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国際特許分類[B41J2/055]の内容

国際特許分類[B41J2/055]に分類される特許

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【課題】圧電特性の大幅な低下を回避しながら、圧電体15aを連続動作させた場合でも、圧電体15aの膜剥がれや絶縁破壊を抑え、高歩留り、低コスト化を図る。
【解決手段】インクジェットヘッド1のヘッド基板10と配線基板20とは、接着樹脂層30を介して接着される。ヘッド基板10は、インクを収容する圧力室13aと、振動板14と、圧電素子15とを備えている。振動板14は、圧力室13aを配線基板20側から覆うように設けられて、振動によって圧力室13a内のインクを外部に吐出させる。圧電素子15は、振動板14に対して配線基板20側に設けられ、振動板14を振動させるものであり、少なくとも圧力室13aの上方に位置する圧電体15aを有している。接着樹脂層30は、圧電体15aの少なくともエッジを覆い、かつ、圧電素子15の一部が圧力室13aの上方で配線基板20側に露出する開口部30aを有して形成されている。 (もっと読む)


【課題】環境負荷が小さく且つクラックの発生が抑制された液体噴射ヘッド、液体噴射装置、及び圧電素子を提供する。
【解決手段】弾性膜50、密着層56、第1電極60、圧電体層70、及び第2電極80を備えた圧電素子300を具備し、圧電体層70は、少なくともビスマス、バリウム、鉄、及びチタンを含むペロブスカイト型構造の複合酸化物からなり、チタンとバリウムのモル比(Ti/Ba)が1.17以上1.45以下である。 (もっと読む)


【課題】容易、且つ確実に取り付けることができると共に、製造コストを低減できる液体噴射ヘッド用のフィルタを提供する。
【解決手段】第1金属プレート11、及び第2金属プレート12を積層してなり、供給されるインクを濾過するための液体噴射ヘッド用のフィルタ10であって、各金属プレート11,12に、それぞれ厚さ方向に貫通するフィルタ用貫通孔15a,15bを複数形成すると共に、これらフィルタ用貫通孔15a,15bを法線方向で重ならないように配置し、互いに重なり合う金属プレート11,12の合わせ面のうち、少なくとも一方の合わせ面に、各フィルタ用貫通孔15a,15bを連通させるための連通溝16が形成されている。 (もっと読む)


【課題】環境負荷が小さく且つ歪量が大きい液体噴射ヘッドを提供する。
【解決手段】ノズル開口から液体を吐出する液体噴射ヘッドであって、圧電体層と前記圧電体層に設けられた電極とを具備する圧電素子を備え、前記圧電体層は、ビスマス、鉄、バリウム及びチタンを含みペロブスカイト構造を有する複合酸化物からなり、30V 1kHzの三角波1周期分を印加した際の印加終了時の残留分極量Pr1と、この印加終了時から1.0秒経過した時の残留分極量Pr2との比であるPr2/Pr1が、0.39以上0.70以下である液体噴射ヘッドとする。 (もっと読む)


【課題】クリーニング時におけるインクの排出量を低減すること。
【解決手段】液体が噴射されるノズル開口が複数設けられたノズルプレートと、前記ノズルプレートのうち前記液体の噴射方向の下流側の面に設けられ、前記ノズル開口の周囲が前記液体に対して撥液性を有する第一状態となるように形成された絶縁部と、複数の前記ノズル開口のうち所定の前記ノズル開口から前記液体を排出させる排出動作を行わせると共に、前記絶縁部のうち所定の前記ノズル開口の周囲に配置されるノズル周縁部分に対して電圧を印加し前記ノズル周縁部分を前記液体に対して親液性を有する第二状態とすることで前記液体を前記ノズル周縁部分に保持させて所定の前記ノズル開口を保湿させる保湿動作を行わせる制御部とを備える。 (もっと読む)


【課題】強誘電体材料層の電気特性をより一層向上させることが可能な強誘電体材料層の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の1つの強誘電体材料層の製造方法は、基材上にゾルゲル溶液を塗布することにより、強誘電体材料の前駆体層を形成する強誘電体材料前駆体層形成工程と、その前駆体層を120℃〜250℃の範囲内にある第1温度で乾燥させる乾燥工程と、その前駆体層を第1温度よりも高く、かつ、150℃〜300℃の範囲内にある第2温度に加熱した状態で前述の前駆体層に対して型押し加工を施す型押し工程と、その前駆体層を第2温度よりも高い第3温度で熱処理することにより、その前駆体層から強誘電体材料層を形成する強誘電体材料層形成工程とを、この順序で含む。 (もっと読む)


【課題】駆動回路手段とアクチュエータ手段とのうちの少なくとも一方を冷却可能な液滴付着装置を提供する。
【解決手段】一列に横並びに配された複数の流体チャンネルと、アクチュエータ手段と、前記アクチュエータ手段に駆動電気信号を供給する駆動回路手段と、複数のノズルと、を有する、少なくとも一つの液滴射出ユニットと、流体を前記少なくとも一つの液滴射出ユニットの前記複数の流体チャンネルそれぞれに運ぶ一つ以上の流体導管と、冷却剤流体を運ぶさらなる導管であって、液滴を射出するときに発生する熱の少なくとも一部を前記冷却剤流体に移動させるように前記駆動回路手段と前記アクチュエータ手段とのうちの少なくとも一方に十分に近接した一つ以上の冷却剤導管と、を備えることを特徴とする液滴付着装置。 (もっと読む)


【課題】 圧電素子の破壊を長期間に亘って確実に防止することができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置並びに圧電素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 ノズル開口21に連通する圧力発生室12と、圧電体層70と前記圧電体層に設けられた電極とを備えた圧電素子300と、を具備し、前記圧電素子が、ALCVD法により形成された酸化アルミニウム膜を含む保護膜100によって覆うようにする。 (もっと読む)


【課題】メインパルスとキャンセルパルスとを含む駆動信号を使用する記録装置で、駆動信号を遅延させる際に、液体吐出特性ばらつきが小さい記録装置を提供する。
【解決手段】複数の吐出孔8と複数の加圧室10と複数のしぼり12と共通流路5aと複数の加圧部50と加圧部50に、加圧室10の体積を大きくする第1駆動信号を送った後、体積を小さくする第2駆動信号を送ることにより液滴を吐出させるとともに、一部の加圧部50には遅延時間を加えて前記第2駆動信号を送る制御部100とを備えている液体吐出ヘッド装置であって、共通流路5aの複数のしぼり12にそれぞれ繋がる複数の開口のうち、隣接している2つの開口に対応した2つの加圧室10の一方から他方へ液体を通して圧力が伝わる伝搬時間と前記遅延時間との差がAL/4以下である液体吐出ヘッド装置。 (もっと読む)


【課題】少なくともBi、Ba、Fe及びTiを含む圧電体層を有する圧電素子、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置の性能を向上させることにある。
【解決手段】少なくともビスマス、バリウム、鉄及びチタンを含むペロブスカイト型酸化物を形成するための圧電体前駆体溶液は、少なくとも、ビスマス塩、バリウム塩、鉄塩、並びに、チタンの部分アルコキシド(チタンにアルコキシ基及び該アルコキシ基以外の官能基が結合したチタン化合物)を含む。圧電セラミックスの製造方法は、前記圧電体前駆体溶液を塗布する工程と、該塗布した前駆体溶液を結晶化させてペロブスカイト型酸化物を含む圧電セラミックスを形成する工程と、を備える。圧電素子の製造方法は、前記圧電セラミックスに電極を形成する工程を備える。液体噴射ヘッドの製造方法は、前記圧電素子の製造方法により圧電素子を形成する工程を備える。 (もっと読む)


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