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国際特許分類[C07C45/50]の内容

国際特許分類[C07C45/50]に分類される特許

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【課題】炭素数2以上の原料オレフィンを、水素及び一酸化炭素と反応させることで対応するアルデヒドを高い直鎖選択性で製造するにあたって、触媒コストを低減し安価にアルデヒドを製造する。
【解決手段】多座の有機リン化合物由来の配位子と下記式(a)で示される構造を有する遷移金属錯体の存在下、炭素原子数2以上の原料オレフィンを水素及び一酸化炭素と反応させることによりアルデヒドを製造する。該遷移金属錯体に対する該多座の有機リン化合物由来の配位子のモル比を1以上20以下とする。


(Mはロジウムを除く周期表の第8〜10族遷移金属) (もっと読む)


【課題】ヒドロホルミル化反応のプロセスにおいて、容易に直鎖型アルデヒドの高い選択率が高められ、且つ、製品の品質に対して悪影響を及ぼさない経済的に有用な方法を提供する。
【解決手段】炭素数3以上の原料オレフィン、水素、一酸化炭素、及び不活性ガスを反応器に供給し、有機リン化合物由来の配位子を有する遷移金属を一種以上含む錯体の存在下、ヒドロホルミル化反応を行うことにより生成されるアルデヒドを含む反応混合物を得て、該反応混合物から水素及び一酸化炭素を含有するガスを分離し、該反応器に循環供給するアルデヒドの製造方法において、該反応器中の不活性ガスの分圧を0.10〜10.00MPaとすることを特徴とするアルデヒドの製造方法。 (もっと読む)


本発明の対象は、POSS修飾リガンド、及びヒドロホルミル化における触媒作用を有する組成物中でのその使用に関する。 (もっと読む)


ノルマル(N)およびイソ(I)アルデヒドをN:I比で製造するための直列の複数(例えば2つ)の反応ゾーンのヒドロホルミル化プロセスの制御であり、方法は、オレフィン性不飽和化合物(例えばプロピレン)を、一酸化炭素、水素、ならびに、(A)遷移金属(例えばロジウム)、(B)オルガノビスホスファイトおよび(C)オルガノモノホスファイトリガンドを含む触媒と接触させることを含み、該接触を、第1および後続の反応ゾーン内で、各ゾーン内のオレフィン性不飽和化合物分圧を含むヒドロホルミル化条件で行い、第1の反応ゾーン内のオレフィン性不飽和化合物分圧を低減させてN:I比を低減させること、または、第1の反応ゾーン内のオレフィン性不飽和化合物分圧を増大させてN:I比を増大させることによって制御を実施する。 (もっと読む)


ノルマル(N)アルデヒド及びイソ(I)アルデヒドを、或るN:I比で製造するヒドロホルミル化プロセスの制御方法であって、このプロセスが、オレフィン性不飽和化合物、例えばプロピレンを、合成ガス並びに遷移金属、例えばロジウム並びにオルガノポリホスファイト及びオルガノモノホスファイト配位子を含む触媒と接触させることを含み、前記接触を、合成ガス分圧を含むヒドロホルミル化条件で実施し、前記方法が、第一反応ゾーン内で合成ガス分圧を上昇させてN:I比を減少させるか又は第一反応ゾーン内で合成ガス分圧を低下させてN:I比を増加させることを含む方法。 (もっと読む)


ノルマル(N)およびイソ(I)アルデヒドをN:I比で製造するための直列の複数(例えば2つ)の反応ゾーンのヒドロホルミル化プロセスを制御する方法であり、方法は、オレフィン性不飽和化合物を、合成ガス、ならびに、(A)遷移金属(例えばロジウム)、(B)オルガノビスホスファイトリガンドおよび(C)オルガノモノホスファイトリガンドを含む触媒と接触させることを含み、該接触を、第1および後続の1つまたは複数の反応ゾーン内で、各ゾーン内の遷移金属濃度を含むヒドロホルミル化条件で行い、該方法が、第1の反応ゾーン内の遷移金属濃度を低減させてN:I比を低減させること、または第1の反応ゾーン内の遷移金属濃度を増大させてN:I比を増大させること、を含む、方法。 (もっと読む)


遷移金属−リガンド錯体ヒドロホルミル化触媒及び水蒸気の存在下において少なくとも1種のアルデヒドを製造するための、気相触媒ヒドロホルミル化方法。驚くべきことに、供給流体に少量の水蒸気が存在することで触媒活性が維持される。さらに、活性を維持するために、失われたリガンドに代えて追加リガンドを加えてもよい。さらに、緩衝液による触媒の処理が触媒活性を回復させる。 (もっと読む)


本発明は、テトラフェノール置換された構造、殊にメタ置換されたキシレンの合成に関する。このテトラフェノール種の構造は、有機燐化合物、殊にオルガノホスファイトに変換される。更に、本発明の対象は、前記の有機燐化合物と共に遷移金属を有する、触媒作用する組成物の製造である。更に、本発明の対象において、触媒作用する組成物は、例えばHCN、CO、水素およびアミンのような小さな分子との化学反応で使用される。 (もっと読む)


一般式(I):


(式中Rは、1〜30個の炭素原子を含むアルキルまたはアリール基であり;Ar1及びAr2は、4〜30個の炭素原子を含むアリール基であり;R1〜R6は、H、或いは1〜40個の炭素原子を含むアルキルまたはアリール炭化水素基であり;且つXは、連結基または単純化学結合である)の構造を有する新規の3価の有機ホスファイトリガンドが開発され、且つエチレン性不飽和物質のためのヒドロホルミル化方法に極めて活性であることが見出された。Rh金属を有するこれらのリガンドから調製された触媒溶液は、単純アルケンの並外れた“リガンド加速効果”、すなわちリガンド濃度が増加するにつれて、ヒドロホルミル化活性が増加することを示し、且つ典型的なヒドロホルミル化条件下で、直鎖または分岐のアルデヒドを生産することができる。
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遷移金属並びにオルガノポリホスファイト及びオルガノモノホスフィンを含むリガンド混合物を利用することによる、オルガノポリホスファイトリガンドの改良された安定性を有する少なくとも1つのアルデヒド生成物を製造する連続ヒドロホルミル化方法。この方法は、オルガノポリホスファイトリガンド及び有機モノホスフィンリガンドの存在下に、1種又はそれ以上のオレフィン性不飽和化合物を一酸化炭素及び水素と反応させることを伴い、かかる少なくとも1種のリガンドは、遷移金属と結合して、遷移金属-リガンド錯体ヒドロホルミル化触媒を形成する。驚くべきことに、オルガノモノホスフィンのRh/オルガノポリホスファイト触媒系への添加は反応速度の有意な損失をもたらさなかった。 (もっと読む)


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