン系樹脂を含有する原反フィルムを延伸して、製造後の位相差変動が少ない光学フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】ポリプロピレン系樹脂と脂環族飽和炭化水素樹脂とを含有する樹脂組成物からなる長尺状の原反フィルムを110〜150℃の範囲内の温度Tmsで縦延伸し(S10)、その後得られる縦延伸フィルムを横延伸して(S20)、Nz係数が1.2〜3の範囲である光学フィルムを製造する方法である。S20は、縦延伸フィルムを温度Tcで10〜120秒間保温し(S21)、その後温度Ttsで横延伸し(S22)、そして90〜150℃の温度で10〜120秒間保持して熱固定する(S23)。温度Tcは、温度Tms以上でかつ温度Tmsの+15℃以下の温度であり、温度Ttsは、温度Tmsの−10℃以上でかつ+5℃以下の温度である。 (もっと読む)


【課題】コントラスト性や耐破れ性が良好で、優れた光学軸精度と熱寸法安定性を有する偏光板離型用二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを提供する。
【解決手段】二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムであって、下記構成要件(1)〜(4)を満たす偏光板離型用二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム。(1)150℃、30分間加熱したときの熱収縮率が長手方向および幅方向とも2.0%以下、(2)150℃、30分間加熱したときの長手方向の熱収縮率と幅方向の熱収縮率の差が1.0%以下、(3)マイクロ波透過型分子配向計で測定したMOR値が1.80〜2.10、(4)フィルム幅方向における配向角の変化量が500mm当り3.0°〜5.0° (もっと読む)


【課題】 高温下、高い直流電圧を長期間負荷し続けても、静電容量の減少が少ない、長期耐熱・耐電圧性能に優れた極薄のコンデンサー用2軸延伸ポリプロピレンフィルムと、そのコンデンサー用金属化ポリプロピレンフィルムを提供する。
【解決手段】 GPC法で測定した重量平均分子量(Mw)が25万以上45万以下で、分子量分布(Mw/Mn)が4以上7以下であり、かつ、分子量分布曲線において、対数分子量Log(M)=4.5のときの微分分布値からLog(M)=6のときの微分分布値を引いた差が2%以上15%以下である2軸延伸ポリプロピレンフィルムであって、カルボニル基を有するヒンダードフェノール系酸化防止剤の少なくとも1種類を4000ppm以上6000ppm(質量基準)以下となる量で含有することを特徴とする、コンデンサー用2軸延伸ポリプロピレンフィルム。 (もっと読む)


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