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国際特許分類[C07B37/02]の内容

国際特許分類[C07B37/02]に分類される特許

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【課題】目的に応じて高い反応選択性及び目的物質の生成率を確保できる有機化合物の反応方法及び製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも2種類の流体を用いるものであり、そのうちで少なくとも1種類の流体については、有機化合物を少なくとも1種類含む流体であり、上記以外の流体のうちで少なくとも1種類の流体については、液体形態もしくは溶液中の反応剤を少なくとも1種類含む流体について、近接・離反可能に互いに対向して配設され、少なくとも一方が他方に対して回転する処理用面間にできる薄膜流体中で上記の各流体を合流させるものであり、当該薄膜流体中において有機反応させる。 (もっと読む)


ニトリル基、カルボン酸基、カルボン酸エステル基、およびカルボキサミド基からなる群より各々独立して選択される少なくとも2つの官能基を有する化合物を連続的に製造するための方法であって、この方法は以下の工程:
a)この付加反応のための触媒として適切であり、かつ混合物を得るための反応混合物に関しては均質であるa3)による化合物の存在下で、少なくとも2つの官能基を含むa1)による化合物を製造するために必要とされる官能基を有する2つの末端オレフィンを加える工程であって、該混合物は、
a1)該2つの末端オレフィンのモノ付加によって得られ、かつニトリル基、カルボン酸基、カルボン酸エステル基、およびカルボキサミド基からなる群より各々独立して選択される少なくとも2つの官能基を有する化合物、
a2)該2つの末端オレフィンのポリ付加によって得られる化合物、ならびに
a3)この付加反応のための触媒として適切であり、かつ反応混合物に関して均質である化合物を含む、工程、
b)工程a)において得られる混合物を蒸留して、
b1)塔頂生成物としての、該2つの末端オレフィンのモノ付加によって得られ、かつニトリル基、カルボン酸基、カルボン酸エステル基、およびカルボキサミド基からなる群より各々独立して選択される少なくとも2つの官能基を有する化合物、ならびに
b2)以下のb2a〜b2cを含む混合物:
b2a)該2つの末端オレフィンのモノ付加によって得られ、かつニトリル基、カルボン酸基、カルボン酸エステル基、およびカルボキサミド基からなる群より各々独立して選択される少なくとも2つの官能基を有する化合物、
b2b)該2つの末端オレフィンのポリ付加によって得られる化合物、ならびに
b2c)この付加反応のための触媒として適切であり、かつ反応混合物に関して均質である化合物を得る工程、
c)工程b2)において得られる全体の混合物またはその一部を、工程c)において供給される混合物b2)中における成分b2c)に対する成分b2b)の重量比が保持物中よりも小さいように、浸透物および保持物を得るために半透膜によって分離する工程、
d)工程b2)において得られる浸透物を部分的または完全に工程a)において循環する工程、
ならびに
e)c)において部分的または完全に分離されなかった工程b)において得られた混合物の一部を工程a)に循環する工程
を含む。 (もっと読む)


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