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国際特許分類[C07C2/26]の内容

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【課題】より高い触媒活性と生成物選択率を有し、かつ、プロセス閉塞の原因となるポリマーの副生を抑制できる、工業的に有利なα−オレフィン低重合体の製造方法を提供する。
【解決手段】触媒の存在下、溶媒中で原料α−オレフィンの低重合反応を行うことにより、反応生成物であるα−オレフィン低重合体を得るにあたり、該触媒が、遷移金属含有化合物、アルミニウム含有化合物及び下式(I)で示されるハロゲン含有化合物からなる触媒であり、反応器内の溶媒に対する水分重量が0.1〜13.0wtppmであることを特徴とするα−オレフィン低重合体の製造方法。


[式中、Xはハロゲン原子を表し、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、置換基を有していてもよい炭化水素基又は置換基を有していてもよいヘテロ原子含有炭化水素基を表し、Rは置換基を有していてもよい芳香族基又は芳香族複素環基を表す。] (もっと読む)


エチレンのオリゴマー化のための触媒組成物であって、(i)R’がアルキル、アルケニル、アリール、アラルキルまたはシクロアルキル基であり、Xがハロゲン、好ましくはClまたはBrであり、mが0から4、好ましくは0〜3である、一般式MXm(OR’)4-mまたはMXm(OOCR’)4-mを有する遷移金属化合物に水を制御しながら添加することによって得られる、少なくとも部分的に加水分解された遷移金属化合物、および(ii)助触媒としての有機アルミニウム化合物、を有してなり、水と遷移金属化合物のモル比が約(0.01〜3):1の間の範囲内にある触媒組成物;エチレンのオリゴマー化プロセス;およびこの触媒組成物を調製する方法が開示されている。 (もっと読む)


【課題】クロム系触媒を用いるエチレン低重合体の製造方法において、エチレン低重合体が分離されたハイボイラーからクロム系触媒等の分解生成物が生じにくい条件でデセンを回収する方法を提供する。
【解決手段】クロム系触媒を用いるエチレンの低重合反応により得られたエチレン低重合体を含む反応液から、蒸留操作によりエチレン低重合体とクロム系触媒、デセン、テトラデセン、及び副生ポリマーを含むハイボイラーとを分離し、次いで、ハイボイラーを蒸発分離器70及び液溜タンク80によりテトラデセン濃度が5重量%以上になるように濃縮すると共に、デセンを下記一般式(1)を満たすように蒸発分離する。式(1)中、Tは、蒸発分離器70における残溶液の温度、θは、蒸発分離器70における残溶液の滞留時間である。
θ/1.2EXP(850/T)≦1 (1) (もっと読む)


本発明は、ネオヘキセンを含む反応混合物を形成するために、イソブテンを、タングステン水素化物、有機金属タングステン化合物、及び有機金属タングステン水素化物から選択されるタングステン化合物を含む担持触媒、及び、アルミニウムの酸化物を含む支持体と接触することを含み、好ましくは、ネオヘキセンを単離するために、反応混合物からネオヘキセンを分離することを含む、ネオヘキセンの製造方法に関する。接触により、特に、単一の(反応)工程において、ネオヘキセンへの高いモル選択性で、ネオヘキセンを直接的に生産することができる。接触は、50乃至600℃の温度、0.01乃至100MPaの全絶対圧下で行われる。 (もっと読む)


a)クロム、モリブデンまたはタングステンの供給源;b)一般式(I)を有する第1リガンド;(R)(R)P−X−P(R)(R)(I)[式中、Xは、式−N(R)−の架橋基であり、ここで、Rは、水素、ヒドロカルビル基、置換ヒドロカルビル基、ヘテロヒドロカルビル基、置換ヘテロヒドロカルビル基、シリル基またはこれらの誘導体から選択され;RからRの少なくとも3つは、それぞれがオルト位の少なくとも1つにおいて極性置換基を有する、場合により置換された芳香族基から独立に選択され;場合により、RからRの1つは、ヒドロカルビル、置換ヒドロカルビル、ヘテロヒドロカルビルおよび置換ヘテロヒドロカルビル基から独立に選択され、但し、基が芳香族の場合、オルト位のいずれにも極性置換基を含まない。]c)一般式(II)を有する第2リガンド;(R1’)(R2’)P−X’−P(R3’)(R4’)(II)[式中、X’は、一般式(I)の成分(b)、第1リガンドのXに関して定義した通りの架橋基であり;R1’からR4’の少なくともR1’およびR2’は、ヒドロカルビル、置換ヒドロカルビル、ヘテロヒドロカルビルおよび置換ヘテロヒドロカルビル基から独立に選択され、但し、基が芳香族の場合、オルト位のいずれにも極性置換基を含まず、;場合により、R3’およびR4’の、一方または両方は、オルト位の少なくとも1つにおいて極性置換基を有する、場合により置換された芳香族基から独立に選択され、または両方共これから選択されない。]を含む触媒前躯体組成物。また本発明は、本発明の触媒前躯体組成物および付加的成分、d)共触媒を含む触媒系に関する。さらに本発明は、オレフィンモノマーの三量体化および四量体化、特にエチレンの1−ヘキセンおよびl−オクテンへの三量体化および四量体化のためのプロセスに関し,このプロセスは、少なくとも1つのエチレンモノマーを本発明の触媒系と接触させることを含む。 (もっと読む)


【課題】クロム系触媒を用いてα−オレフィンを低重合する方法、特にエチレンから1−ヘキセンを高収率で製造する方法を提供する。
【解決手段】クロム系触媒として、少なくとも(a)クロム化合物、(b)アミン、アミド及びイミドより成る群から選ばれる含窒素化合物、及び(c)アルキルアルミニウム化合物から形成されたものを用い、かつ反応液中のα−オレフィン低重合体/α−オレフィンのモル比を0.05〜1.00に維持しつつ反応を行なう。 (もっと読む)


【課題】クロム系触媒を使用したオレフィン低重合体の製造方法において、オレフィンの三量体を高収率、高選択的に製造し、しかも副生ポリマーを粒状に回収し付着を防止することによって、効率的に分離し得るように改良されたオレフィン低重合体の工業的に有利な製造方法、該オレフィン低重合体の製造方法を重合触媒の共存下で実施する経済的優位な製造方法の提供。
【解決手段】クロムを含有する触媒を使用したオレフィン低重合体の製造方法において、オレフィンと該触媒の接触を、金属アルキル化合物であらかじめ処理した担体の存在下に行うこと、また金属アルキル化合物あるいはその反応生成物のうちの少なくとも一つを一成分として含む粒子状固体触媒成分の存在下に行うことを特徴とするオレフィン低重合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 タンタル触媒の存在下、オレフィンを三量化させる方法であって、目的物である三量体を効率よく得ることができるという優れた特徴を有するオレフィンの三量化方法を提供する。
【解決手段】 下記式(1)で表される化合物および下記式(2)で表される化合物の存在下にオレフィンの三量化反応を行うオレフィンの三量化方法。
2TaX3 (1)
(式(1)中、Rは、同一又は異なり、炭素数1〜6の炭化水素基を表し、Xは、同一又は異なり、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルコキシ基又は炭素数1〜20の炭化水素基が二つ置換したアミノ基を表す。)
STaY4 (2)
(式(2)中、Sは、同一又は異なり、炭素数1〜6の炭化水素基を表し、Yは、同一又は異なり、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルコキシ基又は炭素数1〜20の炭化水素基が二つ置換したアミノ基を表す。) (もっと読む)


【課題】 エチレンを三量化する反応において、取り扱いが容易で、かつ高活性な触媒系を用い、しかも高選択的に1−ヘキセンを製造する方法を提供する。
【解決手段】 クロム化合物、アルキル金属化合物及びイミド化合物からなるクロム触媒の存在下にエチレンを三量化する反応において、溶媒として脂肪族炭化水素を用い、さらに内部オレフィン化合物、非共役ジエン化合物及び非共役トリエン化合物からなる群より選ばれた少なくとも1種以上の化合物を、仕込み溶液の0.01〜50容量%の割合で反応系に添加する。 (もっと読む)


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