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国際特許分類[B60C9/04]の内容

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【課題】転がり抵抗を悪化させることなく、吸音材を用いずに空洞共鳴音を低減することを可能にした空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】
少なくとも2層のカーカス層4のうちサイドウォール部2において最外側に配置される外側カーカス層4aを構成するカーカスコード及び/又はカーカスコートゴムの60℃におけるtanδを、サイドウォール部2において外側カーカス層4aよりも内側に配置される内側カーカス層4bを構成するカーカスコード及び/又はカーカスコートゴムの60℃におけるtanδよりも高くする。 (もっと読む)


【課題】静電気が放電されやすい空気入りタイヤ2の提供。
【解決手段】タイヤ2は、貫通部8、アンダートレッド6、ベルト18、カーカス16及びクリンチ12を備えている。カーカス16は、並列された多数のコードと導電性のトッピングゴムとを有している。このカーカスの、下記数式で表される電気抵抗Rcは、1.0×10Ω未満である。
Rc = ρ / g / (2 × 3.14 × r) × L × 10
この数式において、ρはカーカスのトッピングゴムの体積固有抵抗(Ω・cm)であり、gはこのトッピングゴムの最小厚み(mm)であり、rはタイヤの軸から上記クリンチの半径方向外側端までの距離(m)であり、Lは上記補強層の端から上記クリンチの半径方向外側端までの上記カーカスの長さ(m)である。 (もっと読む)


【課題】内圧保持性能を損なうことなく軽量化の達成された空気入りタイヤ34の提供。
【解決手段】このタイヤ34は、カーカス42の内側に位置するライナー46を備える。ライナー46は、カーカス42の内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡された第一インナーライナー66と、それぞれがベルト44の端62aから第一インナーライナー66に沿って半径方向略内向きに延びる一対の第二インナーライナー68とを備える。第二インナーライナー68は、第一インナーライナー66とカーカス42との間に位置している。第一インナーライナー66は、第一ゴム組成物が架橋されて形成される。第一ゴム組成物の基材ゴムは、ブチル系ゴムを含む。第二インナーライナー68は、第二ゴム組成物が架橋されて形成されている。第二ゴム組成物の基材ゴムは、ジエン系ゴムを含む。 (もっと読む)


【課題】耐久性に優れた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】サイドウォール及びケースを有する空気入りタイヤであって、サイドウォールが、ゴム成分100質量%中のブタジエンゴムの含有量が30〜70質量%で、ゴム成分100質量部に対する硫黄の含有量が1.29質量部を超え2.30質量部未満であるサイドウォール用ゴム組成物からなり、ケースが、スチールコードをスチールコード被覆用ゴム組成物で被覆されてなり、サイドウォール用ゴム組成物及びスチールコード被覆用ゴム組成物の硫黄の含有量が下記関係式を満たす空気入りタイヤに関する。
2.70<(スチールコード被覆用ゴム組成物のゴム成分100質量部に対する硫黄の含有量)−(サイドウォール用ゴム組成物のゴム成分100質量部に対する硫黄の含有量)<4.20 (もっと読む)


【課題】導電性ゴムを減らしながらも通電性能を確保できるとともに、タイヤの剛性低下を抑制して操縦安定性能や乗心地性能を良好に発揮できる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】カーカスプライ7の外側トッピングゴム18は、外側界面31から巻き上げ部72に至る部分が非導電性ゴムで形成され、外側界面31からトレッド環状体20との接触箇所に至る部分が硬度の高い導電性ゴムで形成されている。また、内側トッピングゴム19は、内側界面32からタイヤ径方向外側に延びる部分が非導電性ゴムで形成され、内側界面32からリムストリップゴム4との隣接箇所に至る部分が硬度の高い導電性ゴムで形成されている。外側界面31は内側界面32よりもタイヤ径方向内側に位置し、外側トッピングゴム18の導電性ゴムが内側トッピングゴム19の導電性ゴムに接続されている。 (もっと読む)


【課題】内圧保持性能及び耐久性を維持しつつ、タイヤ質量及び製造コストを低減しうる。
【解決手段】空気入りタイヤ1及びその製造方法である。タイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至りかつ該ビードコア5で折り返されることなく終端するカーカスプライ6Aからなるカーカス6を具える。カーカスプライ6Aは、カーカスコードの配列体12と、該配列体12を被覆するトッピングゴム13とを含む。トッピングゴム13は、空気非透過性のブチル系ゴムからなる内側トッピングゴム13Aと、サイドウォール部3の外表面3Sをなす外側トッピングゴム13Bとからなる。外側トッピングゴム13Bは、サイドウォール部3の外表面3Sから配列体12までの最短ゴム厚さW2が1.5〜3.0mmである。 (もっと読む)


【課題】 転動抵抗を低減させながら、荷重耐久性及びユニフォミティ−をバランス良く向上させるようにした空気入りラジアルタイヤを提供する。
【解決手段】 カーカス層3の補強芯体を、タイヤ幅方向に延在する有機繊維マルチフィラメントヤーンを総繊度が2000〜7000dtexとなるように撚り合わせた経糸9と、これら経糸9の2〜15本を跨いで打ち込んだ所定の総繊度を有する緯糸10とにより製織したすだれ織物7により構成した。 (もっと読む)


【課題】熱可塑性樹脂を主成分とするインナーライナー層のスプライス部に起因するタイヤ故障を抑制するようにした空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】タイヤ周方向の両端部を重ね合わせてスプライスしたカーカス層1と、カーカス層1のタイヤ径方向内側にタイゴム層2を介し、その両端部をタイヤ周方向に重ね合わせスプライスした熱可塑性樹脂を主成分とするインナーライナー層2を有する空気入りタイヤであって、インナーライナー層3のスプライス部5がタイヤ周方向のスプライス量aが3mm以上であり、かつインナーライナー層3のスプライス部5の少なくとも一部がカーカス層1のスプライス部4と重なっていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】タイヤ質量の増大及びタイヤの転がり抵抗性能の低下を抑制しつつ、ランフラット耐久性を向上しうる。
【解決手段】トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されしかもベルトコードをタイヤ赤道Cに対して15〜45度の角度で傾けたベルト層7と、サイドウォール部3のカーカス6の内側に配された断面略三日月状の補強ゴム層10とを具えたランフラットタイヤ1である。カーカス6は、130℃での熱収縮応力S1が4.0N以下のカーカスコード11Aからなるインナープライ6Aと、インナープライ6Aの外側に配されかつ130℃での熱収縮応力S2が8.5N以上のカーカスコード11Bからなるアウタープライ6Bとの2層構造からなる。 (もっと読む)


【課題】耐破壊特性の向上と転がり抵抗の低減との両立を図った空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド部と、サイドウォール部と、ビード部とを、コード7をコーティングゴムで被覆してなる一枚以上のカーカスプライからなるカーカスで補強してなる空気入りタイヤである。コーティングゴムを異なるtanδ値を有する2種類のゴムAおよびゴムBにより構成し、少なくともコード7とコーティングゴムのタイヤ半径方向外方面とに挟まれる領域をゴムAとし、かつ、それ以外の領域において少なくともコーティングゴムのタイヤ半径方向内方面を構成する領域をゴムBとし、ゴムAおよびゴムBの60℃におけるtanδ値を夫々tanδ値Aおよびtanδ値Bとしたとき、次式、
tanδ値A<tanδ値Bで表される関係を満足する。 (もっと読む)


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