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国際特許分類[C03C11/00]の内容

国際特許分類[C03C11/00]に分類される特許

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【課題】 低温での加熱処理により相分離処理を行い、孔径、空孔率の制御が可能な多孔質ガラスの製造方法を提供する。
【解決手段】 SiOの濃度が50wt%以上70wt%以下、Bの濃度が15wt%以上40wt%以下、LiOの濃度が1.0wt%以上8.0wt%以下、NaOの濃度が2.0wt%以上8.0wt%以下、KOの濃度が0.3wt%以上5.0wt%以下であり、LiOとNaOとKOの濃度の合計が3.5wt%以上15wt%以下であり、KOの濃度がLiOとNaOとKOの濃度の合計に対して0.10以上0.30以下の比率である母体ガラスを、300℃以上500℃以下の温度、3時間以上50時間以下で加熱して相分離させて相分離ガラスを形成する工程と、相分離ガラスをエッチングして多孔質ガラスを形成する工程と、を有することを特徴とする多孔質ガラスの製造方法。 (もっと読む)


【課題】可視光に対して優れた反射防止性能を示す多孔質ガラスを提供する。
【解決手段】シリカを主成分とし、スピノーダル型の相分離由来の孔およびバイノーダル型の相分離由来の孔が形成された多孔質層2を有する反射防止など様々な光学機能を有する光学材料として工業的利用される多孔質ガラス1。母体ガラスを加熱処理することにより、母体ガラスを相分離し、相分離ガラスを酸溶液と接触させることにより酸可溶成分であるアルカリ金属酸化物−酸化ホウ素リッチ相を溶出除去させることにより多孔質ガラス1とする。 (もっと読む)


【課題】高温熱処理や酸処理工程を用いないで、安全でかつ簡素なプロセスで高強度な多孔質ガラスを得ることができる相分離ガラスを提供する。
【解決手段】酸化ナトリウム−酸化ホウ素−酸化ケイ素系の相分離ガラスであって、酸化ナトリウム4重量%以上6.5重量%以下、酸化ホウ素26重量%以上36重量%以下、酸化ケイ素60重量%以上68重量%以下を含有する相分離ガラス。前記酸化ナトリウム、酸化ホウ素および酸化ケイ素の合計の含有量が、相分離ガラスの全体に対し99重量%以上100重量%以下であることが好ましい。 (もっと読む)


本発明は、噴霧乾燥方式により、低コスト疎水中空ガラスミクロスフェアを製造する方法に関し、ホウ酸、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化カルシウムの混合溶液を霧化して、高速度で撹拌しているケイ酸ナトリウムの水ガラス溶液中に入れて、混合溶液噴霧乾燥をしてから、有機ケイ素表面が改質し、疎水ガラスミクロスフェアが得られる。該中空ガラスミクロスフェアは、高生産性、低コスト、高安定性の特徴がある。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内部に大きな閉気孔を有し、非常に低密度のものであることから、極めて高い防音作用、断熱作用、振動の低減作用などを発揮し得るガラス中空体と、その製造方法を提供することを目的とする。また、本発明は、廃ガラスのリサイクルにも寄与するものである。
【解決手段】本発明に係るガラス中空体の製造方法は、高温高圧下、ガラス粒子と水蒸気を接触させる工程;および、当該ガラス粒子を保温材で囲み、マイクロ波を照射する工程を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】排水処理に適用できるガラス発泡体及びその製造方法の提供である。また、リン酸吸着能を付与したガラス発泡体及びその製造方法の提供である。
【解決手段】軟化温度の異なる二種類以上のガラスからなるガラス発泡体であって、少なくとも一種類のガラス3に、該ガラス3よりも軟化温度の高いガラス2が粒子状に分散しており、且つカルシウム成分を含むガラス発泡体により、ガラス発泡体の表面積が増大し、ガラス発泡体表面のカルシウム量が増大することで、吸着物質の吸着性能が向上する。更に、細孔径分布について細孔径が0.1〜2μmの領域に単一の極大値を有し、該極大値が0.1cm3/g以上である空隙4を有することで、ガラス発泡体内部における保水性を高めることができるので、排水中のカルシウムに吸着可能な物質の処理に適用できる。したがって、このようなガラス発泡体をリン酸吸着剤や植物育成用培地に利用できる。 (もっと読む)


【課題】材料のガラス小体の形状を利用して意匠面に凹凸形状の模様を形成した透光性の装飾性に富む建築用装飾ガラス物品とその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の建築用装飾ガラス物品10は、アルカリ溶出量が0.3mg以下のガラスよりなる複数の透光性ガラス小体が互いに部分的に融着した透光不透視のガラス焼結体よりなり、意匠面10aに、透光性ガラス小体の形状に起因する0.2mm以上の高低差を有する表面起伏により凹凸模様が形成されている。また、本発明の製造方法は、耐火容器内に、粒径が0.3〜10mmの透光性ガラス小体を集積し、ガラスの粘度範囲が10〜107.6Pa・sの温度で熱処理することで建築用装飾ガラス物品10を製造する。 (もっと読む)


【課題】ケイ酸を少なくとも99重量%超の含有量で含む高純度ケイ酸質多孔質ガラス及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ケイ酸(SiO)の含有量が99重量%超である高純度ケイ酸質多孔質ガラスの製造方法であって、SiO−Al−B−NaO組成系に、2種以上の2族元素成分とリチウム成分とを少なくとも混合して得られた原料組成物を加熱溶融して母ガラスを作製する第1工程と、前記母ガラスに加熱処理を施して分相する第2工程と、分相された母ガラスに対し酸処理を施しケイ酸以外の成分を溶出する第3工程と、を含むことを特徴とする高純度ケイ酸質多孔質ガラスの製造方法、及び該製造方法により製造されてなる高純度ケイ酸質多孔質ガラスである。 (もっと読む)


【課題】従来の建築材料に比べて軽量で、且つ予期しない爆発や地震又は風圧等に対して充分な耐性を有する発泡ガラスタイルを提供する。
【解決手段】少なくとも1つの面に密閉気孔の外側表皮を含む発泡ガラスタイルであって、30ポンド/立方フィート〜100ポンド/立方フィート(480.5539kg/m〜1601.8463kg/m)の密度、少なくとも2インチ(0.0508m)の厚さ及び30ポンド(13.6078kg)よりも重い重量を有する発泡ガラスタイルとする。 (もっと読む)


【課題】嵩比重が1.2〜1.8程度の排水処理に利用可能なマグネシウム系発泡ガラス材の提供。
【解決手段】粒径5μm〜100μmのガラス粉粒体と、マグネシウム成分を含む粉粒体と、粒径0.5mm〜5.0mmの磁器粉粒体と、発泡剤とを混合装置8により混合して得られた混合物9を、焼成炉11により600℃〜1000℃に加熱して溶融、発泡、焼成し、この焼成物12をジェット噴水装置11により急冷する。これにより得られる粒状発泡ガラス材15は、表面および空隙内壁面にマグネシウム成分を含む粉粒体が露出しており、被処理水へ添加すれば、被処理水に含まれるリンを吸着させて水処理することができる。 (もっと読む)


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