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国際特許分類[B63B1/06]の内容

国際特許分類[B63B1/06]に分類される特許

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【課題】従来自動車運搬船(PCC)、コンテナ船、客船等のような水線上構造物の比較的大きい輸送船は、航走中空気抵抗を受け易く、風上に対して斜行する場合には回頭モーメントを打ち消すために、従来は当て舵を必要とし、これが余分な水中抵抗を増す原因となっていた。
【解決手段】水線上構造物先端部を略1/2〜1/4中空球状もしくは一部円筒状の船橋一体型の船首形状とし、これが船尾まで凹凸少なく続くようにしたので、空気抵抗を少なく出来た。更に船尾最上層甲板に回動調節可能な煙突内蔵型の垂直尾翼を設け前記回頭モーメントを気中で減殺するようにしたので、当て舵は殆ど必要がない程減少し、従って水中抵抗も減少し、省エネ効果に優れた低燃費型輸送船を提供出来る。 (もっと読む)


【課題】バルバスバウを有する船舶において、衝突時に相手方の船の損傷を効果的に防止できる緩衝効果を備えた船首構造を提供する。
【解決手段】バルバスバウを構成する外殻部材及び内殻部材について、L部材:船体長手水平方向に対し45度以下の角度を有する部材、W部材:船体長手水平方向に対し45度より大きい角度を有する部材、としたとき、L部材として、W部材よりも降伏強度が低い120〜400MPaの降伏強度の鋼材を使用する。 (もっと読む)


【課題】船体構造の設計を変更することなく、衝突時に、被衝突船の船腹における損傷を効果的に低減することができるバルバスバウを提供する。
【解決手段】外殻鋼板に、複数の内殻縦鋼板を船体軸方向に所定の間隔をおいて溶接して構成したバルバスバウ2であって、(i)外殻鋼板の降伏強度U(MPa)、内殻鋼板の降伏強度I(MPa)、及び、外殻鋼板と内殻鋼板の溶接部における溶接金属の降伏強度W(MPa)が、下記式(1)を満たし、(ii)衝突時、衝突部面積が増大して衝突エネルギーを吸収することを特徴とする衝突エネルギー吸収能に優れたバルバスバウ。I<U<W・・・(1) (もっと読む)


【課題】船体構造の設計を変更することなく、衝突時に、被衝突船の船腹における損傷を効果的に低減することができるバルバスバウを提供する。
【解決手段】外殻鋼板に内殻鋼板を溶接して構成したバルバスバウ2であって、(i)外殻鋼板の降伏強度U(MPa)、内殻鋼板の降伏強度I(MPa)、及び外殻鋼板と内殻鋼板の溶接部における溶接金属の降伏強度W(MPa)が、下記式(1)、(2)、及び(3)を満たし、(ii)衝突時、バルバスバウが均一に損壊して衝突エネルギーを吸収することを特徴とする衝突エネルギー吸収能に優れたバルバスバウ。│I−U│≦70MPa・・・(1)、0≦W−I≦100MPa・・・(2)、0≦W−U≦100MPa・・・(3) (もっと読む)


【課題】船体構造の設計を変更することなく、衝突時に、被衝突船の船腹における損傷を効果的に低減することができるバルバスバウを提供する。
【解決手段】外殻鋼板に、複数の内殻縦鋼板を、船体軸方向に所定の間隔をおいて溶接して構成したバルバスバウ3であって、(i)外殻鋼板の降伏強度U(MPa)、内殻縦鋼板の降伏強度I(MPa)、及び外殻鋼板と内殻縦鋼板の溶接部の溶接金属の降伏強度W(MPa)が、下記式(1)及び(2)を満たし、(ii)衝突時、外殻鋼板が、船体軸方向に、蛇腹状に座屈変形することを特徴とする衝突エネルギー吸収能に優れたバルバスバウ。W−U≧100MPa・・・(1)I−U≧70MPa・・・(2) (もっと読む)


【課題】船首下部で水平板23を具備した球状船首2の上方に凹部24を設けることで、船首波を起こさせないようにし、バラストタンクを型幅を3等分に区画し、中央区画をバラストタンクとして使用しないことで横傾斜調整機能を向上可能とする。
【解決手段】船体1内には縦隔壁63、64により型幅を3等分し、中央に位置する区画は空間部10とし、左右区画はバラストタンク75として使用する。球状船首22の上方かつ船首下部における満載喫水線位置には、船尾方向に窪み船体1の型幅方向に延びる凹部24を設けている。球状船首22には水平板23を設けている。 (もっと読む)


【課題】船型の肥大度が大きい船舶において、平水中の造波抵抗を減少することができる船舶を提供する。
【解決手段】船首前半部の方形係数Cbfが0.88〜0.96の船舶において、船舶の航海速力をVsとし、重力加速度をgとした時に、(0.5×Vs×Vs)/gで計算される水頭をHとしたときに、計画満載喫水の上下Hの範囲内における少なくとも一部の水線面において、船首垂線の垂線間長Lppの1%後方の水線の位置と船首垂線とを結ぶ線分が船体中心線となす角度をα°とし、船首垂線より垂線間長Lppの10%後方の水線の位置と、船首垂線より垂線間長Lppの15%後方の水線の位置とを結ぶ線分と船体中心線とがなす角度をβ°としたときに、この角度βが(100−α×5/4)以下で、かつ、(30−α×2/5)以上であるように構成する。 (もっと読む)


【課題】船首部において、船体による水面の攪乱の度合を小さくすることにより、砕破現象を減少する等して、波浪中抵抗増加を低減することができる船舶を提供する。
【解決手段】船舶の船長方向に関して船首垂線F.P.から後方の垂線間長Lppの0.5%以上5%以下の間の船首フレアFs、F1〜F3の横断面の形状において、船首フレアFs、F1〜F3が傾斜を開始する位置ps、p1〜p3を、満載喫水線Z0よりも垂線間長Lppの0.5%上側の位置より上で、且つ、満載喫水線Z0よりも垂線間長(Lpp)の2%上側の位置より下の範囲内とする。 (もっと読む)


【課題】本願発明は、自動車運搬船の船首部に適用することができるピッチング運動の低減装置であって、建造時に帯状突起部等の溶接作業が不要であり、船首部が海面下に突入した場合には復原力が増大する自動車運搬船の船首構造を提供する。
【解決手段】自動車運搬船の船首垂線よりも船首側の満載喫水線の上方には船首船底部から浮力体が垂設され、該浮力体は船体に一体化されてその両舷方向の断面は緩やかなV字を描くように形成され、船舷側から見た該浮力体の下面の線は該船首垂線と該満載喫水線との交点の上方略1%Lppを起点とし該満載喫水線との仰角が略35°の斜め上方向に向けた略直線であって、船首先端部が形成する略垂直な船首先端線と結ばれる構成とした。 (もっと読む)


本発明は、第1の端部11及び第2の端部12を有するバージ船ユニット、及び推進ユニットを設けられたタグ船ユニットを備え、そのバージ船ユニットは、一方の端部にタグ船ユニットを受けるようになされているバージ船配置に関する。貨物の荷積み、輸送、及び荷降ろしのための効率的な船の組合せを実現するために、バージ船ユニット1の第1の端部11が動作の前方向Fになって第1のタグ船ユニット2によって押航されるために、バージ船ユニット102が、その第2の端部12に第1のタグ船ユニット2を受けるようになされる。さらに、貨物の荷積み、輸送、及び荷降ろしのための効率的な船の組合せを実現するために、バージ船ユニット1の第2の端部12が動作の前方向Fになって第2のタグ船ユニット3によって曳航されるために、バージ船ユニット101が、その第2の端部12に第2のタグ船ユニット3を受けるようになされる。
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