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国際特許分類[C07C49/786]の内容

国際特許分類[C07C49/786]に分類される特許

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【解決課題】安価でかつ安定であって簡便に利用可能であり、触媒活性が高くて高い転化率(反応効率)を達成でき、しかも、失活し難くてリサイクル性にも優れており、各種の有機合成反応において好適に利用可能な有機合成反応用触媒、及びこれを用いたアルコール類の酸化方法やジアリールエーテル類の製造方法を提供する。
【解決手段】有機化合物の合成反応に用いられる触媒であって、前記触媒が、鉄元素を含むナノ粒子に溶媒が配位した溶媒配位鉄ナノ粒子からなる有機合成反応用触媒であり、また、この有機合成反応用触媒を用いたアルコール類の酸化方法及びジアリールエーテル類の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】極めて簡易な配位子をもつ有機分子が自己集合により形成し、それ自身がナノチューブ状の比表面積の高い構造をもつ、常温、大気中で安定なペルオキソ錯体とその酸化反応用触媒としての利用方法を提供する。
【解決手段】ペプチド脂質を金属と混合することで形成する金属配位型有機ナノチューブをアセトニトリル−水などの混合溶媒に分散し、過酸化水素などの過酸化物を添加することで、これまでに得られていないナノチューブ状という高い比表面積をもつ、常温、大気中で安定なペルオキソ錯体が得られる。また同時に、得られたペルオキソ錯体を酸化反応用触媒として用いてアルコールをケトン又はカルボン酸に酸化できる。 (もっと読む)


【課題】酸化触媒として有用な異種金属4核錯体及びこれを用いた酸化反応による酸化物の製造方法を提供する。
【解決手段】下式(1)で表される異種金属4核錯体。


(式中、M及びMは、同一または異なり、周期律表第6族元素からなる群より選ばれる1種以上の元素を表し、R、R、R及びRは、同一または異なり、炭素数1〜20の置換基を表し、RとR及びRとRの少なくとも1組は縮合環を形成していてもよく、k、l、m及びnは各々独立に0〜3の整数を表す。) (もっと読む)


【課題】取り扱い上で問題となる重金属酸化剤や過酸化物系酸化剤、及び有機溶媒を用いることなく、安全な酸素を酸化剤として用い、芳香族置換脂肪族化合物から芳香族置換脂肪族ケトン化合物を製造する方法を提供する。
【解決手段】テトラリンなどの芳香族置換脂肪族化合物から1−テトラロンなどの芳香族置換脂肪族ケトン化合物を製造するに当たり、担持金ナノ粒子触媒を用い、分子状酸素を含む反応場にて酸素酸化反応を行うことからなる、芳香族置換脂肪族ケトン化合物の製造方法。
【効果】分子状酸素並びに担持金ナノ粒子触媒のみを用い、穏和な反応条件下、芳香族置換脂肪族化合物から芳香族置換脂肪族ケトン化合物を、高い反応転化率並びに反応選択性で製造できる。 (もっと読む)


【課題】各種のアルコールからカルボニル化合物をより高い収率で製造する方法を提供する。
【解決手段】ルテニウム及び白金から選ばれる少なくとも1種の金属が活性炭担体に担持された触媒と、酸素と、の存在下、R−Z−CH(OH)−R、R−Z−CH=CH−CH(OH)−R、及びR−CH(OH)−CHうちのいずれかで表されるアルコールを酸化して、アルデヒド化合物又はケトン化合物からなるカルボニル化合物を製造することを特徴とするカルボニル化合物の製造方法。(R及びRは水素原子、ヒドロキシ基、ニトロ基等を、Z及びZは2価の芳香環を、R及びRは水素原子、C1〜20のアルキル基等を、RはC1〜20のアルキル基等を表す。) (もっと読む)


【課題】金属系の酸化剤や触媒を使用することなく、アルデヒド又はケトンを効率よく製造できる芳香族アルコールの酸化方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る芳香族アルコールの酸化方法は、比表面積が20m/g以上の炭素材料、酸素含有ガス及び硝酸又はアルカリ金属水酸化物の存在下で、芳香族アルコールを酸化する方法である。 (もっと読む)


【課題】アルファ−オキソカルボキシレート及び臭化アリールからのケトンの新規製造方法を提供する。
【解決手段】化合物(I)を


、遷移金属触媒の存在下、化合物(II)R−Brと反応させ、式(III)


のケトンを製造する。 (もっと読む)


【課題】製造コストが低く、収率が高い上、環境負荷が小さいカルボニル化合物の製造方法を提供する。
【解決手段】触媒を用いた酸化反応によるカルボニル化合物の製造方法であって、前記酸化反応の基質として、炭化水素化合物を用い、前記触媒は、下記式(1):
【化1】


で表される単核性バナジウム錯体を含むカルボニル化合物の製造方法とする。これにより、製造コストが低く、収率が高い上、環境負荷が小さいカルボニル化合物の製造方法を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】 有機合成の属する分野および他の分野において要求されている,温和な条件下でのアルコール類のアルデヒド,ケトンへの選択的酸化法を提供すること。
【解決手段】 4つのフェニル基の1つに置換基を導入したテトラフェニルビスムトニウム塩を酸化剤として用いることにより,上記課題を解決することができた。 (もっと読む)


本発明は、一般式(1)で示され、その式中のR′及びR′′が無関係にアルキル基、シクロアルキル基及び2−フリル基から選択され、又はR′及びR′′は一緒になって結合されて、リン原子と共に、少なくとも3つの炭素原子を含む炭素−リン単環又は炭素−リン二環を形成し、前記アルキル基、シクロアルキル基及び炭素−リン単環は、非置換であるか、又はアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アルコキシ基及びアリールオキシ基の群から選択される少なくとも1つの基によって置換されており、Cpsは、部分的に置換もしくは完全に置換されたシクロペンタジエン−1−イル基であって、縮合環系をもたらす置換を含む基であり、かつ前記シクロペンタジエン−1−イル基の1位での置換は、そのシクロペンタジエン−1−イル基が縮合環系の一部でないか又はインデニル基の一部である場合には必須であるホスフィン化合物に関する。また特許請求の範囲に記載したものは、これらのホスフィンを、触媒反応において配位子として用いる使用並びにこれらのホスフィンの製造である。
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