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国際特許分類[B29L31/04]の内容

国際特許分類[B29L31/04]に分類される特許

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【課題】ウェルド部における強度を改善しつつ、樹脂溜まりと周方向にオーバーラップする位置においても強度を維持することが可能な軸受用樹脂製保持器を提供する。
【解決手段】キャビティ40の内周側周縁部44には、キャビティ40内のウェルド部Wが形成される位置と周方向にオーバーラップする位置に設けられ、ウェルド部Wが形成された後に溶融樹脂が流入する第3樹脂溜まり80と、第3樹脂溜まり80から周方向にオフセットした位置に設けられ、当該第3樹脂溜まり80に溶融樹脂が充填された後に溶融樹脂が流入する第1樹脂溜まり60と、第1及び第3樹脂溜まり60、80から周方向にオフセットした位置に設けられ、第1樹脂溜まり60に溶融樹脂が充填された後に溶融樹脂が流入する第2樹脂溜まり70と、が設けられている (もっと読む)


【課題】シェル形針状ころ軸受のインサート成型時において、外輪の加工精度にバラツキがあっても、その影響を受けることなく効率よく成型できるインサート成型用金型を提供することである。
【解決手段】一対の軸方向金型21、22を備え一方の軸方向金型22が他方の金型21の方向に弾性を付与するコイルばね26によって進退自在に支持され、前記一方の軸方向金型22の型締め時の軸方向の位置がシェル形針状ころ軸受11の外輪13の軸方向寸法のバラツキ量に応じて変動する構成とした。 (もっと読む)


【課題】ウェルド面の強度低下を抑制することが可能な樹脂部材、軸受用保持器を提供する。
【解決手段】冠型保持器は、成形金型内に形成した環状のキャビティ40の周縁部に設けた樹脂射出ゲート50から、強化繊維を添加した溶解樹脂をキャビティ40内に射出し、冷却固化することによって成形される。キャビティ40内に注入された溶解樹脂は、キャビティ40内を充填した後、樹脂溜まり60A,60Bに流入し、貯留される。このとき、矢印で示したような樹脂の流動が発生するため、溶解樹脂に添加された強化繊維は、ウェルド面Wの径方向内側において、ウェルド面Wに対して垂直に配向する。 (もっと読む)


【課題】樹脂製の軸受保持器を多数個取り可能な射出成形金型であって、構造が複雑でなくコンパクトな軸受保持器用金型、および該金型を用いて製造された潤滑油流動性や保持器強度に優れる軸受保持器、並びに該金型を用いた軸受保持器の製造方法を提供する。
【解決手段】ラジアル軸受の軸受保持器9を樹脂組成物の射出成形で多数個取りするための軸受保持器用金型1であり、固定型2と可動型3とスライドコア4とを有し、固定型2と可動型3とのパーティングラインが1ヶ所であり、該金型における成形キャビティが、可動型3の可動方向に直列にスライドコア4により分けられて複数形成され、保持器9の内径側中空部を形成するコアピン5を有し、それぞれの成形キャビティに樹脂を充填するためのサブマリンゲートが該コアピン5に形成されており、スライドコア4の可動方向内側に、保持器9のポケット部を形成するためのポケット形成用凸部4cが設けられている。 (もっと読む)


【課題】従来よりも柔軟性及び強度が高く、耐久性に優れ、更に保持器が摩耗した場合でも露出した補強繊維による保持器案内面の摩耗を抑えた転がり軸受用保持器を製造する。
【解決手段】筒状芯棒に、引張強度が2GPa以上で、かつ引張弾性率が50GPa以上の有機繊維からなるフィラメント束を、液状熱硬化性樹脂を含浸させながら所定角度で巻き付け、熱硬化させた後、前記筒状芯棒を抜き取り、得られた筒状体を保持器形状に加工して保持器を製造する。 (もっと読む)


【課題】MIM成形したハウジングを備えた流体動圧軸受装置において、潤滑流体の外部への漏れ出しを防止する。また、MIM成形したハウジングにスラスト動圧発生部を高精度に加工する。
【解決手段】ハウジングの相対密度を95〜98%の範囲内に設定し、ハウジングの内面と外面とを連通する孔が形成されないようにした。これにより、ハウジングを介した外部への油漏れを防止できる。また、ハウジングを形成する金属粉末の平均粒径を10μm未満、あるいはスラスト動圧発生部の凹凸高さの1/2以下に設定した。これにより、ハウジングのMIM成形と同時にスラスト動圧発生部を高精度に型成形することができる。 (もっと読む)


【課題】プラグ体内に含まれる空隙を大幅に減少させることのできる積層免震ベアリングの製造方法およびそれに用いられるプラグ体成形装置を提供する。
【解決手段】塑性変形材料を金型に収容したあとこれを加圧成形してプラグ体4を形成する工程と、中空部5にこのプラグ体4を挿入する工程とを経て積層免震ベアリング10を製造する。 (もっと読む)


【課題】軸受の放熱性を確保でき、かつ、樹脂プーリの軸方向へのずれも確実に防止できるようにすることである。
【解決手段】外輪2の外径面の両端部に、外輪2の端面の外径側に連なる環状面Sを形成するリング部5aを有する熱伝導率が高い金属製のリング状部材5を嵌着し、外輪2の端面とリング部5aの環状面Sの全体を露出させるように樹脂プーリ4を一体化することにより、樹脂で覆われない外輪2の端面とリング部5aの環状面Sを広い放熱面として、軸受の放熱性を確保できるようにするとともに、外輪2の外径面の両端部に嵌着したリング状部材5のリング部5aによって、樹脂プーリ4の軸方向へのずれも防止できるようにした。 (もっと読む)


【課題】軸受性能の安定維持に不可欠な循環路を低コストに形成可能とする。
【解決手段】循環路形成材13を軸受スリーブ8の表面に供給する。そしてこの軸受スリーブ8をインサートしてハウジング7を射出成形する。その後、循環路形成材13をレーザビーム22の照射で除去することにより、軸受スリーブ8とハウジング7との間に潤滑油の流動循環を可能とする循環路12を形成する。 (もっと読む)


【課題】軸受面に不要な変形や損傷を与えることなく電鋳部をマスターから分離可能とする軸受部材の製造方法を提供する。
【解決手段】電鋳部4の周囲に配設したノズル8から、複数のショット9を電鋳部4の外周面4b全体にわたって衝突させ、電鋳部4とマスター6との密着状態を緩和する。この後、電鋳部4をインサート部品として、電鋳部4を内側に保持する保持部5を樹脂で成形し、電鋳部4と保持部5との一体品からマスター6を引き抜くことで電鋳部4をマスター6から分離する。 (もっと読む)


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