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国際特許分類[B60H1/20]の内容

国際特許分類[B60H1/20]に分類される特許

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【課題】本発明は、車両用空調システムの熱源として利用することができる車両用化学蓄熱システム、及びこれを備える車両用空調システムを得ることを目的とする。
【解決手段】車両用化学蓄熱システム60は、反応器62と、凝縮器80と、蒸発器90、水タンク100とを備えている。反応器62の容器64には、化学蓄熱材66が充填された反応流路64Aが設けられている。また、反応器62の容器64には冷媒流路64Cが設けられている。この冷媒流路64Cには熱放出ライン72が接続されており、この熱放出ライン72を流れるエンジン冷却水と反応器62とが熱交換することにより、化学蓄熱材66の水和反応に伴って生じた熱がエンジン冷却水に放出され、エンジン冷却水が加熱される。加熱されたエンジン冷却水はヒータコア22に供給され、ヒータコア22が空調ケース32内を流れる空調用空気と熱交換することにより、空調用空気が加熱される。 (もっと読む)


【課題】作業機械用暖房装置において、消費される電力を抑制する。
【解決手段】車室280の内部に設けられた放熱器111と、温水等Wを収容する温水タンク120(容器)と、放熱器111と温水タンク120との間で温水等Wを循環させる循環管路130と、循環管路130のうち送り管路131内の温水等Wを放熱器111に向けて流すポンプ134と、循環管路130のうち戻り管路132(管路)に設けられた、外部の熱源である作動油Rの熱が供給されて温水等Wとの間で熱交換を行う熱交換器140と、熱交換器140による熱交換の実施と不実施とを切り替える開閉弁171,172(切替手段)と、を備え、温水タンク120に供給される温水等Wを熱交換器140により予め温めることで、電熱器121での消費電力を抑制する。 (もっと読む)


【課題】外気温による前記乗車空間の温度上昇の影響を緩和するために蓄熱用媒体を用いる自動車の冷暖房装置を提供することである。
【解決手段】本発明の冷暖房装置は、乗車空間の内部に設けられ、又は、乗車空間に隣接して設けられ、蓄熱用媒体を貯留する第1の貯留部と、乗車空間外部に設けられ、蓄熱用媒体を貯留する第2の貯留部と、第1の貯留部と第2の貯留部の間に設けられ、蓄熱用媒体が流れる流路と、第1の貯留部から第2の貯留部へ、または第2の貯留部から第1の貯留部へ蓄熱用媒体を搬送する搬送部と、搬送部に動力を供給する動力源とを有する。 (もっと読む)


【課題】必要発電時間を適正に算出することができ、安定させて走行させることができるようにする。
【解決手段】蓄電装置と、発電装置と、エンジンと、駆動モータと、空調ユニットと、暖房ユニットと、電動駆動車両を目的地まで走行させるのに必要な消費エネルギーを算出する消費エネルギー算出処理手段と、電動駆動車両を目的地まで走行させる間に消費される消費熱量を算出する消費熱量算出処理手段と、蓄電残存エネルギー及び蓄熱残存エネルギーを算出する残存エネルギー算出処理手段と、蓄熱残存エネルギが消費熱量以上であるかどうかを判断する残存熱エネルギー判断処理手段と、必要発電時間を算出する必要発電時間算出処理手段と、発電装置を駆動する発電処理手段とを有する。必要発電時間だけ発電装置を駆動して電動駆動車両を走行させることができる。 (もっと読む)


【課題】消費電力の低減を図ることができる空調システムを提供する。
【解決手段】第1の熱媒体を圧縮して吐出するコンプレッサ11の吐出側に設けられた凝縮器12と、凝縮器の流出側に設けられた膨張弁15と、膨張弁の流出側に設けられ、第1の熱媒体が第1の流路および第2の流路のいずれかに切り換えを行う切換弁14と、第1の流路と、第2の流路と、の合流位置よりも下流側でコンプレッサの吸入側に設けられた蒸発器17と、第2の熱媒体を熱源に供給するポンプ34と、熱源に供給された第2の熱媒体の熱を放熱させる放熱器33と、蓄熱材を有した蓄熱部19と、を備えている。そして、蓄熱部は、第1の流路を流れる第1の熱媒体と、蓄熱材と、の間において熱交換を行う第1の熱交換領域と、放熱器の上流側において、熱源に供給された第2の熱媒体と、蓄熱材と、の間において熱交換を行う第2の熱交換領域と、を有している。 (もっと読む)


【課題】 電動車両に具備される空調装置は電力消費が大きく、蓄電池容量に限定された電気エネルギーのみで走行する電動車両において、当該装置は一充電走行距離等、性能面を脅かす要素となっているが、快適性確保のために必須の装置でもあり、技術上の要点のひとつである。
【解決手段】 回生制動装置に付随して空調装置を具備し、回生制動装置の発生する電力で駆動することで、通常空気中に熱として放散せざるを得ない制動時の運動エネルギーを再利用することとなり、電気エネルギーの節約が可能になる。
なおかつ、所定の熱容量を有する冷媒等に一時的に蓄熱する構造とすることにより、空調装置の消費電力は、室温調整の強弱とは直接無関係となり、常に安定となり、当該回生制動装置の動作が安定する。
同時に、冷媒等に蓄熱された熱量は所定の時間差をもって供用可能であるため、制動時以外でも室温調整が可能である。 (もっと読む)


【課題】発電用動力発生機関から排気熱回収器への振動の伝達を抑制する。
【解決手段】取付対象物2に振動吸収手段3を介して取り付けられた発電用動力発生機関20と、発電用動力発生機関20の排熱を輸送する排熱輸送管22と、排熱輸送管22で輸送された発電用動力発生機関20の排熱を回収する排熱回収器111と、排熱回収器111で回収した排熱を用いて暖房を行う暖房手段12とを備え、排熱輸送管22は、発電用動力発生機関20から伝達された振動を吸収する振動吸収部22aを有している。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の運転状態に関わらずに空調空気に安定した熱量を供給することができる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】車両用空調装置1は、作動流体をエンジン50の廃熱と熱交換させて蒸気化させる蒸気発生器11と、空気流路21上に設置され、通過する空調空気と蒸気発生器11にて蒸気化された作動流体とを熱交換させる第1ヒータコア26と、空気流路21上に設置され、通過する空調空気とエンジン50の冷却水とを熱交換させる第2ヒータコア27と、水温センサ31およびクランク角センサ32の検出結果に基づいて、第1ヒータコア26を通過させる空調空気量と第2ヒータコア27を通過させる空調空気量との比率を設定する設定手段と、設定手段の設定結果に基づいて空調空気量の比率を調節する切替ダンパ28と、を備える。 (もっと読む)


【課題】複数の熱源を利用する暖房装置の構成を簡素化する。
【解決手段】ループ型ヒートパイプ10による輸送熱を暖房に利用する暖房装置であって、ループ型ヒートパイプ10の蒸発部11は、作動流体の液17が複数の熱源で加熱されるように構成されている。これによると、ループ型ヒートパイプ10の蒸発部11が複数の熱源で加熱されるようになっているので、複数の熱源に対応して複数の暖房系統を設ける場合と比較して構成を簡素化できる。 (もっと読む)


【課題】作動媒体の循環を阻害する要因を除去し、熱輸送能力の低下を抑制した熱輸送装置を提供する。
【解決手段】熱輸送装置1は、作動媒体を加熱し蒸気化する蒸発器2と、蒸気化した作動媒体により加熱対象へ熱を付与し、作動媒体を凝縮する第1凝縮器3、及び第2凝縮器4と、蒸発器2において蒸気化した作動媒体を第1凝縮器3、及び第2凝縮器4のそれぞれへ供給する蒸気管7と、第1凝縮器3において凝縮した作動媒体を蒸発器2へ供給する第1凝縮水管5と、第2凝縮器4において凝縮した作動媒体を蒸発器2へ供給する第2凝縮水管6とを備え、第1凝縮器3において凝縮した作動媒体と第2凝縮器4において凝縮した作動媒体とが、蒸発器2内で合流させる。この構成により、配管内に空気層が生じて作動媒体の循環を阻害することが抑制できる。 (もっと読む)


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