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国際特許分類[C01B7/13]の内容

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【課題】廃液からヨウ化水素酸を容易に回収できるヨウ化水素酸の製造方法を提供する。
【解決手段】電気透析槽1の第1の陰イオン交換膜Aと第1の陽イオン交換膜Kとの間の原液室6に、ヨウ素およびヨウ素化合物の少なくとも一方を使用した工程にて生成したヨウ素イオンを含む廃液としての原液Dを供給する。陽イオン交換膜Kと第1の陰イオン交換膜Aとの間の濃縮室5に濃縮液Cを供給する。電気透析槽1の電極2a,2b間に電流を供給すると、電気透析槽1内の水素イオンとヨウ素イオンとが濃縮室5内へ透過する。濃縮液C中のヨウ化水素酸の濃度が上昇し、ヨウ化水素酸が濃縮分離される。また、このヨウ化水素酸をヨウ化水素酸濃縮液として回収し、このヨウ化水素酸濃縮液を蒸留精製してもよい。 (もっと読む)


【課題】ブンゼン反応によってヨウ化水素水溶液を生成するに当たり、共沸組成を超えるヨウ化水素水溶液の生成を可能とする。
【解決手段】冷却した水に二酸化硫黄を添加して二酸化硫黄水溶液を生成し、その二酸化硫黄水溶液とヨウ素を含む水溶液とを混合して、ヨウ化水素水溶液と硫酸とを生成する。冷却した水とヨウ素と二酸化硫黄とを反応させてもよい。ヨウ化水素製造装置は、ヨウ素を含む水溶液を収容する反応槽1と、ヨウ素を含む水溶液を収容した状態の反応槽1内に二酸化硫黄を供給する二酸化硫黄供給装置8と、反応槽1内を冷却する反応槽冷却器2bと、を有する。 (もっと読む)


【課題】偏光フィルム等を製造する際に生じる廃液からヨウ化水素酸を製造すると共に、廃液中のホウ素も効率よく回収することができるヨウ化水素酸の製造方法を提供する。
【解決手段】ヨウ素:全ヨウ素量で2〜300g/リットル、ホウ素:0〜50g/リットル、カリウム:0.6〜92g/リットル及び水溶性有機化合物TOC:0〜50g/リットルを含有する廃液をpHが7以下になるように調整した後、電気透析法により廃液中のヨウ素をヨウ化カリウム濃縮液として分離する。そして、ヨウ化カリウム濃縮液は、バイポーラ膜電気透析法により、ヨウ化水素酸水溶液と水酸化カリウム水溶液とに分離した後、蒸留精製してヨウ化水素酸を得る。また、廃液からヨウ素が分離された第1脱塩液は、pHが11以上となるように調整した後、電気透析法により前記脱塩液中のホウ素をホウ酸濃縮液として分離し、更にこのホウ酸濃縮液からホウ酸を晶析させる。 (もっと読む)


【課題】ブンゼン反応を進行させながら、これによって生成された硫酸とヨウ化水素を分離し、これによってヨウ化水素生成効率を向上させる。
【解決手段】ヨウ素およびヨウ化水素を溶解可能であって水溶液と混合しない所定の溶媒(たとえばイオン液体)にヨウ素を溶解させてヨウ素溶液を生成し、このヨウ素溶液中に、二酸化硫黄および水に溶解した二酸化硫黄を注入してブンゼン反応を起こしてヨウ化水素と硫酸を生成し、ブンゼン反応によって生成されたヨウ化水素を前記所定の溶媒に溶解させるとともに、ブンゼン反応によって生成された硫酸水溶液と分離する。または、ヨウ素と、ブンゼン反応によって生成されたヨウ化水素および硫酸水溶液とが収容された容器に、前記所定の溶媒を混入して、この所定の溶媒にヨウ素およびヨウ化水素を溶解させて硫酸水溶液と分離する。 (もっと読む)


【課題】水素製造効率を向上させることのできる水素製造用のヨウ化水素の精製装置及びその精製方法、水素製造用のヨウ化水素の濃縮装置及びその濃縮方法を提供する。
【解決手段】水素製造用のヨウ化水素の精製装置が、ヨウ素、二酸化硫黄、及び水を熱化学的に分解してヨウ化水素及び硫酸を生成する反応手段と、前記反応手段で生成されたヨウ化水素及び硫酸を、ヨウ化水素及び不純物の硫酸を含む原液と、硫酸とに分離する分離手段と、荷電モザイク膜と、前記分離手段から排出された前記原液を前記荷電モザイク膜の一方の面に接触させて、前記荷電モザイク膜に選択的に透過される前記ヨウ化水素を前記原液中から脱塩させる脱塩室と、透析液を前記荷電モザイク膜の他方の面に接触させて、前記荷電モザイク膜に選択的に透過された前記ヨウ化水素を前記透析液に移行させる透析液室と、を具備する。 (もっと読む)


【課題】ブンゼン反応で得たヨウ化水素を含んだ下相液から効率的にヨウ化水素を単離する。
【解決手段】ヨウ化水素製造方法は、二酸化硫黄とヨウ素と水とを反応させてヨウ化水素と硫酸を生成する反応工程と、ヨウ化水素と硫酸をそれぞれ上相液と下相液に2相分離する分離工程と、下相液から硫黄化合物を除去する除去工程と、を有する。反応工程は0.1MPa以上の加圧条件下で行なう。除去工程の前に、上相液と下相液の中間の比重を有してかつ上相液および下相液に対して化学的に安定な分離液(たとえばイオン性液体)を添加する。 (もっと読む)


【課題】有効に水選択透過膜を適用してヨウ化水素水溶液を濃縮し、水素製造効率を向上させた水素製造装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ヨウ素、二酸化硫黄および水から硫酸水溶液およびヨウ化水素水溶液を生成するブンゼン反応装置と、ヨウ化水素水溶液を濃縮した後にヨウ化水素を分解し、水素とブンゼン反応装置へ供給するヨウ素とを得るヨウ化水素濃縮分解装置と、硫酸水溶液を濃縮した後に硫酸を分解する硫酸濃縮分解装置と、を備え、ヨウ化水素濃縮分解装置には、ヨウ化水素水溶液を水選択透過膜によって水分膜分離する水分膜分離装置6が設けられた、水素製造装置において、水分膜分離装置6には、水選択透過膜によって処理されるヨウ化水素水溶液に対して、ヨウ素が析出する温度以上を維持するための熱を供給する熱供給器26が設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ブンゼン反応を利用したヨウ化水素製造方法において、ヨウ化水素を含んだ下相液から、ヨウ化水素ガスを効率よく取り出せるようにする。
【解決手段】水とヨウ素と二酸化硫黄を大気圧以上の加圧条件下で反応させて、ヨウ化水素および硫酸を生成させるとともに、ヨウ化水素の濃度が比較的高い下相液とヨウ化水素の濃度が比較的低い上相液とに2相分離させる2相分離工程(1)と、2相分離工程で分離された下相液に脱水剤を添加して脱水して、無水のヨウ化水素ガスを生成させるヨウ化水素ガス生成工程(4)と、ヨウ化水素ガス生成工程で得られたヨウ化水素ガスを熱分解して水素を生成させる熱分解工程(6)と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 ヨウ化水素生成反応において水に対する二酸化硫黄の溶解度を向上させることにより、二酸化硫黄のヨウ化水素あるいは硫酸への転化率を高め、高濃度のヨウ化水素水溶液を得る。
【解決手段】 このヨウ化水素製造方法では、ヨウ素を含む水溶液と二酸化硫黄とを加圧下(ゲージ圧で0.1MPa以上)で反応させてヨウ化水素水溶液と硫酸を生成する。また、二酸化硫黄を水に加圧下で添加して二酸化硫黄または亜硫酸を含む第1の水溶液を生成し、ヨウ素を含む第2の水溶液と第1の水溶液とを加圧下で混合することにより硫酸とヨウ化水素水溶液を生成してもよい。 (もっと読む)


【課題】少なくとも水、酢酸および無機ヨウ化化合物を含む廃液からヨウ化水素酸を濃縮分離できるヨウ化水素酸の製造方法を提供する。
【解決手段】電気透析槽1の第1の陰イオン交換膜Aと第1の陽イオン交換膜Kとの間の原液室12に原液Dを供給する。陽イオン交換膜Kと第1の陰イオン交換膜Aとの間の濃縮室13に濃縮液Cを供給する。電気透析槽1の電極1a,1b間に電流を供給すると、原液D中のヨウ化水素酸が電気透析にて濃縮室13内の濃縮液Cへと分離される。濃縮室13内の濃縮液C中のヨウ化水素酸濃度が上昇する。蒸留法でも原液Dからヨウ化水素酸を濃縮分離できる。
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