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国際特許分類[C07C51/285]の内容

国際特許分類[C07C51/285]に分類される特許

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【課題】簡単容易化な工程や製造設備により、処理の安定性,確実性,イニシャルコスト,ランニングコスト等に優れつつ、蓚酸が、高い収率で工業的に大量生産可能であり、もって蓚酸の大幅な低価格化が実現される、蓚酸の製造方法を提案する。
【解決手段】この製造方法は、水溶液中の酒石酸を、OHラジカルにて酸化分解することに基づき、蓚酸を製造する。すなわち、酒石酸のカルボキシル基について、OHラジカルが水素原子を奪って酸化すると共に、酸素原子を二重結合化させ、もって二酸化炭素として遊離させる。そして、残基の炭素原子の不対電子にOHラジカルが付加して、グリオキサールが生成される。もってグリオキサールについて、OHラジカルが水素原子を奪って酸化すると共に、炭素原子を不対電子有化し、OHラジカルが付加することにより、蓚酸が合成される。このようにして、1モルの酒石酸から1モルの蓚酸が製造される。 (もっと読む)


【課題】α,ω−ジカルボン酸又はそれらのエステルの製造方法。
【解決手段】次の工程:a.不飽和脂肪酸又は不飽和脂肪酸誘導体をオゾン分解する工程、b.オゾン分解から得られた反応混合物を、α,ω−ジカルボン酸又はそれらのエステルに酸化する工程、その際に工程b)において、25℃で測定したゼロ以下のpKa値を有する強酸を触媒として添加し、かつその際に前記方法を、溶剤を使用して実施する。 (もっと読む)


【課題】三置換オレフィン類を過酸化水素で酸化して、ケトン類およびカルボン酸類を製造する方法を提供すること。
【解決手段】タングステン金属、モリブデン金属等からなる群から選ばれる少なくとも1種の金属化合物と過酸化水素を反応せしめてなる金属酸化物触媒の存在下に、一般式(1)


(式中、R1、R2およびR3は、置換されていてもよいアルキル基等を表わす。また、R1とR2、R1とR3またはR2とR3が一緒になって環構造の一部を形成してもよい。)
で示される三置換オレフィン類と過酸化水素とを、65〜200℃の範囲で反応させることを特徴とするケトン類およびカルボン酸類の製造方法の提供。 (もっと読む)


【課題】
ポリ酸が活性成分となる液相反応において、溶媒や反応物に不溶のため使用後に回収可能かつリサイクル可能な触媒とその製造方法を提供する。
【解決手段】
溶解したポリ酸塩を、有機金属化合を介して担体に担持させ固定化した後、酸処理によりイオン交換を行うことを特徴とする触媒の製造方法。この触媒はポリ酸を活性成分とする種々の液相反応に有効な酸化触媒及び酸触媒である。 (もっと読む)


【課題】不飽和トリアシルグリセロールを原料として、過酸化水素を酸化剤として用い、モノカルボン酸、ジカルボン酸、及びトリカルボン酸を効率的に合成する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】不飽和トリアシルグリセロールと過酸化水素とを、タングステン酸、ヘテロタングステン酸及びそれらの塩から選ばれる一種以上、並びに第四級アンモニウム多塩基酸水素塩の存在下で反応させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】温和な反応条件下で、α,β−不飽和アルデヒドからα,β−不飽和カルボン酸を高収率で得ることができると共に反応操作が簡便で反応終了後の溶媒除去操作を不要とし、かつ環境や人体への影響・毒性がきわめて小さい、α,β−不飽和アルデヒドの過酸化水素酸化反応による安全かつ簡便で効率的なα,β−不飽和カルボン酸の製造方法を提供する。
【解決手段】好ましくは有機溶媒の非在下、α,β−不飽和アルデヒド類と過酸化水素水溶液とを、脂肪族カルボン酸の2価のパラジウム金属塩触媒の存在下で、酸化反応させてα,β−不飽和カルボン酸を製造する。 (もっと読む)


本発明は、式で示される3−クロロ−2−フルオロ−5−トリフルオロメチル安息香酸又はその塩の製造方法を含む。3−クロロ−2−フルオロ−5−トリフルオロメチル安息香酸又はその塩は、薬学的又は農芸化学的活性薬剤を調製するための多用途な中間体である。
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【課題】安全に、かつ、金属触媒を使用せずに低コストで不飽和結合を含む化合物を酸化開裂し、効率的にモノカルボン酸化合物及びジカルボン酸化合物の少なくともいずれかを得ることのできる優れたカルボン酸化合物の製造方法を提供すること。
【解決手段】不飽和結合を含む化合物と、重金属元素を含まない酸化剤とを、温度180〜370℃、圧力1〜25MPaの亜臨界水中で反応させることを特徴とするカルボン酸化合物の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】金属触媒を使用せずに低コストでグリセリンを酸化し、効率的かつ選択的にジヒドロキシアセトン乃至グリコール酸を得ることのできる、優れたジヒドロキシアセトン乃至グリコール酸の製造方法を提供すること。
【解決手段】グリセリンと、前記グリセリンに対して1〜14倍モルの重金属元素を含まない酸化剤とを、温度180〜370℃、圧力1〜25MPaの亜臨界水中で反応させることを特徴とするジヒドロキシアセトン乃至グリコール酸の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】安価な原料を使用し、工業的に高い収率で生産性に優れたビフェニル−2,3,2′,3′−テトラカルボン酸の製造方法を提供する。
【解決手段】
1,2−ジメチル−3−クロロベンゼンをカップリング反応させて、ビフェニル−2,3,2′,3′−テトラメチルを生成し、晶析により単離する第一工程、前記ビフェニル−2,3,2′,3′−テトラメチルを酸化して、晶析によりビフェニル−2,3,2′,3′−テトラカルボン酸を単離する第二工程、からなることを特徴とする。 (もっと読む)


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