【課題】印刷障害の発生が防止されるザンメル印刷機及び該ザンメル印刷機を含む組合せ印刷機を提供する。
【解決手段】ザンメル印刷部２の集合ゴム胴１２を部分版胴１１の３倍の直径を有する３倍胴で構成し、集合版胴１３及びゴム胴９を部分版胴と同じ直径の単胴で構成すると共に、圧胴１０を部分版胴の２倍の直径を有する２倍胴で構成し、前記ゴム胴の前記集合版胴及び前記圧胴との対接箇所の間の円周長さが、ゴム胴の円周全長から有効印刷長さを差し引いた非印刷長さ以内となるように、圧胴、ゴム胴、集合版胴が配設される。 （もっと読む）

【課題】作業者の身体的負担少なくインキ壺本体を洗浄できるようにしたい。
【解決手段】回転自在に支持されたインキ壺ローラ３０と、インキ壺ローラ３０の周面とともにインキを収容する空間を形成するインキ壺本体１２とを備えたインキ装置１１が上下方向に複数並べて配置された印刷機のインキ供給装置１において、インキ装置１１は、インキ壺本体１２をスライド自在に支持し、当該インキ壺本体１２の先端がインキ壺ローラ３０の周面に対向して空間を形成する第１の位置と、先端がインキ壺ローラ３０から離反する第２の位置との間でインキ壺本体１２を案内する案内部材１１を備えるようにする。 （もっと読む）

【課題】グラビア印刷に用いられるドクターブレードの欠けを効果的に防止する。
【解決手段】グラビアロール２０と、グラビアロールの外周面に接触するドクターブレード３５を有したドクター装置３０と、を有する印刷機１０に、フィルム部材を用いる。フィルム部材は、グラビアロールの回転軸線ＣＡ１と平行な方向においてグラビアロールの外周面２２の端部２２ａに対面する位置に配置され、グラビアロールの外周面とドクター装置のドクターブレードとの間に位置するようになるドクター保護部４１を有する。 （もっと読む）

【課題】ワイピング装置を印刷機本体のフレームの内側に位置させているときの、印刷機本体のフレームの外側での作業性の容易化を図ることができる凹版印刷機を提供する。
【解決手段】圧胴１４と、版胴１５と、インキ供給手段１６〜１８と、ワイピング装置１１０とを備えた凹版印刷機において、ワイピング装置１１０をフレーム１００Ａ，１００Ｂの内側のワイピング位置から外側へ移動させるようにワイピング装置１１０の下方に敷設されたガイドレール１２１と、ワイピング装置１１０が前記位置に位置しているときにガイドレール１２１を覆うように、ワイピング装置１１０の移動に伴って走行移動するスプロケット１７１ａ，１７１ｂ，１７２ａ，１７２ｂ、チェーン１７３、ステップバー１７５等とを備えている。 （もっと読む）

【課題】ワイピング装置をフレームの内側に位置させるときにはフレームの切欠きを塞ぐ一方、外側に引き出すときには切欠きを開放できるようにすることが要求されていた。
【解決手段】圧胴１４と、版胴１５と、インキ供給手段１６〜１８と、ワイピング装置１１０と、ワイピング装置移動手段１２１，１２３，１２４等とを備えている凹版印刷機において、フレーム１００Ａの外側に配設されてフレーム１００Ａの切欠き１００Ａａを開放閉鎖するシャッタ装置１８０を有し、シャッタ装置１８０が、フレーム１００Ａの外側に対をなして上下方向へ長手方向を向けて配設されたガイドレール１８５，１８８と、ガイドレール１８５，１８８間に支持されてスライド移動可能なスライド枠１９０と、スライド枠１９０に取り付けられた透明材料からなる窓板１９１と、ガイドレール１８５，１８８に沿ってスライド枠１９０を昇降移動させるエアシリンダ１９２等とを備えいる。 （もっと読む）

【課題】見当ずれの大きさを許容範囲内に抑制しながら早期に定常状態に収束させることができるグラビア印刷機およびその制御方法を提供する。
【解決手段】見当コントローラ３０ａにおいて、既に算出された複数の見当ずれの大きさに基づいて、見当マーク検出センサ１５ｂ、１５ｃにより見当マークが検出されない時点での見当ずれの大きさが予測され、この予測された見当ずれの大きさに基づいて、各後段印刷ユニット１０ｂ、１０ｃの版胴１１ｂ、１１ｃが一回転する間にモーションコントローラ３０ｃに送られる２回以上の信号における異なる大きさのモータの操作量が算出される。 （もっと読む）

【課題】 胴の交換作業に要する時間を最小限とし、生産性を向上させるとともに、交換作業にかかるオペレータの負担を軽減させる。
【解決手段】 エンボス加工ユニットを構成するエンボッシング・シリンダ３２およびカウンター・シリンダ３３と、これらを回転自在に支持するサブフレーム３１Ａ，３１Ｂとで交換カセット３０を形成している。エンボッシング・シリンダ３２およびカウンター・シリンダ３３の周面には、ダイ３５，３６が取り付けられ、これらシリンダ３２，３３は互いに対接し、かつ互いに反対方向に回転する。カウンター・シリンダ３３には、枚葉シートをくわえるくわえ爪装置が備えられ、このくわえ爪装置を開閉させるカムがサブフレーム３１Ａに固定されている。また、サブフレーム３１Ａ，３１Ｂには、第３６に対するダイ３５の押圧力を調整する調整手段５７Ａ，５７Ｂが設けられている。さらに、カウンター・シリンダ３３の端軸には、本機の駆動歯車と噛合する被動歯車３４が軸着されている。 （もっと読む）

【課題】原点合わせの際に、両巻紙輪転印刷機のウェブの速度を同じにすることができる２つの巻紙輪転印刷機の同期制御方法及び装置を提供する。
【解決手段】親機Ａと、子機Ｂと、親機を駆動する原動モータ１３と、子機を駆動する原動モータ１１３と、親機に備えられた折機１０を備え、親機で印刷された印刷物と子機で印刷された印刷物を折機で重ねて折ることができる２つの巻紙輪転印刷機の同期装置において、子機の印刷部から子機で印刷されたウェブＷ２が親機で印刷されたウェブＷ１と重ねられるまでの搬送経路の途中に設けられ、子機で印刷されたウェブを案内するクーリング・ローラ１０８ａ及びドラッグ・ローラ１０９ａとこれらのローラを駆動するクーリング・ローラ差動駆動用モータ１１６及びドラッグ・ローラ差動駆動用モータ１１９を備えると共に、これらの差動駆動用モータを、親機を駆動する原動モータと子機を駆動する原動モータの回転速度差に応じた回転速度で駆動制御する親機駆動制御装置１２及び子機駆動制御装置１１２を設けた。 （もっと読む）

【課題】見当ずれの大きさを許容範囲内に抑制しながら早期に定常状態に収束させることができるグラビア印刷機およびその制御方法を提供する。
【解決手段】見当コントローラ３０ａは、各印刷ユニット１０ｂ、１０ｃの版胴１１ｂ、１１ｃが一回転する間にモーションコントローラ３０ｃに対して各モータ１３ｂ、１３ｃの操作量△ω_２（ｔ）、△ω_３（ｔ）に係る信号を２回以上送るようになっている。モーションコントローラ３０ｃは、各印刷ユニット１０ｂ、１０ｃの版胴１１ｂ、１１ｃが一回転する間に当該印刷ユニット１０ｂ、１０ｃのモータ１３ｂ、１３ｃに対して複数回制御出力を行うようになっている。 （もっと読む）

【課題】回転ギヤの母材強度の低下や機械的振動の発生を招かないようにしながら、容易に且つ再現性のある手法で回転ギヤのピッチ調整を行なえようにする。
【解決手段】ボス部７１と、ボス部７１から径方向外方に延びて固設された円形のプレート部７２と、プレート部７２の外端部に周設され外周にハス歯ギヤ７３ａを有するギヤ部７３と、を有し、ボス部７１におけるプレート部７２の基部に、ボス部７１の軸方向一端に開口し軸方向に向けて穿設された環状又は部分環状の溝７４と、溝７４の内部に軸方向へ可動に装備され、溝７４の内周面及び外周面又は溝の内周及び外周に装備された表面部材８４，８５との間で滑らかに摺接し、軸方向への移動に応じて、プレート部７２の軸方向位置から偏倚した位置で溝７４の内周と外周との間の面圧を可変に加える楔状部材８２，８３と、楔状部材８２，８３を軸方向へ進退駆動するねじ部材８１と、を有する。 （もっと読む）