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国際特許分類[C04B41/65]の内容

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国際特許分類[C04B41/65]に分類される特許

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【課題】コンクリート構造物の劣化箇所を単に修繕するだけにとどまらず、塩害、スケーリング、凍結融解等に対する優れた抵抗力を付与することが可能になり、かつ、産業副産物の有効利用に資することができるコンクリート構造物の補修技術を提供する。
【解決手段】コンクリート構造物の表面を、γ−2CaO・SiO2、α−CaO・SiO2およびカルシウムマグネシウムシリケートから選ばれる1種または2種以上の非水硬性化合物を含有する断面修復材で修復し、断面修復材が硬化後、当該構造物の前記修復部分の表面を炭酸化処理するコンクリート構造物の補修工法。この場合、炭酸化深さを0.5mm以上、鉄筋かぶり厚の1/3以下とすることが好ましく、また、炭酸化処理の開始時期を断面修復材の圧縮強度が20N/mm2以上となった時点以降とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 未水和セメントの水和による強度増幅によらないコンクリート構造体のコンクリート強度増幅技術を提供するものである。
【解決手段】 セメント水和物と反応して固体を形成する気体または液体を、当該気体または液体に応じた強度増幅効果のある適正濃度に調製し、コンクリート構造体の全部または表層部のコンクリートの空隙中に浸入させ、前記セメント水和物と前記気体または液体との反応物を生成させ、当該反応物により当該コンクリート構造体の全部または表層部のコンクリート中の空隙を充填し、組織を緻密にする。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物におけるひび割れ部の有効な補修工法を提供すること。
【解決手段】コンクリート構造物2の表面に開口し且つ表面から内部に延びるひび割れ部4を補修するに際し、コンクリート表面に存在するひび割れ部4の開口部に対し、注入口形成部位6を残して、セメントペーストを擦り込んだ後、その擦り込まれたセメントペースト上に、珪酸塩水溶液を塗布して、反応硬化充填物8にて、かかるひび割れ部4の開口部位をシールする一方、注入口形成部位6に形成される注入口12を通じて、珪酸塩水溶液又はそれとセメントペーストを圧入せしめ、ひび割れ部4の深部まで導入して、かかるひび割れ部4内の空隙を埋めた後、注入口形成部位6に対して、セメントペーストの擦込み及び珪酸塩水溶液18の塗布を順次行ない、又は珪酸塩水溶液の塗布を行ない、注入口形成部位6を閉塞するようにした。 (もっと読む)


【課題】 優れた耐酸性とひび割れ抵抗性を併せ持ち、腫れや剥れもない防食性複合体を提供する。
【解決手段】 カルシウムアルミネート系化合物と高炉水砕スラグ微粉末を含有するモルタルまたはコンクリートの表面に有機−無機複合型塗膜養生剤をコーティングした防食性複合体であり、モルタルまたはコンクリートがフライアッシュ、シリカフューム、パルプスラッジ焼却灰、下水汚泥焼却灰、および廃ガラス粉末のうちの少なくとも1種を含有することが好ましい。有機−無機複合型塗膜養生剤が合成樹脂水性分散体、水溶性樹脂、および膨潤性粘土鉱物を含有するものが好ましく、有機−無機複合型塗膜養生剤の膨潤性粘土鉱物が合成フッ素雲母であることが好ましい。また、カルシウムアルミネート系化合物と高炉水砕スラグ微粉末を含有するモルタルまたはコンクリートの表面に有機−無機複合型塗膜養生剤をコーティングする防食性複合体の製法である。 (もっと読む)


【課題】 アルカリ骨材反応を有効に抑制することができ、アルカリ骨材反応により劣化したコンクリート構造物の補修及び増厚に有効で、大面積でも施工性が良好であり、かつ良好な作業性を有し、コンクリート構造物のアルカリ骨材反応を有効に抑制することができるコンクリート構造物の補修または増厚に用いるグラウト材及び当該グラウト材を用いたアルカリ骨材反応防止施工方法を提供する。
【解決手段】 コンクリート構造物のアルカリ骨材反応による経年劣化を抑制し、コンクリート構造物に高強度を付与して、耐久性を与えるために、ポルトランドセメントと、高炉スラグ微粉末と、ナフタリンスルホン酸系減水剤及びメラミン系減水剤と、亜硝酸リチウムと、骨材とを含有してなる。 (もっと読む)


【課題】
壁紙や断熱材、塗料等から発生するホルムアルデヒド等の有害物質が室内空気中に放散されて、発生するシックハウス症候群を解消するために有効な壁材を提供する。
【解決手段】
炭粉粒物と、前記炭粉粒物100重量部に対して100〜300重量部のセメントと、を混合して空練した後に、前記炭粉粒物100重量部に対して30〜150重量部の水と、前記炭粉粒物100重量部に対して10〜20重量部の着色無機顔料と、前記炭粉粒物100重量部に対して1〜10重量部の白華防止剤と、を前記セメントと炭の混合粉末体と共に混練し混合物を得、その後、前記混合物を所定の型枠に流入させ、プレス加工を行ない抜き出して前記混合物のタイルを生成し、蒸気養生を行なった後、タイルの表面に光触媒作用を有する物質を吹きかけて成ることを特徴とするタイルを提供することによって、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】 石灰を被膜成分として含む非水硬化性のコーティング組成物について、乾燥被膜のひび割れという問題を解消してなる組成物を提供する。また石灰を被膜成分として含む非水硬化性のコーティング組成物について、塗膜のひび割れを抑制する方法を提供する。
【解決手段】 石灰を被膜成分として含む非水硬化性のコーティング組成物の一成分に、キレート作用を有する化合物を使用する。好ましくは分子量1000以下、より好ましくは600以下のカルボン酸系キレート化合物、ホスホン酸系キレート化合物、燐酸系キレート化合物、スルホン酸系キレート化合物または還元性有機酸系キレート化合物などの有機系キレート、または燐酸塩や硫酸塩などの無機系キレートを使用する。 (もっと読む)


【課題】劣化防止剤をコンクリート内に確実かつ効率的に含浸させることができるコンクリートの劣化防止方法および装置を提供する。
【解決手段】コンクリート構造物の表面の処理部分に、所望の空間を隔てると共に周囲を密着させた状態でカバー部材を取り付けて、該空間内の空気を吸引し、上記空間内に負圧もしくは真空を発生させることにより液状劣化防止剤を導入すると共に、所定量の液状劣化防止剤が導入された時に該導入を停止し、さらにコンクリート内の空気を吸引することで脱気を行い、上記空間内に液状劣化防止剤を置き換えてコンクリート内に含浸せしめる。 (もっと読む)


【課題】
ポーラスコンクリート構造体の空隙内壁面や外面全体に渡って確実に多孔質無機粉状物の被膜を固着させ微生物の定着と、藻や水草等の水生植物の着床、活着を促す多孔質無機粉状物のポーラスコンクリート構造体への成膜装置並びにその方法を提供する。
【解決手段】
セメントと多孔質無機粉状物とを含む懸濁液に、ポーラスコンクリート構造体の一部又は全部を浸漬し、懸濁液を攪拌混合させつつ該ポーラスコンクリート構造体に振動を加えながら、懸濁液中でのポーラスコンクリート構造体の内外の構造体要素の表面に多孔質無機粉状物膜を形成させる。 (もっと読む)


【課題】
既設コンクリート構造物の表面に防錆剤を塗布してコンクリートの劣化を防止する工法において、浸透性防錆剤の必要量を内部の鋼材部分にまで十分に浸透させることが可能であり、コンクリート構造物の内部の鉄筋等の防錆を長期的に維持できるコンクリート構造物への防錆剤施工方法を提供すること、及び前記施工方法に用いられる浸透防錆剤組成物を提供する。
【解決手段】
鉄筋等が埋め込まれたコンクリート構造物の表面に、ポリオキシエチレンアルキルエーテル及び/又はジアルキルスルホコハク酸塩を0.005〜2.0質量%配合した水溶液からなる湿潤化用配合水を塗布して水分を含浸させた後、(A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル及び/又は(B)ジアルキルスルホコハク酸塩が配合され、前記(A)及び/又は(B)成分の含有量が0.1〜2.0質量%であり、かつpHが9以上である亜硝酸塩水溶液からなる浸透性防錆剤組成物を塗布する。 (もっと読む)


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