国際特許分類[C01G53/09]の内容
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国際特許分類[C01G53/09]に分類される特許
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塩化ニッケル水溶液の精製方法
【課題】鉄、銅、亜鉛及びコバルトを含有する塩化ニッケル水溶液(A)から、これら金属元素を効率的に除去し、高純度の塩化ニッケル水溶液を製造することができる塩化ニッケル水溶液の精製方法を提供する。
【解決手段】鉄、銅、亜鉛及びコバルトを含有する塩化ニッケル水溶液(A)から、これら金属元素を除去して、塩化ニッケル水溶液を精製する方法であって、下記の第1〜4工程を含むことを特徴とする塩化ニッケル水溶液の精製方法による。
第1工程:前記塩化ニッケル水溶液(A)に、酸化剤として塩素ガスを吹込み、かつ中和剤として炭酸ニッケルを添加して酸化中和処理に付し、予備的に鉄を除去した塩化ニッケル水溶液(B)を得る。
第2工程:前記塩化ニッケル水溶液(B)からなる水相と3級アミンを抽出剤として含有する有機相とを接触して溶媒抽出処理に付し、鉄を除去し、かつ予備的に銅、亜鉛及びコバルトを除去した塩化ニッケル水溶液(C)を得る。
第3工程:前記塩化ニッケル水溶液(C)を陰イオン交換樹脂と接触してイオン交換処理に付し、亜鉛を除去した塩化ニッケル水溶液(D)を得る。
第4工程:前記塩化ニッケル水溶液(D)を水又は塩化ニッケル水溶液で希釈し、Cl濃度を調整した後、酸化剤として塩素ガスを吹込み、かつ中和剤として炭酸ニッケルを添加して酸化中和処理に付し、銅及びコバルトを除去した塩化ニッケル水溶液(E)を得る。
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塩化ニッケル水溶液の酸化中和処理の制御方法
【課題】少なくともコバルトを含有する塩化ニッケル水溶液に、酸化剤と中和剤を添加して酸化中和処理に付し、コバルトを含む水酸化物澱物を生成し、コバルトを除去した終液を得る際、前記酸化剤の添加量を、供給される塩化ニッケル水溶液中のコバルトの変動に応じて過剰量の添加を防止して安定的に制御する方法を提供する。
【解決手段】前記酸化剤の添加量を、前記塩化ニッケル水溶液の供給量及びコバルト濃度の変動に応じて、下記の関係式(1)を満足する酸化剤添加量に調整することを特徴とする。
関係式(1):酸化剤添加量(kg/H)=始液供給量(m3/H)×(A+B)
(式中Aは、「始液中のCoを酸化するために必要な酸化剤量」を表す。またBは、始液Co濃度と生成澱物中のNi/Co質量比の関係式を用いて求めた「生成澱物中のNiを酸化するために必要な酸化剤量」を表す。)。
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オレフィンヒドロシアン化用のニッケル/リン配位子触媒の調製方法
【課題】ニトリル溶媒とニッケルよりも陽性である還元性金属との存在下で二座リン含有配位子をモル過剰の塩化ニッケルと接触させる工程を含むヒドロシアン化触媒の調製方法に適した無水塩化ニッケルを製造する方法を提供する。
【解決手段】水和塩化ニッケルを約200〜約240℃で12時間未満にわたって処理する工程を含む無水塩化ニッケルの製造方法。
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塩化ニッケル水溶液の精製方法及びそれに用いるイオン交換樹脂充填塔
【課題】酸性塩化ニッケル水溶液中に含まれる亜鉛をイオン交換塔内に充填された陰イオン交換樹脂に吸着させて除去する方法において、吸着工程での樹脂への亜鉛吸着量、破過に至るまでの通液量等の吸着性能を向上させる効率的な塩化ニッケル水溶液の精製方法、及びそれに用いるイオン交換樹脂充填塔を提供する。
【解決手段】下記(イ)〜(ハ)の操作を行うことを特徴とする。
(イ)密閉構造のイオン交換塔内の内部に陰イオン交換樹脂からなる固定床を形成する。
(ロ)イオン交換塔の頂部から原液を注入し、流入した原液により、固定床の上部に液層部を形成するとともに、液層部の液圧により陰イオン交換樹脂の浮上を抑えながら固定床を通過し、イオン交換塔の底部から流出する下降流を形成する。
(ハ)固定床の全面にわたりその上面に整流板を配備することによって、前記下降流に、固定床の水平断面の全体に渡って均一な線速度を保持させる。
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