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国際特許分類[C07C19/01]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 有機化学 (230,229) | 非環式化合物または炭素環式化合物 (64,036) | ハロゲン原子を含有する非環式飽和化合物 (395) | 塩素を含有するもの (129)

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【課題】 エチレンや塩化ビニルなどの炭素数2の不飽和化合物と四塩化炭素を出発物質として、収率良く、かつ簡易に下記式で示される高次塩素化プロパンを得る。
CCl−CCl(3−m)(m−1)−CCl(3−n)
(mは1又は2、nは0〜2の整数)
【解決手段】 鉄−リン酸エステル系触媒を用いて、炭素数2の不飽和化合物と四塩化炭素から下記式
CCl−CCl(2−m)−CCl(3−n)
(m及びnは上記式と同一の整数)
で示されるクロロプロパン含む粗生成物を得、該粗生成物から触媒に用いたリン酸エステルを除去する。その後、該リン酸エステルの除去された粗生成物に、触媒として無水塩化アルミニウムを添加、溶解させ、更に塩素を供給することにより、脱塩化水素反応と塩素付加反応を同じ反応器内で行わせる。 (もっと読む)


【課題】ハロゲン化プロパンの製造方法においては、原料にプロパンを用いた例は知られておらず、原料にプロパンを用いることができれば、より安価かつ安定的にハロゲン化プロパンを製造することが可能であるため、プロパンを原料に用いたハロゲン化プロパンの製造方法を提供する。
【解決手段】第7族金属、第8族金属、第11族金属およびそれら金属の化合物からなる群から選択された少なくとも1種を含む触媒の存在下、プロパンをハロゲン化水素および酸素と反応させて、ハロゲン化プロパンを製造する。 (もっと読む)


【課題】 リン酸−鉄系触媒を用いて、エチレン、塩化ビニル等の炭素数2の不飽和化合物に四塩化炭素を付加させてバッチ式でポリクロロクロパンを製造する場合の第2バッチ目以降の反応を安定的に短時間で行わせる。
【解決手段】 各バッチ反応の完了後に、反応器から反応混合物を排出させる際に、反応混合物の全量を排出させることなく、2体積%、好ましくは5体積%程度を反応容器内に残した状態とし、該反応混合物が反応器内に存在する状態で次バッチの反応原料(四塩化炭素及び不飽和化合物)を導入して反応させる。 (もっと読む)


【課題】 1,1,1,3−テトラクロロプロパン等の下記式(1)
CCl−CCl(2−m)−CCl(3−n) (1)
で示されるクロロプロパンを、下記式(2)
CCl−CCl(3−m)(m−1)−CCl(3−n) (2)
(上記各式中、mは1又は2、nは0〜3の整数)
で示される2位の炭素上の塩素が1つ増加したクロロプロパンへと変換する効率的な製造方法を提供する。
【解決手段】
塩化アルミニウムを触媒とし、式(1)で示されるクロロプロパンを式(2)で示されるクロロプロパンへ反応系内で一度に変換する。反応系内に触媒となる塩化アルミニウムを存在させる方法としては、式(1)で示されるクロロプロパンと無水塩化アルミニウムとを反応器内に入れておき、無水塩化アルミニウムの一部が溶解した後、該反応器中へ時間をかけて塩素を導入することによって、上記変換を行わせる方法が好ましい。 (もっと読む)


【課題】取扱い性に劣る塩素化剤を必要とせず、イミドイルクロリド化合物を合成する新規な製造方法、並びにこれを用い、各種化合物を高収率かつ高純度で得る製造方法を提供する。また、イミドイルクロリド化合物をこれと無水フタル酸化合物との混合物から効率的かつ高純度でイミドイルクロリド化合物を単離する方法を提供する。
【手段】特定のアミド化合物と特定のフタル酸クロリド化合物を反応させ、特定のイミドイルクロリド化合物を生成させるイミドイルクロリド化合物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】バッチ反応を繰り返して行う方式によりポリクロロプロパンを製造する場合に、各バッチの反応速度及び選択率を安定的に制御できる方法を提供すること。
【解決手段】上記方法は、液相の反応系中で、エチレン等に四塩化炭素を付加してポリクロロプロパンを得る付加反応を、液相と気相とが存在するバッチ式反応器内で気相部にエチレン等を供給しつつバッチ方式で行い、バッチ反応終了後に反応器から反応混合液を排出し、続いて同反応器に四塩化炭素及びエチレン等を供給し、前記付加反応をバッチ方式にて繰り返して行う場合の第2バッチ以降において、気相部の全圧を、エチレン等の所望分圧と気相部に存在するエチレン等以外の気体の分圧との合計の圧力に設定して行うことを特徴とする、連続バッチ反応方法である。 (もっと読む)


【課題】バッチ反応を繰り返して行う方式によりポリクロロプロパンを製造する場合に、各バッチの反応速度及び選択率を安定的に制御できる方法を提供すること。
【解決手段】上記方法は、液相の反応系中で、エチレン等に四塩化炭素を付加してポリクロロプロパンを得る付加反応を、液相と気相との存在下にバッチ方式で行い、反応混合液を排出後に反応器に次バッチ反応のための原料を供給し、前記付加反応をバッチ方式にて繰り返して行う場合の第2バッチ以降において、前記反応終了後、反応混合液を排出後に反応器に次バッチ反応のための原料を供給するに際して、先ず反応器内に四塩化炭素を仕込んだ後、気相部にエチレン等を供給して加圧し、次いで排気して気相圧力を低下させる加圧/減圧操作を1回以上行った後に、気相部にさらにエチレン等を供給して加圧して各バッチ反応を行う、連続バッチ反応方法である。 (もっと読む)


【課題】クロロプロペンを、塩素(Cl)と反応させる塩素付加反応により、クロロプロパンを効率的かつ連続的に得る製造方法および装置の提供。
【解決手段】下記式(1)CCl=CCl(2−m)(m−1)−CCl(3−n)(mは1又は2、nは0〜3の整数)で示されるクロロプロペンを反応系内に供給しつつ、反応混合液の一部を連続的に抜き出し、該抜き出し液は塩素を溶解させた後に反応系へと再添加して循環させ、添加されたクロロプロペン及び塩素から生成する反応生成混合物の量に相当する量の反応混合液を、別途連続的に抜き出し、該抜き出し液から下記式(2)CCl−CCl(3−m)(m−1)−CCl(3−n)(mは1又は2、及びnは式(1)における値と同一)で示されるクロロプロパンを回収する。 (もっと読む)


【課題】 内壁がステンレスなどの金属系素材で構成された容器中で保存しても、安定性に優れ、また各種化合物の原料(中間体)として用いる際に副反応などの予期せぬ問題を生じにくいクロロプロパンを提供する。
【解決手段】 1,1,1,2,3−ペンタクロロプロパンなどの下記一般式(1)で示されるクロロプロパン100質量部に対し、シクロアルケンを0.002質量部〜0.5質量部含有させたクロロプロパン組成物とする。
CCl−CCl(2−m)−CCl(3−n) (1)
(上記式において、mは0〜2であり、nは0〜3の整数である)
従来使用されている安定剤である含酸素化合物や含有窒素化合物に比べて、シクロアルケンは予期せぬ副反応を生じる可能性が低く、また必要に応じてのクロロプロパンとの分離も容易である。 (もっと読む)


【課題】 1,1,1,2,3−ペンタクロロプロパン等の、少なくとも一つの水素原子と、該水素原子を有する炭素原子に隣接する炭素原子に結合した塩素原子とを有するポリクロロプロパンを蒸留精製するに際し、蒸留時の熱分解等による収量や純度の低下を抑制する。
【解決手段】 蒸留前の粗ポリクロロプロパンに対して、オイゲノール、o−アリルフェノールなどのアリル基で置換されたフェノール化合物を添加し、その後に蒸留する。アリル基の不飽和結合が、加熱により脱離して生じる塩化水素を捕捉することによって、該塩化水素が触媒又は反応基質として作用する副反応が抑制されるものと推測される。 (もっと読む)


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