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国際特許分類[B63B35/32]の内容

国際特許分類[B63B35/32]に分類される特許

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【課題】沈んだ船舶のタンクの中に収容されている区画に外側からアクセスすることが容易で、現存する船舶にも適用できる、沈んだ船舶のタンク内に収容されている汚染流体を回収するためのプラントと、このようなプラントのために用いられる特定の導管を提供する。
【解決手段】沈んだ船1の少なくとも1つのタンク4内に収容されている汚染流体を回収するためのプラントであって、甲板2に固定された複数の導管5を有し、各導管は、第1の端部と第2の端部とを有し、沈んだ船舶の沈んだ位置に応じて、加圧された水をタンク内に導入するための手段、又は汚染流体をこのタンクの外側に取り除くための手段を形成することができるプラントに関する。これら導管が、これら導管の第1の端部が、タンクの上部の各角の近くで開き、これら導管の第2の端部は、沈んだ船舶の内側から直接アクセス可能であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】海中や海上等に流出した原油等を、簡単な構造で連続して回収することができる粘着物吸引回収システム及び粘着物吸引回収装置を提供できるようにする。
【解決手段】粘着浮遊物が浮遊する層もしくはその近傍に開口させた吸引口と、当該吸引口に負圧を供給して回収部に流送するための吸引流送用ジェットポンプを、外気を混入した混気ジェット流を噴射口から負圧形成管部分に噴射して当該負圧形成管部分に負圧を形成する混気ジェットポンプに構成し、負圧形成部分の上流側に複数の噴射口を略均等に配設し、噴射口から噴射された複数の混気ジェット流が負圧形成管部分の管内一杯に広がる位置を噴射ノズル側に位置させることにより、混気ジェット流が吐出管内一杯に広がった位置から噴射ノズル側の吐出管の内周面に粘着浮遊物が付着するのを防止するように構成した。 (もっと読む)


【課題】容易にしかも効率良くクラゲを吸引、破砕して廃棄することができるクラゲ除去装置を提供する。
【解決手段】吸い込み口であるフランジ部26が水面付近に設置され水面付近を浮遊するクラゲを水とともに吸引し破砕して排出する吸引破砕装置2と、吸引破砕装置2を駆動する駆動モータ3とを備えたクラゲ除去装置1において、吸引破砕装置2に設けられフランジ部26からクラゲを水とともに吸引するプロペラ13と、プロペラ13の吸い込み側に設けられ吸引破砕装置2に吸引されたクラゲを破砕する第1の破砕刃14と第2の破砕刃15とは同一の推進回転軸11に設けられ、フランジ部26と第1の破砕刃14と第2の破砕刃15とプロペラ13と破砕したクラゲを排出する排出口であるフランジ部27とは直線上に設けられており、推進回転軸11は駆動モータ3とかさ歯車16,19によって噛合し駆動される。 (もっと読む)


【課題】浮遊物の回収技術向上のためには、水面付近において幅広で層状的な吸込み流れを強めて確実に効率良く浮遊物を取り込めること、流出油事故の場合は、緊急性を考慮した走行型で小回りがきくこと、および直接回収による再利用が求められる。
【解決手段】 本発明の浮遊物回収用ポンプ装置を船にセットして一体化することによって走行型の浮遊物回収船として利用できる。本技術の浮遊物回収用ポンプ装置は、水面近くの浮遊物をポンプにより幅広く取り込んだ後、吐出しダクトに接続した浮遊物分離タンクで、比重差を利用して浮遊物のみを回収できるように構成されている。流出油回収では処理剤を使用せずに比重差を利用した直接回収のため、再利用が可能である。 (もっと読む)


【課題】産業廃棄物の発生を抑制し、しかも広範囲の浮遊油を回収可能にする水面浮遊油自走式回収装置を提供する。
【解決手段】水面に浮上可能な部材からなり、油を吸着する油吸着材16と、水面に対して略垂直方向に延びる孔部10aを有し、かつ水面に浮遊可能なフロート10と、フロート10の下部に孔部10aを覆うように設置され、孔部10a内の水を外部に送り出す水中ポンプ14と、水中ポンプ14を駆動させる電池50と、フロート10の上部に設けられ、電池50を収納する電池ホルダ12b及び油吸着材16を収納する孔部12aとを有する電池ボックス12とを備え、フロート10は、フロート10を水面に浮かべた際に外部の水を孔部10aに流入させるための水路を有し、水中ポンプ14は、孔部10a内の水を送り出し、外部からの水が孔部10aに流入することによって水対流を発生させ、油吸着材16は、水対流の経路上に配置されている。 (もっと読む)


【課題】船舶や海上から回収した含油廃水、生活廃水等の廃水を海上で浄化処理し、船舶での再利用、或いは放流を容易に行うことのできる廃水処理船を提供する。
【解決手段】曳航または自走により航行可能な船体1と、前記船体に設けられ、廃水を回収し浄化処理する浄化処理手段10とを具備する廃水処理船100であって、前記浄化処理手段は、廃水を収容する原水タンク11と、前記原水タンクから回収された浮上油を収容する浮上油回収タンク20と、円筒状の直胴部を有すると共に底部が漏斗状に形成され、前記原水タンクから取り出された廃水を凝集剤と共に攪拌し、沈殿物が底部の回収路から回収される攪拌タンク12と、前記攪拌タンクの廃水に対し多段に濾過処理する工程において使用される複数のフィルタ処理タンク21〜23と、前記濾過処理が完了した浄化済廃水を収容する浄化済廃水タンク26〜28とを備える。 (もっと読む)


【課題】化学的および生物学的危険などの、重大な汚染事象もしくは油の流出または同様の危険の原因になり得る遭難船を極めて迅速に安全な状態にすることのできる救助船を提供する。
【解決手段】長さが少なくとも150m、好ましくは少なくとも250mであり、幅が少なくとも30m、好ましくは少なくとも45mである細長いため池12を画定する船体を有する救助船10に関し、それは、船の喫水を少なくとも15m、好ましくは少なくとも20m変更することを可能にするバラスト装置を有する。船体は、バラスト調節可能であると共にため池12を取り囲む2つの横船体14からなり、船尾は、ため池12の後部を閉じることができる、実質的に密封された扉18を有する。それは、船の少なくとも長手方向軸に対して直角をなす一方向に推進力を加えるための操縦手段も有する。 (もっと読む)


【課題】
作業効率よく、且つ、作業中における作業員の危険を可及的に無くしながら、港湾、河川、水路、湖沼等に浮遊している浮遊物を除去することによって、港湾、河川、水路、湖沼等を清浄化できるようにした浮遊物の集塵システムを提供する。
【解決手段】
集塵カゴ4は集塵口を有し、前記集塵カゴはクレーン1に吊り下げて操作し集塵カゴ4の一部又は全部が水没した状態で、縦横無尽に移動して水流を前記集塵カゴ4の集塵口から集塵カゴ4内に導入することで水に浮遊している前記浮遊物を集塵カゴで濾し採るように集塵するものである。 (もっと読む)


【課題】風波や潮流、あるいは海流によって油回収作業を阻害されない流出油回収装置を提供すること。安全かつ迅速な油回収作業が可能な流出油回収装置を提供すること。油流出事故による経済的な損失や環境に与える悪影響を軽減できる流出油回収装置を提供すること。
【解決手段】流出油捕集口4を備え、該流出油捕集口4の後方に回収油貯留室5を設けて流出油捕集器6とし、回収油貯留室5の頂部近傍に回収油送液管7の一端を取付け、回収油送液管7の他の一端を回収油貯蔵タンク8と結ぶ構成の流出油回収装置1とする。 (もっと読む)


【課題】
通常海域とは異なる氷海域においても、海洋における開水部及び/もしくは氷盤上及び/もしくは氷下面に浮遊する油と氷等を分離して回収することを始め、広く水面近傍あるいは水面下に浮遊する浮遊液体を浮遊物体と分離して回収することのできる浮遊液体回収装置及び浮遊液体回収方法を提供する。
【解決手段】
本発明に係る浮遊液体回収装置1は、水面近傍或いは水面下に浮遊する氷A及び油Bを取り込むための開口10を備えた構造体と、前記氷A及び前記油Bの下方の水面下に設けられ気泡を発生させるための気体供給手段20と、前記浮遊液体の特定の方向への移動を促進させるように前記気体供給手段20からの気泡の発生を制御する気泡発生制御手段と、前記構造体の少なくとも一部に設けられ前記移動された浮遊物体と浮遊液体とを分離するための分離手段30と、この分離手段30で分離した浮遊液体を保持する浮遊液体保持手段70とを具備する。 (もっと読む)


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