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国際特許分類[B63B1/06]の内容

国際特許分類[B63B1/06]に分類される特許

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【課題】設計が容易で、かつ船体の推進性能を低下させる要因を増やすことなく、満載時や軽荷時での造波抵抗を低減すること。
【解決手段】船舶における船体1の船首11にて、船体1の前側に向けて球状に突設されたバルブ21’を備えるバルバスバウ装置2’において、バルブ21’は、船体1側に対して分割され、船体1側に向く基端21a’が上下対称形状に形成されていると共に上下に180度回転して船体1に接合可能に設けられ、かつ180度回転した場合、船体1の前側に最も突出する前端21b’を自身の中央よりも上側に配置される第一形態と、前端21b’を自身の中央よりも下側に配置される第二形態とをなす態様で、前端21b’の位置が上下に片寄って形成されていると共に、船体1の船底12よりも下方に突出することなく形成されている。 (もっと読む)


本発明は、航洋船用の船体であって、右舷側の船体側面(2)と、左舷側の船体側面(8)と、甲板(4)とを有し、舳先(3)がほぼ鉛直方向に延び、球状船首(6)が舳先(3)に隣接して船体側面(2,8)と一体化され、それによって、舳先(3)と球状船首(6)との交点(30)が球状船首(6)の前方に最も突き出た部分(60)に隣接して位置する船体において、球状船首(6)は、最大鉛直長さが0.9設計喫水<D<1.1設計喫水の範囲内であり、前部の曲率半径(R)が0.2設計喫水<R<0.25設計喫水の範囲内である球状船首の形で設けられ、球状船首(6)より上の各船体側面(2,8)は、10度<γ<20度の範囲内にある鋭角な水線入射角度(γ)を形成することを特徴とする。
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【課題】排水量型の船舶において、船速の変化、喫水の変化、波浪、風、潮流などの海象条件の変化などによる船体の造波特性の変化に対応して、造波抵抗の低減効果を高めること。また、造波抵抗の低減効果を高めた状態で、船体の運動コントロールに関わる装置の揚力発生効果を高めること。
【解決手段】船首バルブ30の全体を動かすことにより、船首バルブの大きさと外側の形状を変更出来ることを特徴としている。この船首バルブに、フィン37,38を装備し、船首バルブと一緒にフィンを動かせることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】円型船型の欠点である前後進時の抵抗の増大を改善し、長所である強力な舵効によるスムーズな回転運動を維持したまま進路の安定性を保持し、船型の極小化により材料費・工費の合理化を図る小中型船型を提供する。また、船舶を分離可能な動力部として利用可能な大型バージを提供する。
【解決手段】上部側外板9が円筒形状を呈し、当該上部側外板9の下方に設けた下部側外板10が六角柱形状を呈し、水平方向に回動可能な推進器23を下部側外板10の対向する稜角を結んだ船体中心線を対称軸として船底の対称位置に設ける。下方開放型のダク17トを船底外板12の全長に亘り設ける。その他スケッグ18,19、防舷材36、船首尾球47、ノズル付き推進器23を設ける。前記船舶を収容可能なU字型の凹部を大型バージの尾部に設ける。 (もっと読む)


【課題】
ブラントネス係数を小さくして波浪中抵抗増加低減を図り、正面波に対しての抵抗増加低減効果のみならず斜波に対しての抵抗低減をも発揮し得、既存船にも容易に取り付けられて、船舶全体の省エネルギー化を実現させる船舶の波浪中抵抗増加低減装置を提供すること。
【解決手段】
船体1の船首先端位置3に設けられ、平面角度が前記船首先端位置3から引いた船首部2の肩部分4に接する2つの直線が交わる角度β以下を成す略三角形状の付加物10−1と、この付加物10−1を前記船体1の喫水線より高い位置に取り付ける支持部材20を備え、この支持部材20の船体前方から見た投影面積が前記付加物10−1の投影面積と比較し同等もしくはそれ以下としたことを特徴とする。 (もっと読む)


大きい底平面面積を与え、空気腔の原理に適しそれを利用できる、船舶のための船型。該船型は船体の水に触れる面積を減らし、海での動きを減らし、より少ない出力及びバンカー燃料消費(Bunker consumption)を必要とする、海上交通に適した船舶を実現する。 (もっと読む)


【課題】中高速度で航行する船舶が発生させるスプレー状の薄い波(スプレー波)を剥離すること。すなわち、スプレー波の粘性抵抗成分を低減させて船舶の消費エネルギーを抑え、効率の良い航行を実現させること。
【解決手段】船舶1の船首部形状は、船舶1の船体の船首部に、この船舶1の中高速航行時に船首部から発生し該船体表面を覆うスプレー状の薄い波を剥離するスプレー剥離手段2−2を設け、中高速航行時における抵抗増加成分のスプレー成分の低減を図ったことを特徴とする。このとき、スプレー剥離板2−2が、波面の上昇過程で船体を前方に推進する分力を生じる3次元形状に形成してもよい。 (もっと読む)


【課題】動力をあまり使うことなく、気泡を水中で生成し、その気泡を船舶の船体外板を覆い、摩擦抵抗低減を図る。
【解決手段】船舶の航行時に出来る整流4を固定翼2及び/又は回転翼を用い、旋回流5にし、その渦の中に有効な負圧を生成する。固定翼2だけを用いた場合、CFD(Computational Fluid Dynamics)を用いたシミュレーションでは約0.154MPaの負圧を生成した。つまり、水深約15mまでは空気を自給する可能性を示す。VLCCのような肥大タンカーの満載時は喫水が約20mほどになる。つまり約0.2MPa以上の大きな負圧の生成が必要になる。この場合回転翼との併用で動力エネルギーを少なくて、更に大きな負圧の生成が図れ、空気を吸引することが出来る。 (もっと読む)


【課題】波浪中抵抗を一層低減することが可能な船首形状を提供する。
【解決手段】船体の船首部の形状であって、最大喫水線位置の水線面形状13Aにおける側縁12Aの少なくとも一部が、略直線状を呈している。ここで、水線面形状13の側縁12を直線化すると、波浪中における入射波の反射による抵抗(反射抵抗)が充分に低減される。また、船体の船首形状においては、最大喫水線位置が波と最も接する。よって、上記のように最大喫水線位置の水線面形状13Aの側縁12Aが略直線状を呈することで、波浪中抵抗が一層低減されることとなる。 (もっと読む)


【課題】波浪中抵抗増加低減を最適化することが可能な船舶の形状設計方法及び船舶並びにプログラムを提供する。
【解決手段】ブラントネス係数と反射波に基づく抵抗増加係数の関係を設定する相互関係設定ステップ1801と、船体形状から算出されるブラントネス係数値を前記相互関係ステップ1801の設定に当てはめ抵抗増加係数値を求める抵抗増加係数値算出ステップ1803と、前記船体形状を変え前記ブラントネス係数値を修正する修正ステップ1804と、修正された修正ブラントネス係数値を前記相互関係ステップ1801の設定に当てはめ修正抵抗増加係数値を求める修正抵抗増加係数値算出ステップ1806と、求められた修正抵抗増加係数値と前記抵抗増加係数値算出ステップ1803で求められた前記抵抗増加係数値を比較し、抵抗増加係数値が小さい方のブラントネス係数値を示す船体形状を選択する選択ステップ1808を備える。 (もっと読む)


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